福島原発とチェルノブイリを同一視するな)【】 放射線漏れは「かな

【】 福島原発チェルノブイリを同一視するな)
 被災地の皆様、被災者関係各位殿 
  衷心よりお見舞いを申し上げます。        宮崎正弘事務所
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緊急寄稿    福島原発事故チェルノブイリを同一視するな
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@     川口マーン恵美(在独作家)
 原発の話です。
ドイツでは、福島原発の事故について、日本全体がまもなくチェルノブイリになるかのような、エキセントリックな報道をしています。
SPDと緑の党が、30年来の原発賛否論に決着を付けられると思い、福島の事故を利用しているのはわかりますが、なぜ、すべてのマスコミが、それに乗ってしまうのか。
ドラマティックな話は、人々をひきつけるのでしょうか。
ドイツは、今年、大きな州選挙を三つも抱えているので、それに原発が利用されているのは、大変遺憾です。ちなみに、原発容認派(CDUなど)は、原発がベストだといっているわけではありません。ただ、いっぺんに廃止することは現実として無理なので、代替エネルギーの供給と価格が現実的になるための努力をしながら、段階的に廃止していくべきだといっているのです。いっぺんに原発を廃止したらどうなるかは、東京の住民が、今、身に染みて感じているところ
です。
中国でも、一昨日の日曜日、福島の原発事故についての対策を練るため議会を開き、テレビは一日中、自分たちが大いなる危険に晒されているということを報道していたそうですね。
常日頃、黄砂に乗せて、有害物質を送り込んでいるというのに、今では、政府は、国民の健康が、日本によって損なわれることを深く憂慮しているのです。出演していたコメンテータの中国人学者が、かつて日本の大学に留学していたということで、東北の惨状を見て泣き出すという感動的なシーンもあったそうです。

それを聞いて、昔読んだ、文化大革命の光景を思い出しました。いずれにしても、今の状況では、福島から放射性物質が何千キロも飛んで、隣国の国民の健康に悪影響を及ぼす可能性のないことは、物理学者なら、誰でもわかるはずです。一般市民は騙されますが。
・・・
前述の知り合いの原子力の父は、自分たちが築き上げた、日本の原子力発電所の世界一の技術を誇りに思っていた人で、今回のことでは、ショックを受けています。なぜかというと、耐震技術というのは、非常に高度で、お金も掛かる。そして、それは完璧だった。ところが、今回の事故は、揺れによるものではなく、単に、注水に関わる部分に、たくさん海水が被ってしまったことによって起こったものだった。 要は、まさか5m以上の津波が来ることを考えていなかったというだけのことなのです。これを防ぐことなど、たいした技術もいらず、お金も
掛からなかったはずです。
でも、これで原発の未来はなくなるだろうし、では、自分が一生熱中してやってきたことは何だったのだろうと思うと、とにかく無念だということです。
長くなって、申し訳ありませんでしたが、ドイツ人が全員、逃げ出す様子を目の当たりにしたので、先生に、このドイツの報道の横暴さをお伝えしたくて。 チケットが買えなかったドイツ人は、九州や関西に逃げています。
・・・
http://www.melma.com/backnumber_45206_5132317/   サン ヨリ

いやこれは、崩壊の始まりに過ぎないとのお知らせもあります。
我欲がうんぬんと言っている、GSとつるんでしこたま儲けようとしている某政治屋がいます。
横田基地と座間基地などの撤去要求はいったいどうなったんでしょうか?
お知らせ一覧 http://sora.ishikami.jp/diary/list.php の、
【宮城の地震、地球の変革計画の警告】 
http://sora.ishikami.jp/diary/index.php?id=20110311161635

【】 放射線漏れは「かなり酷いが、破滅的ではない」という状態になった
 武田邦彦 原発、緊急情報(5)リンクより転載します。
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本日午前4時頃、東京電力から福島第二原発2号機に水を入れても炉内の水が増えないとの発表があり、その終わりに、
「すぐに、何か、その、危機的な状態に陥ることはないのではないかと考えている」
と言った.これでだいたいの事は分かった。
続いて午前6時頃、爆発によって2号機の格納器の下が破れたとの発表があったが、予定通りである.
・・・・・・・・・今後・・・
原子炉内の放射性物質が漏洩するのを防ぐことができなくなった。だから、周辺の放射線は上昇を続けるだろう.
ただ、これまでのように発電所側が必死になって「絶対に放射線を漏らさない」という切迫した状態では無く、「すでに漏れを止めることはできない」ということになり、判断は正常になるだろう.
その結果、放射線漏れは「かなり酷いが、破滅的ではない」という状態になったと私は考えている.
原発経産省保安院、政府、専門家の中で交わされた会話は次のようなものだろう。
・・・・・・・・・
A「今、午前2時ですが、2号機に水を注入しても炉内の水位が上がらない」
B「まだ燃料の温度が高く、投入した水がすべて蒸発したのではないか?」
A「いえ、投入した水がすべて蒸発したとすると、圧力は700キロパスカルしか言っていないので、計算が合わない」
B「投入量は分かっているのか?」
A「水量は計算できます.だから、どこからか漏れていると思います」
C「現場では分かっていますよ。炉の下部から水が出ています。強い放射線ですので、炉からでた蒸気がサプレッション・プールで水になってそれが漏れています」
D「そうか、それでは放射線漏れは防ぐことができないな」
C「はい」

D「どうやって発表するか?」
B「最初から漏れているというのも何ですから、まず概略を発表して、2時間経った頃、損傷を発表することにしよう」
・・・・・・・・・
つまり、今日の未明に福島原発は「原子炉内部の放射性物質が外部に漏れることを防ぐことができなくなった。」ということだ。
また、おそらく現場の判断は冷静になるだろうから、核反応は抑制できる状態になり、後は崩壊を待つことになる.
放射線は徐々に福島から広く拡がっていくが、まず第一に風向きだ。鹿児島の新燃岳が噴火したとき、その灰は宮崎の方に「すじ」のように流れた。その写真を思い出して、風に注意することだ。
仙台、福島、東京などの放射線は上がるが、通常の人に放射線障害が出るところまでは行かないか、あるいは1週間ぐらいはかかると考えられる.
いずれにしても、「通常の放射線漏れの酷い状態」になったので、国民は対応をとりやすくなった。
私は本日、大阪から東京へ向かう.大丈夫だからだ。
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以上です。
http://takedanet.com/2011/03/post_a1c1-1.html   サン ヨリ

この人の言うことは、当たっている。 これからもウオッチ要!!!

【】 原発 少し落ち着いたので・・・「保安院という化け物」
原発は2号機の格納器が破壊されたことで一段落した。周辺の放射線は徐々に上がっていくだろうが、福島県民をはじめ、付近の方が逃げることもできる状態になった。
その意味ではやや私も気持ちがおさまった。
そこで、政府やマスコミなどからの情報をより正しく理解するために関連のことを書いておきたいと思う.
・・・・・・・・・
【なぜ、保安院の人は謝らずに威張っているのか?】
日本の原子力行政は、原子力委員会が推進、原子力安全委員会が抑制ということになっていたが、政府がいつの間にか、原子力安全・保安院というのを作り、「抑制機関無しの原子力行政」を始めた。
そのため、安全を考えて抑制する立場だった「原子力安全委員会」は国民に代わって、直接、原子力の安全を守ることができなくなった。
原子力安全・保安院は全権を持ち、電力会社や原子力安全委員会などに強い影響を持つようになった。これがテレビで見た保安院の人の傲慢な態度にあらわれていた。
保安院は常に原発に口を出し、俺の言うことを聞かなければ認可しないぞと言い、そして現場を知らないという状態で推移していた。
このことが「地震で破壊する原発」を作ってきた原因であり、さらに「震度6など想定していなかった」とか「地震対策はしてきたが、津波が起こるとは知らなかった」などという奇妙な言い訳を作り出す原因にもなっている.
・・・・・・・・・
今、事故が進行中だが、保安院は登場しても混乱するだけだ。東京電力と政府だけで進めてもらいたい。
また気象庁は全力を挙げて風向と、原子炉からのガスがどのように流れるか、コンピュータを使用して早く全力で計算して欲しい.
気象庁はこのような時にこそコンピュータを国民の安全のために使い、何時、どこに放射線物質が移動するのか、ハッキリして欲しい.
平成23年3月15日 執筆)
http://takedanet.com/2011/03/post_0cc6.html   サン ヨリ

原子力行政、安全の世界でもこの有様! なんでも食い物にしようとして目をギラツカせて獲物を
漁っている官僚どもがいる。 原発の安全基準を自らの利益のために不当に押し下げて、ゆるゆる
の基準とか、監視を行っているのではなかろうか? 国民を食い物にする官僚と言う醜悪な怪物ども。
これらのことが財務省、日銀、検察庁経産省などで行われているのだろう!
国民を決起しよう! 庶民の暮らしを守る行政府、立法府にしよう!

【】  今回の食糧不足はまだ序の口
・ ・・ 「これと同時に食糧、水、石油(エネルギー)という基本的な資源に黄信号がともっているが、これが赤信号になる日もそう遠くない。日本人は、『水と安全はただで手に入る』、と考えている、と何十年も前に指摘した山本七平の本がベストセラーになったことがあった。あれから少しは日本人は用心深くなったのか?
 いずれにしても政府などはあまり頼りにならないから、個人的に今から準備できるものは準備しておかねばならない。出来るかどうかはわからないが、やるっきゃないだろう。」
 今、まさしくこの問題が生じている。関西以西はどうか分からないが、関東までは上記の物資が不足しだしており、スーパーの棚はガランとしている。

 2年前、知人に食糧備蓄の必要性を説いたが、笑ってまじめにとり合ってくれなかったが、今回のことで身にしみて感じてくれた事だろう。今頃あわてているはずである。
 しかし、これはまだまだ序の口と思うべきであろう。国内で、特に物流面での支障があるから、スーパーの棚に食料品などがなくなっているだけであるが、これからやって来る世界的危機は、世界的物流が止まるかもしれないのだ。本当の物資の不足の時代がやってくると、考えるべきである。
 その意味で、今はまだ予行演習と思った方がよいのだ。
そして、日本ではこれからもまだまだ天災が続く可能性が高い。地震は始まったばかりかもしれないからだ。まず、日本から新しい世が始まる動きが出始めている、と見るべきではないだろうか。

 そして、日本は世界の雛形であると言われるのだから、順次日本で起きたことが世界にも拡散していくのかもしれない。
・・・
ROCKWAY  http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/512/   サン ヨリ

【】 〔サバイバル情報〕昆布を煮出せば「ヨウ素剤」がわりになる

http://alcyone.seesaa.net/article/190766993.html   サン ヨリ

【】 大地震を理由とする「派遣切り」や非正規労働者の解雇が増え始めている
低気温  http://alcyone.seesaa.net/article/190779597.html   サン ヨリ

【】 東電福島原発事故放射能汚染覚悟で最悪シナリオ回避するしかない

1.東電福島第一原発2号機で爆発音
  2011年3月15日午前6時10分、東電福島第一原発2号機にて爆発音が発生、周辺の放射能
 レベルが上昇したようです。発電所内作業員緊急退避ですから、ただごとではありません。同じ設計条件の原子炉がいくつもあるので、次々と同じ重大事故が発生しています。 日本国民も、戦後初め
ての放射能拡散危機に遭遇して不安につつまれています。

テレビは朝から、この2号機事故のニュースで持ちきりです。この事故は、1号機、3号機の建屋
 の水素爆発とは異なっています。 2号機建屋は3月14日の3号機建屋爆発時、落下破片にて、
穴が開いたようです。不幸中の幸い、これで、2号機建屋の水素爆発はないと思った矢先でした。
 14日に爆発した3号機の航空写真にて、原子炉格納容器の上部から蒸気らしき噴煙が立ち上がっ
ているのが発見されています。

この際、【 最悪事故を回避するため、ある程度の放射能漏れは避けられない状況です。 】

原子力工学の専門家によれば、
 【各原子炉の核分裂は止まっており】、今は核燃料の崩壊熱(注1)の冷却プロセスにあるとのこと。
したがって、そのうち、原子炉内の熱は下がってくるようです。

 それならば、原発プラント近辺の放射能レベルは一時的に高まるでしょうが、チェルノブイリ事故
のような広域放射能汚染事故には至らないと思います。

2.原子炉内の圧力を下げてひたすら外部注水するしかない
ここまで来たら、原子炉の圧力容器内圧を格納容器内に逃がして、内圧を下げて、ひたすら外部
注水するしかないです。 その結果、格納容器内圧が上がれば、放射能汚染蒸気をベントで大気
放散させるしかありません。残念ながら、周辺は一時的に放射能レベルが上がりますが、
これにより、容器破壊を防げます。 
格納容器内圧を完全に抜いて、原子炉全体を海水で満たし続けていけば、そのうち、原子炉
燃料の温度が下がるはずです。

3.原子炉容器溶接部の水素脆化(ぜいか)に注意
 原子炉の遮蔽容器自体は、内圧が設計値を超えても、数倍の安全率がかかっていますから、そう
簡単には壊れません。 しかしながら、容器の配管貫通部が問題です。配管貫通部付け根の溶接
(応力集中部)は、地震によって曲げ強度が劣化している可能性(材料が降伏点に達している)が
あります。 ここが応力腐食割れを起こす危険があります。
とりわけ、水素が介在すると脆化がひどくなります(注2)。

原子炉内で副次的に生成された水素により、2号機の格納容器の配管貫通部などの溶接部が
クラック(亀裂)を起こしやすい状態となっているはずですから、格納容器の内圧はできるだけ
下げる方がよいのは明らかです。
 格納容器内圧の設計値は400キロパスカル(4気圧)とのことですが、水素脆化部位はこれ以下の
 内圧でクラックが入る危険が残ります。もうクラックは入っているかもしれませんが、貫通クラックで
 なければ放射能漏れは防げます。クラック部位の応力が低ければ、クラックの伝播拡大は防げます。

4.定期検査中の4号機も水素爆発?
  2011年3月15日、午前6時、定検中の運転休止4号機でも水素爆発によると思われる火災発生と報じられています。2号機の爆発音発生と同時です。使用済み燃料プールから発生した水素が
4号機建屋に滞留していたようです。 しかしこちらはほどなく鎮火しています。

5.いかなる機器にも寿命があることを忘れるな
 今回、巨大地震で損傷を受けた原発3基は建設後40年前後の老朽原発です。原発機器は極めて
大きな熱負荷変動と圧力変動を受けます。いかに頑丈な機器でも人間と同様に、長年使用すると
疲労・老朽化してきます。
そして、その極限(疲労寿命)に達すると確実に壊れます(疲労破壊)。 
これはもはや物理的自然現象です。

 東電福島原発機器は、検査と補修を繰り返してきたといえども、機器材料は固有の疲労寿命をもっており、40年経て老朽化しているところに、前代未聞の大地震が襲来したわけです。 おそらく、原子炉の耐震設計値を大幅に超える地震外力が加わったのは間違いないでしょう。 それでも、大破壊して
いないのは、安全率がかかっているからです。
原発が不幸だったのは、大地震に加えて、
津波に襲われたことです。

6.東電は老朽原発の投資最適化検討を行っておくべきだった
 東電は自社の電力供給域に原発立地を見いだせない以上、老朽化した福島第一原発のモダナイ
ゼーション(設備の近代化)検討を行っておくべきでした。
具体的には、
(1)地震多発地帯である東北沖を震源とする大地震発生可能性の調査研究、
(2)大地震遭遇確率の推定、 (3)老朽化設備の耐震強度の確認と耐震補強コスト算定、
(4)大地震襲来によって予想される老朽化設備の致命的被害の損失コスト・二次災害の補償
コスト算定、
 (5)一次・二次の致命的被害・災害を回避するための原発設備モダナイゼーション投資コスト算定、
(6)致命的被害・災害の損失・補償コストとモダナイゼーション投資コストの比較、
(7)中長期的な福島第一原発設備投資の最適化と意思決定、などです。

東電福島第一原発の場合、もっとも安価な(3)老朽設備維持による耐震補強投資オプション
(運転免許ライセンス更新)が選択されて今日に至っています。
この意思決定には、(4)老朽設備の致命的破壊による二次災害補償コストが考慮されていな
かったのではないでしょうか。

7.原発は極めてハイリスクな電源設備である
 大型原発投資の特徴は、社会的安全の観点から、きわめてハイリスク投資である点です。地震被害は単に、設備被害(一次的被害)にとどまらず、放射能拡散という二次災害のリスクが極めて大きいと
いう点です。

 東電原発チェルノブイリ級の二次災害を引き起こしたら、その被害は海外にも及び、その補償
規模は、東電という民間一企業の手に負えないでしょう。
 東電はそれを承知でハイリスク原発投資に走ったのは、金融・保険業界でいう“モラルハザード
(注3)に陥っていたからではないでしょうか。 他の電力会社は東電に右へ倣え、でしょう。

 上記、モラルハザードとは“保険に入っているという安心から、平気でハイリスク投資を実行する”
という意味です。
東電の場合の保険とは“最後は国家が面倒を見てくれるはず”ということです。
その国家(日本の場合、
官僚国家)は、最後は国民に苦しみを押し付ける(丸山真男のいう抑圧の移譲)ということです。
・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/23372985.html   サン ヨリ
⇒ 東電と経産省の悪魔どもが今回の原発事故による二次災害(放射線被爆)を拡大したと言える
のでしょう!


再掲
【】 この震災をテコに、日本は復活する
 第二次世界大戦中、ナチス・ドイツはロシアに攻め込み、
ロシアの軍需工場を次々に破壊し、
ロシアの反撃能力を、奪っていった。
ロシアが軍需工場を建設すると、ナチスが破壊し、再び建設すると、ナチスが破壊する、
イタチごっこが、続いた。

ロシアは、「意図的に、戦略的に、撤退し」続け、最終的には、シベリアに、軍需工場を作り、
ナチスは、軍需工場を目のカタキにし、シベリアまで攻め込もうとし、ロシアの酷寒にナチスの軍は死者続出となった。
ロシアは、シベリアの氷の上に軍事工場を作り、そこで反撃用の兵器を製造し、ナチス軍を撃退した。
この教訓は、技術者さえ生きていれば、全ての工場がカイメツしても、何度、工場が破壊されても、再度、工場を立ち上げ、製造業は復活すると言う事である。

第二次世界大戦で焼け野原になった日本には、多数の技術者が生き残り、日本人の「根性は、敗戦でも、屈服していなかった」。
その証拠は、敗戦の1945年から、わずか15年での高度経済成長であり、世界第二位の経済大国としての日本の復活であった。
第二次世界大戦後の焼け野原に比較し、2011年の大震災の焼け跡は、深刻の度合いが浅い。
ナチスに攻められたロシア、そして第二次世界大戦で焼け野原となった日本の教訓は、
技術者さえ生きていれば、そして「根性が屈服してさえいなければ」、全ての工場がカイメツしても、何度、工場が破壊されても、再度、工場を立ち上げ、経済は復活すると言う事である。

日本は莫大な金額のアメリカ国債を持っている。
それを担保に欧米銀行から融資を受け、崩壊した街・企業を再構築することが可能である。
アメリカ国債を、「質草」として欧米に渡し、
最終的に、借金は返済せず、踏み倒し、「質草」を質流れにすれば良い。
放置しておいても紙クズになる、アメリカ国債は、こうして「有効に使う」事が出来る。
紙クズになる国債を、欧米諸国に「お返しし」、それで日本は復興すれば良い。
戦後65年間、蓄積してきた富を、今、使えば良い。

アメリカ政府に、「ダマサレテ」買わされた、アメリカ国債である。今回は、日本側が、ダマセば良い。
その戦略性が、「根性が屈服していない」と言う事である。
震災で莫大な建設工事の「需要」が、発生した。
震災の災いは、「不要なダム・橋を作り需要を創出し景気回復するのではなく、必要な街並み・住宅の再建によって景気回復する」福となる。災いは、福に転じる。
この震災をテコに、日本を復活させる経済戦略を即刻、練り上げる事が急務となる。
ブルドッグは、敵と見なした相手に噛み付くと、自分が殺され首と胴体が切断され、首だけになっても、「噛み付き続ける」。このブルドッグの闘い方=ブル・ファイトの精神を、日本人は取り戻さなければならない。
戦場における戦闘中、隣で、ホフク前進する親友が頭部に銃弾を受け即死した場合、嘆いて泣いていたのでは自分も敵の銃弾を頭に受けるだけである。嘆いている最中に自分までが敵弾に倒れる事を親友は望んではいない。嘆きを激怒に転換し、敵陣に突入し敵をカイメツさせる。前へ前へ進み、勝利を奪い取って来る。その勝利が、死んで行った者達への最高の献花である。仲間の死を、ムダ死ににさせない手段は、ブル・ファイトの継続である。

日本カイメツの結果である、建設需要を「有効」に使う事で、日本経済は復活する。
ロシア象徴派の詩人、アンドレ・ベールイの言葉の通り、
「全てが燃え尽き、灰になった後、その灰の中から、不死鳥が飛び立つ」。
オルタナティブ通信 http://alternativereport1.seesaa.net/article/190614003.html    サン ヨリ

終わりはちょっとだが、米国債を担保に金を借りて、または日銀の無利子国債を買い取らせよう!

【】 菅政権は原発リスクを認識し交通マヒを回避せよ
 ・・・
 いまからでも遅くない。公共交通機関への影響を最小限にする形での、使用電力削減の方策を再検討するべきだ。
 
 東京電力からの申請を、内容を吟味もせずに了承しておいて、問題が発生した後で、その責任を東京電力だけに押し付けるのでは、政府など存在する意味がない。
 
 原発事故への対応では、希望的観測を前提にした極めて甘い対応に終始している。希望的観測が実現しない場合、取り返しのつかない人災を招くことになる。
 
 停電実施に際しては、首都圏での公共交通機関の運行大幅削減がもたらす影響をきめ細かく分析しなければ、国民生活を守ることは不可能だ。朝一でヘリコプターに乗って原発を見学しても、このような基本動作を実行し、適切な指示を下せないのなら、何の意味もない。単なるパフォーマンスに過ぎないことになる。政府の指揮体制の抜本的な立て直しが求められている。
 ・・・
植草一秀の『知られざる真実』
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-ac74.html   サン ヨリ

【】 究極の荒療治:緊急時の原子炉建屋は吹き飛ばした方が、むしろ安全?

1.東電福島原発3号機建屋:水素爆発で吹き飛ぶ
 2011年3月12日午後3時半過ぎ、東電福島第一原発1号機の遮蔽建屋上部が水素爆発で吹き  飛びました。そして、今日、3月14日午前11時過ぎ、今度は3号機遮蔽建屋で同様の爆発が起き
 ました。火山の噴火のようなものすごい爆発です。原発建屋が大爆発している画像が、世界に配信
され世界中の人々を震撼とさせるのは確かです。
1号機同様、3号機も海水注入にて、水素爆発の可能性を事前に、枝野官房長官が国民に予告
していましたが、その通りになりました。
 東電は3号機建屋上層部空間に溜まった水素を抜くことを検討していると報道されていましたが、
筆者は作業安全の観点から難しいと思っていました。
 要するに、非常時に原子炉内に外部から冷却水を注入して発生する蒸気は放射能汚染されていますから、設計時に、建屋の天井に開閉弁付き空気放出管(ベント)を設置することは難しいでしょう、
 周辺住民を不安にさせるだけですから。今回、安全第一のため建屋を気密構造にしたことが裏目
にでました。

2.新燃岳噴火なみの水素爆発でも原子炉格納容器は破壊されないのか
 3月13日付け朝日新聞に、東電福島原発の原子炉安全確保構造図が出ており、BWR(沸騰水型原子炉)マーク?型において、燃料格納の原子炉圧力容器(鋼鉄16?厚)、原子炉格納容器内壁(鋼鉄3?厚)、同外壁(鉄筋コンクリート200?厚)、遮蔽外壁(鉄筋コンクリート100?厚)で、原子炉プラント全体の下半分は地下に埋まっています。しかしながら、東電HP(注1)によれば、マーク?は6号機
以降です。 1号機から5号機はマーク?型(旧式)であり、マーク?より耐震安全度は低いのでは
ないかと思われますが、耐震設計基準の更新に沿って後で補強されているかもしれません。

 上記のように、原子炉は放射能飛散防止のため何重にも厳重に遮蔽されています。安全上、もっとも重要な遮蔽構造物は原子炉格納容器でしょう。この容器が壊れなければ、大量の放射能飛散は免れます。3号機建屋爆発後、枝野官房長官は、原子炉格納容器は破壊されていないと国民に報告して
います。
 1号機の爆発と3号機の爆発を比べると、3号機の方が爆発規模は大きいと、テレビ出演の専門家が述べていました。3号機は爆発時、一瞬、火炎が見えましたし、吹き飛ばされた建屋の巨大破片が上方高く舞い上がり、落下するのが見えました。 1号機は余震衝撃で爆発したようですが、3号機は水素
が溜りに溜まって爆発したと思われ、爆発力は格段に大きいようでした。

3.建屋が爆発した3号機は70年代初頭に建設された日本製
 今日3月14日、建屋の爆発した3号機は70年代初頭、東芝が単独建設しています(注1)。という
ことは、原子炉圧力容器と原子炉格納容器はIHI製造(IHI横浜第三工場製)だと思われます。
 私事ですが、筆者は70年に、IHI横浜第二工場の造船設計部に配属され、70年代半ばまで、そこに居ました。ちょうどその当時、IHI横浜第三工場にて、東芝の受注した原発プラントの原子炉圧力
 容器や格納容器が製造されていました。
 とりわけ、圧力容器の肉厚は16cmであり、これほどの肉厚容器の高精度の加工・溶接は大変ですIHIは大型プレス機械も製造していますから、大型圧力容器の製造はお手のものです。大型鋼
 構造物の残留応力除去施設ももっています。40年経た今も、16cm肉厚容器を鮮明に憶えています。
 ちなみに、IHI呉造船所(元・海軍造船工場)で建造された戦艦大和の上甲板の肉厚は20cm〜40cmだったそうです。日本は昔から奈良の大仏を造る技術をもっているほどですから、日本は伝統的に
金属加工技術に優れています。

3号機の強烈な水素爆発で、原子炉を守ったのは、おそらく、筆者がIHI 勤務時代に目撃したIHI
製格納容器ではないでしょうか。

4.原子炉建屋に溜まった水素は早く爆発させた方が、原発の致命的破壊を防ぐ
 原子炉の場合、いくら頑丈な圧力容器で防護遮蔽しても、高熱(2700〜2800度C)の溶融核燃料に
接触したら、肉厚容器自体が局部的に溶けてひとたまりもなく穴が開きます。また、容器内が高温に
なれば、鋼の強度が劣化します。だから、高温核燃料の水冷却は必須です。そのために、水素が
 生成し、建屋内に滞留するのは不可避です。 容器内に溜まった水素を抜かないと、今度は容器
内圧が限界を超えますから。
 その意味でこの期に及んだら、できだけ早く水素爆発で建屋を吹き飛ばした方が安全だということ
になります。まさに荒療治そのものです。

5.原発建屋の水素爆発は9.11事件のWTCビル爆発崩壊を連想させる
今回、1号機、3号機で起きた二回の水素爆発をTV中継で観た人の多くが、2001年に起きた
9.11事件におけるWTCビルの爆発崩壊を連想したのではないでしょうか。
両者、爆発の様子が非常によく似ています。WTCビル崩壊(爆発的崩壊)は、単に、航空機衝突
外力および航空機燃料爆発による鉄骨強度軟弱化だけでは説明不能です。
 WTCビルの崩壊跡の瓦礫に、数週間経ても消えない溶融金属プール(1500度C)が発見されていま す(注2)。 航空機のケロシン燃料温度は500〜600度Cですから溶融金属プールはできないはず
と言われています。

 筆者の推測では、WTCビル崩壊は、水素爆発をもたらす、なんらかの破壊工学技術とビル解体用
 の制御爆破技術を組み合わせたのではないかとにらんでいます。今回の1号機の水素爆発で
鉄骨が残っていることから、水素爆発だけでWTCビルの鉄骨を完全垂直崩壊させることは難しいと
わかります。また、制御爆破だけでは巨大な鉄骨破片が吹き飛ぶことはないと思われます。
・・・
ベンチャー革命 http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/23358461.html   サン ヨリ

【】 「国難」に向かって立ち上がろう!   人間は死ぬということをまったく考えないときには 生存の喜びや、ありがたさがわかりません
死の恐怖を味わった者だけが、自分の死を見つめることができます。 つまり正しく自分の死を見つめたとき、初めて悟りに対する人間の目ざめがあるような気がします。
私も阪神淡路大震災で死の恐怖を味わったお陰で、のどかなる静けさ、平安なる気持ちで、「死」を自覚した たしなみを身につけることが、できました。
・・・  中韓を知りすぎた男 http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-701.html   サン ヨリ


【】 福島原発チェルノブイリを同一視するな)
 被災地の皆様、被災者関係各位殿 
  衷心よりお見舞いを申し上げます。        宮崎正弘事務所
********************
緊急寄稿    福島原発事故チェルノブイリを同一視するな
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@     川口マーン恵美(在独作家)
 原発の話です。
ドイツでは、福島原発の事故について、日本全体がまもなくチェルノブイリになるかのような、エキセントリックな報道をしています。
SPDと緑の党が、30年来の原発賛否論に決着を付けられると思い、福島の事故を利用しているのはわかりますが、なぜ、すべてのマスコミが、それに乗ってしまうのか。
ドラマティックな話は、人々をひきつけるのでしょうか。
ドイツは、今年、大きな州選挙を三つも抱えているので、それに原発が利用されているのは、大変遺憾です。ちなみに、原発容認派(CDUなど)は、原発がベストだといっているわけではありません。ただ、いっぺんに廃止することは現実として無理なので、代替エネルギーの供給と価格が現実的になるための努力をしながら、段階的に廃止していくべきだといっているのです。いっぺんに原発を廃止したらどうなるかは、東京の住民が、今、身に染みて感じているところ
です。
中国でも、一昨日の日曜日、福島の原発事故についての対策を練るため議会を開き、テレビは一日中、自分たちが大いなる危険に晒されているということを報道していたそうですね。
常日頃、黄砂に乗せて、有害物質を送り込んでいるというのに、今では、政府は、国民の健康が、日本によって損なわれることを深く憂慮しているのです。出演していたコメンテータの中国人学者が、かつて日本の大学に留学していたということで、東北の惨状を見て泣き出すという感動的なシーンもあったそうです。

それを聞いて、昔読んだ、文化大革命の光景を思い出しました。いずれにしても、今の状況では、福島から放射性物質が何千キロも飛んで、隣国の国民の健康に悪影響を及ぼす可能性のないことは、物理学者なら、誰でもわかるはずです。一般市民は騙されますが。
・・・
前述の知り合いの原子力の父は、自分たちが築き上げた、日本の原子力発電所の世界一の技術を誇りに思っていた人で、今回のことでは、ショックを受けています。なぜかというと、耐震技術というのは、非常に高度で、お金も掛かる。そして、それは完璧だった。ところが、今回の事故は、揺れによるものではなく、単に、注水に関わる部分に、たくさん海水が被ってしまったことによって起こったものだった。 要は、まさか5m以上の津波が来ることを考えていなかったというだけのことなのです。これを防ぐことなど、たいした技術もいらず、お金も
掛からなかったはずです。
でも、これで原発の未来はなくなるだろうし、では、自分が一生熱中してやってきたことは何だったのだろうと思うと、とにかく無念だということです。
長くなって、申し訳ありませんでしたが、ドイツ人が全員、逃げ出す様子を目の当たりにしたので、先生に、このドイツの報道の横暴さをお伝えしたくて。 チケットが買えなかったドイツ人は、九州や関西に逃げています。
・・・
http://www.melma.com/backnumber_45206_5132317/   サン ヨリ

いやこれは、崩壊の始まりに過ぎないとのお知らせもあります。
我欲がうんぬんと言っている、GSとつるんでしこたま儲けようとしている某政治屋がいます。
横田基地と座間基地などの撤去要求はいったいどうなったんでしょうか?
お知らせ一覧 http://sora.ishikami.jp/diary/list.php の、
【宮城の地震、地球の変革計画の警告】 
http://sora.ishikami.jp/diary/index.php?id=20110311161635

【】 放射線漏れは「かなり酷いが、破滅的ではない」という状態になった
 武田邦彦 原発、緊急情報(5)リンクより転載します。
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本日午前4時頃、東京電力から福島第二原発2号機に水を入れても炉内の水が増えないとの発表があり、その終わりに、
「すぐに、何か、その、危機的な状態に陥ることはないのではないかと考えている」
と言った.これでだいたいの事は分かった。
続いて午前6時頃、爆発によって2号機の格納器の下が破れたとの発表があったが、予定通りである.
・・・・・・・・・今後・・・
原子炉内の放射性物質が漏洩するのを防ぐことができなくなった。だから、周辺の放射線は上昇を続けるだろう.
ただ、これまでのように発電所側が必死になって「絶対に放射線を漏らさない」という切迫した状態では無く、「すでに漏れを止めることはできない」ということになり、判断は正常になるだろう.
その結果、放射線漏れは「かなり酷いが、破滅的ではない」という状態になったと私は考えている.
原発経産省保安院、政府、専門家の中で交わされた会話は次のようなものだろう。
・・・・・・・・・
A「今、午前2時ですが、2号機に水を注入しても炉内の水位が上がらない」
B「まだ燃料の温度が高く、投入した水がすべて蒸発したのではないか?」
A「いえ、投入した水がすべて蒸発したとすると、圧力は700キロパスカルしか言っていないので、計算が合わない」
B「投入量は分かっているのか?」
A「水量は計算できます.だから、どこからか漏れていると思います」
C「現場では分かっていますよ。炉の下部から水が出ています。強い放射線ですので、炉からでた蒸気がサプレッション・プールで水になってそれが漏れています」
D「そうか、それでは放射線漏れは防ぐことができないな」
C「はい」

D「どうやって発表するか?」
B「最初から漏れているというのも何ですから、まず概略を発表して、2時間経った頃、損傷を発表することにしよう」
・・・・・・・・・
つまり、今日の未明に福島原発は「原子炉内部の放射性物質が外部に漏れることを防ぐことができなくなった。」ということだ。
また、おそらく現場の判断は冷静になるだろうから、核反応は抑制できる状態になり、後は崩壊を待つことになる.
放射線は徐々に福島から広く拡がっていくが、まず第一に風向きだ。鹿児島の新燃岳が噴火したとき、その灰は宮崎の方に「すじ」のように流れた。その写真を思い出して、風に注意することだ。
仙台、福島、東京などの放射線は上がるが、通常の人に放射線障害が出るところまでは行かないか、あるいは1週間ぐらいはかかると考えられる.
いずれにしても、「通常の放射線漏れの酷い状態」になったので、国民は対応をとりやすくなった。
私は本日、大阪から東京へ向かう.大丈夫だからだ。
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以上です。
http://takedanet.com/2011/03/post_a1c1-1.html   サン ヨリ

この人の言うことは、当たっている。 これからもウオッチ要!!!

【】 原発 少し落ち着いたので・・・「保安院という化け物」
原発は2号機の格納器が破壊されたことで一段落した。周辺の放射線は徐々に上がっていくだろうが、福島県民をはじめ、付近の方が逃げることもできる状態になった。
その意味ではやや私も気持ちがおさまった。
そこで、政府やマスコミなどからの情報をより正しく理解するために関連のことを書いておきたいと思う.
・・・・・・・・・
【なぜ、保安院の人は謝らずに威張っているのか?】
日本の原子力行政は、原子力委員会が推進、原子力安全委員会が抑制ということになっていたが、政府がいつの間にか、原子力安全・保安院というのを作り、「抑制機関無しの原子力行政」を始めた。
そのため、安全を考えて抑制する立場だった「原子力安全委員会」は国民に代わって、直接、原子力の安全を守ることができなくなった。
原子力安全・保安院は全権を持ち、電力会社や原子力安全委員会などに強い影響を持つようになった。これがテレビで見た保安院の人の傲慢な態度にあらわれていた。
保安院は常に原発に口を出し、俺の言うことを聞かなければ認可しないぞと言い、そして現場を知らないという状態で推移していた。
このことが「地震で破壊する原発」を作ってきた原因であり、さらに「震度6など想定していなかった」とか「地震対策はしてきたが、津波が起こるとは知らなかった」などという奇妙な言い訳を作り出す原因にもなっている.
・・・・・・・・・
今、事故が進行中だが、保安院は登場しても混乱するだけだ。東京電力と政府だけで進めてもらいたい。
また気象庁は全力を挙げて風向と、原子炉からのガスがどのように流れるか、コンピュータを使用して早く全力で計算して欲しい.
気象庁はこのような時にこそコンピュータを国民の安全のために使い、何時、どこに放射線物質が移動するのか、ハッキリして欲しい.
平成23年3月15日 執筆)
http://takedanet.com/2011/03/post_0cc6.html   サン ヨリ

原子力行政、安全の世界でもこの有様! なんでも食い物にしようとして目をギラツカせて獲物を
漁っている官僚どもがいる。 原発の安全基準を自らの利益のために不当に押し下げて、ゆるゆる
の基準とか、監視を行っているのではなかろうか? 国民を食い物にする官僚と言う醜悪な怪物ども。
これらのことが財務省、日銀、検察庁経産省などで行われているのだろう!
国民を決起しよう! 庶民の暮らしを守る行政府、立法府にしよう!

【】  今回の食糧不足はまだ序の口
・ ・・ 「これと同時に食糧、水、石油(エネルギー)という基本的な資源に黄信号がともっているが、これが赤信号になる日もそう遠くない。日本人は、『水と安全はただで手に入る』、と考えている、と何十年も前に指摘した山本七平の本がベストセラーになったことがあった。あれから少しは日本人は用心深くなったのか?
 いずれにしても政府などはあまり頼りにならないから、個人的に今から準備できるものは準備しておかねばならない。出来るかどうかはわからないが、やるっきゃないだろう。」
 今、まさしくこの問題が生じている。関西以西はどうか分からないが、関東までは上記の物資が不足しだしており、スーパーの棚はガランとしている。

 2年前、知人に食糧備蓄の必要性を説いたが、笑ってまじめにとり合ってくれなかったが、今回のことで身にしみて感じてくれた事だろう。今頃あわてているはずである。
 しかし、これはまだまだ序の口と思うべきであろう。国内で、特に物流面での支障があるから、スーパーの棚に食料品などがなくなっているだけであるが、これからやって来る世界的危機は、世界的物流が止まるかもしれないのだ。本当の物資の不足の時代がやってくると、考えるべきである。
 その意味で、今はまだ予行演習と思った方がよいのだ。
そして、日本ではこれからもまだまだ天災が続く可能性が高い。地震は始まったばかりかもしれないからだ。まず、日本から新しい世が始まる動きが出始めている、と見るべきではないだろうか。

 そして、日本は世界の雛形であると言われるのだから、順次日本で起きたことが世界にも拡散していくのかもしれない。
・・・
ROCKWAY  http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/512/   サン ヨリ

【】 〔サバイバル情報〕昆布を煮出せば「ヨウ素剤」がわりになる

http://alcyone.seesaa.net/article/190766993.html   サン ヨリ

【】 大地震を理由とする「派遣切り」や非正規労働者の解雇が増え始めている
低気温  http://alcyone.seesaa.net/article/190779597.html   サン ヨリ

【】 東電福島原発事故放射能汚染覚悟で最悪シナリオ回避するしかない

1.東電福島第一原発2号機で爆発音
  2011年3月15日午前6時10分、東電福島第一原発2号機にて爆発音が発生、周辺の放射能
 レベルが上昇したようです。発電所内作業員緊急退避ですから、ただごとではありません。同じ設計条件の原子炉がいくつもあるので、次々と同じ重大事故が発生しています。 日本国民も、戦後初め
ての放射能拡散危機に遭遇して不安につつまれています。

テレビは朝から、この2号機事故のニュースで持ちきりです。この事故は、1号機、3号機の建屋
 の水素爆発とは異なっています。 2号機建屋は3月14日の3号機建屋爆発時、落下破片にて、
穴が開いたようです。不幸中の幸い、これで、2号機建屋の水素爆発はないと思った矢先でした。
 14日に爆発した3号機の航空写真にて、原子炉格納容器の上部から蒸気らしき噴煙が立ち上がっ
ているのが発見されています。

この際、【 最悪事故を回避するため、ある程度の放射能漏れは避けられない状況です。 】

原子力工学の専門家によれば、
 【各原子炉の核分裂は止まっており】、今は核燃料の崩壊熱(注1)の冷却プロセスにあるとのこと。
したがって、そのうち、原子炉内の熱は下がってくるようです。

 それならば、原発プラント近辺の放射能レベルは一時的に高まるでしょうが、チェルノブイリ事故
のような広域放射能汚染事故には至らないと思います。

2.原子炉内の圧力を下げてひたすら外部注水するしかない
ここまで来たら、原子炉の圧力容器内圧を格納容器内に逃がして、内圧を下げて、ひたすら外部
注水するしかないです。 その結果、格納容器内圧が上がれば、放射能汚染蒸気をベントで大気
放散させるしかありません。残念ながら、周辺は一時的に放射能レベルが上がりますが、
これにより、容器破壊を防げます。 
格納容器内圧を完全に抜いて、原子炉全体を海水で満たし続けていけば、そのうち、原子炉
燃料の温度が下がるはずです。

3.原子炉容器溶接部の水素脆化(ぜいか)に注意
 原子炉の遮蔽容器自体は、内圧が設計値を超えても、数倍の安全率がかかっていますから、そう
簡単には壊れません。 しかしながら、容器の配管貫通部が問題です。配管貫通部付け根の溶接
(応力集中部)は、地震によって曲げ強度が劣化している可能性(材料が降伏点に達している)が
あります。 ここが応力腐食割れを起こす危険があります。
とりわけ、水素が介在すると脆化がひどくなります(注2)。

原子炉内で副次的に生成された水素により、2号機の格納容器の配管貫通部などの溶接部が
クラック(亀裂)を起こしやすい状態となっているはずですから、格納容器の内圧はできるだけ
下げる方がよいのは明らかです。
 格納容器内圧の設計値は400キロパスカル(4気圧)とのことですが、水素脆化部位はこれ以下の
 内圧でクラックが入る危険が残ります。もうクラックは入っているかもしれませんが、貫通クラックで
 なければ放射能漏れは防げます。クラック部位の応力が低ければ、クラックの伝播拡大は防げます。

4.定期検査中の4号機も水素爆発?
  2011年3月15日、午前6時、定検中の運転休止4号機でも水素爆発によると思われる火災発生と報じられています。2号機の爆発音発生と同時です。使用済み燃料プールから発生した水素が
4号機建屋に滞留していたようです。 しかしこちらはほどなく鎮火しています。

5.いかなる機器にも寿命があることを忘れるな
 今回、巨大地震で損傷を受けた原発3基は建設後40年前後の老朽原発です。原発機器は極めて
大きな熱負荷変動と圧力変動を受けます。いかに頑丈な機器でも人間と同様に、長年使用すると
疲労・老朽化してきます。
そして、その極限(疲労寿命)に達すると確実に壊れます(疲労破壊)。 
これはもはや物理的自然現象です。

 東電福島原発機器は、検査と補修を繰り返してきたといえども、機器材料は固有の疲労寿命をもっており、40年経て老朽化しているところに、前代未聞の大地震が襲来したわけです。 おそらく、原子炉の耐震設計値を大幅に超える地震外力が加わったのは間違いないでしょう。 それでも、大破壊して
いないのは、安全率がかかっているからです。
原発が不幸だったのは、大地震に加えて、
津波に襲われたことです。

6.東電は老朽原発の投資最適化検討を行っておくべきだった
 東電は自社の電力供給域に原発立地を見いだせない以上、老朽化した福島第一原発のモダナイ
ゼーション(設備の近代化)検討を行っておくべきでした。
具体的には、
(1)地震多発地帯である東北沖を震源とする大地震発生可能性の調査研究、
(2)大地震遭遇確率の推定、 (3)老朽化設備の耐震強度の確認と耐震補強コスト算定、
(4)大地震襲来によって予想される老朽化設備の致命的被害の損失コスト・二次災害の補償
コスト算定、
 (5)一次・二次の致命的被害・災害を回避するための原発設備モダナイゼーション投資コスト算定、
(6)致命的被害・災害の損失・補償コストとモダナイゼーション投資コストの比較、
(7)中長期的な福島第一原発設備投資の最適化と意思決定、などです。

東電福島第一原発の場合、もっとも安価な(3)老朽設備維持による耐震補強投資オプション
(運転免許ライセンス更新)が選択されて今日に至っています。
この意思決定には、(4)老朽設備の致命的破壊による二次災害補償コストが考慮されていな
かったのではないでしょうか。

7.原発は極めてハイリスクな電源設備である
 大型原発投資の特徴は、社会的安全の観点から、きわめてハイリスク投資である点です。地震被害は単に、設備被害(一次的被害)にとどまらず、放射能拡散という二次災害のリスクが極めて大きいと
いう点です。

 東電原発チェルノブイリ級の二次災害を引き起こしたら、その被害は海外にも及び、その補償
規模は、東電という民間一企業の手に負えないでしょう。
 東電はそれを承知でハイリスク原発投資に走ったのは、金融・保険業界でいう“モラルハザード
(注3)に陥っていたからではないでしょうか。 他の電力会社は東電に右へ倣え、でしょう。

 上記、モラルハザードとは“保険に入っているという安心から、平気でハイリスク投資を実行する”
という意味です。
東電の場合の保険とは“最後は国家が面倒を見てくれるはず”ということです。
その国家(日本の場合、
官僚国家)は、最後は国民に苦しみを押し付ける(丸山真男のいう抑圧の移譲)ということです。
・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/23372985.html   サン ヨリ
⇒ 東電と経産省の悪魔どもが今回の原発事故による二次災害(放射線被爆)を拡大したと言える
のでしょう!


再掲
【】 この震災をテコに、日本は復活する
 第二次世界大戦中、ナチス・ドイツはロシアに攻め込み、
ロシアの軍需工場を次々に破壊し、
ロシアの反撃能力を、奪っていった。
ロシアが軍需工場を建設すると、ナチスが破壊し、再び建設すると、ナチスが破壊する、
イタチごっこが、続いた。

ロシアは、「意図的に、戦略的に、撤退し」続け、最終的には、シベリアに、軍需工場を作り、
ナチスは、軍需工場を目のカタキにし、シベリアまで攻め込もうとし、ロシアの酷寒にナチスの軍は死者続出となった。
ロシアは、シベリアの氷の上に軍事工場を作り、そこで反撃用の兵器を製造し、ナチス軍を撃退した。
この教訓は、技術者さえ生きていれば、全ての工場がカイメツしても、何度、工場が破壊されても、再度、工場を立ち上げ、製造業は復活すると言う事である。

第二次世界大戦で焼け野原になった日本には、多数の技術者が生き残り、日本人の「根性は、敗戦でも、屈服していなかった」。
その証拠は、敗戦の1945年から、わずか15年での高度経済成長であり、世界第二位の経済大国としての日本の復活であった。
第二次世界大戦後の焼け野原に比較し、2011年の大震災の焼け跡は、深刻の度合いが浅い。
ナチスに攻められたロシア、そして第二次世界大戦で焼け野原となった日本の教訓は、
技術者さえ生きていれば、そして「根性が屈服してさえいなければ」、全ての工場がカイメツしても、何度、工場が破壊されても、再度、工場を立ち上げ、経済は復活すると言う事である。

日本は莫大な金額のアメリカ国債を持っている。
それを担保に欧米銀行から融資を受け、崩壊した街・企業を再構築することが可能である。
アメリカ国債を、「質草」として欧米に渡し、
最終的に、借金は返済せず、踏み倒し、「質草」を質流れにすれば良い。
放置しておいても紙クズになる、アメリカ国債は、こうして「有効に使う」事が出来る。
紙クズになる国債を、欧米諸国に「お返しし」、それで日本は復興すれば良い。
戦後65年間、蓄積してきた富を、今、使えば良い。

アメリカ政府に、「ダマサレテ」買わされた、アメリカ国債である。今回は、日本側が、ダマセば良い。
その戦略性が、「根性が屈服していない」と言う事である。
震災で莫大な建設工事の「需要」が、発生した。
震災の災いは、「不要なダム・橋を作り需要を創出し景気回復するのではなく、必要な街並み・住宅の再建によって景気回復する」福となる。災いは、福に転じる。
この震災をテコに、日本を復活させる経済戦略を即刻、練り上げる事が急務となる。
ブルドッグは、敵と見なした相手に噛み付くと、自分が殺され首と胴体が切断され、首だけになっても、「噛み付き続ける」。このブルドッグの闘い方=ブル・ファイトの精神を、日本人は取り戻さなければならない。
戦場における戦闘中、隣で、ホフク前進する親友が頭部に銃弾を受け即死した場合、嘆いて泣いていたのでは自分も敵の銃弾を頭に受けるだけである。嘆いている最中に自分までが敵弾に倒れる事を親友は望んではいない。嘆きを激怒に転換し、敵陣に突入し敵をカイメツさせる。前へ前へ進み、勝利を奪い取って来る。その勝利が、死んで行った者達への最高の献花である。仲間の死を、ムダ死ににさせない手段は、ブル・ファイトの継続である。

日本カイメツの結果である、建設需要を「有効」に使う事で、日本経済は復活する。
ロシア象徴派の詩人、アンドレ・ベールイの言葉の通り、
「全てが燃え尽き、灰になった後、その灰の中から、不死鳥が飛び立つ」。
オルタナティブ通信 http://alternativereport1.seesaa.net/article/190614003.html    サン ヨリ

終わりはちょっとだが、米国債を担保に金を借りて、または日銀の無利子国債を買い取らせよう!

【】 菅政権は原発リスクを認識し交通マヒを回避せよ
 ・・・
 いまからでも遅くない。公共交通機関への影響を最小限にする形での、使用電力削減の方策を再検討するべきだ。
 
 東京電力からの申請を、内容を吟味もせずに了承しておいて、問題が発生した後で、その責任を東京電力だけに押し付けるのでは、政府など存在する意味がない。
 
 原発事故への対応では、希望的観測を前提にした極めて甘い対応に終始している。希望的観測が実現しない場合、取り返しのつかない人災を招くことになる。
 
 停電実施に際しては、首都圏での公共交通機関の運行大幅削減がもたらす影響をきめ細かく分析しなければ、国民生活を守ることは不可能だ。朝一でヘリコプターに乗って原発を見学しても、このような基本動作を実行し、適切な指示を下せないのなら、何の意味もない。単なるパフォーマンスに過ぎないことになる。政府の指揮体制の抜本的な立て直しが求められている。
 ・・・
植草一秀の『知られざる真実』
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-ac74.html   サン ヨリ

【】 究極の荒療治:緊急時の原子炉建屋は吹き飛ばした方が、むしろ安全?

1.東電福島原発3号機建屋:水素爆発で吹き飛ぶ
 2011年3月12日午後3時半過ぎ、東電福島第一原発1号機の遮蔽建屋上部が水素爆発で吹き  飛びました。そして、今日、3月14日午前11時過ぎ、今度は3号機遮蔽建屋で同様の爆発が起き
 ました。火山の噴火のようなものすごい爆発です。原発建屋が大爆発している画像が、世界に配信
され世界中の人々を震撼とさせるのは確かです。
1号機同様、3号機も海水注入にて、水素爆発の可能性を事前に、枝野官房長官が国民に予告
していましたが、その通りになりました。
 東電は3号機建屋上層部空間に溜まった水素を抜くことを検討していると報道されていましたが、
筆者は作業安全の観点から難しいと思っていました。
 要するに、非常時に原子炉内に外部から冷却水を注入して発生する蒸気は放射能汚染されていますから、設計時に、建屋の天井に開閉弁付き空気放出管(ベント)を設置することは難しいでしょう、
 周辺住民を不安にさせるだけですから。今回、安全第一のため建屋を気密構造にしたことが裏目
にでました。

2.新燃岳噴火なみの水素爆発でも原子炉格納容器は破壊されないのか
 3月13日付け朝日新聞に、東電福島原発の原子炉安全確保構造図が出ており、BWR(沸騰水型原子炉)マーク?型において、燃料格納の原子炉圧力容器(鋼鉄16?厚)、原子炉格納容器内壁(鋼鉄3?厚)、同外壁(鉄筋コンクリート200?厚)、遮蔽外壁(鉄筋コンクリート100?厚)で、原子炉プラント全体の下半分は地下に埋まっています。しかしながら、東電HP(注1)によれば、マーク?は6号機
以降です。 1号機から5号機はマーク?型(旧式)であり、マーク?より耐震安全度は低いのでは
ないかと思われますが、耐震設計基準の更新に沿って後で補強されているかもしれません。

 上記のように、原子炉は放射能飛散防止のため何重にも厳重に遮蔽されています。安全上、もっとも重要な遮蔽構造物は原子炉格納容器でしょう。この容器が壊れなければ、大量の放射能飛散は免れます。3号機建屋爆発後、枝野官房長官は、原子炉格納容器は破壊されていないと国民に報告して
います。
 1号機の爆発と3号機の爆発を比べると、3号機の方が爆発規模は大きいと、テレビ出演の専門家が述べていました。3号機は爆発時、一瞬、火炎が見えましたし、吹き飛ばされた建屋の巨大破片が上方高く舞い上がり、落下するのが見えました。 1号機は余震衝撃で爆発したようですが、3号機は水素
が溜りに溜まって爆発したと思われ、爆発力は格段に大きいようでした。

3.建屋が爆発した3号機は70年代初頭に建設された日本製
 今日3月14日、建屋の爆発した3号機は70年代初頭、東芝が単独建設しています(注1)。という
ことは、原子炉圧力容器と原子炉格納容器はIHI製造(IHI横浜第三工場製)だと思われます。
 私事ですが、筆者は70年に、IHI横浜第二工場の造船設計部に配属され、70年代半ばまで、そこに居ました。ちょうどその当時、IHI横浜第三工場にて、東芝の受注した原発プラントの原子炉圧力
 容器や格納容器が製造されていました。
 とりわけ、圧力容器の肉厚は16cmであり、これほどの肉厚容器の高精度の加工・溶接は大変ですIHIは大型プレス機械も製造していますから、大型圧力容器の製造はお手のものです。大型鋼
 構造物の残留応力除去施設ももっています。40年経た今も、16cm肉厚容器を鮮明に憶えています。
 ちなみに、IHI呉造船所(元・海軍造船工場)で建造された戦艦大和の上甲板の肉厚は20cm〜40cmだったそうです。日本は昔から奈良の大仏を造る技術をもっているほどですから、日本は伝統的に
金属加工技術に優れています。

3号機の強烈な水素爆発で、原子炉を守ったのは、おそらく、筆者がIHI 勤務時代に目撃したIHI
製格納容器ではないでしょうか。

4.原子炉建屋に溜まった水素は早く爆発させた方が、原発の致命的破壊を防ぐ
 原子炉の場合、いくら頑丈な圧力容器で防護遮蔽しても、高熱(2700〜2800度C)の溶融核燃料に
接触したら、肉厚容器自体が局部的に溶けてひとたまりもなく穴が開きます。また、容器内が高温に
なれば、鋼の強度が劣化します。だから、高温核燃料の水冷却は必須です。そのために、水素が
 生成し、建屋内に滞留するのは不可避です。 容器内に溜まった水素を抜かないと、今度は容器
内圧が限界を超えますから。
 その意味でこの期に及んだら、できだけ早く水素爆発で建屋を吹き飛ばした方が安全だということ
になります。まさに荒療治そのものです。

5.原発建屋の水素爆発は9.11事件のWTCビル爆発崩壊を連想させる
今回、1号機、3号機で起きた二回の水素爆発をTV中継で観た人の多くが、2001年に起きた
9.11事件におけるWTCビルの爆発崩壊を連想したのではないでしょうか。
両者、爆発の様子が非常によく似ています。WTCビル崩壊(爆発的崩壊)は、単に、航空機衝突
外力および航空機燃料爆発による鉄骨強度軟弱化だけでは説明不能です。
 WTCビルの崩壊跡の瓦礫に、数週間経ても消えない溶融金属プール(1500度C)が発見されていま す(注2)。 航空機のケロシン燃料温度は500〜600度Cですから溶融金属プールはできないはず
と言われています。

 筆者の推測では、WTCビル崩壊は、水素爆発をもたらす、なんらかの破壊工学技術とビル解体用
 の制御爆破技術を組み合わせたのではないかとにらんでいます。今回の1号機の水素爆発で
鉄骨が残っていることから、水素爆発だけでWTCビルの鉄骨を完全垂直崩壊させることは難しいと
わかります。また、制御爆破だけでは巨大な鉄骨破片が吹き飛ぶことはないと思われます。
・・・
ベンチャー革命 http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/23358461.html   サン ヨリ

【】 「国難」に向かって立ち上がろう!   人間は死ぬということをまったく考えないときには 生存の喜びや、ありがたさがわかりません
死の恐怖を味わった者だけが、自分の死を見つめることができます。 つまり正しく自分の死を見つめたとき、初めて悟りに対する人間の目ざめがあるような気がします。
私も阪神淡路大震災で死の恐怖を味わったお陰で、のどかなる静けさ、平安なる気持ちで、「死」を自覚した たしなみを身につけることが、できました。
・・・  中韓を知りすぎた男 http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-701.html   サン ヨリ