亀井大臣殿、東京地検に告発を! 傑作(0)

亀井大臣殿、東京地検に告発を! 傑作(0)
2009/10/28(水) 午後 4:34日米関係その他政界と政治活動 Yahoo!ブックマークに登録 新ベンチャー革命2009年10月28日 No.39
タイトル: 亀井大臣殿、東京地検に告発を!
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1.日本郵政経営陣の総入れ替え始まる
 日本郵政(JP)において、これまでの西川社長(元三井住友銀行頭取)から斎藤新社長(元大蔵省事務次官)へのトップの交代(注1)に引き続き、斎藤新体制を支える新経営陣に大蔵省OBや郵政省OBが続々と就任しています。郵政民営化の闇を知らない一般国民は郵政民営化の後戻りだ、民主党はいったい何を考えているのか、と怪訝に思っていることでしょう。アンチ民主党の大手マスコミはここぞとばかり、お人好し国民を煽り、アンチ民主党感情を惹起しようとしています。お人好し日本国民のみなさん、くれぐれも彼らの誘導に乗せられないよう注意してください。
 さて筆者は2009年6月、露骨な親・戦争屋=CIA(軍産複合体系米国覇権主義者、デビッドRF系)メディアである読売新聞の豹変(注2)の事実から、今日の事態(注1)を予見できていました。
2.西川強引留任事件は自民党転落の トリガーだった
 2009年6月段階で、当時の自民党麻生政権の意向に逆らって、西川留任・鳩山邦更迭という大事件が発生しました(注3)。この事件は到底、日本人の発想ではないと当時の筆者は強く思いましたが、案の定、歴史的な政権交代劇を引き起こすトリガーとなったわけで、今となっては歴史に残る大事件であったと総括できます。
 当時の麻生首相は、戦後60余年、半永久的な政権与党の座を維持し続けてきた栄光の自民党を政権の座から転落させるほどの歴史に残る大事件とわかっていて、鳩山邦総務大臣を更迭せざるを得なかったのは確かです。

3.鳩山邦更迭劇:対日支配の闇権力の存在に多くの国民は気付かなかった

 上記、この大事件(鳩山邦更迭劇)から、日本という国家は総理大臣を超越する闇の権力(無論、天皇ではない)に管理・支配されている(注4)ことを、当時の国民は感づいたでしょうか。否、多くのお人好し国民は、この事件を自民党内小泉一派の圧力に麻生首相が屈したからという認識レベルに留まっていました。このレベルの理解だと、そのような国民は、今回の郵政人事を知って、郵政民営化の後退ではないかという程度の浅い認識の域をでることはありません。

4.前回、西川クーデター留任が今回、西川すんなり辞任のなぜ

 前回の西川留任劇は、当時の日本の最高権力(ただし、表向き)に真正面から逆らったわけですから、一種の政治クーデターと捉えることができます。戦後、こんな事件(政権への反抗劇)は他に起きていないでしょう。ところが、今回、あっさり西川辞任劇が通ってしまった。クーデターを起こしてまで強引に西川留任にこだわった勢力は、今回なぜ、あっさり身を引いたのか、国民は大変疑問のはずです。

 筆者は、今回の西川辞任劇は、拮抗する二大闇権力[戦争屋と銀行屋(国際金融資本オーナー)]による妥協の産物であるとみています(注1)。その結果、JPのバックに戦争屋、一方、日銀のバックに銀行屋が控え、まさに日本国民資産に対する闇の双頭支配構造が生まれたと分析できます。今後は、闇の対日支配構造が極めてわかりにくく、複雑怪奇となるでしょう。

 この分析に立脚すれば、6月時点の麻生政権は、たかが小泉一派の圧力くらいで屈したのでは決してなかったことがわかります。麻生政権に強い影響を与えた戦争屋も銀行屋も元々、日本の郵政民営化なんて本音ではどうでもよく、郵貯簡保のおカネが手に入りさえすればよかったわけです。この度、晴れてJP資金運用の権利を獲得したと思い込んでいる戦争屋は、彼らがコントロール可能と思っている官僚OBを民主党がJP幹部に据えてくれたので、今のところ、いちおうおとなしくしています。しかしながら、小沢氏の息のかかっている官僚OBはこれまでと違って、簡単に戦争屋の言いなりにはならないでしょう。是非そう期待したい!

5.小泉一派の運命やいかに

 上記、JP経営陣の人事刷新と並行して、総務省は2009年10月24日、郵政疑惑解明特別調査チームを発足させています。政権交代後、郵政問題に関して案の定、筆者の予想通りの展開です。今回、JP経営主導権を握った官僚OBこそ、カンポの宿疑惑発覚の仕掛け人であり、彼らは結果的に民主党政権実現に多大な貢献をしたことになります。今回のJP人事はまさに、その論功行賞といえましょう。

 戦争屋をうまく丸めこんでいる民主党総務省は、小泉一派の吊るしあげに関して、戦争屋のお墨付きを得たと思います。小泉首相は、2005年の9.11郵政民営化選挙のときから、今日の逆境シナリオ(小泉氏にとっての逆境)を読んでいたので、サッサと引退しました。一人ハシゴをはずされそうなのが、あのトッチャンボーヤ・竹中平蔵氏(元金融担当大臣・元総務大臣)です。彼は戦争屋の生け贄にされる芽がでてきました。郵政民営化の看板を下ろして郵政公営化に書き換えても、実質、官僚経由の郵政米営化は温存される可能性が残されています。この事実を国民の目から隠ぺいするもっとも良い方法は、郵政官僚のリークした竹中系国内人脈による郵政利権化(カンポの宿疑惑など)のみに国民の関心を集中させることです。

  今や、竹中氏を含む竹中系郵政利権者は、その売国性を国民からスッカリ見抜かれ、肝心の戦争屋・銀行屋には見捨てられ、民主党総務省からは、じわりと包囲網が敷かれています。取り残されたのは、竹中郵政利権一派とその共犯の大手マスコミのみとなってしまいました。

 あとは、CIAエージェントの本性がスッカリ国民に見破られた東京地検特捜部がどう動くかです。彼らは戦争屋=CIAの命令に従順ですから、案外、竹中一派の摘発に動くかもしれません。

 2009年3月1日、亀井郵政・金融担当大臣(当時は国民新党代表代行)が竹中氏と共演したTV朝日サンデープロジェクト番組にて『竹中さん、あんたを東京地検特捜部に告発しますよ!』と吠えましたが、いよいよ、その時がやってきそうです。えん罪被害者・植草氏の名誉回復のためにも、是非、亀井大臣の今後のご活躍を期待します。

注1:本ブログNo.38『案の定、日本郵政新社長は官僚(元)に内定』2009年10月21日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/2255643.html

注2:ベンチャー革命No.303『一転、鳩山応援:読売豹変のなぜ?』2009年6月15日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr303.htm

注3:ベンチャー革命No.302『国民資産700兆円の対米債権:戦争屋より銀行屋に奪われたい!』2009年6月6日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr302.htm

注4:拙著[2008『情報と技術を管理され続ける日本』ビジネス社

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html

http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/2545185.html