【 】 著者が語る隠された福島原発事故の恐怖

【 】 著者が語る隠された福島原発事故の恐怖
刊した問題のルポ「闇に消される原発被曝者」
●作業をしているのはロボットじゃない
 福島原発の事故以来、現場作業で被曝(ひばく)した労働者は何十人何百人に上るのか?
 東電は「特例上限の250ミリシーベルトを超えたのは6人だけ」と発表しているが、本当のところは誰にも分からない。いくらでも隠し事やゴマカシのきく世界が原発労働者なのである。
 世間から隔離され、隠されてきた原発労働者の実態を37年間追いかけてきたルポルタージュ問題作が復刊された。「闇に消される原発被曝者」(八月書館)だ。写真家の樋口健二氏が嫌がらせや妨害の中、体当たりで原発内部と被曝者に直接取材してきたものである。
 あらためて樋口氏に聞いた。
原発労働者の過酷な実態は、37年前から変わっていませんよ。
東電協力企業社員といったやさしい言葉に置き換えられたけど、30万円とか50万円というカネで
原発労働者が全国から福島に集められ、大量被曝が確実の原発に送り込まれている。 テレビなど
の報道では、高濃度の建屋内はロボットが作業していることになっている。 あれはウソです。 原発
内はパイプが縦横に走り、高い場所での作業も必要。 ロボットでは手に負えない。 修理修復や放射能除去の掃除は人海戦術でやるしかない。 人間であれば、息をする。こうしている間にも、次々と労働者は内部被曝しているのです」
 与えられた作業のノルマを達成しないと、労働者は賃金をもらえない。 だから、線量計のアラーム
が鳴ろうと無視して作業を続ける。
暑いし苦しいし見えづらいから、防毒マスクをはずして作業する労働者も少なくない。 その結果、
体が動かなくなり、やがてがん死。 そんな人を樋口氏は何人も見てきた。
「それでも昔は、上限が50ミリシーベルトだった。 それが100に緩和され、今回の福島では250に
上げられた。250という数字は死に直結するものです。 労働者の声を聞こうと、私は福島に行った。でもJヴィレッジに隔離され、取材は禁止。 取材したら罰則が待っている。なぜ、そこまで隠すのか。
大変なことが起きているからでしょう。 あと5年、10年したら、がんで死ぬ被曝労働者がどれだけ
出ることか」
 闇に消される原発労働者は、いま現在も生み続けられている。それが現実なのだ。
 http://gendai.net/articles/view/syakai/131454
・・・   サン ヨリ
【 】9・11テロ事件はアメリカ製・ホロコーストは嘘  エジプトのワフド党副総裁:
・・・  
<9・11テロ事件>、<ホロコースト>、<アンネの日記>、などに関して、それらが皆、我々の考えている常識的理解が間違っている、と指摘している。これらは以前から既に良く研究している人々の間では理解されていた事だが、口に出して言う有名人や著名人は数えるばかりだった。メディアが、つまり新聞やテレビがそう言わねば信じない人々があまりに多いからだ。また言えば、社会的に葬られるような憂き目に遭って来たから皆恐れて言わない。

 これからこのワフド党副総裁のような理解や発言が、アラブ世界だけでなく、ロシア、中南米
中国などにも拡大し、ヨーロッパからも声が上がるようになれば、最終的にはアメリカ合衆国
も拡大し、最後は日本にもその理解が広がることになろう。 既に昨日の記事にあったように、7・7ロンドン地下鉄テロ事件もイギリス国家の自作自演だと発言する勇気ある元警察官が出てきているように。

 ワフド党副総裁の言っていること、特にホロコーストの否定に関しては、ヨーロッパでは禁止になっている国々が多い。 そのことを語れば、牢獄に繋がれるのだから、どこに言論の自由があるというのだろうか? これだけとっても、ヨーロッパは自分達の「民主主義」などを誇れるわけはないのだ。 ヨーロッパ人もいい加減にエズ・エルアラブ副総裁のように声を挙げるべきである。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
●エジプトのワフド党副総裁:9・11テロ事件はアメリカ製・ホロコーストは嘘
http://www.washingtontimes.com/news/2011/jul/5/egypt-party-leader-holocaust-is-a-lie/?page=all#pagebreak
・・・   彼はナチスが第2次世界大戦中に600万人を殺害したということを否定した。
 「ホロコーストは『嘘』だ。ドイツ占領下のユダヤ人は240万人だった。全員殺害したとしても、まだ360万人残っている。どこからやってきたのかね?」

 エズ・エルアラブは、ナチスが何十万人ものユダヤ人を殺害したことは認めた。「しかし、ガス室と飢餓に追い込んだことなどはどうか? 空想上の話だ」と付け加えた。

 エズ・エルアラブは更に、「アンネの日記」の信憑性について攻撃している。彼はストックフォルムで博士号取得で研究したと語った。「これが偽物だと神に誓ってもいい」と彼は語った。「アンネはそこにいたが、日記は偽物だ」と言う。
インタビューの中で、エズ・エルアラブはまた、オサマ・ビン・ラディンは9・11テロ事件の黒幕ではない、と語った。

 。アルカイダの指導者のビン・ラディンのことを彼は「アメリカの工作員」と呼んだのだが、そのビン・ラディンについて「彼があれを実行するノウハウや実行する実力は持ってはいなかった」と語った。

 「もしも彼がその実力を持っていたとしたら、イスラエル議会のクネセトに一機の航空機を突っ込ませた方がより大きな効果があっただろう」とエズ・エルアラブは述べた。

 この攻撃の真犯人は誰か、と問うと、エズ・エルアラブは、CIA、イスラエルモサド、そして軍産複合体である、と応えた。
・・・  http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/589/   サン ヨリ

【 】 小沢一郎元代表が「連日連夜の会合」は「政治的影響力低下に滲む焦り」なのか、政敵を欺く謀略か
◆文春が7月11日、「小沢一郎氏『連日連夜の会合』 政治的影響力低下に滲む焦り」(7月14日号掲載)という見出しをつけて、小沢一郎元代表の動静をレポートして、「政治的影響力低下に滲む焦り」と判定している。
 しかし、文春が、小沢一郎元代表の動静について、どこまで事の真相を正しくつかんでいるかを、この判定が正しいか、間違っているかを、即断するのは、危険である。 じっくりと真偽を見極めなくてはならない。
 私の愛読書『統帥綱領』(大橋武夫著)に書かれている「将帥についての名言」に次のような言葉がある。 「事の真相を正しく見極めることは困難である。事 は予想どおり現れているのに、全然予想が外れたように見えることが多い。 目前の幻影を取り去って、真相をつかむことが大切である」
 とくに、「連日連夜の会合」=「政治的影響力低下に滲む焦り」と短絡的に結論づけているのは、早とちりも甚だしい。  小沢一郎元代表の「連日連夜の会合」は、あくまでも表向き、目に見える現象にすぎない。これをもって、小沢一郎元代表の動静のすべてであるかのように、受け取るのも、拙劣であろう。 ・・・
とりわけ、代議士になり、42年間も、権謀術数渦巻く政争の間に身をおいてきた小沢一郎元代表の動静を日々の耳目に入る現象のみで判断していると、事の本質を見誤ってしまう。結論的に言えば、この記事は、「反小沢派」を騙す「目くらまし」の効果があるとすれば、かなり秀逸な謀略記事と言えるだろう。
 なお、最近の小沢一郎元代表の「陰の部分」の一端については、「板垣英憲情報局」にて、紹介するので、以下の【参考】と対照しながら、読んでいただきたい。
◆【参考】週刊文春か7月11日、「小沢一郎氏「連日連夜の会合」 政治的影響力低下に滲む焦り」(7月14日号掲載)を以下のように)配信した。
 「いっこうに辞める気配のない菅直人首相の前に、存在感がかすむ一方なのが、民主党小沢一郎元代表だ。 小沢氏は六月二十九日夜、東京・四谷の寿司屋で鳩山由紀夫前首相と会談し、『なかなか、しぶとい男だなあ』、『尋常な精神力じゃない』と愚痴をこぼしあった。 鳩山氏は内閣不信任決議案でともに『菅降ろし』を仕掛けながら、土壇場で裏切った人物。 その鳩山氏と語りあい、『まあ、次の代表選では連携しよう』と確認しあったところに、小沢氏の苦境がにじむ。 事実、最近の小沢氏は誰とでも会う。 鳩山氏と会談した翌日には、首相補佐官を退任して事務所へ来た馬淵澄夫国土交通相を『いろいろと大変だったな』とねぎらい、『またいろいろ聞かせてほしい』と今後の連携を約束した。
夜は赤坂の『飲み会』で側近議員を前に『菅は本当によく分からない奴だ』などと首相を批判する一方で『鳩山さんも、よく分からないんだよな』と本音を漏らす場面も。 連日連夜の会談、居酒屋や東京・深沢の自宅での側近たちとの小沢氏の会合を、民主党の他グループ議員は『求心力が落ちた焦りの表れ』と冷ややかに分析する。 不信任案の採決前日には七十人を集めて『さすがは小沢氏だ』と党内外を唸らせたが、いまや小沢一派も足並みが乱れる。
 ・・・  選挙基盤が弱く、菅首相の『脱原発解散』におびえる若手たちに、小沢氏は『解散なんてできるはずがない。二年後にダブル選挙だ』と鼓舞するが、具体的に阻止する手立てがあるわけでもない。『四十〜五十人をまとめて代表選で勝負。 勝てる候補なら野田でも、前原誠司前外相でもいい』(小沢グループ幹部)と息巻くが、相手側が受け入れる保証もない。 唯一の明るい話題は、一連の『政治とカネ』問題の公判で、東京地裁が元秘書らの調書の一部を採用しないと決定したことくらい。『小沢氏本人が無罪となる可能性が高まった』と側近はみるが、それでも判決はまだまだ先。
『ポスト菅』の代表選には間に合わず、当面、小沢氏が政治的影響力を発揮できる状況にはない」
 小沢一郎元代表は親衛隊「一新会」を表の部隊と裏の部隊に分けて、小沢一郎政権樹立を目指して代表選の「票固め」と「衆参ダブル選挙」の準備を進めている
 ◆〔特別情報?〕
 小沢一郎元代表に近い筋の情報によると、小沢一郎元代表が、「陰」に潜んで「迂直の計」を着々と進めているという。 その情報を整理すると、以下のようになる。
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/2888e80fda9ced70a85aba4b5076740c?fm=rss   サン ヨリ

【 】 日刊ゲンダイ原発50基分!埋蔵電力活用で『脱原発』できる」
☆ なんと原発50基分!埋蔵電力活用で「脱原発」できる
日刊ゲンダイ7月9日掲載) http://netallica.yahoo.co.jp/news/199198
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak48/msg/734.html

ガ然、注目されているのが「みんなの党」の渡辺喜美代表が国会で指摘した「埋蔵電力」の活用だ。 日本中の企業の自家発電設備をフル活用すれば電力不足を補えるという。
 「企業の自家発電能力は、約6000万キロワットもあります。東電の供給能力約6000万キロワット、原発40〜50基に匹敵する規模です。そこで
自家発電の余剰分である『埋蔵電力』を活用すべきだと国会で提案したのです。 ただ、
政府は余剰分がどのくらいか把握していないという答えです」(渡辺事務所)
               ↓
ashura820
https://twitter.com/#!/ashura820/status/90626592526700544
 TBSのひるおびというひどい番組は、さっそく企業の自家発電についてのネガティブキャンペーンを開始した。何とかしてこれを潰そうとして、負の部分だけを大きく報道しようと懸命になっている。 最低のマスコミだ。
低気温 http://alcyone.seesaa.net/article/214453356.html   サン ヨリ
【 】 小沢一郎元代表の側近・平野達男復興担当相が「党員資格停止処分取り消しは当然あってしかるべき」と発言!
 ・・・ 平野氏は『国難に与党・政府一体で取り組むのは当然だ』と述べた上で『政治経験の豊かな、信用できる政治家をきちっと配置し、助言を求め、一定のお願いをして担っていただくことは大事なこと』と強調した」
 平野達男復興担当相は、岩手県選出の参院議員で、達増拓也岩手県知事とともに、小沢一郎元代表の側近議員である。小沢一郎元代表を嫌って感情的な報道をし続けている朝日にしては、珍しい記事だ。
政治資金規正法違反事件というのは、いわゆる形式犯であり、この法律名が示しているように「政治犯」である。殺人や強盗事件などの自然犯とは本質的に違う。 謀略により政敵を罪に陥れるのに使い勝手のいい武器となり得る。 ・・・ 自分たちが、菅に「叛旗」を、「一刻も早く退陣せよ」と詰め寄っている。にもかかわらず、だれからも処分されないという不思議現象が起きている。
 これらに比べければ、平野達男復興担当相や達増拓也岩手県知事は、切実である。東日本大震災・大津波・福島第1原発大事故が起きてから早くも丸4か月が過ぎたというのに、「瓦礫の山」は、20%〜30%が処理されたにすぎない。瓦礫の山から発せられる悪臭はひどい、蠅や蚊が湧き出て、被災民を悩ませている。これは、小沢一郎元代表党員資格停止という名の座敷牢にぶち込んだまま、使いこなそうとしなかった菅や岡田ら政府与党の執行部の「コチコチ頭」に元凶がある。 毛利敬親公のようにもっといい加減に対処すればよいものを、頭の回りが悪い。
平野達男復興担当相や達増拓也岩手県知事と言えども、親分の政治力(政治的影響力=人、モノ、カネを動かす力)には、とうてい及ばない。 被災者の苦痛を考えれば、待ったなしなのだ。被災地では、前途に希望を持てない高齢者を中心に自殺者が、相次いでいる。 これは、もはや為政者による「二次被害=人災」だ。 菅政権の不作為を許してきた多くの国民も、同罪である。 昨年7月の参院選挙以来、どれほど菅政権を支持してきたことか。 それがいまは、菅に対する支持率が、朝日の7月12日付け朝刊の世論調査の結果によるとわずか「15%」というから、笑ってしまう。
 狂気ディビッド・RFが、「カナダ、メキシコを合併」や「アジア政府」を妄想して悪あがき、何とかして生き延びようとしているという
◆〔特別情報?〕
 いまや狂人の噂が絶えない米国最大財閥のディビッド・RF(3世代目の5男・末子、96歳)が、またまた物議を醸している。 いつもビックリ箱を手慰みでつくっては、周りの人々を驚かせている。 今度は、いつもよりは、かなりタチの悪いビックリ箱だ。それは、以下の通りである。
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/fd87865979f8751bf459f4c0daba54a7?fm=rss   サン ヨリ
【 皇統の争い〜現天皇家:闇組織の謀略〜 】
[現天皇家と元天皇家=満州国/関東軍/闇組織]のブログより、『現天皇家:闇組織の謀略
http://jinruisi.seesaa.net/article/105974783.html )より紹介します。
天皇家【朝鮮王朝で朝鮮系統の歴史を持つ民族:北朝系?】と現天皇家【秦皇帝家(秦の始皇帝の末裔)・韓皇帝家で中国・韓国系統の歴史をもつ民族:南朝系?】との綱引きが現在も続いている?とのこと。詳細は調査が必要であるが・・・

                                                            • 転載

 明治維新において、「天皇家・入れ替わり事件」が起こりました。具体的には、「元・天皇家」(=京都)が追い出されて、「現・天皇家」(=秦皇帝家・東京)が誕生したわけです。
 「追い出された元・天皇家」の最後の天皇は、「孝明天皇」で、後「榎本武揚」と呼ばれます。榎本武揚は、「北海道での五稜郭戦争」で敗退しましたが、後に「海軍中将」に就きます。 
・・・ つまり「元・天皇家」(=闇組織)側は、全くの正体不明である「秘密結社」から、常に監視されかつ「元・天皇家の人々の命」さえ握られているのです。
 「現在の秘密結社」に関しては全く不明ですが、「秘密結社の歴史的ルーツ」については、日本史上で明確に記録されています。次回は、「秘密結社の歴史的ルーツ」について紹介します。

                                                            • 終了        サン ヨリ

【 】 社民党が原子炉建屋の耐震構造に関するスクープ資料を入手か
ジャーナリスト 田中稔
https://twitter.com/#!/minorucchu/status/90622941586403328
東電内部告発の技術幹部から爆弾資料を入手。原子炉建屋の耐震構造上、大問題となるスクープ資料だ。近くメディアで公表へ。
 ・・・  低気温 http://alcyone.seesaa.net/article/214449295.html  サン ヨリ

【 】 ストレス・テストの怪・・・誤魔化されるようなら日本はダメだろう
 原発再開のために政府は突如として「ストレス・テスト」というのを出してきた。
内容を聞くと「震度6地震がきた」とか「10メートルの津波が来た」というように「危険なことが起こる想定」をして、その時に原発がどうなるかをシミュレーションで調べると言う。   ・・・・・・
実にバカらしいことだ。 このようなことで、もし日本国民が納得したら、やはり「日本では原発はできない」ということになるだろう。
この方法の欠陥は3つ。  (1) 従来からの方法と変わらない、
(2) コンピュータは「現在想定していることしか分からない」、
(3) 想定外のことが起こった福島原発の教訓が生きない。
原子力発電所の大事故については、多くの研究や検討があり、普通は[シビア-・アクシデント]と呼ばれていた。
つまり、臨界事故や今回のような冷却が出来なくなる事故などは、大事故として予想されていた典型的なものだ。
それなのになぜ、今回のような大事故になったのだろうか?
 ・・・ 震度6の想定もしていなかった。
それでも、「玄海原発の安全宣言」が出たぐらいだから、適切で今までの事故例を参考にしたストレス・テストの前提を作れるはずもない。
私は「ストレス・テスト」というのは今までもやっていることを、名前を変えてハードルを上げたように見せかける卑劣な提案と思う。
もう少し誠意を持って欲しい。もし、政府が「原発は危ないけれど
電気がいるから動かす」というなら、そのように言って、住民をあらかじめ退避させるとか、救命ボート(バス、マスク、風向計)を準備するとかして、誠意を見せたらどうか。
http://takedanet.com/2011/07/post_8ef8.html   サン ヨリ

【 】 世界諸国はいかにうまく米国を殺せるのであろうか
・・・ この頃、米国を陰で支えていたのが日本であり、金本位制から解き放たれた後も、フィアットマネーとしてバブル化した基軸通貨ドルとの共存を図っていた。
しかし、それから40年。世界は変わった。米国自身も変わった。1970年代に生まれたスタグフレーションという造語は今は当てはまらず、中産階級とベビ−ブ−マ−の貧困化(screwing)とインフレが重なったスクリューフレーション(screwflation)という造語が生まれるに至った。
1970年代以降、米国では「今生きて、後で支払う(live now, pay later)」というシステムが機能し、それで過去何度かの経済危機もくぐり抜けてきた。しかし、今回は通貨増刷・米国債増発などを背景とするドル膨張、それと表裏をなす金融バブルが破裂しているだけに、構造的に修復不能な局面へ突入した。
誰しも、もう「今生きて、後で支払う(live now, pay later)」ことなど許されないと理解している。「後で支払う」という約束事も次々破られている。住宅ロ−ンなどはその典型であるが、「後で支払う」と誓約しながら、支払うことを放棄しなければならなかった。債務不履行である。
さらに、国家もそのような方針で運営されてきたため、「今生きて、後で支払う(live now, pay later)」期限がついに差し迫ってきた。7600万人とされるベビ−ブ−マ−退職後の社会保障問題である。
投資家マーク・ファーバー氏の言葉を借りれば、「合衆国では、債務の水準が修復できる域を超えています。メディケア、メディケイド、社会保障、こうした給付施策の未積立債務を含めたらです。そして、これが、さらにドルを刷ることを余儀なくさせます。私の見たところ、この問題に取り組もうという真の政治的意志が存在していません。なぜなら、給付を削減しようとする者は、議員として再選されませんから」と口にする。
・・  次期大統領候補のロン・ポ−ル氏の言葉を借りれば、「フィアットマネーを刷れば刷るほど、価値は減るのです。価値を得ることは出来ないのです。印刷機から富を創り出すことは出来ないのです」ということになる。ウォ−レン・バフェットが言う、「印刷機から富を創り出す」ことなどできないと、歴史は教えてくれることでしょう。
イザ!  http://fxdondon.iza.ne.jp/blog/entry/2352949/サン   サン  ヨリ

【 】 〔放射能郡山市では「玉砕ムード」が高まっているようだ 低気温
Hina  https://twitter.com/#!/nijntje08/status/90397288203169792
郡山出身の友人に、ご家族は避難したか聞いてみたら「郡山の家族も友達みんなも避難せず残ってるよ。健康に支障出ることはもう諦めてるようだよ。」と。 病気になる事が分かりながら、諦めてそこに住み続けるなんて。 福島県内の線量が高い所に住む人達を避難させる方法は無いだろうか。悲しすぎる。
  ・・・ http://alcyone.seesaa.net/article/214396068.html   サン ヨリ


【 】 浜田政務官が国会で「地震兵器・津波兵器が技術的に可能なのは、国際軍事上では常識」と答弁
7月11日、衆議院復興特別委員会で、みんなの統一協会の柿澤未途議員が浜田政務官の過去の
言説に対して質問を行っている。 その様子がYouTubeにアップされているので、一部を書き起こした。

 アメリカ命のみんなの党・柿澤議員の勉強不足ぶりがひどく、YouTubeのコメント欄でも「情弱」などと冷笑されているのは笑える。 完全にB層か、さもなくば意図的に浜田議員を「とんでも扱い」して人工地震疑惑を払拭しようというものだろう。 いずれにしても必死にアメリカを弁護する様子が伺えて面白い。個人的には柿澤議員は寝た子を起こした可能性が高いのではないかと見る
“転載】2011年07月11日/地震兵器、津波兵器を使うことも厭わぬ”
http://www.youtube.com/watch?v=7CV_cVUtZo8
柿沢未途「そこで、浜田政務官国際政治学者時代の論文を今日は資料として配付をさせていただきました。 スマトラ沖地震に隠された仰天情報。 私なりに要約すると、アメリカが気象コントロール技術を研究していて、2004年のインドネシアスマトラ沖地震と巨大津波アメリカの開発した地震兵器
津波兵器が引き起こした疑いがある。 文字通り、仰天をするような内容がここに書いてあります。
資料の3枚目。アメリカの思惑として地震津波の襲ったこの地域は、熱烈なビンラディン支持者が多い。 東ティモールの実装勢力も独立された。 アメリカの石油資本にとって長年の敵が消滅し、願ってもない自然災害だった、と書いてある。 最後には、悪の枢軸国に対しては地震津波兵器を使うことを厭わぬアメリカ、こういうふうに書いてあります。 浜田政務官がこのような論文を書いたり発言をするのは一度や二度ではありません。 いわば、浜田政務官の持論であり信念であるといって差し支えないと思います。 こういう方を公認して選挙に擁立した自民党もなかなか勇気があるなと思いますが
菅総理にいたっては、この海外の人脈やパイプを生かして国際的な震災復興の協力体制を築いて
欲しい。 何をどうして欲しい、っていうんですかねえ。 正直、スマトラ沖地震津波アメリカの地震津波兵器の仕業だと言われたら、国際的な震災復興の協力と言ったって、むしろアメリカだって“こんな人を登用するなんて日本国政府は何を考えているんだ”と思われてしまうのではないかと心配をいた
します。 どう思われますか、浜田政務官

浜田政務官「お答えいたします。地震兵器とか自然改変兵器というのは、アメリカだけではなくて旧ソ連も今のロシアも中国も多くの国々が研究開発に余念なく取り組んできた事実があります。しかも地震あるいは津波を人工的に起こすということは、実は技術的には可能だと言われているのは、国際軍事上においては常識化されているわけであります。そういった意味で、スマトラ沖地震にしてもそういう可能性があるということを踏まえた上で世界の国際政治の現実を捉える必要があるというのが、私の基本的な考え方であります。だからといって、そのことによってアメリカ政府やアメリカのさまざまな企業が日本のために援助をしない、そんなことは決してありません。現実にさまざまなアメリカの軍の関係の技術、国立の様々な研究所から、今回の大震災に関して“技術的な協力をしたい”という申し出が寄せられているという事実があるわけであります」
国離離脱 ・・・ http://qualitysaitama-blog.at.webry.info/201107/article_15.html    サン ヨリ
⇒ 今回もまとも。
【 】 第45代大統領就任後、アメリカ経済はメルトダウンする?
CNBCのインタビューでニューヨーク大学のルービニ教授はこう答えた。
■ 2011年の後半は、前半よりも若干よくなる
■ 2012年に巨大な財政問題が起きる
■ 『完璧な嵐』が2013年にやってくる。 なぜなら誰もが缶を道に蹴り落とすからだ。
ギリシャは缶を蹴り落とす。アメリカの財政は大統領選挙後に蹴り落とされるだろう。
Source: Business Insider
どうやらルービニ教授は今後のアメリカの経済は大統領選挙がキーになるとみている。

ルービニ教授だけでなく、実はもう一人大統領選に注目している算命学の帯刀鴻基先生がいる。
 第45代アメリカ大統領の時、USAはメルトダウンし、アメリカ新資本主義が誕生する(帯刀鴻基)

算命学の時代論の概要から言いますと、初代アメリカ大統領から第44代オバマ大統領まで全てアメリカ合衆国歴史を分析。 歴史からの分析で、またイラク戦争はUSAの鬼門通過現象でした。 日本は現代鬼門通過中なので政治・経済がごらんの通り(帯刀鴻基)

つまり、第45代大統領就任から、アメリカは鬼門となるということだそうです。
6月の菅政権の内閣不信任案では誰もが可決を信じていた中、帯刀鴻基先生は「菅直人には強い運気がついているから、辞めない」といい不信任の否決をズバリ的中させた人だ。
 6月7日 第53回収録トーク 「不信任案否決 強い運気が伴うペテン師総理」
恐るべき算命学。
 第45代大統領就任となるのは、オバマ落選の2013年か、任期終了の2017年のどちらかだ。 こうなれば、来年の大統領選挙はめちゃくちゃ注目ですね。
  ・・・ アメリカ経済ニュースBlog http://uskeizai.com/article/213984621.html   サン ヨリ

【 】 公開なかったSPEEDI 避難先は線量高い北西方向(産経新聞)
【大震災を生きる】第2部 原発と子供たち(1)
 「SPEEDI(スピーディ)が公開されていれば、北西方向に避難することもなかったのに…」
 東京電力福島第1原子力発電所から北へ約32キロ、福島県南相馬市鹿島区に住む主婦、只野知子さん(35)は、悔やんでも悔やみきれない気持ちでいっぱいだ。
 東日本大震災翌日の3月12日午後3時半ごろ、自宅にいた只野さんは「ドーン」という音と、地震と異なる地響きに飛び上がった。夕方のテレビで福島第1原発1号機が水素爆発を起こしたことを知った。しかし、政府の避難指示範囲は原発から半径20キロ以内。危機感はなかった。それより大津波の後、連絡が取れなくなった福島県新地町に住む父、舛谷君夫さん=当時(59)、4月18日死亡確認=が気がかりだった。食料品や飲料水を買い、冷蔵庫には入る限りの生鮮食料品を詰め込み、震災後の生活に備えた。
 ◆「逃げなさい」
 避難を決断したのは3月14日。親戚からの電話を受けたためだ。
 「子供を連れて原発から100キロ以上逃げなさい」
 その日午前11時頃には3号機が水素爆発を起こした。只野さんは当時生後6カ月だった長女、美月(みづき)ちゃん、長男の悠馬(ゆうま)君(5)、夫の将哉(まさや)さん(32)、双子の妹(35)一家らとともに11人で車3台に分乗。とりあえず福島市内まで行こうと、南相馬市の西方向、原発からは北西方向に向かった。夜になったため、原発から約55キロ離れた伊達(だて)市霊山町の公民館に入った。そこで、18日に秋田県の親戚宅に行くまで避難生活を送った。
 ところが、原発から放出された放射性物質放射能)の多くは自宅がある北方向ではなく、計画的避難地域となった飯舘(いいたて)村や伊達市福島市のある北西方向に集中的に流れた。只野さんが避難した伊達市霊山町では一部の地域で放射線量が局地的に高い「ホットスポット」が観測され、6月30日には113世帯が「特定避難勧奨地点」に指定された。
 3月15日夜には、文部科学省原子力対策支援本部が、北西20キロのモニタリングを実施。地上1メートルの空間放射線量が車内で毎時195〜300マイクロシーベルト、車外で240〜330マイクロシーベルト。車内にいても通常時の一般人の放射線量の限度(年間1千マイクロシーベルト)を5時間で超える高い値だった。
 なぜ、文科省は北西方向だけを測定したのか。担当者は「放射性物質は風に乗って流れる。気象条件から、北西方向に流れていることは最初から分かっていた」と説明するが、住民は知らされていなかった。
 ◆早く健康調査を
 放射性物質が流れ込んだ飯舘村では3月11日から、学校や村の施設で浜通り津波被災者や原発事故の避難者1200人を受け入れていた。対応にあたった学校職員、愛澤卓見さん(39)は「電話やインターネットが通じるようになるにつれ、相馬や南相馬より飯舘の方が線量が高いことが分かった。SPEEDIの拡散の予測情報があれば避難所は開設していない。避難者が来ることもなかったし、私たちも避難していた」と話す。
 現在は自宅に戻っている只野さんは「伊達市の公民館に着いたとき、外部放射線量のスクリーニングを受け大丈夫だと言われた。でも、伊達市の霊山地域はどうだったのか。一日も早く子供たちの健康調査をしてほしい」と表情を曇らせた。
                   ◇
 11日で「3・11」から4カ月。福島原発事故の対応をめぐり、住民は政府と東京電力に大きな不信感を抱いた。被曝(ひばく)から子供を守るために行動した親たちは、出口の見えない不安におびえている。親たちは何を決断し、子供たちはどう事故と向きあっているのか。
                   ◇
【用語解説】SPEEDI 
 緊急時迅速放射能影響予   ・・・ http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/snk20110710080.html   サン ヨリ

【 JHは戦争屋・CIAで頭目はデビッド・RF、ブッシュ、参謀ナイ、ジェラルドカーチス
現場監督アーミテージ、マイケルグリーンなど 】
 JH = ジャパンハンドラーの正体。結局、私服を肥やすことが目的
  「ベンジャミン・フルフォードの国内外 金融・経済・政治の裏事情レポート ≪VOL.134≫ 」で、彼が入手した極秘扱いのFBI文書について紹介されている。
 中でも目をひくのは、CIAによる対日工作。C IAの中での日本担当は、パパブッシュとリチャード・アーミテージだったようだ。 主な点は、以下の通り。
・パパブッシュとアーミテージは、昭和天皇の従兄弟から日米両政府が把握していない資金を裏金として提供されていた。
・これらの裏金は、賄賂や暗殺の支払いなどに使われた。
・資金調達に関わった三井銀行関係者のうち3名は口封じのため殺害された。
・さらにブッシュとアーミテージは南米の麻薬やアジアのヘロインで巨額の裏金を作り出していた。
アーミテージはこうして違法に稼いだお金の中から、個人資産として1000億ドル程貯め込んでいて、それは主に金(ゴールド)の現物に変えてアジア各地に点在させて保管している。
アーミテージ北朝鮮テポドンの技術を売り、ミサイルを発射させた。そして日本に高額なミサイル防衛システムを売りつけて大もうけ。
パラグアイにはブッシュ家が所有数大牧場があり、その隣には麻薬・武器売買に関わる統一協会の所有する牧場もある。
 アーミテージさん、日本を操るのは愛国心からではなく、私腹を肥やすためのようですな。
・ ・・
 属国離脱への道  http://qualitysaitama-blog.at.webry.info/201107/article_14.html   サン ヨリ

【 チャベスベネズエラ大統領)、また吠えて「中国から40億ドルだ」
  思わず口走った中国からの紐付き援助はどうやら南米初の新幹線プロジェクト
****************************************

 7月9日、キューバでガン手術を受けてきたチャベスベネズエラ大統領)はカラカスの大統領官邸から、生中継で演説を始めた。
健在ぶりを示そうと、あちらこちら話題を変えながら、中国から40億ドルのローンを受け取ることになったと自慢げに語った。
「その大半は鉄道に使われる」と。

 はからずも露呈したが、日本と特許摩擦を繰り返す中国の高速鉄道(新幹線)プロジェクトは、どうやら南米のベネズエラに試験的に敷設し、資金も低利で貸し出して競合者を寄せ付けず(これもWTO違反だが)、実験市場として世界に、その優勢を見せつける腹づもりらしい。

 しかし汚職の激しい國同士のこと、ベネズエラで中国がレールを敷設してゆくしりから盗まれたりして。 】 
 ・・・ ナイキのスポーツシューズ、いまやベトナムで生産
 中国から川下産業の大量エクソダスがはじまっている
********************************
 ナイキのスニーカーは有名ブランド。一足が13000円から24000ほどする。
 当然だが、偽物が世界中で売られ、価格は十分の一からある。よほど儲かるらしい。
 ナイキは最初、日本で生産していた。昭和四十年代、賃金があわなくなり、台湾へ工場が移転された。
台湾では70年代から80年代央までの間、ナイキなどスポーツ関連のメーカーが犇めいた。
 NIKEに限らずアディダスとかマンニング、ポロなどポロシャツ、ゴルフシャツ、よくこんなものに金を出す人がいるなぁと感心するほどよく売れた。
筆者はゴルフをしないので、こういう方面に浪費する人の心理は、じつはまったく分からないが。。。

例によって川下産業の宿命がある。
台湾でも人件費が上昇して、商売が成り立たなくなるとフィリピン、タイ、インドネシアへ工場移転があった。とくにインドネシアでのナイキ工場は数万を雇用して大工場となった。

 やがて中国でも生産が軌道にのった。
2001年、中国は世界シェアの40%のナイキシューズを生産するまでになっていた。拠点は華南、資本は台湾と香港が多かった。
この時点では圧倒的なパワーを持った理由は言うまでもない。台湾、フィリピンよりも中国の人件費が安かったからだ。
 2005年に中国のシェアは僅かに低下し、36%となった。このときベトナムが早くも猛追し、26%だった。
 それが2010年にはベトナムが首位となり、中国のシェアは劇的に後退した。それもそのはず、世界GDP二位に躍進した中国はひとりあたりのGDPが、計算上からは、一人4300ドル(ベトナム1100ドル)である。
 ことほど作用に中国から川下産業が大挙して撤退しつつある。7月6日発表の中国のインフレ率は6・3%。
かの国ではインフレが10%を超えると暴動が起きる宿命がある。 ・・・ http://melma.com/backnumber_45206_5232903/   サン ヨリ

【 】 前グーグル日本法人名誉会長の村上憲郎氏も、スマートグリッドスマートメーターの普及が電力欠乏社会に活路を見出せるものと説いています。

スマートグリッド導入で電力不足は解決できる――前グーグル日本法人名誉会長 村上憲郎(1) 』(東洋経済オンライン) http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/a6bde1978669f14922a7ca045263ce26/page/1/ より転載します。
 〜前略〜

●200億円で原発1基分の節電が可能
──100万世帯へのスマートメーター導入を呼びかけています。
もしメーターを一つ設置するのに2万円かかるとしたら、100万世帯の導入に200億円かかります。 これにより、ピークのときに各戸1キロワット節電すれば全体で100万キロワットカットできる。これは原発1基分です。 建設だけで2000億〜3000億円かかる原発の発電能力が、200億円で賄えることになる。 私たちはこれを100万キロワットの「ネガワット発電所」だとか「スマート節電所」だとか説明しています。
 消費者に対しては、節電した量に応じて「スマート節電料」といった名目で払い戻しを行う。 
善意の節電というのは、節電して電気代が少なくなるメリットは受けられますが、ピーク時を避けて夜中に家事をしたときの電力消費に対しては対価を受けられない。 このピークシフト部分に対して対価を払うのが、ネガワット買い取りの考え方です。
 では、そのおカネはどこから来るのかというと、電力会社は200億円で原発1基分の発電力を仮想的に手に入れたことになる。 そうすると、1800億円が使わなかったおカネとしてあるじゃないですか。そこから払うわけです。
──しかし今の東電にその費用負担ができますか。
 確かに東電は疲弊しているから、まず政府が補正予算で200億円ぐらい計上してやってみる必要があります。 産業界はこの趨勢をもう感じ取っていて、東芝スマートメーターの世界2番手を買収するような動きもある。
 日本は送電系統はしっかりしていてそこのスマートグリッド化は必要がない一方、今後はスマートメーターが重要な機器になると多くの人が気づき始めている。 NTT、KDDIトヨタ自動車などがスマートメーターに関心を示しています。

 〜中略〜
──電力業界の姿勢は震災を経て変わりましたか。
 電気事業者連合会はもともと、09年の11月1日に太陽光発電の余剰電力買い取り制が施行され、キロワット時48円(住宅用、当時)で電力を買う仕組みができた時点で、スマートグリッドをやらざるをえないと思っていた。 買い取る電力が大きくなれば、送電網を不安定にする「逆潮流」が起こりかねないですから。 電力会社はこれをマネジメントする方向にはあったわけですよ。
 計画停電で送電系統は見事にコントロールできたのに、娯楽施設の電力を制限し、病院には供給するといった川下のマネジメントができなかったのは、コミュニティグリッド(地域のスマートグリッド)ができていなかったためではないでしょうか。
 ●中間事業者に蓄電… 新ビジネスも生まれる

──川下の需要は複雑。 電力会社だけではコントロールは至難では。

デマンドレスポンスに応じる契約をしている需要家が事情で応じられないことも考えられます。  そこを調整するのが、米国ですでに登場しているアグリゲーターと呼ばれる中間事業者の存在です。 電力会社から、「明日の午後1時から3時まで10万キロワットが必要」と言われると、登録
している需要家から募って10万キロワットのネガワットを創り出し、電力会社に売る。 
その収入から手数料を取り、残りを需要家にネガワット料として払い戻すのです。

──新しいビジネスが生まれる。
 電力供給の不安定さを、企業家精神を持った人たちがいかに調整するかというところに新規
のビジネスチャンスがあるわけです。
 もう一つ注目されるのが蓄電。 たとえば太陽光で発電した電力を、蓄電事業者がおカネを
もらって蓄えておく。 そしてこの電力を足らないときに売るわけです。 蓄電もデマンドサイドマネジメントの一部です。
 こうしたマネジメントによって、電力需要の曲線が平準化されてくれば、クリスマスのイルミネーション満艦飾もやっていい。 オール電化生活もやっていい。 今、皆1億総ざんげみたいに節電していますが、私はこれをメソメソ節電と呼んでいます。 ですが、キロワットで表現される瞬間の
電力が不足しているだけですから、デマンドレスポンスで、ネガワット発電・スマート節電に変革していきたいものです。    ・・・ http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/a6bde1978669f14922a7ca045263ce26/page/1/  サン ヨリ