マーク・リッチの麻薬を「吸引する」バラク・オバマ オルタナティブ

2008年11月30日
マーク・リッチの麻薬を「吸引する」バラク・オバマ
http://alternativereport1.seesaa.net/archives/20081130-1.html

拙稿「アラブに進出するロシアン・マフィア」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/97906425.html


「金で殺人を請負う殺人株式会社のメンバーでなければ、今後、原油・ガスは手に入らない?」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/110015719.html


「ユーラシア戦争を画策する兵器密売人達」より続く。

http://alternativereport1.seesaa.net/article/109766862.html






 アフガニスタンタリバン政権は、宗教上の理由から、麻薬アヘンの栽培を拒否した。

長年、この地域のアヘンを密売し、その売上で兵器を購入し、世界各地の軍事独裁政権に「与え」、また自身の活動費用を捻出して来た米国CIAは、アヘンの密売利益=活動費を失い「窮地に陥った」。

CIAは、軍事政権に兵器を与える事と「引き換え」に、世界各地の石油・鉱物資源の開発利権を「安価に独裁政権から購入」して来た。購入を担当して来たのが、ブッシュ・CIAのボス=ロックフェラーであった(注1)。

別名「ジョージ・ブッシュ・センター」と呼ばれるCIAの「強力な圧力」で、ブッシュ政権タリバン政権打倒のためにアフガン戦争を「起こした」。

 タリバン政権「打倒」後には、ロックフェラーの天然ガス会社の重役がアフガニスタンの政権に就いた。アフガニスタンは「再び、麻薬生産で世界No.1の地位に返り咲いた」。

 サブプライム問題でロックフェラー金融帝国が窮地に陥り、資金調達のために、アフガニスタンの麻薬生産・密売に「激しく拍車がかかっている」。

 この地域の麻薬密売は「金塊」で決済される。「支払われた金塊」は、隣国パキスタンのマクラーン沿岸から船舶で、ドバイの英国銀行に運ばれ、貯蔵され、必要に応じて各国紙幣に姿を変える。

この金塊・麻薬の運搬の「警備」を担当するのがドバイに本拠地を移したチェイニー副大統領のハリバートン=ブラウン・ルート社の傭兵部隊である。チェイニーのボスが、世界の麻薬王マーク・リッチである。

ロシアン・マフィアとしてのマーク・リッチは、プーチン=旧KGBと共に、ロシア国内の麻薬販売網を形成し、それを基盤に「国際舞台」に登場して来た。

ドバイにおける、プーチンハリバートンの「密談」には、この「アフガン・アヘンの警備問題」があった。

米国大統領オバマは、イラクからアフガニスタンに、米軍「展開」の中心地を移動させると主張している。世界シェアの大きくないイラクの石油よりも、世界No.1のアフガニスタンの麻薬利益の方が、「米国金融界再生には、どうしても必要」である、と、オバマは「ボスの指令通り」動いている。


注1・・・ウィリアム・ブルム 「アメリカの国家犯罪全書」 作品社等、参照。