清和会・アメリカは小沢一郎という虎の尾を踏んだのか?〜山崎行太郎

清和会・アメリカは小沢一郎という虎の尾を踏んだのか?〜山崎行太郎ブログより2 続けて、山崎氏の時局分析を転載する。

***************************

東京地検特捜部が試みる捜査や逮捕は、きをめて政治的であり、党派的なものなのである。そもそも、何故、西松建設からの献金リストに登場する「森喜朗」という清和会のボスには、捜査が及ばないのか。そこから、今回の東京地検特捜部の手を借りた「国策捜査」の仕掛け人たちが、どういう人間たちであるかが想像できるだろう。この騒動で、「かんぽの宿疑惑」や「郵政民営化見直し」に関する報道が、ピタリと止んだのは、何故か。何故、あれほど激昂して麻生内閣批判を繰り返していた小泉純一郎元首相は、突然、「麻生降ろし」の旗を降ろして、急におとなしくなったのか。何故、つい先日までテレビに出まくっていた竹中平蔵が、ここへ来て、突然、テレビから消えたのか。何故、麻生太郎首相は、一泊もせず、共同記者会見も歓迎晩餐会もない、とんぼ返りの「オバマ・麻生会談」に、わざわざアメリカくんだりまで呼び出されたのか。麻生とオバマは、別れ際に、何を、ヒソヒソと話し合ったのか。東京地検特捜部と結託して国策捜査に励んでいるのは、アメリカciaと、ciaに直結した清和会(森・町村派)だ、というまことしやかな噂が流れているが、はたして何処まで真実だろうか。亡国の元小泉首相秘書官氏は、今、何処で、何をしているのか。

****************************

山崎氏が指摘しているように「検察」は極めて政治的、党派的であるということを私たちは知らなくてはならない。そして、彼ら検察が本当にターゲットにしているのは、左派ではなく、むしろ村上氏、鈴木氏そして小沢氏といった反骨の右派であることも、よく知らなくてはならない。

しかし、政治資金規正法にあれだけ精通していた小沢氏を「証拠は後付でなんとでもなる」とつぶしにかかったとすれば、なんとも日本の「検察」は「プライドだけはたかい」「実務能力のない組織」なのだろうか。そしてそんな連中を手先に使った連中とは・・・田中角栄が逮捕された時はアメリカの「虎の尾」を踏んだといわれたが、今回、は主客が逆転したようだ。小沢、そして世論という「虎の尾」をアメリカは踏んでしまったのかもしれない。

 
  この投稿は 202064 への返信です。
  この投稿に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_202065
  ※トラックバックは承認制となっています。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=202065 さん より