「原発作業員の造血幹細胞保存を、日本人医師グループが提言 AFP

【】“想定外” は言い訳にならない。 平成4年に安全委員会は政府と東電に備えを要請した(東大名誉教授)
・・・  原発は「5重の壁」を安全性の大前提としている。燃料のウランを陶器のように焼き固めたペレットに加工し、被覆管で覆い、圧力容器に納め、格納容器で守り、建屋が囲む。
 原発安全3原則のうち「止める」は機能したが、電源喪失により「冷やす」機能が失われたことで、「閉じ込める」機能もすべて破られ、放射能汚染が広がった。
 原子力安全委員会は平成4年5月に電源喪失などの 「シビアアクシデント」 に対応できる備えを政府や電力会社に要請した。だが、「数時間後には復旧できるという考え方に基づく設計」(保安院)が見直されることはなかった。
 「電源喪失で何が起きるかを想定すれば、とるべき対策があったはずだ」。
宮健三東京大名誉教授は “想定外” は言い訳にならないと断じた。
・・・
ジャーナリズム http://voicevoice.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/4-ed2e.html  サン ヨリ

機能不全に陥ると目も当てられない惨劇が待ち構えている原発は必要なし。
火力発電、揚力発電、自家発電なでで十分まかなえるはず。 このことを徹底追及必須だ!
そして機能不全に陥らない、本当に安全な原発を時間をかけて総力をあげて
取り組むべし。 並行して

佐藤栄佐久福島県知事がズバリ指摘 】
・・・ 原発推進派”の天敵的存在だ。「危ないから注意しろと言うと、国家にとっての危険人物になってしまう」と言う佐藤前知事が1時間にわたって指摘した原発事故の問題点――。

原発事故は想定外ではない
 昨年6月、福島第1原発2号機の電源が止まる事故が起きていた。ポンプが止まって冷却水が入らず、炉の水が蒸発し始めたが、非常用ディーゼル発電機が動いたので、マニュアルで元に戻した。この時に、もし非常用発電機が動かなければどうなっていたかわかったはず。電源の問題について、もっと安全対策を図ることはできた。非常用電源を津波でも大丈夫な場所に置いておけば、あんな事故にはならなかった。

●東電の経営陣が退陣しても隠蔽体質は変わらない
 2002年の福島原発のデータ隠しで、東電は経営陣5人が辞職した。辞めた相談役の1人は財界総理である経団連会長を務めた人物。経営者を代えれば、東電が変わるのなら、既に変わっているはずだ。
●情報隠しは旧ソ連の「ファシズム」と同じ
 原発には政治家は関与できない。全てを経産省が握っている。しかし、今、説明役は(外局の)原子力安全保安院のナンバー2にすぎない。なぜ経産省の役人が表に出てこないのか。これでは旧ソ連ファシズムと同じです。安心はサイエンスではない。原発を動かしている人を信頼できないと安心できない。
 佐藤氏には外国メディアからの取材が殺到しているが、「なぜか日本のメディアは来ない」という。
http://gendai.net/articles/view/syakai/130029   サン ヨリ
⇒ 東京地検の特捜部長の佐久間、前田、樋渡元検事総長および関連する検察トップは
厳正に処分が ・・・

【】「福島第一原発事故 アメリカ大使館の動向が東京脱出のバロメーター?
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 この国は完全に統治能力を失ってしまった。避難地域、屋内退避を原発から20〜30キロ地域にしたときも、何ら明確な根拠を示さなかった。また今度も、住民に何ら説明もなく、福島第一原発から半径30キロ圏外にある福島県飯舘村などを計画的避難区域としたのだ。

 また12日朝には、「経済産業省原子力安全・保安院原子力安全委員会は、これまでに放出された放射性物質が大量かつ広範にわたるとして、国際的な事故評価尺度(INES)で『深刻な事故』とされるレベル7に引き上げた。原子力史上最悪の1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故に匹敵する」(asahi.comより)
 スリーマイル島原発事故でさえレベル5だったのに、国民にどれほど深刻なのかも知らせず、いきなり最悪のレベルに引き上げ、それでも国民はパニックを起こしてはいけないというつもりなのか。ふざけるなである。

 11日夕方、「ニューヨーク・タイムズ」のM・ファクラー東京支局長と対談した。「NYT」は被災地の現地ルポをはじめ、原発に関するスクープを数々ものにしている。
 私は彼に聞いた。アメリカ政府は当初、80キロ圏内の日本にいるアメリカ人に対して、そこから離れるよう指示を出した。また外国メディアやドイツなど多くの大使館員が関西へ移転しているが、「NYT」はなぜそうしないのかと。
 彼はにこやかに、いま福島第一原発事故の正確な情報を持っているのはワシントンだ。日本の主権に留意して全部明らかにはしていないが、アメリカ大使館が東京を離れていないことでワシントンがどう考えているのかが分かると話してくれた。
 そうか。日本政府はもとより、東電や保安院の言っていることなど信用できないが、アメリカ大使館の動きを注視していれば危機が迫っているかどうか分かるのだ。だが、レベル7に引き上げたことで、アメリカ大使館に動きが出るのではないか、心配である。あとで大使館に電話してみよう。
(後略)
(日刊サイゾーhttp://www.cyzo.com/2011/04/post_7056.html より転載します。

菅政権は政権とは言えない! 米国隷従・政権だ、ゾンビそのもの、首相に留まりたいためには何でもする男菅とは。 彼はニホンの国益を大きく毀損中だ。 米国のデフォルトはあとは起こる時期の問題だ。
1千兆円が紙くず化する、その前に売り抜けろ! 大震災復興など今抱えている諸問題は金で
すべて解決可能だ。
そもそも1〜4号機はGE製、津波でなくあの地震福島原発震度5強)ですべて駄目になった
のだ。 非常用の電源もふくめて配管、建てや、付属設備の一切合財が瀕死の重傷を負った
のであるからして、取れる取れないは別にして、GEに損害賠償を請求すべし!!!
それにしても東電の文科系等のトップは、とんでも無い人間だらけ安全対策までコスト・カットするとは? 開いた口が塞がらない! ・・・ このままでは、またやるぞ、全員首にして
東大法科系統は採用するなかれを貫け! 経産省次官、保安庁などのトップは即、引責辞任せよ
保安庁は解体し、第三者機関で安全性を担保できるシステムにすべし!!!


【】狂気に向かい走り出した、アメリカ・オバマ政権
 アメリカでは、「これ以上、国家が借金をすれば、国家が破産する」として、
借金の上限を決めた、法律が存在する。

オバマ政権は、この「上限」を、さらに、より「多く借金できるように変更した」。
アメリカ政府は、
「これ以上、国家が借金をすれば、国家が破産する」と決めた、理性的判断を、投げ捨て、
狂気の段階に入った。

世界中が、金融パニックに向かい、突進を開始した。
このパニックで、世界中が破産し、無一文になり、一部の人間達が、大モウケする事になる。
この「大モウケ」の仕組み、金融パニックの、「本当の目的」。

詳細は、メールマガジンオルタナティヴ通信・バックナンバー8月号(2010年)。
 「世界帝国を作るための、テクニック」
申し込みは、ここをクリックし、必要事項を、ご記載ください。  
オルタナティブ http://alternativereport1.seesaa.net/article/196432801.html    サン ヨリ

【】4月18日 東電工程表は楽観的すぎる 小出裕章小出裕章(京大助教)非公式まとめ〕
・・・ 東電工程表はやはり楽観的に過ぎる。格納容器満水計画も、損傷場所を特定しなければいけない。そもそも、満水にすることで破損しないのか。今後も、原子炉の水位や放射線量に注視しないといけないが、東電は間違えたデータを提供する。胡麻化しなら許さない

水を入れ続ける工程自体は、これしかないので正しいと思う。SPEEDIの計算結果で対処する筈が、”それをやると住民が混乱する”と、被害を小さめに思わせたい政府が同心円での対処に拘った。メディアもその問題点を突くべきなのに政府に同調したのは残念 ・・・ 東電が示したシナリオは楽観的過ぎると思います。そういう事が出来ていたら、今まで出来ていたわけですから。格納容器を水で満たすと言っているわけですが

すでに格納容器は、破損している事は解っている訳ですから。特に2号機はかなりの部分が損傷を受けている。そこをふさぐためには、場所を特定して、ものすごく被曝する事になる

炉心を冷やすために格納容器の内部に水を入れる訳ですが、元々そういう事を想定していない。逆に水を入れる事で容器が耐えられないなど問題が出てくる可能性がある。

事故当初は、たいへん現場が混乱していましたので、ミスがあった事もあったかと思いますが、ある意味しょうがない事だと思っています。もし、解っていて黙っていたら、許さない
ーーーーー
晴耕雨読 http://sun.ap.teacup.com/souun/4413.html   サン ヨリ

【】 「原発作業員の造血幹細胞保存を、日本人医師グループが提言 AFP」 
 【4月17日 AFP】日本人の医師グループが15日、英医学誌ランセット(Lancet)への投稿で、東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所の事故処理にあたっている作業員たちが生死にかかわる量の放射線を被ばくした場合に備え、作業員の造血幹細胞をあらかじめ採取し、保存しておくべきだと提言した。

 医師らは、作業員本人の末梢血幹細胞(PBSCs)、いわゆる自家末梢血幹細胞を採取、保存しておけば自家移植を行えると提言している。 ・・・
 医師グループは、原子炉を完全に廃炉に持ち込むまでは何年もかかり、突発的放射線事故で作業員たちが被ばくするリスクも高まるため、自家末梢血幹細胞を保管しておくことの重要性は増すと訴えた。

 またグループは、日本の原発業界がこうした措置によって評判に傷がつくことを恐れ、作業員の自家末梢血幹細胞の保存を拒否していると不満を訴え、「最も重要な使命は、原発作業員たちの命を救い、地域社会を守ることだ」と呼び掛けた。(c)AFP  ・・・
http://sun.ap.teacup.com/souun/4411.html   サン ヨリ

再掲
【】 4.原発破局事故にもめげず、われわれは自信をもとう

 今回事故を起こした東電福島原発現場では、日本メーカー主導の改良型マーク?原発破局事故を起こしていないのです、つまり、日本メーカーの原発技術力はたいしたものなのです。

 今回の事故を巡って日本では、なぜ、福島第一原発破局して、第二原発破局していないのかについて、あまり議論されていませんが、それは、日本メーカーの技術力が優れているからです。破局機4基(1号機〜4号機)は、老朽していたと同時に、GEオリジナルであり、日本メーカー得意の改善(Kaizen)が、十分に織り込まれていなかったのです。

5.日本のハイテク力のすごさをわかっているのは日本国民ではなく、むしろ米国戦争屋である
今、日本は大混乱し、国民も不安でパニックに陥っている面もありますが、第三者の米戦争屋の覇権主義者エリートは、日本のハイテク力をちゃんと見抜いています。東電福島原発に関し、東芝・日立の改善力が活かされた第二原発が、あれだけの地震津波襲来でも破局していないことに驚嘆しているはずです。

6.世界から定評のある日本の現場力
・・・ 7.日本が国家として信用を回復するには、破局事故の収拾を成功させるしかない

 東電福島事故現場は、依然、予断を許さない危険な状態が続いています。その現場の人たちはまさに命がけです。

 それでも、現場は必死で踏ん張っています。

 世界の人々は、もし自分が、この危険な現場にいたら、命が惜しいので逃げ出すのではないかと思っています。にもかかわらず、東電事故現場の人は逃げ出していない、この点が、世界の人々にとって、驚異でもあり、脅威なのです。それは、米戦争屋ジャパンハンドラーも同じです。

 旧日本軍攻略に苦労した米戦争屋から、今も日本が攻略の対象になる遠因がここに潜みます。

 米国防総省のアーリントン墓地のそばに日米太平洋戦争時の硫黄島決戦記念公園がありますが、米戦争屋にとって、旧日本軍の現場部隊への攻略がいかに大変な難行であったかを物語っています。彼らは東電福島現場を観て、かつての硫黄島日本兵決死隊を思い出しているのではないでしょうか。
・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/24017890.html   サン ヨリ

【】 不始末を誰が贖う?
・・・ なぜ、地震にも津波にも防御できるのに、しなかったのだろうか?
それは「東電がミスれば庶民が被ばくする」という規則を作る悪い奴らがいるからだ。東電(という強いもの)が「想定外」というヘマをすると庶民(という弱いもの)が「被ばく」で贖う。
こんな奇妙な規則がこの世に存在して良いのだろうか?
今、被ばくを避けて多くの人が苦しんでいるのに、なぜ、保安院も東電もまだあるのだろうか? なぜ、彼らはいるのだろうか?
・・・・・・・・・
また同じ事が行われようとしている。
東京の電気が足りなくなったのは、不安全な原発を作り、50サイクルと60サイクルの調整をせず、漫然と暮らしていた政治家、官僚、都知事のサボりが原因だ。  ・・・
http://takedanet.com/2011/04/post_67e7.html   サン ヨリ

【】 『オールジャパンの虚構』など―地震原発事故情報 
 ★2.オールジャパンの虚構
   他の電力会社は、なぜ原発震災に立ち向かわないのか?      山崎久隆
原発震災に対し、政府はオールジャパンの体制で対処すると言っていたはずだが、結局は東電と協力企業の従業員に対処させているだけで、ちっともオールジャパンの体制になどなっていない。
例えば、今回の第一原発の内部は、まさしく高レベル放射性廃液に汚染された施設。原発というのは、通常は低レベル廃液しか扱わない。核燃料の再処理をしている六カ所、東海再処理工場には高レベル廃液を扱う専門家がいるのに、どこにいっているのだ。
具体的には日本原子力開発機構は、今頃も福島県内で測定器を持って汚染調査をしているらしいのだが、一体何を考えているのか。
・・・ その43  − ちきゅう座 http://chikyuza.net/n/archives/8800   サン ヨリ

【】菅・東電・保安院経産省)の罪(責任)のなすりつけ合い
・・・
やはり、現地に出向いて直接原発の最短距離まで行って、放射線の量を計ってきた副島氏とお弟子さんの数字が一番信頼できる数字ではないかと思う。すなわち現時点では現地でさえ放射線の脅威は薄れてきているということである。 未体験でも放射線放射能の恐怖は凄まじいものがあることだけは人々は知っているから不安と恐怖に襲われる気持ちは理解できるが、政府にも東電にも保安院にも全く利害関係のない者が、直接行って計測し報告された数字が何よりも信頼できるのではないだろうか。
また当然前々から多くの国民が、菅内閣は無能ということは分かっているが、今回の原発事故危機をうけて、今まで官僚は政治家よりも信頼できる・頭が良い・信頼できるということが間違っていたことに段々気が付いてきたのではないだろうか。 どんなに秀才であろうと、自分たちが作りあげたものや行ってきたことの失敗の前に、何の手も打てないでいる。 これこそが官僚(公務員)の本当の姿であり、頭でっかちの生産性もなく危機に対処もできない、ただただ法律で規制をたくさん作って国民から税金という不労所得を出来るだけ多く搾取し、自分の懐にいれようとしている寄生虫(パラサイト)の正体である。
今度から官僚(公務員)のことを税金パラサイト(集団)と呼ぶことにしよう。 この税金パラサイト(官僚・東電)と権力パラサイト(管・仙谷・枝野など)の罪のなすりつけ合いが、今の原発事故での「仕事をやっているフリ」なのだ。 
このパラサイトたちの共通点は、1:権力がほしい 2:不利な情報は隠蔽する 3:責任を負いたくない 4:失敗のツケは国民にお願いする  じゃないか?
・・・
http://risingsun-kiri.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-3712.html   サン ヨリ
【〔ラジオ音源〕小出裕章氏「作業員の被曝環境がひどすぎて工程は無理」 低気温】
・・・ で、小出先生、リスナーからの質問で、東電の工程表が出ましたが、これで収まるかということは、収めて欲しいが、出来ないと思う、東電の見通しは今までも甘く、今回も甘いということです。 作業員の被曝環境がひどすぎて、この通りに出来ないのです。建屋内部で3号機57ミリシーベルト/時間、作業員の被爆線量から4時間半ですが、一般の人は1ミリシーベルト/年、小出先生は20ミリシーベルト/年!(放射線従事者)が上限なのですが、異常事態で、こんなことを言っていられない、事故収束のため一人100ミリシーベルトを基準にしたのですが(我慢しろ!)、とてつもない被曝を我慢しろといって、それでも足りずに250ミリにした、それを満たすのにも4時間しかダメであり、それほどひどいのです。1時間57シーベルトなら、翌日に同じ作業員は働けなくなるのです(事故収束のため)。そのため、膨大な作業員を連れてきて、被曝させないといけないのです。6〜9ヶ月なら、何千人もの作業員がいるのでは、という推測でした(つまり、長引けばもっとたくさん必要になる)。 ・・・
http://alcyone.seesaa.net/article/196545552.html 

【】まず戦後最悪の人災内閣を排除せよ(オリーブ)
 震災から四十日余が経過したが、政府の混乱振りと意味不明のACの広告が更なる違和感を醸しだす。震災に関する法案は未だ何一つ成立しておらず、無論のことその理由は菅政権の無能体質にある。表立って見えるのは、がんばれと云うだけ、枝野官房長官が官僚作成のペーパーを読むだけである。原発が際立っているが、震災は死者不明者数が3万人に及ぶ大災害となっている。しかし震災の全容は未だ把握されていない。

所謂、官邸と霞ヶ関がどのように連携し総力を挙げているのかも全く分からない。したがって内閣がどのような方向に向かって結集されているかも不明なままである。震災(特に津波)被害の全容は伝わって来ず、断片的に自治体から情報が伝わるが、中央は統制を全く欠いたままであり、個々の自治体が震災対応に追われる状況である。

自民党政権なら、総理が出て来て、今はあれをやっている、これをやっていると具体的に進捗を語るが、菅総理は何をしているか全く見えない。 小紙は、詰まるところ菅総理はその任に堪えないのだと見切っている。 1日でも早く辞められるのがこの日本の復興に役立つと確信している。いわくベストシナリオは、菅総理が退陣することであり、各々方は連休明けに引導を渡せるよう備えられたい。  ・・・
晴耕雨読 http://sun.ap.teacup.com/souun/4408.html   サン ヨリ

【】「「事態は長期化するので、周辺住民に方には快適な住居と、早期に職を確保します」というのが真っ当な政府の対応です。」
もし放射線が世間で言われる程有害でなければ・・・稲説の持つ可能性
・・・ 反原発の作り上げた恐怖の幻想
? 上記の放射線は恐ろしいというプロパガンダの効果
? 反原発運動内でのポジティブ・フィードバックで放射線の恐怖が拡大する
■ 稲恭宏博士の説の持つインパクト ■
稲恭宏博士の説が正しければ、原子力を巡る環境に激変をもたらします。
? 原発の危険性は過大評価されていた  ? 原発の安全対策や廃炉の費用が軽減する
? 原発事故の影響や保障が激減する   ? 原発のコストメリットが拡大する
? 小型核兵器の使用に対するハードルが下がる
ウォールストリート・ジャーナルのこの記事は検討の価値があります。
「石炭は核より危ない」  http://jp.wsj.com/Opinions/Opinion/node_222310
■ 「劣化ウラン弾による奇形児増加」報道の信憑性 ■
もし稲説が正しければ、成人に対する放射線のリスクは過大評価されていた事になります
しかし、一方で妊婦や退治に対する影響は無視出来ないものがあるかも知れません。
湾岸戦争イラク戦争アメリカ軍は対戦車攻撃に「劣化ウラン弾」を使用しました。
戦車の厚い装甲を打ち抜くのには、質量の重い砲弾が必要です。原子番号92のウランは重い元素なので、対戦車砲弾として有効です。
従来の対戦車砲弾はタングステンが使用されていましたが、タングステンは高価です。
そこで、原発用燃料のゴミとして排出される劣化ウランを砲弾として使用しているのです。
その結果、イラクでは「奇形児の出産が増加」したと報道されています。
? イラク政府は奇形児の出産率が3%になったと報道
? 日本の奇形の発生率は2〜3%で、イラクの奇形の発生率が際立って高い訳では無い
? イラク政府のプロパガンダとして、奇形の存在が報道された
? 反原子力グループや反戦団体やマスコミがこの情報を拡散
? 劣化ウラン弾と最も濃密に接触しているのは米軍兵たちである
冷静になってみると、こんな所にもメディアバイアスが掛かっています。
しかし、細胞数の少ない胚の時期や卵子精子に対する放射線の影響は成人の組織に比べれば圧倒的に高い事が容易に想像出来ます。
放射線の強度にもよりますが、品種改良には放射線が用いられます
■ 「思い込み」に左右される「放射線の研究」 ■
放射線の人体への影響に関しては、「危険」という先入観が大きく働いています。
? 放射線の危険性を立証する為に実験を行う 
? 有意差が認められなくても、「危険であろう」という憶測をする
? 再現性の無い結果でも、「危険」の兆候が認められれば、採用する」
? イレギュラーな結果であっても。 「危険」の兆候が認められれば、採用する
このような、研究者の「集団催眠」現象は、ダイオキシンの場合でも発生しましたし、新型インフルエンザでも発生しました。
新型インフルエンザは今でこそ、普通のインフルエンザ以下の「弱毒性」である事が分かっていますが、流行当時は世界の研究者が「強毒性」にばかり意識が集中したので、誤った統計データが報道され、「スペイン風邪並みの強毒性インフルエンザ」にされてしまいました。
(私はWHOがダイオキシン新型インフルエンザ騒動を主導したと確信しています
「今だから新型インフルエンザを総括する」  http://green.ap.teacup.com/applet/pekepon/20100629/archive )
■ 原発を止めるという事 ■
私達は、福島原発事故という現実を突きつけられて動揺しています。
従来、「原発容認」と言っていた人々まで、「原発凍結」と言いはじめました。
? 現在稼動している原発は、簡単には止められません。
? 原発を停止しても、その先何十年も、莫大な管理コストが発生する
? 廃炉のコストを考慮すると、発電しない原発が電力コストを押し上げる
? 電力コストの増大は、企業の海外流出加速する
? 節電という不便な生活と、経済の衰退と、電力コストのアップという三重苦
原発を止めるという事は、これだけのデメリットがある事を承知で口にしなければなりません。
■ 今、日本のすべき事 ■
? 低線量率放射線の安全性の立証研究に予算と人員を投入する
? 内部被曝の評価研究に予算と人員を投入する 
? 内部被曝の防止手段の研究に予算と人員を投入する
? 妊婦や胎児への放射線の研究に予算と人員を投入する
先ず、この分野の研究が進展してければ、原発周辺の人々は、反永久的に故郷に帰れません。
そして、上記分野で放射線の安全性が立証させるまでは、放射線は依然「危険なもの」ですので、下記対策は不可欠です。
? 東海地震震源地の真上にある「浜岡原子力発電所」は即刻停止する
? GEの初期型軽水炉を即刻停止する
? 30年以上稼動する原子炉を一斉点検し、安全性を検証する
? 放射線の安全性が立証されるまで、新規の原発の建設は凍結する
特に、地震国日本で2箇所目の原発事故だけは、どうしても防がなくてはなりません。日本の国際的信用が崩壊し、日本の経済が破綻します。 
これ一つ取っても、浜岡原発を停止する理由として充分です。

■ ピンチをチャンスに ■
福島原発事故は日本にとっても、周辺住民にとっても大変なダメージです。
しかし、このピンチにうなだれていては、私達に残されたのは衰退の道です。
地震お活動期に入った日本に、54基の原発が存在する恐怖に怯えて生活するのか、それともピンチをチャンスに変えて、放射線のある程度の安全性を、私達日本人が立証するのか、選ぶのは私達です。
■ それでも、事故原発の10Km圏内は永年居住不能 ■
・・・ 人力でGO http://green.ap.teacup.com/pekepon/395.html   サン ヨリ