【 「コンピューター監視法案」が参院法務委員会で明日、成立するか

【 「コンピューター監視法案」が参院法務委員会で明日、成立するかも 】
福島みずほ社民党党首)
http://twitter.com/#!/mizuhofukushima/status/80886267147067392
コンピューター監視法案が参議院の法務委員会で明日、成立するかもしれないことになりました。ウィルス作成罪が新たに作られている。実害がなくても早い段階で犯罪が成立をする。コンピューター監視に反対である。
低気温   http://alcyone.seesaa.net/article/209951266.html

【】 金で日本を売った、政治家の、厚顔無恥
原子力発電所・事故に直面した、日本国民が、反原発を主張すると、それを、感情的なヒステリーと、評した、
自民党石原伸晃・幹事長。
 石原都知事と共に、なぜ、石原一族は、「何がなんでも、原子力発電、賛成」なのであろうか?
 原子力発電・大国フランスに行くと、原子力発電・業界人達に、石原伸晃は、豪華な「接待」を受け、政治献金
を渡され、
東京都と日本国家の国有資産=不動産等を、市場価格以下で「売り渡す=投げ売りする」密約を行っている事を、
日本国民が、知らないと思っているのであろうか。
 「あれだけ豪華な接待と、金を受け取っておいて、その金で幹事長のイスを買ったのだから、今さら、原子力発電・反対というわけにはいかない」、と石原伸晃は正直に、話すべきであろう。
 それが、石原伸晃民主党に向けて主張する、「情報公開」の第一歩である。
石原伸晃の主張する通り、「日本国民は、原子力発電・問題について、皆、真実を知りたがっている」。
 詳細は、メールマガジンオルタナティヴ通信・バックナンバー4月号(2010年)。
  「日本を売国する、石原東京都知事の一族」
http://alternativereport1.seesaa.net/article/209927890.html   サン ヨリ
【】 日本の中央銀行=日銀、崩壊の序章  オルタナティブ通信 00
アメリカが仕かけた、日銀の破産計画。
日銀を通じ、日本人の銀行預金を、「吸い上げる」システム作り。
  詳細は、メールマガジンオルタナティヴ通信・次号。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/209927699.html

【】 テルル132検出隠ぺい日本政府を徹底批判する
:  原子力工学専門家・大前研一氏 

1.元原発エンジニア・大前研一氏、隠ぺいだらけの日本政府を徹底批判
・・・ ところで菅首相は事故後の3月末、田坂広志・多摩大教授(東大工学部卒・原子力工学博士)を、原発事故対策の内閣参与に指名しており、大前氏が選ばれる可能性は低いので、政府批判もし易いと思われます。

2.大前氏の批判の矛先は、国民の安全より米国を優先する日本政府に
 大前氏は、事故当時の事実関係を振り返って、3月12日朝の事故現場近郊でのテルル132検出
情報は、早期に、米国には伝えられていたとはずと述べていますが、そのとおりでしょう。このような
対米隷属政府・対米隷属政権を大前氏は強く批判しています。
 政府や官邸におべっかを使う識者が多数、テレビに出て、国民の顰蹙(ひんしゅく)を買っているなか、  政府を堂々と批判する大前氏は貴重な存在ですが、原発事故の件で、同氏がテレビに出演している
のを観たことがありません。政府批判する識者はテレビに出してもらえないことがよくわかります。
 政府・官邸に逆らえない大手テレビ局を含む大手マスコミが、これほど重大問題に全く言及しない
のは、実に情けない話です。
 原発事故問題に限って、特に、首都圏を含む東日本の国民は、大手マスコミ情報のみに依存するのは非常に危険です。当該原発事故は、自分の健康、家族の健康に直結する身近な重大問題です。
 大手マスコミのみならず、ネット情報、本、週刊誌、月刊誌などから多角的に情報を取らないと、後
で大損するのは自分や家族です。その意味で、上記、大前氏の投稿は非常に重要です。

3.大前氏は、福島県で検出されたテルル132は原発事故機から放出されたと信じている
 上記、大前氏の投稿にて、同氏は、検出されたテルル132は当該事故機から放出・放散されたと
いう前提で自論を展開しています。
  一方、本ブログNo.382(注1)では、テルル132放出源に、二つのオプションをもたせています。
(1)当該原発事故機から放出されたオプションと、
(2)当該原発事故機以外から放出されたオプションです。
  そして、オプション(1)だとすると、いくつか矛盾が生じることを指摘し、オプション(2)の可能性
を追究するよう示唆しています。

  さて、大前氏は、オプション(1)だけで、推論しており、当該事故機が当初の予想より早く炉心溶融
 したとみなしています。しかしながら、事故発生後間もなく、なぜ、テルル132が事故現場から
何キロも離れた場所で検出されたのか、首をかしげているようです。
  大前氏は経営コンサルティング企業・マッキンゼー出身なので、合理思考や推論に長けています
  から、当然、上記オプション(2)についても、心の片隅で想定したはずですが、上記、投稿には
残念ながら、触れられていません。
 
 それより、政府が3月12日朝から午前にかけて、事故機のメルトダウンを認識していたはずなの
  に、それを国民に隠していたことに怒っています。 そして同氏は、政府の発表は信用できないと
しています。

4.米国人を妻にもつ大前氏も典型的日本人だった?

・・・  シナリオ発想法を、上記、テルル132検出事件に適用する場合、その発生源を原発事故機に違いないと最初から決めつけてはいけないのです。

5.有能な米国人はなぜ、シナリオ発想力を身につけているのか
 筆者の日米組織両体験からいうと、有能な米国人はシナリオ発想をしますから、上記のように、テルル132発生源をすぐには特定せず、当該原発事故機以外の可能性を常に視野に入れて推論します。
 なぜ、こういう習慣と言うか、本能があるかというと、彼らは戦争経験が豊富だからと思います。
 たとえば、戦争の最前線にて、繁みの向こうにいる何者かから自分が突然、攻撃を受けた際、その攻撃者は(1)敵、(2)敵ではない第三者、(3)味方(誤攻撃)という三つのオプションが想定されます。

 もし、攻撃者を敵と決めつけて、ただちに反撃したとき、上記オプション(3)味方の誤射だったら
大変なことになります(味方同士の相撃ち)。戦闘の最前線では、味方同士の相撃ち事故が多発
するのが常です。

ちなみに、筆者の所属したSRIインターナショナルでは、米国防総省向けに攻撃者が敵か味方
かの瞬時識別技術(パターン認識技術)の研究開発を行っていました。

6.テルル132発生源がオプション(2)だったら?
上記、テルル132検出事件に話を戻しますと、その発生源がオプション(2)、すなわち、当該原発
事故機以外の発生源であったら、上記、大前氏の推論は根底から崩れてしまいます。
原発技術の専門家であった大前氏は、本心では、緊急運転停止した当該事故機の炉心は、
そんなにあっさりと、すぐにメルトダウンしたのかと不思議に思っているはずです。
 大前氏のような原発プラント専門家の常識が“原子炉運転緊急停止後、制御棒の挿入された炉心
 への冷却水循環が止まったら、数時間後に、炉心燃料棒が完全溶融する”というものであったなら
 、テルル132検出の有無にかかわらず、3月12日か13日の段階で、メルトダウンしているはずと
 いう声が挙がっていたはずです。しかしながら、日本のみならず、海外からもそのような声はなか
ったわけです。 だからこそ、政府も東電も、3ヶ月近く、事故機の早期メルトダウン事実を隠し、
国民を欺いてこられたのです。

7.3月12日朝検出のテルル132発生源を徹底究明すべき
 以上、分析したように、3月12日朝のテルル132検出事件にシナリオ思考法を応用すると、オプ
ション(2)の当該原発事故機以外の発生源の可能性を否定することができなくなります。

 大前氏の投稿のように、オプション(1)の当該原発事故機がテルル132の発生源であるなら、政府
、東電は、なぜ、制御棒の挿入された炉心のメルトダウンがそんなに早く起きたのか、そして、
 テルル132がなぜ、早期に、7?も離れたポイントまで飛散したのかを徹底究明する義務があります。

もし、それが、十分合理的に説明できないなら、オプション(2)について、至急、調査を開始する
義務があります。

最後に、蛇足ですが、筆者は昔、大前氏の経営するビジネススクールで通信講座ビデオを収録した
経験があり、個人的には大変お世話になったと恩義を感じています。
・・・
ベンチャー革命  http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/25080306.html    サン ヨリ

【】 <公明参院法務委員長が反対署名受取りを拒絶!>仙○主導携帯メール監視のぞき見法案<PC監視法>を廃案にせよ!   2011/06/14
「 東京新聞では
コンピューター監視法案が憲法違反であることを指摘して危険性を報道している。
http://heiheihei.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/06/02/photo.jpg 」 
コンピューター監視法案とは「あなたの携帯メールのぞき見法案」である。
http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/799.html  403人閲覧
携帯メール監視・のぞき見法案(コンピューター監視法案)反対署名
http://www.shomei.tv/signature/signature_list.php?page=2&pid=1774
1600名突破!すごい勢い!

よく耳をほじくって 〜仙谷官房長官
http://www.youtube.com/watch?v=THm5MsuhQ1g   37827回
仙谷内閣は傲岸不遜、憲法違反の言論弾圧内閣だ
http://www.youtube.com/watch?v=YNvkxr6Im9Y   3,161回再生
マエハラさんは専門家」新外務大臣を米は歓迎(10/09/18)
http://www.youtube.com/watch?v=8WxcmWGWYKw   3,075 回

東京新聞では
コンピューター監視法案が憲法違反であることを指摘して危険性を報道している。
http://heiheihei.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/06/02/photo.jpg
共謀罪と一体の携帯メールのぞき見法案(コンピューター監視法案)
メールや会話が罪にされるhttp://www.kyoubouzai-hantai.org/news/siryou/pdf/110600cyberact2.pdf

ちなみにこれが通ってしまったら、「サイバー犯罪条約」を結ぶとされているため、その段階になると「リアルタイムで(即時に)あなたの携帯メール(PCメールも)が、警察などからのぞき見可能」になる。
サイバー犯罪条約 第20条)http://itl.irkb.jp/ipe/TreatyOnCyberCrimes.html
(6月14日(火曜日)参議院法務委員会の答弁より)
・反対集会ビデオ(6/1:岩上CH2) http://www.ustream.tv/recorded/15088423
・・・
http://archive.mag2.com/0000154606/20110614190858000.html   サン ヨリ

【】 人工光で野菜生産 大阪府立大に国内最大級の植物工場
・・・ 苗の時期を含め約40日で成長し、露地物の半分に短縮できる。
 栽培する棚を積み上げることで面積あたりの収量を上げ、品質や大きさがそろった野菜を作りやすい一方、コストが露地物より3割ほど高いのが課題だ。今年度中に露地物と同じコストで栽培できる手法を確立する方針。LEDや蛍光灯の改良で、2015年ごろには大規模な工場で商業ベースに乗ると見ている。
http://www.asahi.com/science/update/0611/OSK201106110013.html    サン  ヨリ

【】 「じつはもっとヤバイ、核燃料サイクル、使用済核燃料で原発が止まる」河野太郎議員ブログより」 
・・・ 河野太郎公式ブログより
じつはもっとヤバイ
2011年06月02日 15:52|影の行政刷新・公務員制度改革担当相|核燃料サイクル
使用済核燃料で原発が止まる  というブログを5月31日に書きました。

一般論としては正しいが、個別具体的に見ると甘いというご指摘を原子力委員会関係筋からいただきました。
使用済核燃料は年間約1000トン出てくる。全国の使用済核燃料のプールの余裕は約7年分弱。六ヶ所村の再処理工場の原材料プールの残り容量は300tしかない。
だから、青森県むつ市に5000tの中間貯蔵施設をつくる計画になっている。
しかし、もともと大綱でしていた議論では、むつクラス(5000トン)の中間貯蔵施設が5、6個必要だとされていたが、できたのはむつ一つだけ。
・・・ むつ中間貯蔵施設が使えなければ、東電、東北電力以外の使用済核燃料プールがあふれるのはブログで書いたよりももっと早い。

さらに、「六ヶ所村の再処理工場が稼働できなければ、早晩、原発は、耐用年数よりも使用済核燃料プールの空き容量で行き詰まることになる」と書いたが、現在、プルサーマルで使っているプルトニウムは全量ヨーロッパにあるプルトニウムを原材料として作成されたMOX燃料で、六カ所の再処理工場のプルトニウムの用途は、当面、もんじゅ用に限られる。もし、もんじゅが稼働しなければ、六カ所における再処理のニーズはない。

再処理が進まなければ、使用済核燃料プールの問題はもっと切迫する。
・・・
 01. 2011年6月14日 04:27:39: A4GQ7o9O02
原発廃炉に1基1兆円  54基 × 1兆円 = 54兆円
使用済み核燃料サイクル施設 60年間で 45兆円(通産省のお見積もり)
しめて、約100兆円  これでも、原発はお安いとお考えのあなたの頭はダイジョウブですか?
ところで、日本の国家予算はいかほどでしたでしょうか?
http://sun.ap.teacup.com/souun/4804.html   サン ヨリ
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/711.html 

【】


サン ヨリ


【】


サン ヨリ

【】サン ヨリ

【】サン ヨリ



【】【】「[外部電源喪失のウソ]外部電源が維持されていたら今の福島第一は?:03. さんのコメントに応えて」
・・・ >地震で配管が破断し冷却水ダダ漏れだったらしいから電源生きてても事故は
>起こっていただろう。
 交流電源が生きていれば、注水や冷却の可能レベルがまったく違いますから、1号機の破局スピードを相当遅らせることができたと考えています。
 1号機はダダ漏れの一方で「非常用復水器」はほとんど機能せず、原子炉への注水は、全炉心がメルトダウンしてしまったずっと後の12日朝6時を過ぎてからようやく開始というとんでもない経緯でした。
 
絶妙の対策を採っていれば、メルトダウンを避けることがひょっとしてできたのかなと思わないこともありません。(このへんの見通しはまだできていません)

決定的なことは、メルトダウンまで進んだとしても、水素爆発は避けられていました。
可燃性ガス処理系、可燃性ガス濃度制御系、建屋内&格納容器の空調設備など水素爆発を抑制する機能をすべて作動させることができたからです。
2号機は、配管などに損傷がなかったようなので、交流電源が生きていれば問題なく冷温停止に進んだと考えています。

3号機は、おそらく高圧注水系の配管にそれほど大きくない亀裂が生じていたようなので、高圧注水系を避けた対応で注水と冷却を行っていれば、メルトダウンは回避できた可能性が高いと思っています。
水素爆発は、1号機で説明したかたちで同じように回避できていました。
 もちろん、4号機は、交流電源があれば、燃料プールに注水するために意図的な“爆破”をする必要はないわけですからまったく健全な状態が保たれていたことは間違いありません。
 2号機と4号機の現在は、建屋内浸水はともかく、5号機や6号機と同じ状況で保たれていたはずです。
このように、津波で非常用ディーゼル発電がオシャカになって非常用交流電源がなくなったとしても、外部電源から高圧交流がとれていれば、事故の様相はまったく違ったものになっていたのです。
・・・
http://sun.ap.teacup.com/souun/4795.html   サン ヨリ

【】すでに死んだ菅、これから動く小沢
小沢氏 「ポスト菅」で主導権奪還宣言 「新リーダーをみんなで選ぼう!」 ・・・ 東京新聞より
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011061301000982.html
米政権、判断先送りで不満伝達 TPP参加、日本に  2011年6月14日 02時07分
 日本が環太平洋連携協定(TPP)交渉参加の判断を当初の6月から先送りしたことに、
オバマ米政権が「喜ばしい決定ではない」(ホワイトハウス高官)などと、複数の外交ルートを通じて強い不満を伝えていたことが分かった。
これを踏まえ、菅直人首相は5月末の日米首脳会談で「そう遅くない時期に方針を固めたい」と伝えた。
日米関係筋が13日、明らかにした。 ・・・
【私のコメント】
小沢一郎が動かないと日本は選択を誤る。
アメリカの圧力に対して対等にもの申すことができるのは小沢しかいない。
TPPに参加しても日本にメリットはない。 アメリカの輸出攻勢を利するだけだ。日本の農業は潰れる。 菅内閣は少数グループの野合に過ぎない。 菅直人は自分の力では首相になれないから、アメリカからの後押しで首相になっただけだ。 その周りにアメリカとのつながりが深い議員たちが集まって菅内閣を作った。
これは『対等な日米関係』を唱えた09年マニフェストを国民に何の相談もなく変更したものだ。
国民の信頼のない内閣が自滅するのは自然の理だ。
アメリカからの要求に押し切られないようにするためには小沢一郎の力が必要である。
鳩山グループとも組めば、さらにスムーズになる。
無能な菅直人やダーティな仙石などは、いったん表舞台から退場してもらった方がよい。
小沢一郎の言っていることは分かりやすいし、言ったことは実行に移す覚悟があるから、言葉に真実味がある。  小沢は菅のように軽々しいウソは言わない。
小沢が動けば震災復興も軌道に乗るだろう。 法案も通るだろう。
小沢は権力欲は自民党を飛び出したときにすでに棄てているのだから、どうしても収拾がつかないとき以外は自ら首相になろうとはしないだろう。(本来なら昨年9月の党首選で不正選挙がなければ首相になれたのだが)
今の小沢には首相への未練などはない。 そういう思いは熊野できっぱりと洗い流している。
小沢は権力への執着よりも、自分に与えられた『天命』を考えている。
自分を棄てる覚悟ができている。 菅のエセお遍路とは違う。
世界が大きく動いているときに、日本がどう行動すべきか一番よく考えているのは小沢一郎である。
自分のことを二の次に考えているから、世の中の動きが国際状況まで含めてまっすぐに視界に入ってくるのだ。 小沢一郎ロッキード事件以来、アメリカの動きをずっと見てきた。
『対等な日米関係』が命がけの仕事であることを知っている。
能力がないから従来どおりのアメリカ追従を選んだ菅直人とは大きな違いである。  
ひょう吉 http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/9cd12a375ce3176ab050fd4ba5973d33 サン ヨリ
http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/111.html

【】 日本人の運命受容型価値観か : 東電福島原発事故を防げなかった要因
1.東電元社員による実名での内部告発が海外マスコミで公表される
ネットには大手マスコミでは絶対に得られない情報が満載されていますが、その極め付きは、元東電社員木村氏がオーストラリアのテレビ局ABCに出演し、重大な内部告発をしている件です(注1)。
 このニュースによれば、90年代末に、東電を含む日本の原発関係者は、福島原発地震津波メルトダウンするワーストシナリオをすでに認識していたそうです。にもかかわらず、東電は何も対策していなかったと木村氏は証言しています。この証言はそのとおりだと確信します。
 現在の東電経営者は、木村氏の証言を虚偽だと否定することはできないでしょう。なぜなら、このようなワーストシナリオは他の専門家や福島県の政治家からも何度となく指摘されているからです。だから、今回の東電福島原発事故が想定外であったという関係者の公式回答はあり得ないわけです。

2.なぜ、日本の原発族は危険を承知で原発老朽機を長年、放置してきたのか
・・・
日本には過去、何度も大地震・大津波が襲来しているという歴史的事実が存在しているわけですし、東電を含む日本の原発関係者は地震津波専門家からもたびたび警告を受けているのです、にもかかわらず、平然と、その警告を無視してきたのです。

3.日本の危険物プラントは、耐震設計はしっかり行うが、津波をなぜか軽視してきた
・・・
4.原発に限って不可抗力の免責は通用しない
・・・ ただし、上記、元東電社員だった木村氏の発言にあるように、原発だけは、災害でメルトダウンしたら不可抗力という言い訳では済まされないのです。
 この原発の悪魔的本質に、木村氏が気付いて、東電経営者は気付かなかったということです。

5.東電経営者は運命受容型だった
 筆者は、日本企業IHIに16年、米国シンクタンク・SRIインターナショナルに16年半所属したため、その貴重な日米両経験を活かして日米経営比較を行ってきました。
・・・
7.東電経営者が東電福島原発老朽機の安全不備を知って放置したのはなぜか
 上記、木村氏の指摘通り、東電経営者は90年代末に東電福島老朽機の安全不備を知っていて、20年間も放置してきたのは、間違いなく“不作為の罪”ですが、なぜ、“平気で”放置できたのでしょうか。新規設備投資を優先させて、老朽機対策が後回しにされたのは確かですが、もっと深い要因があると思います。
 第三者が何度も警告してきたように、いつか大津波が来襲するかもしれないが、そのときは“諦める”という諦念思想に、東電経営者の価値観が支配されていたのではないでしょうか。
 この諦念価値観を多くの日本人は心の奥底で受け入れてしまいます、筆者も例外ではありません。
 問題はこの次です、この諦念価値観(東洋的価値観)は、原発に限って通用しなかったのです。このことは、すべての日本人が原発破局事故を体験して初めて悟ったのです。

8.日本企業がグローバル競争に弱い原因がここにある
 現在の世界市場は、BRICsなどの台頭で、日本企業は厳しいグローバル競争にさらされています。多くの日本企業は、前門のトラ(欧米企業)、後門のオオカミ(日本以外のアジア企業)に挟撃されて、苦境に陥っています。なぜ、日本企業は熾烈なグローバル競争に弱いか、その原因として、日本人が運命受容型であるからではないかと考えます。
 運命開拓型の海外企業と運命受容型の日本企業がグローバル競争したら、諦めの早い日本企業はどうしても負けてしまう傾向があります。
 日本人の価値観(日本人のDNA)が運命受容型であるというのは、米国人との比較で初めて気付く類のものですから、通常、われわれは、それをことさら意識してはいません。

9.人工地震説に強い拒否反応を示す日本人が多いワケ
 3.11大地震に関して、ネットでは人工地震説が一部で流布していますが、一方で、強い拒否反応を示す日本人も多いわけです。なぜなら、大地震や大津波は自然災害であり、人間の手に負えない(アンコントロラブル事象)と信じて疑わないからです。
 しかしながら、はっきり言えることは、運命開拓志向の強い一部の欧米人は、自然をみずからコントロールしようと努力し、彼らは実際にそれを実行します。たとえば、彼らは核爆弾を使用して人工地震を起こそうと挑戦してきたのは事実です。
 原発の元となっている核反応応用技術も、太陽や地球内部で起きている自然現象の人工的コントロール技術のひとつです。
 われわれ日本人は、運命受容型の日本人とまったく違う価値観をもつ運命開拓型の人間が地球上に存在することに気付きましょう。
・・・ 新ベンチャー革命 http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/25060137.html   サン ヨリ