【≪日本の検察とは、まさに最強権力ではなかったか。 警察も国税も

【≪日本の検察とは、まさに最強権力ではなかったか。 警察も国税も政治も、メディアも恐くない。 裁判だって、検察が起訴すれば99%超が有罪だ。 
この現状を逆に捉えるなら、国家の権力装置である検察を外部からのチェック機能がほとんど存在しないことを意味する。≫
 そしてその力を生み出す最大の源泉は、「特捜検察」にあり、「特捜検察」があるから検察組織が「最強権力」たり得てきた、という。 】
【】 民主党と検察との闘いは、国家の最高権力が内閣にあるのか、検察首脳にあるのかが問われている(再掲)
検察 リバイバルエントリー第四弾。
 再掲する前に少し付け足しておくと、「最高権力」というと、最近の週刊ポスト5/4.11号に掲載され、本ブログでも取り上げた「狂った牙 最強権力―特捜検察の盛衰」の中で、この記事を書いているジャーナリスト・青木理氏が元特捜部長の宗像紀夫氏にインタビューした内容を思い出す。
 それには「最強権力」という、もっと強い表現を使っていた。

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 その部分を抜粋してみる。   (以下抜粋)
宗像氏は、小沢事件は失敗捜査だとして、政治資金規正法違反に引っ掛けて、虚偽記載という形式犯などではやるべきではないと言い、最近の検察不祥事について次のように語っている。
≪検察の中にいると、特捜にあらずんば人にあらずというようなところがありますから、・・・・・恐いものがない・・・国税だって、警察だって、何だって。・・・すべての刑事事件は全部、検察を通って処理されるんです。
刑事事件について起訴できるのは検察だけですから≫
 
この部分のまとめとしてジャーナリストの青木理氏は次のように書いている。
≪日本の検察とは、まさに最強権力ではなかったか。 警察も国税も政治も、メディアも恐くない。 裁判だって、検察が起訴すれば99%超が有罪だ。 この現状を逆に捉えるなら、国家の権力装置である検察を外部からのチェック機能がほとんど存在しないことを意味する。≫
 そしてその力を生み出す最大の源泉は、「特捜検察」にあり、「特捜検察」があるから検察組織が「最強権力」たり得てきた、という。
  (以上抜粋)
参照:
週刊朝日が爆弾スクープ! 「誤導」に満ちた捜査報告書を掲載!
週刊ポストも「検審議決書」のコピペ疑惑追及!(2012/4/24)
 最近は、最高裁事務総局が国家権力の最高機関のようにネットで流れてはいるが、宗像氏が言うように、その最高裁事務総局といえども、検察が本気になれば起訴し逮捕できてしまう、というところが「最強権力」たる所以だということに説得力をもっているといえる。

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(以下再掲)
民主党と検察との闘いは、国家の最高権力が内閣にあるのか、検察首脳にあるのかが問われている(2009/12/27)
 鳩山家のお金を鳩山さんが政治に使うのと、国民の血税を自分たちの遊興費に使うのとでは、どちらがより巨悪なのかは小学生でもわかる。
 今から7年半前の2002年4月22日に元大阪高検公安部長の三井環氏が「検察庁が国民の血税である年間5億円を越える調査活動費の予算を、すべて私的な飲食代、ゴルフ、マージャンの「裏金」にしていることを、現職検察官として実名で告発する・・・」として証言するビデオ収録当日の朝に、それを嗅ぎつけた検察によって任意同行を求められ、そのまま逮捕された、という事件があった。
 口封じ逮捕なのは明らかであり、拘留中においても「持病の糖尿病治療が満足に受けられず、獄死させられる危険も指摘された上、意識朦朧になった様であり裁判をまともに受けらない恐れがあった」と酷い扱いを受けていた。
詳しくはhttp://www012.upp.so-net.ne.jp/uragane/jiken.htm 
 検察は自分たちに都合が悪くなると口封じのためなら、何でもやってきた恐ろしい組織である。 まさに権力を放置しておくと人間性がここまで落ちるということがよくわかる。
 この前に三井氏は私憤により先輩の加納駿亮という検事を調査活動費を裏金に流用していることで知人を通じて告発するが、嫌疑なしとして、検察は不起訴となり、その直後告発されていた、加納氏は福岡高等検察庁検事長というポストに栄転したとのこと。
「原田検事総長らが内閣に裏金作りが公表されると検察が崩壊すると泣きを入れ、加納氏の検事長人事の承認を得たことをいいます。 これ以後検察は内閣主導の国策捜査しかできなくなりました。 辻本議員の逮捕・起訴がいい例です」http://www012.upp.so-net.ne.jp/uragane/jiken3.htm (リンク切れ)
小泉総理時代に国策捜査が多かったと言われている遠因だと思われる。
数え上げればきりがない。 耐震偽装事件の藤田東吾氏、村岡兼造鈴木宗男氏、植草一秀氏、ホリエモン・・・
最近では民主党議員を標的にその当て馬的に逮捕された村木厚子厚生労働省雇用均等・児童家庭局長なんてかわいそうなものだ。
 また、警察の裏金の実態を実名告発した元北海道警最高幹部の原田宏二氏によれば、38年間で勤務した全ての警察署や本部各課で組織的に行われていたという。

裁判所でも不正が発覚していた。
最高裁事務総局の主計課長や山形地裁所長などを歴任した石川義夫氏が、回顧録「思い出すまま」で最高裁判所に裏金や予算の不当流用があったことを告白している。
 裁判所・検察・警察においてずっと前から慣例として「調査活動費」や「カラ出張」「会議費名目の接待」など血税を自分達の遊興費に使い続けてきたわけで、莫大な金額になるのではないだろうか?
これ以上に額が大きいのが全国の各地方自治体公務員の裏金や不正経理問題で、これら過去のものを含め総計すれば数十兆円規模ななることは間違いないだろう。
これだけの国民の血と汗の滲んだ血税を、自分達のものとし、いわば公金横領をし続けてきたにも関わらず、発覚した現在に至るまで、未だ検察や警察・公務員が、この問題で逮捕されたことは皆無である。

正義を守る検察・警察・司法の不正、それを守るための口封じなどの冤罪の数々。
そこには正義の一欠片もなく、自分たちの立場とプライドを守ることだけに固執した腐敗しきった組織である事は間違いない。
 冤罪事件の自白調書なども、まずシナリオが先にあり、精神的に追いつめて強要させてきた。
 こんな組織は一旦解体しなければ国民は安心しては暮らせていけない。

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今回の小沢さんの事件の捜査を承認した樋渡利秋検事総長は、法務官僚出身で裁判員制度の生みの親であり、伊藤鉄男・最高検次長検事鈴木宗男事件を指揮した特捜部長、谷川恒太・東京地検次席検事はその取り調べ検事だった。 小泉─検察蜜月時代の?国策捜査組?が西松建設事件捜査をバックアップしている構図だ。
これに東京地検特捜部の佐久間達哉が加わる。

この人たちは過去まさに血税をじゃぶじゃぶ不正に使ってきた検事達だ。
 いかにこの不正検察と闘っていけるか?
三井氏は
「警察の不正は検察が糺(ただ)すことができる。 しかし、検察の犯罪を糺す機関は存在しない。 マスコミを介した国民世論だけがそれを可能にするのです……」
 そのマスコミは
「検察のウラ金事情は大手マスコミはみんな知っていますが、報道しません。 理由は大手マスコミは記者クラブに所属しているから、そこから外されるのが恐いんです。 また、ある社の記者は『検察のウラ金を報道したら社が脱税でやられる』と本気で恐れていました。
当然、私の逮捕もウラ金告発を封印するためのものだと知っていたのです。 現場の記者たちはみんな書きたがっていたし、何人も取材にきました。 しかしデスクや社会部長などがストップをかけたんでしょう。 結局は“悪徳検事”三井環として報道されました。
検察はでたらめな情報をマスコミにリークして“悪徳検事”というイメージをつけ、発言の信憑性を落とす工作をしたのです」
実際、大手新聞の記者に報道しない理由を尋ねてみると、「テレビ、新聞が書かないのは、検察情報が入ってこなくなるからです」とはっきり証言した」

 これではほんとに国民世論だけが頼りになる
 検察を抑制する仕組みが不在なのは問題であり、特に検察官個人の責任が追及されることはほとんど無い。 わずかに検察庁法には検察官適格審査会が職務上非能率で職務に適さない検察官を審査し法務大臣に通知することが盛り込まれているが、ほとんど機能していないという。 
検察に自浄能力を期待することはもはや不可能である。ではどうすればいいのであろうか。二つの方法があると私は思う。
 その一つは法務委員会において偽証の制裁の上、裏金づくりの有無の証人尋問をすることである。 原田元検事総長でも樋渡検事総長でもいいであろう。 彼らは検事として、人として偽証をすることはできないのではなかろうか。 万一偽証をすれば刑事告発すべきであろう。 検察審査会に一定の起訴拘束力が認められたので、かなりの効果があると思われる。

もう一つは千葉法務大臣検事総長及び事務次官に対して行政上の指揮権を発動することである。 捜査上の指揮権発動ではないので全く問題はない。 魚の目「三井環さんからの手紙」
 民主党と検察との闘いは、国家の最高権力が内閣総理大臣なのか検察首脳なのかが問われている闘いである。
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1502.html   さん より
【日本を抱き込み反中、中国締めつけの鉄砲玉に仕立て上げようとしている。】
【】 「日本は一体どの国を“守る”つもりなのか?:孫崎 享氏」  憲法・軍備・安全保障
https://twitter.com/#!/magosaki_ukeru 
日米関係: 中国には言われたくない。
 中国がいうから嘘だろうと思う人もいるだろう。
 しかし、次の指摘が正鵠を得てないか考える必要がある。
4日人民網
 「日本は一体どの国を“守る”つもりなのか? 米国は自らの経済力の下降に伴い、同盟国に一層の“責任”分担を求めるようになっている。
 アジアでは台頭を続ける中国の挑戦に対処するため、軍事力の配備に拍車をかけて、中国の海外進出の封鎖を点から網へと拡大。
 また、「中国脅威論」をしきりに煽り立て、離島作戦能力の強化を支援するとの理由で、日本を抱き込み反中、中国締めつけの鉄砲玉に仕立て上げようとしている。
 だから“軍創設”という日本の動きに対して見て見ぬふりをし、果ては故意に放任しているのだ。
 このことから、“自衛軍”と呼ぼうが“国防軍”と呼ぼうが、自衛隊はすでに米国のグローバル軍事戦略の1つの駒に完全に成り果てているのだということがわかる」

6日読売社説批判・米中関係:
 「米中戦略対話 人権で摩擦の火種を残した」、 読売、方向違い、全体像を見えない社説。
 今回米中戦略対話前に突然中国人権家の米国大使館に逃げ込み、米中協調を計ろうとする米中戦略対話を壊す動きが出た。
 米国の動きは迅速でキャンベル次官補を送り(野田訪米という意味ない儀式への出席をキャンセルし)、妥協を図り、米中戦略対話を無事進行させた。
 最早、米国が東アジアで中国を最も重視し、これとの協調を計っていく、不測の事態があれば米中双方が妥協点を見つける努力をする状態になっているということだ。

読売は自衛隊が米国の先兵、傭兵鉄砲玉になることを求めているから、米中が如何に親密な関係を作っているかの姿を見たくない。
 「人権で摩擦の火種を残した」ではなく、「人権問題浮上、これを切り抜け協調路線維持」だ。
 米中間にはG2体制(世界を米中二超大国で協議) 志向が続く。
 少なくともオバマ政権の意志。
『不愉快な現実』:  米中は手をつなぐ、同時に日本の自衛隊には中国軍事力への「鉄砲玉」にさせようとしている。
操作。
 この上に石原知事が自覚無しに踊っている。
読売意識。
 今、日本はどうするか真剣に考える必要がある。
 宣伝で恐縮だが、その中の一提言を『不愉快な現実』を書いた。
是非読んで欲しい。  孫崎享著『不愉快な現実』講談社現代新書です

中国・情報: twitter等検閲の上、結局Beijing Newsは自己の社説謝罪にまで発展、6日WP
 「陳光誠事件ではtwitter等政府の検索削除の試みにもかかわらず常に報道をリード。Beijing News金曜日社説で13億の中国人民は簡単に騙せない」。
 読売等解りますか?

米国:。 4日WP・ Bremmer
 「米国衰退の5つの神話、1:米国は最早超大国でない、2:米国経済の将来は寒々しい、3:米国政治システムは壊れている、4:米国は中国に座を譲る、5:世界は最早米国の指導力を欲していない」著者は神話としているが、どれもこれもほぼ事実。
米国は変わった
http://sun.ap.teacup.com/souun/7437.html   さん より


核兵器の推進は自殺行為である。 日本は一つの核爆弾で国家の機能も崩壊するような小さな島国であり、アメリカや中国、ロシア、インドといった、地理的にずっと大きく、政治的、経済的にも分散されている国とはわけが違う。】
【】 日本は秘密裏に核兵器開発
福島の原子力発電所の事故が日本にもたらしているものは、まさに原発核兵器が同じであるという事実を日本国民に突きつけている。
4月13日の朝、北朝鮮はロケットの打ち上げに失敗した。 北朝鮮は「衛星」であると主張し、発射実験を取材できるよう海外からの取材団を平壌に受け入れていたが、日本政府はその「核実験」に備えて、首都圏にも迎撃ミサイルを配備して迎撃態勢を取るほどだった。
 打ち上げまでの数日間、ニュースはこの北朝鮮の核実験の話題でもちきりで、日本が直面している核の恐怖、たとえば事故から1年以上たっても福島第1原発では毎日9トンの水を注入してメルトダウンしないよう燃料棒を冷やさないといけないとか、3号機にある大量のMOX燃料はどうなっているかといった報道はなされなかった。

■秘密裏に核兵器開発
 そんな矢先に、アメリカの国家安全保障問題専門の通信社である「NSNS」が、アメリカ政府は核技術の国外移転を禁じるという法律を破って日本が原子力の平和利用の名の下に核兵器の原料となるプルトニウムを備蓄することを手助けしていたという調査レポートを公開した。
 この記事によれば、日本政府は1960年代から秘密裏に核兵器開発の計画を保持しており、それをCIAなどの諜報活動でアメリカは確認していながら、プルトニウム増殖炉の設備や技術の日本への移転を認めるとともに、英仏からの再処理プルトニウム海上輸送を容認さえしていたという。
つまり日本の権力者たちは、「核兵器を開発する目的で」プルトニウムを作る技術をアメリカから受けていたということだ。 さらにこの記事は、日本はアメリカの核の傘に守られていながら、核の平和利用という名の下で電力会社を窓口にして、中国やインド、パキスタン核兵器を合わせた以上の核兵器を作るのに十分な材料を蓄積してきたと記している。
 もしこの記事が本当なら、日本が民主主義国家だというのは悪い冗談だろう。 なぜなら
これまでのすべての政府、そして、すべてのマスメディアは国民の生命に関わる最も重要な問題について嘘をついてきたことになり、正しい情報を知らされない国民が適切な指導者を選ぶことなど、不可能だからだ。
■核推進は自殺行為
 核兵器の推進は自殺行為である。 日本は一つの核爆弾で国家の機能も崩壊するような小さな島国であり、アメリカや中国、ロシア、インドといった、地理的にずっと大きく、政治的、経済的にも分散されている国とはわけが違う。 今、福島の原子力発電所の事故が日本にもたらしているものは、まさに原発核兵器が同じであるという事実を日本国民に突きつけている。
 アメリカの通信社の記事が真実かどうか私には分からないし、なによりも、平和憲法を持つ世界で唯一、核兵器を投下された国の政府が核兵器を開発すると思いたくない。
しかし福島原発冷温停止を早々に宣言し、住民の反対にもかかわらず大飯原発の再稼動を急いだり、欧米各国は撤退しているのに2兆円以上使っていまだに高速増殖炉もんじゅ」を推進していることを考えると、日本のジャーナリズムはその使命としてのNSNSの記事について日本政府に問いただすべきであろう。
大阪日日新聞、温故知新 (ビル・トッテン)より   さん より

ユダヤ系財閥から金を借りると、結局は取られてしまう苦い経験があるので、】
【】 「国際金融資本の罠に嵌った日本」はいまなお続いており、日本は米国の植民地なの?
私は、今から13年前に「国際金融資本の罠に嵌った日本〜悪魔の経済ーグローバリズムの経済」(日本文芸社刊)を上梓した。 
帯に「日本人の資産と魂が食い物にされている!」という宣伝文句が飾られている。この著書は9.11について書いた「ブッシュの陰謀―『自由を守る戦争』の真っ赤な嘘!」(KKベストセラーズ刊)に続く、いわば姉妹版る。
 この著書は、平成11年6月25日の刊行だが、今日の日本および世界の経済をかなり克明に予見している。 かつ、日本の守るべき、経済道徳を示して、進むべき進路を提示していて、いまでも新しいと確信している。是非、ご一読いただきたい。
 『国際金融資本の罠に嵌った日本』(1999年6月25日)日本文芸社
 目次 http://blog.kuruten.jp/eiken-world/205742 
 プロローグ
国際金融戦略に隠された大陰謀 ?

●中国と韓国に対して「通貨攻撃」を仕掛けたアメリカと英国 
 攻撃の武器として「通貨」が使われた。香港ドルや韓国のウォンが叩き売られた。
平成九年七月一日に英国から中国に返還された香港に攻撃を仕掛けて、中国の「元」に揺さぶりをかけ、経済不安を与え、中国政府を脅かした。 中国政府は、香港が通貨攻撃を受けた際、株価操作も含めてユダヤ系に協力した企業にペナルティーを加えると警告した。
このため中国企業は動きをセーブしたという。
 平成九年夏から平成十年にかけて、アジアが通貨危機に見舞われ、その仕掛人としてジョージ・ソロスの名前が取り沙汰されていた頃、ユダヤ系のある人物が中国政府に何百億ドルも借款すると持ちかけた。 中国は喉から手が出るほど外貨が欲しかった。 しかし、中国政府はその申し出を凍結した。 かつて上海を国際大都市にしたのはユダヤ系財閥だった。
ユダヤ系財閥から金を借りると、結局は取られてしまう苦い経験があるので、警戒し手を出してはならないと判断したという。 ・・・
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表はいま、世界を指導する立場の政治家として期待させれ、その大前提に、日本民族の精神的支柱である大神神社伊勢神宮に参拝している
◆〔特別情報?〕
 小沢一郎元代表はいま、5月8日の民主党役員会で「党員資格停止処分が解除決定」となるのを控えて、新しい活動を展開している。 それは、一口で言えば「国際政治家」として世界をリードする地位に立ち、国際政治家として活動することを意味している。
小沢一郎元代表は5月6日、奈良県桜井市にある「大神(おおみわ)神社」をひそかに訪れた。 7日には、三重県伊勢神宮を参拝したという。 
この意味は、日本民族にしか理解されないことと思われ勝ちだが、この神事を最もよく理解しているのは、実は、欧米民族であるという。
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/91f657d11bc4c54b7a24cf87f44b463a?fm=rss
 さん より

【、日本周辺海域と空域を米軍が支配することで日本を完全支配するという方針であったのだと思われる。今回の前原の発言はこの米国による日本支配が終焉し、日本が独立国としてロシアと自由に取引できる状態に移行しつつあることを示している。】
【】 宗谷海峡ガスパイプライン計画を前原政調会長が検討:米国から独立しはじめた日本
2012年05月06日 / ロシア・北方領土
●前原 極東でガスパイプライン検討 NHKニュース 5月3日 22時5分
 民主党の前原は、滞在先のモスクワでロシア最大の政府系ガス会社の幹部と会談し、政府・与党として、ロシア極東の天然ガスを日本に送るパイプラインの設置を検討したいという考えを示しました。
 前原は、原子力代替エネルギーとして天然ガスの活用が期待されるなか、ロシアの政府系ガス会社「ガスプロム」のメドベージェフ副社長と会談しました。
この中で、前原は「ウラジオストク近郊で建設が進められているLNG=液化天然ガスの輸出施設に日本として協力していくなかで、日ロ両国で、さらに天然ガスの面でも協力関係を結んでいくことを期待している」と述べました。そのうえで、前原は「政府・与党として、天然ガスのパイプラインの敷設を検討する用意がある。具体的なルートなどは定まっていないが、例えば、サハリンの南から稚内までの宗谷海峡なら40キロでつなげることができる」と述べました。
これに対し、メドベージェフ副社長は「日本とロシアの間では、経済的な協力を第一の優先事項として掲げていくことが、われわれの基本方針だ」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120503/k10014885001000.html

●日本パイプライン株式会社 
本事業の全体像
 本事業はサハリンの巨大ガス田から、北海道稚内に上陸して苫小牧東部地域(苫東)まで幹線パイプラインを整備し、苫東にLNG液化基地を設置するとともに、この幹線パイプラインと必要な供給ラインとによってガス導管事業を実施する計画でおりましたが、東日本大震災復興事業の一環として実施することについて各方面から打診があるため、政権与党や政府筋の意向を踏まえながら、事業実施内容を発展的に再構築することを検討しております。また、このガス導管事業と連動して様々な関連事業を展開するとともに、導管に併設される光ファイバーを用いた通信事業等も展開します。
本事業の対象ガス田
  ロシアのガス輸出権は法令によりガスプロムが独占的に保有していますが、ガス田その
ものはロシア連邦政府が保有しているため、ロシア連邦政府と協議・交渉を続けてきた結果、サハリン3を中心に複数のガス田から導入することも可能となりました。これまで年間160億㎥の供給を計画していましたが、東日本が加わることによる変更も予想されます。
 高圧幹線パイプライン建設事業
  本事業はサハリン南端のプリゴロドノエから宗谷海峡を越えて稚内に上陸し、稚内から日本海岸ルートを通り、北海道を縦貫して苫東に至る約540kmのパイプラインを計画していましたが、東日本大震災復興事業の一環として実施される場合には、東日本へパイプラインが延伸される予定です。

LNG液化基地融合型ガス導管事業
 ガス導管事業はサハリンから苫東LNG液化基地まで口径48インチの高圧幹線パイプラインを敷設し、この幹線から中圧パイプラインで導管ネットワークを構築して、北海道内各地域にクリーンで低コストのエネルギーを産業用、業務用、民生用として供給するという、いわゆる「LNG液化基地融合型ガス導管事業」とすることを計画していましたが、東日本へ延伸された場合の全体的実施内容については、内外関係機関と十分協議しながら再構築することとします。
〔注1〕供給ラインについて
幹線からは各地域へ供給ラインを整備します。例えば、北海道では道北ライン(名寄、士別、旭川等)、道東ライン(帯広、釧路、北見等)、道央ライン(札幌圏)、道南ライン(苫小牧、室蘭、伊達等)を計画しています。

〔注2〕東日本パイプラインについて
北海道から東日本へ延伸する計画については、基本的には被災地を経由して整備することとしますが、そのルートや距離等の詳細については関係機関と十分協議しながら定めることとします。 http://www.jpdo.co.jp/project.html 

●サハリン産ガスを直接供給=パイプラインで北海道へ - 国際情勢の分析と予測 2006年06月26日
http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/56db3b4855704e642d0095f08084aab6
 
【私のコメント】
 ロシア訪問中の前原政策調査会長は5月3日にロシア側と会談し、サハリンから北海道へのガスパイプラインの建設計画について触れた。この計画については既に私が6年前に記事にしているので上記リンクをお読みいただきたい。6年前の記事との変化としては、パイプラインを本州に延伸する場合に東北地方の太平洋岸の被災地を通過することが挙げられる。
 これは、パイプラインを東北地方太平洋岸の海底に敷設することを意味すると思われる。
 陸上よりも海底の方が建設コストが安いようだ。
 従来の日本はロシアからの輸入を含めて天然ガスは全て液化させて船で輸入してきた。
これは、米国や国際金融資本の命令で、日本はロシアからのパイプラインによるガス輸入が禁止されていたからだと思われる。米国としては日本をコントロールするために、日本の輸出入が全て海運と空運で行われるべきであり、日本周辺海域と空域を米軍が支配することで日本を完全支配するという方針であったのだと思われる。今回の前原の発言はこの米国による日本支配が終焉し、日本が独立国としてロシアと自由に取引できる状態に移行しつつあることを示している。

液化天然ガスは輸出入相手国の多角化が可能だが液化・ガス化のコストが高いこと、輸送船のコストが高いことからどうしても割高になる。
 ロシアのガス田は日本に比較的近いのでパイプラインで輸入するのが合理的である。
 日本にとって、コストが安く安定供給が期待でき、供給源を多角化できる利益は非常に大きい。ロシアとしても、金持ちで絶対に支払いが滞ることの無い上客の日本とのガスパイプライン建設は極めて利益が大きい。
 ウクライナベラルーシなどの貧乏国よりも日本にガスを売った方がロシアは絶対に得なのだ。 中国以外のガス輸出先を東アジアに確保することで中国に対する価格交渉力を高めることもできる利益もある。
 このようにロシアと日本が友好関係を持つことは両国に巨大な利益をもたらす。
 それは米国の日本やロシアに対する影響力の低下を意味する。また、米国の次の寄生先として日本とロシアを乗っ取るという1985年以降の国際金融資本の戦略を不可能にすることになる。
 それ故に国際金融資本は日露友好を警戒し日本を脅迫し続けてきたのだろう。しかし、今や国際金融資本自体が滅亡しつつあり、やっと日露両国の支配階層が切望してきた日露友好が可能になりつつあるのだと思われる。
 パイプライン建設の次には必ずや北方領土問題の解決と宗谷海峡トンネル建設によるシベリア鉄道の日本への延伸が発表されるはずだ。
http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/fa1878e04b8462c429c674605716508f?fm=rss
 さん より

【】
【】 「指定弁護士は控訴しがたい」「岡田克也による党員資格停止処分は非常にとんでもない、ありえない」宮台真司
Category: 小沢一郎 Tags: 郷原信郎 神保哲生 宮台真司 ここのところ、たて続けに郷原信郎氏の無罪判決についての解説を書き起こしたりしているが、判決文自体を読み解くのは難しく、メディアの報道も信用できないとなると、
このような正しい解説が必要であると思う。
(この二人は下を向いている事が多かった・・・)
 このビデオニュースの番組自体が、郷原氏からの申し入れがあって行われたとのことだ。
それは前回の番組で神保氏と宮台氏が無罪判決について新聞報道を基にした解説をしていて、それを見ていた郷原氏から直接「間違っている」と神保氏に電話で指摘されて今回のインタビューが実現したということだ。

******* ********

映像の中でもそれを認めているがウェブ上でも、神保氏は次のように書いている。
≪先週のNコメで小沢一郎民主党元代表を被告とする陸山会事件の判決を取り上げた。
その中で、判決は小沢氏が秘書から政治資金収支報告書に虚偽を記載する旨の報告を受け、了承していたが、それが違法であるとの認識はなかったと認定した結果、小沢氏を無罪としたとの理解の上に立ち、これを論評した。 主要なマスメディアもこぞって、その文脈で判決を報道していたように見える。
 しかし、弁護士で元特捜検事の郷原信郎氏は、それは単純な間違いだと指摘する。
判決文をよく読むと、小沢氏が違法性を認識していなかったのではなく、小沢氏はそもそも秘書が虚偽の報告をするとは認識していなかった可能性が大きく、
そのことが無罪判決の根拠となっていると郷原氏は説明する。≫
■まちがいだらけの小沢判決報道(ビデオニュース・ドットコム 2012年05月05日)
http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/002397.php 
 ゲスト: 郷原信郎氏(弁護士・関西大学特任教授)

***************

(以下、要約&書き起こし)
37:40〜
 ロシアのネット上での偽造捜査報告書流出について
神保哲生
有田さんも持っていて中身みたら本物だとツイートしている。 一検事が独断でやるというのはありえない?
郷原信郎氏   ありえないですね。
まず、証拠としての価値が違うんですよ。 供述調書と捜査報告書というのは。 そこの違いがですね。 まだ一般の方には、なかなかわかってもらえないんですが・・・。

神保 捜査報告書のほうが価値が重いんですか?
郷原  いえいえ、重くないですよ、逆ですよ。
郷原  一般的には供述調書で立証するんですよ、供述内容は。だって、本人が署名をして「本当に間違いありません」と、これが調書ですから。 で、調書になってない捜査報告書の、検事が一方的にですね、取り調べで、こういう話をしました、なんて事は、捜査報告書にして裁判所に出したってですね、意味無いですよ。
 そんなものは不同意っていわれたら、もう何の証拠価値もないし使えないんですよ。
 無価値です。
 だから、普通はそんなものは作らないんです。
 ところが本件で、何でそんなものをわざわざ作ったのか。
 しかも、問題なのは田代報告書を受けたかたちで作られた斎藤報告書っていうのが、今回一緒に出ちゃってますけれども、この斎藤報告書の中にですね、その田代報告書が引用されているんですね。

神保  斎藤さんというのは?
郷原  副部長ですね。
神保  特捜副部長ですね?
郷原  はい。 その引用がですね、まず、5月の17日に調書が取られたんですね。石川さんの調書が。 その調書の引用がまずあるわけです。 だーと。従前の供述を維持した、ということですよ一応、調書上。
そこに途中から括弧して(以下捜査報告書)って書いて、で、その捜査報告書で石川さんが、こう供述したという内容を、まず問題なった捜査報告書ね、そこに書いてある事がだあーっと書いてあるわけです。 ほとんど線が引っ張ってあるんです。
 ということは、供述調書の内容と捜査報告書の内容を一緒に扱ってるんです、この
報告書は。
 これはプロとしてはありえないです。 プロの世界でこういうことをやったら、これはもう笑われます。

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宮台真司氏  つまり素人が相手だったから、検審の?
郷原  としか考えられない。
神保  一応報告書というのは、斎藤も佐久間特捜部長に上げた報告書なんですね?
郷原  それを斎藤副部長が引用するかたちで報告書をつくってるわけです。

神保  これが検審に行ったということですね。
郷原  そういうことです。
神保  だからそれで検審は、こういうのを見て「起訴相当」という判断に至った、ということですね。完全でっち上げ、ほんと、これを見る限りでは完全・・・。 面白いのは、この報告書、石川さんと田代さんのやりとりが普通に書いてあり、それが4ページにわたって、ずーと書いてあり、そんなやり取りが録音のほうを見ると何もないんで、それが丸々でっち上げだったというのはすごくない?(宮台氏を見ながら)
宮台  今、仰ったようにA4で4、5枚分が丸々記憶違いだったということは、ありえないので、記憶違いは嘘ですよね。
 あと、郷原さんの仰ったことで最も大事なことは、捜査報告書と供述調書は、格が違うので、プロがそれを並列して報告書としてまとめることは、ありえないということと、斎藤副部長は、それをあえてやったという事は、つまり検審の委員が素人だということで、騙せると思ったというか・・・。
神保  ということで言っていいんですか?(郷原氏へ)

郷原  いや他には考えられないんですよ。 だって、こんなものをですね、上司に上げ上級庁に上げたら、「何だ」って言われますよ。
「これは使えないんじゃないか」と。 「ちゃんと聴取しろ」と・・。
神保  ということは明らかに田代さんの判断だけでやったことではない?

郷原  結局、こういう記載をしたいために、捜査報告書が作られたというふうに考えるの
が普通じゃないですか。
神保  それこそ田代さんだけ切ったって意味無いですから、まず斎藤さんは間違いなく関わっているというふうに見るべき?

郷原  いや、それはわかりませんけどね。 まあ、たまたま虚偽の報告書だったんだけど、いいのがあったからそれを、「これは検審向けにいい」と思って、こういう書き方をしたっていうふうに弁解をするでしょう。 だから、それをどういう方針で、この捜査をしたのか。それらが、どういう役割分担をしたのか。組織的な背景を全部、解明しないといけないんですね。バラバラにですね、部分的にやったんじゃダメなんですよ。

神保  それを検察自身の手でできるかどうかですね。
宮台  できますかね?斎藤副部長・・・。
郷原  いやあ、確かに難しいですね。

神保  笠間さんどうですか、最高検がじきじきにまた乗り出して・・・。
郷原  だから、この間も要請書を出したように、検察自身の捜査も(徹底的に?)やってもらいたいけれども、やはり第三者を入れた事実解明というのは重要だと思いますね、今回の場合。 で、第三者による事実解明をやるという方針を明確にしておけば、捜査もいい加減はできない、とうことになると思いますしね。
捜査報告書ネット流出について
 44:50〜
神保  今回、流出しました、捜査資料、捜査報告書というものが、ロシアのサイトに。まあ、マスコミの間なんかには結構渡っていると思いますし、もともとマスコミで一部持っている人がいたので、誰が上げたかについては、可能性がいっぱいあってちょっと、これはわからないだろうと、しかも、ロシアのサイトが協力すれば、IPアドレスから・・・たぶんわからないじゃないかと思うんだけれども、これを上げた人が誰であるかは別として、どういう効果、あるいはどういう意図を狙ったかというふうに郷原さんは見ますか?

郷原  そうですね、田代報告書というのは、もう全文を入手済みとかと週刊誌にも書かれてて、相当それは、これからも詳細に引用しながらですね、捜査の結果が出れば、「ここは
どうなったんっだ、どうなったんだ」ということになるわけで、そんなに新規性はないんですよ。斎藤報告書は、この間、週刊朝日で大きな記事で、あれ全文出てましたよね。
神保  木村報告書というのは?
郷原  木村報告書は、これは今まで全然出てなかったものですね。これは確かに全体としてみると、「検察審査会の議決に書いてあることは合理性がある」とかですね。 それから、「小沢氏の弁解は全然信用できない」とか、お金のことも、「これだけ解明されている」とか、なんか相当、検察審査会のほうに、その小沢氏に不利な判断をさせようという意図が感じられるんです。 だから、そういう意味じゃ、田代報告書、斎藤報告書と同列に扱って
「こんなものもあるぞ」という指摘をしたかったという動機もわかるんですよ。 あり得ると
思うんです。
 一方でですね、これは先ほどの判決に関連することなんですが、この木村報告書には、
「小沢氏の想定弁解についての検討」というのがあるんですよ。この想定弁解の検討というのは、先ほど言った4億円の借り入れについての、認識があったか無かったか。小沢氏がそこの点について、認識をしてなかったという弁解をした場合を想定して、それでも「こういう根拠で、こういう根拠で・・・」ということを、かなりしつこいくらいに、言い続けて報告してるんですね。これなどは、むしろ、これから小沢判決に対して控訴するかどうかが数日後に決まるっていう時期に出てくるといのは、別の効果もあるような気もしなくはないですよ。

神保
別の効果?

郷原
ようするに、あの大善判決は、あんな理由で無罪にしてるけれども、ちゃんと検討済みで想定してるし、そんな弁解?通らないんだ」というふうに言いたい、っていう気持ちもわからないではないですね、これ見ると。
これが通るかどうかは別としてですね。大善判決の場合は、「そういうことを認識しなかった可能性もあるじゃないか、可能性もあるじゃないか」と言ってますよね。しかし、そんな主張はされてない、一切、小沢氏側は・・・。むしろ弁解が出てきた場合のことまで考えて、ここまでちゃんと用意してあったんだ、ということを言いたい気持ちもわかる。(笑)

神保
私はね、裁判所がこれを知ってたんじゃないかと、逆にいうとね。

郷原
逆に言えば、これは指定弁護士も見てるわけですよ。ここのポイントは、当然、認識してるわけです。逆に言えば、こういうものが表に出ちゃうと、まあ、あの判決の一番控訴すべきだという根拠になっている、「全然、想定もしてなかった、争点でいきなり無罪になった、それは手続き的におかしい、控訴審に判断してもらうべきだ」というのが唯一のまともな控訴理由なんですけれども、それもどうなのかねっていう感じがするんですよ。

しかし、逆にこれを書いた側からすれば、「俺たちはこんなところまでちゃんと考えてたんだぞ」っていう、言いたい気持ちもわかる。

神保
どうですか、郷原さんの古巣の検察からですよ、これ検察の内部資料ですよね。田代検事が佐久間特捜部長に上げた報告書が、こうやって外に流出する、まあ大した意味は無いっていうお話なんですが、こんなものがウィキリークスでも出てこない・・・。

郷原
これはまさに検察審査会に提出するっていう、裁判に出しても意味無いものですよ。でも、検察審査会に提出されて、それが議決に相当な影響を及ぼした、それは間違いないです。だから、本来の使われ方と全く違う使われ方をしたわけですね。

ただ、そういうことも今までは表に出なかったですよ、こんなものは表に出なかったし、確かに、「実はこの報告書の内容はこうなんだ」とか、「こいつは、この被疑者はこんかこと言っているぞ」とか、いろんなことが情報として、まあリークだとか言われて出ましたよね表に。それも、まさに検察と、それを取り巻くマスコミの間だけで秘匿されてきたんですよ、生の資料や生の情報は・・・。

だから、それがいいとか悪いとかいうところで、後から具体的な資料、根拠に基づいて批判されたりすることはなかったんですね。

基本的には生の資料は全部秘匿されてたんです。それが、検察の世界、警視庁の世界を、言ってみれば内向きの論理で、やってこれることに繋がってたんです。
・・・
本来、こういうものは裁判では無価値ですから。裁判で無価値なものをどうして長々長々つくるのか。これはやっぱり疑いはどうしても持たざるを得ないんですよ。検審向けの検審騙しの意図だったんじゃないかと。
そうじゃないっていうんだったら、じゃあ今日の朝、朝日新聞にですね、元特捜部長の弁解がかかれてましたけれども、「検察審査会に分かり易く説明するためのものだった。」というふうに弁解してるって言ってますけれども、検察の捜査結果をですね。しかし、この報告書を単に捜査結果をありのままに検察審査会に説明したものだとは、ちょっと普通の人は思わないですよね。

******* ********

宮台  誰が見ても捏造でしたよね。
ちょっと僕はよくわからないんですけどね。 検察審査会の手続きで、捜査報告書が何ゆえに採用されなければならないのか。その採用の決定は誰がしてるんですか?
郷原  採用っていうような手続きは無いんですよ、裁判所と違って。 裁判所の場合は、
検察官がいて弁護人がいて、検察官が証拠にしようと思っても、弁護人が不同意って
いえば、承認申請?しなくちゃいかん、そういう手続きと違いますから。 検察の起訴が
問題だったのかどうか、検察の内部での「判断」を審査してるんですよ。 ですから、基本的に全部の資料に基づいて検察の判断が正しかったかどうか素人が審査するんです。
 しかし、検察官の判断はプロの判断なんですよ。 証拠によって裁判で立証できるかどうかっていう話なんですよ。
それを素人の判断で「これは検察官の判断がおかしい」と言えるかって、ここは元々制度的に問題なんですよね。
「嫌疑不十分」の事件を。
 ただ、それでも検察審査会の制度に正当性があると言えるとすればですね。 それは、
無罪の推定の元で、裁判にかけるって言っているだけであって、いい加減な証拠に基づいて検察審査会が起訴議決したところで、裁判できちんとした判断を行えばいいんじゃないか、というのが一般的な理屈なんです。
 しかし、日本の場合は無罪の推定というのが働かないんですよ。 しかも今回は、検察が2回不起訴にしている事件を検察審査会が起訴すべきだと言った。 最初から、無罪の推定を目茶目茶もっと働かせないといけない。
 政治の場では全くそうじゃなかったですね。 ほとんど有罪扱いでしたね。 そうなると、こういう事件でこういう捜査報告書を素人の人たちが起訴すべきだと判断して、それで裁判にかけられるっていうのは、非常に問題ですね。

宮台  だから、岡田克也のね、岡田克也による党員資格停止処分。 当時、幹事長でし
たっけ。 あれは、非常にとんでもないと、あれは。 ありえないですよね。
神保  やっぱり、検審が強制起訴ができるようになった段階で、起訴というものを政治的、
社会的に変わったと考えるべきですか? 今まで検察が公訴権独占してたから・・・。

郷原  その起訴と検審の起訴議決とは、やはり違います。 ただ、嫌疑不十分の不起訴に対して、一切、起訴議決という制度が無くていいのかという、やはり検察官の犯罪、今回、そうじゃないですか。
神保  だから今回田代さんを不起訴にしたら、検審に行きますよね。

郷原  そういう時に、最初から検察の判断を前提にして、検察の見方を追認すればいいんだっていうことはいえないと思うんです。
・・・
宮台  今日、郷原先生のお話を伺うと、指定弁護士の方、検事役の方も、控訴しがたい
ですね。
・・・
可視化に抵抗する正当性、弁がなくなっちゃったという感じますよね。

郷原  重要なことはですね、もし録音テープ取ってなかったら、実際、この捜査報告書で
書いたのと同じことを、もし田代検事が法廷で証言してたら、それ、証拠になっちゃうん
ですよ。 しかも検事の証言だから重いということで、信用性が認められちゃう。
 だから、やはり取り調べの状況が記録される、ということは非常に大きいっていうことです
よね。
宮台  今回は、おそらくは検察特捜部の組織犯罪として田代、当時の特捜検事による捏造が行われた可能性がある以上、残念ながら可視化に抵抗するどんな理由も無い。
あるいは、その検察の捏造抑止という理由には負ける。 
それだけははっきりしましたよね。

***************

郷原 今回の問題でもう一つ深刻なのは、検察の組織として不起訴と決定したのに検察の組織の中の一部の東京地検特捜部、そのあたりのところでそれを引っくり返そうとする、動きをした疑いが強い。 これはまさに統制の取れてない軍と同じなんですよ。 だから私は平成の226事件と呼んでるのはそこなんですよ。
神保  ぼくはそこがわからなかったんですよ。これはたぶん有罪にできないと思ったら不起訴だったわけでしょ。
だから、検審に起訴させてもらったところで、ダメじゃないですか。しかも、検審が起訴すれば、自分たちが不起訴にしたっていうことが批判されるわけだから・・・。 なんでそんなことになったのかと、やっぱりその一部、特捜部が検審を使ってでも何とかお縄にしたいと思ったんですね。
郷原  そうですね、一部の検事たちが、他の検事は前田検事が厭戦だったといってます
よね。
宮台
・・斎藤、田代、木村、このあたりですよね。
神保  佐久間さんは?
郷原  わからないですよね、その辺は。

神保  へえ、じゃあ、これはもうクーデター、226事件だったんですね、ほんとに。 そうじゃないと説明つかないもん。
郷原  だから深刻なんですよ。 検察っていうのは、中でいろんな意見があっても、最終的には組織としての一体性を保って、それで信頼を勝ち得てきたんですよ、99.何%という。
今、彼らが言っている弁解はこれですよ。
 「市民が起訴相当だと議決したじゃないか、起訴すべきだって言ってるんだから、その方向で捜査するのは当たり前でしょ、その結果を記録したものですよ」って言ってるはずです。
しかし、ほんとにそれだけのものなのか。
しかもその上で検察としてはもう一回、不起訴の決定をしてるわけです。 それをちゃんと説得する資料をつくるのが当たり前なんですね。

神保  根が深いですね。この捜査資料が流出したことは検察で問題になりますか?
郷原  検察のほうでもこの資料を持っている人がいるでしょうけれど、マスコミの関係者とか、あるいは被告人側ですね、弁護人か。まあ、いろんなところにこの資料があるわけですね。
神保  郷原さんがどこから入手したかは聞かないですけど、他にどういうところから入手するんですか?

郷原  考えられるところ検察を取材してる記者の人たち、逆に弁護人側を取材している人たち、被告人などの政治的なバックアップをしている人たち。 いろんなところでそういうものを持っている可能性はありますね。 弁護人とか指定弁護士、その人たちは持っているでしょうね。 今回は確か開示の対象になったんじゃないですか。
宮台  もう一つ、最高検は、今回、郷原さんが仰ったようなある種のクーデータであったとした場合、勿論これ、大変苦々しい問題であると同時に、検察の内部で、組織分裂ともいうべきクーデターが起ったということが、明るみにすることは、まさに検察の威信にとって傷がつきますよね。 最高検はどういうふうに捉えているんでしょう?クーデターということで一挙に問題が難しくなりましたね。

郷原  だから、そうじゃないという見方を今しようとしている感じですよね。 そういう意図は無かったと、たまたまそういうことになってしまった、思い違いというよりも、「検察審査会の起訴議決を受けて、起訴の方向で捜査をした結果を検察審査会に返したものが、たまたまそういう・・・その中に、たまたま記憶の混同で、嘘を書いたものが混じっていた」そういう見方にして、終わらせるという方向なんじゃないかと考えられますね。
宮台  国民が資料を読めないということを前提にした、非常に稚拙なストーリーですわね。残念なことだけれども・・・。
神保  ちょっとウィキリークスに近いような話になったわけですよね。 結局、この二つを並べてみれば、誰でもこの捜査報告書、検審の議決に大きな影響を与えたといわれている中身が捏造だと誰でもわかるような時代になっちゃったと。
で、マスコミがこれからどう報じるかというのが見物ですけれども、世の中に出回ったことにマスコミも頬かむりできるかどうかわからないけれども、今までは、そんなの頬かむりしてきたわけですよね。 こういうものが出るようになったということの意味というのは、これはウィキリークス的なことですか。
宮台  以前から申し上げてきたように、というか今日、郷原さんが仰ったように完全に内側のロジックだけで、要するに市民社会のロジックと無関係に自分たちをコントロールしていいっていうような思いは難しくなるでしょうね。 というのは、内部告発が一部法的に保護されるようになったということで、
 実は、例えば大学の中でのパワハラ、あるいはセクシャルハラスメントについては、かつてのような隠蔽はもはやできない。 隠蔽してもしそれがバレた場合の世論の反発やら、その大学の出鱈目さに対する批判を考えるとですね、
その最悪事態を最小化するためにも、以前認めなかったことも、あえて認めていくっていうことをせざるを得ない、というふうになってますよね。
そういう意味では郷原さんが仰ったように、検察、警察も従来と同じロジックで組織防衛ができると思うのは難しいと思うんですよね。

(以上、要約&書き起こし)
参照:
■小沢裁判判決要旨(95ページ)
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5652.html
■田代・斎藤・木村報告書(と思われるもの)
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5690.html(資料ブログ)
■5/5「偽造報告書ネット流出」関連スクラップ
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5693.html
■5/5「特捜部長が起訴誘導」関連スクラップ
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5694.html
 最後までお読みいただきありがとうございます
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http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1507.html   さん より

【罰金刑であれば「公民権不停止」の言い渡しも可能です。】
【】 「今回の判決は石川議員などにも有利だと言われてましたが、その理由はなんでしょうか?:郷原信郎氏」  検察・司法・検察審査会
https://twitter.com/#!/nobuogohara 
> ビデオニュースで
郷原さん。 小沢裁判判決は、小沢さんも秘書も虚偽記載の認識なしと。よって登石判決とは異なり、石川さん達の裁判にも有利になったと。 うれしいね。
> ですね 期ずれで執行猶予じゃ全ての政治家の収支報告書違反者全員を取り調べて欲いです。
 sakaida_tsビデオニュースで郷原さん小沢裁判判決は小沢さんも秘書も
虚偽記載の認識なしと。
よって登石判決とは異なり石川さん達の裁判にも有利になったと。 うれしいね。
秘書の行為については虚偽記入であることやその認識は認めています。
 「隠ぺい・偽装工作」との指定弁護士の主張を否定し、「その場しのぎの処理」という計画性のない行為としています。
 本日(5/6)20:00開始のニコニコ生放送に出演します。
陸山会事件裁判関連文書流出問題に関連して、虚偽の捜査報告書の内容、検察の捜査等による真相解明のポイント等についてコメントする予定です。http://t.co/KlRGr3EW 

> ビデオニュースドットコムで今回の判決は石川議員などにも有利だと言われてましたが、
その理由はなんでしょうか。
 「隠ぺい・偽装工作」との指定弁護士の主張を否定し、「その場しのぎの処理」という計画性のない行為と認定したことです。
 登石判決と決定的に違います。
それを前提にすると有罪でも罰金相当です。
> 公民権停止は?
罰金刑であれば「公民権不停止」の言い渡しも可能です。
http://sun.ap.teacup.com/souun/7439.html    さん より

【】
【】
 さん より

【】
【】
 さん より














アメリカの新卒者の就職率が30%代という情報もあり(真偽は確認中)】
【】 回復しないアメリカの労働市場・・・事態経済は悪化の一途を辿っている  時事/金融危機
 ■ アメリカの雇用は悪化の一途を辿っている ■
・・・ 世界の市場は、チキンレースの真っ最中というのが私の感想です。
 「俺は危なくなったら逃げるさ」と思っている方はくれぐれもご用心を。
http://green.ap.teacup.com/pekepon/769.html   さん より

【中国式を導入すると政権崩壊する?】
【】 北朝鮮は崩壊しそうもない
〜前略〜
▼しつこく計画経済に戻ろうとする
 〜中略〜
▼行楽する市民の様子から暮らし向きを推測する
〜中略〜
〜中略〜

▼中国式を導入すると政権崩壊する?
 私は今回、農村を訪問していないが、平壌から開城への行き帰りの高速道路のバスの車窓から農村の光景を見た。平壌から開城までの2時間半の車窓で、トラクターを見たのは4−5台で、それよりも鍬などを使った手作業をしている集団の方が多かった。
 今の北朝鮮政府は、農業と軽工業の発展に最も力を入れている。農業の近代化による食糧増産は必須だが、進展は早くないようだ(軽工業の増産は市民生活の向上に必要)。
(同行の大学院生は、乗車中ずっとノートを広げ、高速道路の対向車を数えていた。それによると、平壌から開城までの2時間半で、対向車は30台だった。高速道路には、この区間で4つほど検問所があり、許可なしに長距離の移動ができないようになっている)
 丘陵地では、斜面に沿って丘の上まで畑が作られているのを見た。傾斜地を削って平らにせず、そのまま畑を作ると、大雨の時に地表の土壌が流失し、耕作できなくなる。北朝鮮では洪水の後に飢饉が起きる。土地がやせてしまうトウモロコシの連作も、20年前の訪朝時に見た時と同様、今も行われていると聞いた。私は農業の専門家でないので確たることが言えないが、北朝鮮の農業技術は改善が必要だろう。「わが国は、わが国のやり方で発展する」と北朝鮮の学者は力説するが、突っ張って勝手流でやった挙げ句、うまく行っていないようだ。
 北朝鮮の市民生活は向上している。
 政府も、財政がやや立て直り、外国からビールの醸造装置を輸入して「大同江ビール工場」を建て、国内の麦芽やホップを使ってビールを造り、1リットル70ウォン(実勢レートで約1円)という安価で、全国170カ所の直営ビール店などを通じ、市民に楽しみを与えている。この価格なら、月給5千ウォンの範囲内で何とか飲みに行ける。北朝鮮政府は同様のやり方で、外国からタバコ製造機やフィルターを輸入し、国内産のタバコの葉を使って、新たなタバコを作って安く売ったりしている。
 北朝鮮の学者は「基礎的な19種類の食糧や日用品の配給を、政府が人民に完全に保障できるようにするのが今後の最初の目標で、その次の目標は、完全に配給できる品目を200種類に増やすことだ」と言っていた。北朝鮮国内だけの努力によって、目標達成に近づいていると言うのだが、勝手流でどこまでやれるのか疑問だ。中国など新興諸国の生産増加によって、世界的な製品や機械の価格低下が起きたため、北朝鮮の政府や国営企業もその恩恵を受け、生産力の増大ができている部分があると私には思える。
 背景がどうあれ、北朝鮮はこの10年ほどで、極貧から脱し、少しずつ経済状況を改善している。しかし、このままずっと豊かになっていけるかどうかは疑問だ。計画経済体制を放棄し、勝手流もやめて、中国政府が期待するように、市場経済政策や外国資本を本格的に導入したら、中国のように高度成長できるかもしれない。だが、中国式に市民の個人的な市場経済活動を許してしまうと、社会の政治的なたがが外れ、政権の正統性が崩れて政治的に崩壊し、むしろ混乱して人々が貧しい状態に戻ってしまう可能性がある。
 北朝鮮政府は、それを恐れているので、政治を自由化せず経済だけ自由化した中国から、いくら「同じようにやりなさい」と言われてもやらず、政治も経済も自由化しないのだとも思える。北朝鮮の国家崩壊は、日本人の多くにとって「ざまあみろ」的な喜びと安堵かもしれないが、北朝鮮市民にとってはひどい悲劇になるだろう。
 独裁者がいなくなって市民が喜ぶはずだと思うのが浅薄なイメージでしかないのは、米軍侵攻後のイラクを見れば理解できる。
 まだまだ書きたいことがある。説明される建前と実態が食い違う中、北朝鮮をどうとらえるか考察を続けている最中でもある。本質的なことが書き切れていない感じが残っているが、とりあえず今回はここまでにして、次回に続きを書く。
 なお「北朝鮮」の呼称について、北朝鮮側は「わが国を北朝鮮と呼ぶなら、南側を韓国でなく南朝鮮と呼ぶべきだ」と言い、「朝鮮」「共和国」と呼ぶのが良いと言っている。しかし「朝鮮」は、日本語として、朝鮮半島の全体をさす言葉だ。半島全体を領土だと言っている北側の主張に乗ってしまうことになる。韓国を嫌う人は、北側を「朝鮮」と呼べばよいが、私は、南(韓国)も好きなので、北を「朝鮮」と書き表したくない。「共和国」は、世界に共和国が無数にあることを勘案すると、文語として使いたくない。
 私は、訪朝団の他の団員や北朝鮮の案内人、在日朝鮮人との会話では、相手の気を悪くしないよう「北朝鮮」と言わず「朝鮮」と「共和国」を混合して使っている。だが、日本人向けに記事を書くときには、わかりやすさも考慮して「北朝鮮」を使わせてもらう。ふだんの記事では、短くするために「北」を多用してきたが、今回の記事では、北朝鮮側の気持ちに配慮して「北」をなるべく使わないようにした。
http://tanakanews.com/120506korea.htm    さん より


【便宜的に「大衆」という言葉を用いてきたが、この言葉はあまりにも手垢にまみれているので、ここからは「生活者」という言葉を用いたい。】
【】 なぜ橋下批判は空振りに終わるのか〜山崎行太郎
 橋下もどうしようもないが、橋下批判を繰り返す知識人もこれまた空虚極まりない。その理由は知識人が「生活者」から乖離してしまったからだ。

なぜ橋下批判は空振りに終わるのか月刊日本4月号の山崎行太郎氏の記事から紹介する。
 知識人による橋下批判の愚かしさ
―― 橋下徹大阪市長に対し、複数の知識人たちがその政治手法を、ファシズムを連想させる「ハシズム」として批判した。しかし、1月28日放送『朝まで生テレビ』(テレビ朝日、以下『朝生』)で見られたように、橋下市長と知識人との対決は、橋下市長の圧勝と見られている。今回は、橋下市長の政治手法ではなく、橋本市長への熱狂の意味するもの、そして、それに対する知識人の批判がなぜ無力なのか、いわゆる橋下現象とは何なのかをお尋ねしたい。

山崎 橋下市長を批判した知識人、たとえば山口二郎氏(政治学者)や香山リカ氏(精神科医)、内田樹氏(思想家)等 の批判それ自体は、それなりの正当性があるものではある。しかし、そうした知識人の批判は橋下市長によって「学者さんは現場を知らないからそういうことを言える」という一言で退けられ、橋下市長への拍手喝采が高まるというのが基本構図だ。
 橋下市長への熱狂、拍手が多いということは、橋下市長が大衆の心を、あるいは大衆の集合的無意識の欲望を グッとつかんでいるということだ。政治家が大衆の心をつかむとは、大衆の欲望を代弁=代行=表象しているということだ。
 それに対して、知識人たちの言説はどうだろう。橋下批判をする知識人は基本的には古いタイプのインテリ、左翼陣営に属する人々だ。なるほど、知識人が大きな熱狂を背景に現れた政治指導者によって政治が壟断されることに、ファシズムやナチズム、あるいはポピュリズムに対するように、 危機感を覚えるのは当然と言えば当然だ。しかし現実には、彼ら知識人の言葉は橋下市長の言葉よりも強く大衆の心をつかむことはない。つまり大衆の無意識の最深部にまで届いていない。
 それは、彼らの言葉自体の空虚さに由来する。さきほど「古いタイプのインテリ」と言ったが、それは、「大衆とは別に知識人がいて、知識人が高みから大衆を見下ろす」、あるいは「知識人が大衆を指導する」 という態度で発言する人々のことだ。フランスの啓蒙主義レーニンの「外部注入論」がその典型だ。
 それが意識的であるか無意識的であるかは関係ない。いかに正しいことを言っていても、「愚かな大衆にわれわれ知識人が教えを垂れる」という構図では、大衆が耳をかたむけるわけがない。少なくとも現代日本の「大衆」は、知識人が勝手に妄想しているほど愚かではない。宮台真司と大塚英司が『愚民社会』という対談本を出して、日本国民を「愚民」とか「土人」とか言って罵倒しているが、まったく現状認識が間違っている。「愚かな土人」は宮台真司のような、大衆の無意識の構造が解読できない疑似インテリの方である。
 ここまで、便宜的に「大衆」という言葉を用いてきたが、この言葉はあまりにも手垢にまみれているので、ここからは「生活者」という言葉を用いたい。「大衆」という言葉は、オルテガ・イ・ガセットの『大衆の反逆』が翻訳されて以来、ほとんど「愚民、非知識人」と同じような意味を持つようになってしまったからだ。
http://gekkan-nippon.com/?p=3384#Link   さん より

【 一気に政権を奪取せよ、小沢グループよ!!!
 小沢一郎を政治的に抹殺しようとしたものは、誰なのか、という問題こそが、問題の本質である。 】
【】 「小沢裁判」の歴史と現在。政治資金規正違反事件としての
「小沢裁判」は「無罪判決」で終わったと言っていいが、「小沢裁判」そのものは終わったわけではない。今は、一段落しているだけである。
 つまり、小沢一郎を政治的に抹殺しようとしたものは、誰なのか、という問題こそが、問題の本質である。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20120507/1336336583    さん より



【食品に含まれている栄養素の多くを破壊してしまうので、肥満になりやすくなってしまったのです。
消費者は、栄養過剰でありながら、栄養失調の状態に置かれる、という奇妙なことが起こったのです。】
【】 現代人は、電子レンジの中で“殺された”死の食品を食べ続けている?
  カレイドスコープ ロシアが電子レンジの使用を禁止した本当の理由リンク
より、以下引用
去年8月に書かれた「ロシアはなぜ電子レンジの使用を禁じたのか」という記事ですが、今になって、あちこちの情報サイトで取り上げられるようになりました。
 やっと、多くのアメリカ人ブロガーが、この記事の情報に価値を見出したようです。
 つまり、その人は、レトルト食品会社、家電メーカーのシズル感溢れるCMに洗脳されている、ということです。
 で、「ロシアが電子レンジの使用を禁止した本当の理由」ですが、当時は東西冷戦の真っ只中。
 アメリカで誕生した“宇宙の奇跡”、電子レンジの持つ電磁波兵器としての別な面に気がついたのかもしれません。
それは「国民を、やがては重大な病気にさせてしまう」という。
  引用ここまで
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1251.html   さん より