佐藤 「それは結局、ワイドショーと週刊誌の論調で事件ができていく

佐藤 「それは結局、ワイドショーと週刊誌の論調で事件ができていくことになるよ」
西村 「それが今の日本の現実なんだよ」
ワイドショーに影響される検察捜査    テーマ:政治
試験合格官僚の支配から脱却し、国民に選ばれた政治家が主導する国家へ。
この国の政治を根本改革してほしいと願って、有権者が一票を投じ、民主党政権が誕生したはずだった。
ところが、いま試験合格官僚による、強引な旧体制死守の策動にマスメディアが踊らされ、その扇情報道のあげく、自らが選んだ政権を否定する国民世論が形成されつつある。

逮捕拘留起訴の強権を持った検察の暴走は、「政治の腐敗を正す」と叫び、武力の脅威によって政党政治を破壊しつくし、翼賛体制を導いた戦前の青年将校たちと瓜二つだ。
 検察が怖くて物が言えない政治家やジャーナリスト、識者たち。マスメディアはすべて同じ論調の「翼賛報道」を繰り返している。
「われらこそ国家の主人公」。霞が関の高級官僚にも、標的にした人間を社会的に抹殺できる検察幹部にも、通底した意識だろう。
選挙しだいでただの人になる政治家など、彼らはハナから見下しているのだ。
「まさかこんなに早く、民主党がおかしくなるとはねえ」。 とっくに政界を引退している
小泉元首相の講演でのワンフレーズを、テレビは小沢報道に挟み込んで、自民党時代へのノスタルジーをかきたてるかのような伝え方だ。

東京地検特捜部がテレビのワイドショーの論調で事件をつくっていく傾向があることを明らかにした
のは、佐藤優氏を取り調べた西村検事だった。
 西村検事は、外務省のロシア専門家だった佐藤氏を捕まえた理由について「あなたと鈴木宗男をつなげる事件をつくるためなんだ」と説明し、「あなたは運が悪かったとしかいえない」と話した。
 佐藤氏と西村検事は取調室で、しばしば国策捜査について議論した。以下は、そのなかの一節(佐藤優国家の罠」より)である。

西村 「政治家に対する国策捜査は近年驚くほどハードルが下がってきてるんだ。 ひと昔前ならば、鈴木さんが貰った数百万円ていどなんか誰も問題にしなかった」
 佐藤 「あなたたちが恣意的に適用基準を下げて事件を作り出しているのではないだろうか」
西村 「そうじゃない。 僕たちは適用基準を決められない。 時々の一般国民の基準で決めなくてはならない」
佐藤 「それは結局、ワイドショーと週刊誌の論調で事件ができていくことになるよ」
西村 「それが今の日本の現実なんだよ」

西村検事は、被疑者である佐藤氏とも立場を超えたコミュニケーションのできる稀有な検事であり、
珍しく正直な人柄と見受けられる。
 彼の話からうかがえるのは、例えばみのもんた氏のように声の大きい司会者とその話
の流れに逆らえないコメンテーターたち、あるいは政治など全くわかっていないタレントの意見などが、間接的に検察の捜査に大きな影響を及ぼしているということだ。

それが昨今の強硬な「無理筋捜査」につながり、裁判で無罪判決が出る背景になっている。

テレビ番組の製作にたずさわる人々は、そういうところまで思いをいたす必要がある。 誰かの悪評を一方的にあげつらい、血祭りにあげるような編集の仕方は、
国民の冷静な判断の邪魔になるだけである。
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立花隆の犯罪を告発せよ。http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10443890233.html
  さん より
小沢バッシングの背景にあるもの
「匿名」氏からの投稿コメントです。ご参考までに、再録します。ご一読ください。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20100127/1264571909 
週刊朝日」が「検察リーク情報」を暴露。
「植草ブログ」経由で知ったのだが、現在、発売中の「週刊朝日」に次のような、検察関係者からの「リーク情報」の遣り取りを暴露する記事が掲載されているらしい。この記事によると、小沢事件を捏造し、リーク情報をマスコミに垂れ流して、情報操作している東京地検特捜部の中心人物は、大鶴基成(最高検検事)であるらしい。 ・・・ところが?小沢聴取”の直前、編集部にこんな情報が寄せられた。ニュースソースは明かせないが、東京地検特捜部の「関係者」からのリークである。 「小沢は、何があっても必ずやるよ。強硬派筆頭の大鶴(基 ...
http://webryreader.sso.biglobe.ne.jp/ItemDispLogger.php?url=http%3A%2F%2Fd.hatena.ne.jp%2Fdokuhebiniki%2F20100127%2F1264577207&sid=13190
腰抜け=東京地検特捜部の正体
http://alternativereport1.seesaa.net/article/138851868.html
週刊朝日 2010年2月5日増大号 子育て女性をも脅かす 検察の卑劣 ジャーナリスト 上杉隆
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=11178

http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20100127/1264527401
「 一体何のための捜査なのか?わからない。 」
小沢捜査でさらに浮き上がる検察・マスコミの暴走   諸行無常
 この間加熱報道されている鳩山・小沢に対する捜査。 224925
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=224925 でも述べられているように、一体何のための捜査なのか?わからない。
確執や反目が目的化していないだろうか?
以下、「現代産業情報」 http://www.gendaisangyojoho.co.jp/index.html より。

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●「小沢捜査」が最終局面で問われる検察・マスコミの責任!
NO.637 2010.1.1.15

 年末年始に、新聞の社会面、テレビの報道番組を騒がせたのは、鳩山由紀夫
小沢一郎政治資金規正法事件だった。
 捜査するのは「最強の捜査機関」である東京地検特捜部、狙われているのが現首相と政界の最大実力者なのだから、ニュース性は確かにある。

 だが、そもそも連日、報道するに値するほどたいへんな事件なのか。
国民が怒り、検察がその思いを代弁しなければならないほどの事件なのか。

 周知のように「鳩山事件」は、鳩山首相の元秘書の勝場啓二氏が、鳩山首相自身のカネや母・安子さんから受け取ったカネを「友愛政経懇話会」の政治資金収支報告書にキチンと記載しなかったという事件であり、「小沢事件」は、「陸山会」の会計担当である石川知裕秘書(現代議士)が、世田谷区深沢の秘書宅敷地を購入するにあたり、4億円を小沢一郎氏から借り入れながら、それを「陸山会」の政治資金収支報告書に記載していなかったという事件である。

 ロッキード事件リクルート事件金丸信脱税事件などと比べ、国民の関心事はすこぶる薄く、街頭インタビューなどでも本気で怒っている人はいない。

 当然だろう。鳩山首相の資金が鳩山家のものであるのは、清廉で知られた故・藤山愛一郎元外相と同じ「政治家としての覚悟」を示しており、批判されるいわれはない。 唯一、相続税逃れはその通りだが、指摘されて鳩山首相は自ら修正、納税する。
 一方、小沢氏にしても、報告されていない「4億円の出所」が問われているものの、30有余年政治家を続け、それも最大級の実力者である小沢氏に4億円ぐらいの「手元のカネがあっても当然だろう」と、一般の国民は認識している。
 むろん、それが報道されているように、小沢事務所が「天の声」を発したという胆沢ダムに関するゼネコンからの「裏献金」というのなら話は別だが、「現金で1億円を手渡した」という水谷功水谷建設元会長の証言が事実だとしても、そのカネを「深沢の秘書宅」に結びつけるには無理がある。

 本来、特捜検察は、警察が手をつけられない政官財の癒着や腐敗を摘発、「国民の素朴な正義感」に応えることを自らの責務と考えてきた。
 また、マスコミは「第四の権力」と言われながらも、捜査権を与えられている
わけではなく、検察と一体となって「巨悪」に立ち向かうことを使命としてきた。
 この特捜検察とマスコミが、両輪となって権力者に「一罰百戒」を下す姿を国民は認め、喝采を贈ってきたのに、今度ばかりは、しらけている。 それは、鳩山・小沢に立ち向かう動機が、自分たちの既得権益のためであることが読めてしまうからだろう。 あるいはそのことに、「直感」で気付いている。

 政権交代民主党が手がけているのは、第一に【対米従属路線の見直しであり、第二に【官僚支配からの脱却である。
 どちらも既得権益を持った官僚社会と記者クラブ制度に安住するマスコミは、依って立つ基盤を揺るがされるもので、簡単には容認できないし、“破壊者”の民主党前現代表には一矢報いないではいられない。 それが地検特捜部の政治資金規正法違反での捜査となったし、マスコミの異常と言ってもいい反民主・反鳩山・反小沢報道となった。
 しかし、特捜部は本気のケンカを仕掛けたものの、いい材料が出てこなかった。「鳩山捜査」では勝場元秘書を在宅起訴、芳賀大輔秘書を略式起訴して終結した。大詰めを迎えている「【小沢捜査」では、小沢氏を参考人聴取のうえで、石川代議士と大久保隆規秘書を【在宅起訴する。
 胆沢ダムに絡み、特捜部が隠し玉で捜査を継続、さらに大きく展開する可能性は残されているものの、事件が大きくまとまったか、小さくまとまったかは問題ではない。




 今後、問われるのは、「法務・検察」の、例えば【検事総長人事を「【国会同意事項」にしてしまいかねない【小沢氏を【牽制するために、「【検察庁益」の【捜査をしてしまった【検察庁と、過去のしがらみを引きずって【反小沢報道に走った
【マスコミの責任である。

 今年8月4日の誕生日までに退任する【樋渡利秋検事総長は、早く小沢氏との
戦いから身を引きたがっており、「お前に任せた!」と、次期総長を確実視される
【大林宏東京高検検事長に投げ、小沢氏を恐れる大林氏は、最終決着を先延ばしにしてきたという。
 この程度の組織が、ここ数カ月、国政を揺るがせてきた。 その責任を検察も
マスコミも取らない。 これほどの無責任はなく、まさに小沢氏は、その手で
「【法務・【検察」とその【腰巾着のマスコミを、“【粛清”した方がいい。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=225210   さん より