金融危機情報(急落したオリックス社債:日経報道)金融危機情報(急

金融危機情報(急落したオリックス社債:日経報道)金融危機情報(急落したオリックス社債:日経報道)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/  より

以前にもしてきました【オリックス】の社債価格が急落し額面100円に対して68.32円になっています。

2月24日 71.83円
2月25日 68.32円

この社債は2014年7月償還の利率2.18%のものですが、とうとう60円台にまで売られてきているのです。
日経新聞が公表しています国債社債価格では最も安い価格となっており、価格だけをみますと”ジャンク債”扱いになっています。

次に安い債券は日本政府が発行しています【物価連動国債2018年6月】で83.20円まで売られており、じわりじわり80円割れに向かっています。

2月24日 83.55円
2月25日 83.20円

これも国債としては、まともな価格ではなくなっており、大量に保有します金融機関は時価評価を行っていないところが多く損を計上していないところがほとんどと見られていますが、実質資本の劣化は明らかであり、今後この【物価連動国債】が80円を切れば格付け会社が実質損を計算して格下げに入るかも知れません。
今、日本の企業金融が詰まっており、”有名な”大企業は社債を発行して資金を集めようと躍起になっていますが、買った途端に額面を割るという事態に発展することもあり得、購入する個人・企業は慎重な対応が必要です。

上記の【オリックス社債のように100円で買った社債が68円になりもし資金が必要で売ろうとしましても買い手はほとんどおらず、証券会社に問い合わせするしか道はなく、下手しますと50円でも売れないかも知れません。

今、金融市場のリスクが個人にじわりじわりと広がっています。