海兵隊基地の「抑止力」の正体?陸山会事件>「訴因変更は違法が特別

【】 
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(前略)
普天間基地問題は「大山鳴動して鼠一匹」的なアンチクライマックスな終わり方をしそうである。
「基地の県外移転」の主張が一気にトーンダウンしたのは鳩山首相が沖縄を訪れたあとの5月4日に記者団に対して述べた次の言葉がきっかけである。
「昨年の衆院選当時は、海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思っていなかった。学べば学ぶほど(海兵隊の各部隊が)連携し抑止力を維持していることが分かった」
この言葉に対してマスメディアは一斉に罵倒を浴びせた。
いまさら抑止力の意味がわかったなんでバカじゃないか、と。
私はこのコメントを「不思議」だと思った。

アメリカ軍の抑止力や東アジア戦略のだいたいの枠組みについては、官邸にいたって専門家からいくらでもレクチャーが受けられたはずである。 しかし、そのときのレクチャーでは「分からなかった」ことがあった、と首相は言ったのである。
「抑止力の実態」について、首相は沖縄で米軍当局者から直に聞かされたのである。
聞かされて「あ、『抑止力』って、そのことなのね。あ、それは政権取る前は知るはずがないわ・・・」とびっくりしたのである。
だとすれば、そのときの「抑止力」という語が意味するのは、論理的には一つしかない。
ヘリコプターとか揚陸艇とかいうのは抑止力の「本体」ではない。
考えれば当たり前のことである。

日本が想像できるとりあえず唯一の「現実的な」軍事的危機は「北朝鮮からのミサイル攻撃」であるが、それに対してヘリコプター基地なんかあっても何の防ぎにもならない。
朝鮮半島有事」のときにそんなにヘリコプターが必要なら、何よりもまず韓国内の米軍基地に重点配備すべきであろうが、韓国内の基地は2008年から3分の1に縮小されている。
休戦状態であり、いまだに「宣戦布告」というような言葉を外交官が口走る一触即発の国境線近くの基地を「畳む」ことは可能だが、沖縄の基地は「畳めない」としたら、理由は一つしかない。
韓国内の基地には「置けないもの」が沖縄には「置ける」ということである。
「それ」が抑止力の本体であり、「それ」が沖縄にあるということを日本政府もアメリカ政府も公式には認めることができないものが沖縄にはあるということである。


そのことを野党政治家は知らされていない。
政府の一部と外務省の一部と自衛隊の一部だけがそのことを知っている。
「それ」についての「密約」が存在するということはもう私たちはみんな知っている。
私たちが知らされていないのは「密約」の範囲がどこまで及ぶかということだけである。
だから論理的思考ができる人間なら、沖縄の海兵隊基地に「それ」が常備されている蓋然性は、そうでない場合よりもはるかに高いという推論ができるはずである。


「それ」があるせいで北朝鮮は日本へのミサイル攻撃を自制している。中国は近海での軍事行動を「今程度」に抑制している。
そういう説明を聞かされた総理大臣は「『それ』が沖縄になかった場合の東アジアの軍事的バランスについての確度の高いシミュレーション」を提示する以外に米軍に「出て行ってくれ」ということができないということに気がついた。
それで「出て行ってくれないか」という言葉を呑み込んでしまったのだ。
(以下略)

                                                                                                                                • -

引用以上
以下、内田樹の研究室〜「それ」の抑止力 リンク より 引用。
→ 核ミサイルなら 嘉手納基地内にもあるのでは!(嘉手納で)十分なのでは?)
振り返ってみると、民主党マニフェストでも、3党合意でも、沖縄の基地負担を減らすとは言っても、県外とか辺野古は駄目とか言う表現は避けられています。
 小沢幹事長はこの問題には関わらないように周辺に指示していたと伝えられています。
 平野官房長官、北沢防衛大臣、岡田外務大臣の発言を振り返っても、早い段階から、県外は無理、辺野古でやむなしという判断をしていたようです。

 アメリカが辺野古に執着する隠された理由があり、首相だけが蚊帳の外だったということなのでしょうか。
 先日の毎日新聞に、「辺野古にはアメリカの核貯蔵庫があるから、アメリカが執着している」という見解が載っていたのが気になります。 ・・・
→ 嘘か真かしらんが、こんな話は防衛省筋から普通は耳打ちがあるのでは?

【】 今、アリはドイツ人、中国人、そして日本人であり、一方のキリギリスは米国人や英国人、ギリシャ人、アイルランド人、スペイン人だ。アリはキリギリスが欲しがるような魅力的なモノを作る。キリギリスはアリに、見返りに何か欲しくないか尋ねる
・・・  http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3579   サン ヨリ
→ 金融業=金融詐欺商売?は、RS、RF、欧米貴族どもが主に儲かるだけの泡ビジ? 
銀行などの金融機関は国営化しハゲタカが動けないように数々の規制は必須。
輸出による外貨、ドル稼ぎは食うために必要な物質購入代の2倍程度あればよいのでは!



【】 長いものには巻かれろというような、優柔不断な政治家が多い中での、一本、筋を通した福島瑞穂氏の一連の行動には拍手を送りたい。普天間問題が、はたしてどういう結果になるのか、まだ分からないが、鳩山内閣の外務、防衛、官房の面々の不甲斐ないというか、だらしない素顔が覗き見られてよかったと思う
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20100529   サン ヨリ
→ 泣くまで待とうホトトギスでいきましょう! どうせ辺野古移転は地元の抵抗が大なため
2015年までは無理な話? このままずるずると延ばすのもいいし、キャンプ・シュワブ
元滑走路のリフォームで代替可能かも? 辺野古はアフガンに出払っているので閑古鳥が
鳴いているのであればそれでよし、訓練は近場の九州周辺(尖閣諸島も候補地の一つ)の基地を
お遍路巡りをするもよし?
【米経済は成長、しかし赤字はそれ以上に成長 】 ・・・ 持続不能な赤字を膨らませながらも、米経済は成長しているという虚像に安心している世界諸国。
今の米国を「大き過ぎて潰せない」と言うなら、10年後、20年後は一体どうなっていると言うのか?「大き過ぎて救えない」状態が極限にまで達し、追いつめられたネズミは天敵・猫に噛みつく最後の防御行為に出る。世界最強の軍備、そして世界からの莫大な借金は、ネズミの乱心でどうとでもする切り札である。
http://fxdondon.iza.ne.jp/blog/entry/1626442/   サン ヨリ

【】 今日は長い一日。
鳩山さんが連立解消に進むなら、参院選前の総辞職は不可避。 昨日、小沢さんの代理人輿石参院議員会長が「選挙を前に連立解消なら支えられない」と首相に最後通告。
鳩山首相は、三党連立の合意をもとに首相に指名された。 三党連立を解消するなら、いったん総辞職して連立を組みなおすのが筋。
 鳩山内閣が総辞職して首班指名選挙が行われる場合、自民党には民主党議員を首班候補として投票する動きが広がっている。
「連立解消なら出す」と辞表を抱いて今日の閣議に臨む民主党の閣僚が複数。
そもそも閣議が開けるのか、閣議決定できるのか、疑問。
 自民党首班指名民主党議員への投票を画策している件で、さまざま反応をいただいていますが、野党になった自民党がかつて社会党の村山富一委員長に首班指名で投票し、政権に戻ったことを忘れてはいけません。 ・・・ 日米共同声明の仮訳と英語版を見比べる。
 
英語版だけ辺野古の代替滑走路に(s)とカッコつきで複数になる可能性を含んだ表現。
1800メートルは、空母の甲板滑走路と同じで嘉手納の空軍機の離着陸に必要な最小限の長さ。
沖縄からの訓練の国外移転の「検討」。
グアムが例示されているが・・・。
 そもそも代替施設の「具体的進展」が第三海兵遠征隊のグアム移転の前提という点は、ロードマップ合意から前進していない。
> 日本のマスコミは「米政府の主張」として
「地元住民の合意のない案は受け入れない」「3党合意しないと受け入れない」「徳之島は距離的に無理」とさんざん報じてきたけど、
今回の日米共同声明で、これら報道がすべて「鳩山内閣を困らせるためのデマ」だったことが明白になった。 ・・・  http://sun.ap.teacup.com/souun/2802.html   サン ヨリ

【福島大臣罷免、鳩山首相は賢明な判断:ムネオ日記」 】
・・・ しかしそれならば、福島氏は、県外のどこかの場所を特定し、自ら話をつけ、「総理、ここに話をつけましたので、ここで検討して下さい」と持ちかけるべきだった。

それが責任ある政治家の姿ではないか。
http://sun.ap.teacup.com/souun/2804.html   サン ヨリ
→ とにもかくにも米軍の陸上部隊不要、座間、横田からも出て行ってもらおう! ただし金をかけずにだ。 日米安保マフィア(マスゴミも含む)も不要。
日本は独自に完全自衛の武装をすべし内需拡大でもあるしね。


【】日本を教訓として、金融主権を取り戻せ、仏誌ル・モンドの主張
 フランスのル・モンド・ディプロマティーク誌に、国際金融資本の手から、自国の金融主権を取りせという論文が掲載された。
日本は国債引受を国内資金で賄うことで、国際金融資本の支配を受けていない。その日本に見習い、フランスも金融機関に国債引受を義務付け、金融政策の主権を取り戻す必要があると論じている。
 ギリシア危機から脱グローバル化
フレデリック・ロルドン(Frederic Lordon) 経済学者
 ・・・ 1980年半ばから、米国は問題にぶつかった。国内貯蓄が尽きた状態で、貿易赤字財政赤字をどうやって補填すればよいのか。答えは簡単、貯蓄がある国から持ってくればよい。当時なら(現在でも)日本とドイツ、そして今では中国である。米国経済が貯蓄と投資の循環システムを国内だけで完結させずに済むよう、資本の国際的な循環構造を打ち立てる戦略的対応、それが金融の規制緩和だったのだ。

 ありていに言えば、他の多くの諸国は、次に何が待ち受けているのか気付かないまま、国際的な金融規制緩和がもたらす資本の循環という展望に魅惑された。
自由化された資本市場構造の下では、債務者と債権者の関係は、後者に有利な方向へと傾く。そして国家は徐々に、市場における借入が、市場による評定への従属を意味することを悟るようになる。

日本というケース   ・・・ グローバル化というのが結局のところ、万物の市場化による主権の解体にほかならないとすれば、脱グローバル化へと進むこと、それが政治の意義を回復する道である。 ・・・
http://www.diplo.jp/articles10/1005-2.html   サン ヨリ

【】 紙幣の価値は下がる     ◆5月26日
 基本的に世界の流れは、金融崩壊へ進まざるを得ない条件を抱えている。これはおそらく修復不可能なので、前にも書いたが、行くところまで行かざるを得ないのだ。それは資本主義システムの崩壊とも言えるものとなろう。
 中央銀行デリバティブ、利子、これらの点に根本的な変化が成された未来がたどり着く世界であろう。 ・・・
 アメリカが問題の中心だったのだが、今やそれがヨーロッパに移ってしまった。焦点はヨーロッパとなったが、忘れてならないのは、アメリカの金融システムには2007年中頃から数兆ドルが注入されてきたということだ。
 全てうまくいっているという体裁を守る為のあらゆる方策を施してはいるが、実際はまったくうまくいっていないのが実情だ。原資産は公表された価値よりはるかに減少している。銀行業の症状のひとつである貸し出し量の急落、ヨーロッパでは貸し出しが存在していない。そのような貸し出し業務が行われなければ、銀行が回復することはありえない。
 アメリカの内部爆発はヨーロッパで繰り返されることはないだろう。回復の若芽は触るとかぶれるツタウルシに変化してしまった。底の知れない深淵は更なる負債と不換紙幣で埋まった。この工程で連邦準備銀行ヨーロッパ中央銀行はその信用を一切失った。
・ ・・ アメリカと同様、ヨーロッパは時間稼ぎをしているだけである。事実、トリシェット氏とメルケル氏は我々に公的に、そのこと、時間稼ぎをしていることを語っている。ギリシャだけが問題となっているという状況ではない。全ての国が非常に似たことをしてきている。 ・・・ 連邦準備銀行はECBにここ数ヶ月、秘密裏に資金を流している、ということだ。さもなければ、ずっと前に支払不能になっていたはずだ。
 12年前に予測したように、ユーロは失敗したのだ。連邦準備銀行がECBに対して流動資金を交換やその他のきわどい方法で支援してきたので、ECBは銀行の資金を援助することで破綻するのを防ぐことができていた。その見返りに、銀行は別の形の量的緩和であるユーロ圏の国の政府債を買っていた。そのような偽の骨董品では、どういう結果になるかを歴史を通して知っている本当のプロをだますことはできない ・・・
至上権の争奪戦は、ドルとゴールドの間で戦われている。その戦いでドルが勝てる見込みはない。
深化する金融危機:世界の銀行システムは支払不能   ROCKWAY EXPRESSから
http://rockway.blog.shinobi.jp/Date/20100527/1/   サン ヨリ
→ ドルに波及しこれからドルがどう凌ぐかだ。 奇手を連発する余地はすくないけどドルを
延命しようとするが? どっかでズドーンとデフォルト宣言まがいの偽情報を流す。
・・・ 
 サブプライム関連の負債をすべて帳消しにて潰せないとこも潰したら金融機関以外に波及
しないように新金融機関を受け皿として用意するとか? 儲けた連中があくどい商いをやれないように厳格な規制をカマシて、投機筋の封じ込めをやってしまう。 税金投入ではなく
今回の一連の危機で大もうけした連中に補填させるとか? 何時までも食い物にされてたまるか。  今年の夏から来年にかけて起こる? 意図的に大金融危機を創造ししこたま儲けた連中はこの過多資本が確実に儲ける資本主義を潰して次の経済主義をどうしようと思っているのだろうか? 彼らの業病の金儲け依存症は治療不可能なのだからナニカをおっぱじめて
RF・デビッドのようにへまをして凹んで頂きたいもんだ。

【】「官房機密費」疑惑を
エコノミスト誌 (2010年5月22日号)も報道・・・。
マスコミが黙殺すればするほど疑惑は拡大し、犯人たちの全貌はあぶりだされてくる、というわけで、英エコノミスト誌 (2010年5月22日号)までが、「官房機密費」問題を報道し始めたようだ。これで、日本のマスメディア、政治評論家、タレント等を巻き込んだ「官房機密費」疑惑は、一挙に国際問題化し始めたということだ。  ・・・  だが同氏は、透明性と説明責任を掲げて昨年自民党を政権の座から引き摺り下ろした鳩山氏率いる民主党を困らせようとしているのかもしれない。
政治情報誌「インサイドライン」の編集長で、裏金に関する著書もある歳川隆雄氏は、今も賄賂がメディアに流れているとは思わないと言う。その一方で同氏は、裏金の一部が沖縄の住民、特に米軍基地の移転について政府案に反対する人々の飲み食いに惜しみなく使われているという噂があるとつけ加える。
その類のカネは、かなり気前の良いものではあるが、贈答という古くからある日本の伝統の一環だと一蹴する人もいるだろう。だが長らく、国家財政を立て直すため、そうした秘密口座に隠された「埋蔵金」を掘り起こすと約束してきた現政権までもが、
これほど真っ黒な裏金を露骨に利用しているとは驚くべきことである。
それと同じくらい異様で、言うまでもなく疑わしいのは、有力メディアの大半がこの件に関して
見事なまでに沈黙を守っていることだ。 もし必要なのだとすれば、これは長年にわたる
日本の政治の機能不全にメディアが中心的な役割を果たしてきたことを示すさらなる証拠である。
「官房機密費」疑惑を英エコノミスト誌 (2010年5月22日号)も報道・・・。
- 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20100528/1275029020   サン ヨリ

【】 <陸山会事件>「訴因変更は違法」 被告の弁護人が特別抗告
・・・ 東京地裁が起訴内容の変更(訴因変更)を許可したのは違法だとして最高裁に特別抗告した。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100527-00000076-mai-soci   サン ヨリ
【】 日本振興銀刑事告発も 亀井金融相 産経新聞
亀井静香金融相は28日の閣議後会見で、一部業務停止命令を受けた日本振興銀行について「状況を詳細に徹底的に検討している」と述べ、「検査忌避」による刑事告発を視野に入れていることを明らかにした。
【 まずは参院選勝利。
http://ameblo.jp/kriubist/entry-10547114524.html   サン ヨリ




以下再掲です。

【】 破産したはずのGMは、「余裕資金を別の自動車会社乗っ取りに、新規投資している」。
破綻したはずの保険会社AIGは、トルクメニスタンカザフスタン等のエネルギー・ビジネスに新規投資を開始している。
「新規投資する余裕資金はあったが、会社破産を大声で宣伝し、借金を踏み倒し、税金の支援を受けたのである」。
欧米国家、民間企業が膨大に抱えた借金を「踏み倒すために、演出されている株価暴落」  
http://alternativereport1.seesaa.net/article/151216060.html   オルタ サン ヨリ

【】 「口蹄疫狂牛病に汚染された肉は何処へ行くのか? 」
口蹄疫(こうていえき)に、汚染された牛・豚は処分され、
土に埋められる、と言うのは、全くのデマである。 
人間に感染する恐れのない口蹄疫だけでなく、
 人間の命を奪う狂牛病に汚染された牛肉も「普通に日本国内では、売られている」。
 病原菌・ウィルスに汚染された食肉が、スーパーマーケットの店頭に並び、ハンバーガーとなり、コンビニ弁当になり、焼肉屋で「普通に日本人によって食べられている」現実。
 日本国家の「汚染された牛・豚の処分」の、インチキな実態。
 「処分されたはずの汚染肉が、コンビニ、スーパーマーケットで平然と売られている、仕組み」。
      詳細は、メールマガジンオルタナティヴ通信、近刊。
口蹄疫狂牛病に汚染された肉は普通に、スーパーマーケット、ハンバーガーチェーン店、牛丼屋、コンビニで販売されている
http://alternativereport1.seesaa.net/article/151216534.html   オルタ サン ヨリ