【 「地に落ちた検察の権威、威信」は、到底、回復は見込めない。】

【 「地に落ちた検察の権威、威信」は、到底、回復は見込めない。】
【】 法務省最高検小沢一郎元代表の「暗黒人民裁判」で
「ニセの捜査報告書」を作成した検事たちを大甘処分
小沢一郎元代表に対する「暗黒人民裁判」で「ニセの捜査報告書を作成し行使」した元東京地検特捜部の
田代政弘検事】や上司の
【佐久間達哉検事らの処分が決まった。しかし、
法務省最高検の身内をかばう「大甘処分」に国民からは批判の嵐、厳しい冷ややかな目が注がれている。 これでは、
「地に落ちた検察の権威、威信」は、到底、回復は見込めない。
 最高検は、虚偽有印公文書作成罪などで市民から告発された田代検事らを嫌疑不十分で不起訴処分にしており、告発した市民は、検察審査会に審査を申立てて、「強制起訴相当」の議決を得て、公開法廷で決着してもらいたい。
 産経は 6月27日午後4時53分、「陸山会事件 虚偽捜査報告書作成の田代検事が辞職 上司らも処分」という見出しをつけて、以下のように配信した。
 「陸山会事件の捜査をめぐり元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)=現法務総合研究所=が虚偽の捜査報告書を作成した問題で、最高検は27日、虚偽有印公文書作成罪などで告発された田代検事を嫌疑不十分で不起訴処分とした。法務省は同日、田代検事を減給100分の20(6月)の懲戒処分とし、田代検事は同日付で辞職した。
監督責任を問い、上司だった佐久間達哉元東京地検特捜部長(55)=現法務総合研究所部長=と木村匡良元同特捜部検事(50)=現同公判部副部長=の2人を戒告の懲戒処分としたほか、斎藤隆博同特捜部副部長(49)を訓告、岩村修二元同検事正(62)=現名古屋高検検事長=を厳重注意処分とした。
最高検は刑事処分と合わせて検証結果も公表。 田代氏が行った小沢一郎民主党代表(70)の元秘書、石川知裕衆院議員(39)に対する取り調べについて、『(小沢元代表の関与を認めた)従前の供述を維持させるために拘泥(こうでい)し、不適切な発言を繰り返した』と指摘。 だが、報告書の記載内容と石川議員の隠し録音の内容を比較した上で、『全くありもしない内容を記載したとは認められない』とし、刑事責任には問えないと結論づけた。 一方、再発防止策として検察審査会の起訴相当議決を受けた独自事件の捜査について、
(1)取り調べを原則録音・録画する
(2)捜査報告書を原則作成しない−ことなどを挙げた」
 東京地検特捜部の検事たちは、秋霜烈日のバッチを胸につけていながら、姑息かつ卑怯にも「ニセの捜査報告書」を書いて、上司や検察審査会の審査員を騙した。 しかし、策謀、策略を弄して、不正を働いても、それらは直ぐに白日の下に曝されて、ウソはバレてしまう。
西郷隆盛は、「南洲翁遺訓」のなかで、こう諌めている。
 「三十四 作略は平日致さぬものぞ。 作略を以てやりたる事は、其迹を見れば、善からざること判然にして、必したり之れ有るなり。 唯戦に臨みて、作略無くばあるべからず。 併し平日作略を用れば、戦に臨みて作略は出来ぬものぞ。 孔明は平日作略を致さぬゆえ、あの通り奇計を行はれたるぞ。 予嘗て東京を引きし時、弟へ向ひ、『是迄少しも作略をやりたる事有らぬゆえ、跡は聊か濁るまじ、夫れ丈けは見れ』と申せしとぞ」 
(策略は普段は用いてはならない方が良い。策略をもって行なった事は、その結果を見れば良くない事がはっきりしていて、必ず判るものである。 ただ戦争の場合だけは、策略が無ければいけない。しかし、かねて策略をやっていると、いざ戦いという事になった時、上手な策略は決して出来るものではない。諸葛孔明(古代中国の宰相)はかねて策略をしなかったから、いざという時、あのように思いもよらない策略を行うことが出来たのだ。 自分はかつて
東京を引揚げたとき、弟(従道)に向かって『自分はこれまで少しも、謀ごとを、やった事が無いので、ここを引揚げた後も、跡は少しも濁ることはあるまい。 それだけはよく見ておけ』と言っておいたという事である)
東京地裁の大善文男裁判長は4月26日、小沢一郎元代表に、無罪(求刑禁錮3年)の判決を言い渡した。 この後、小沢一郎元代表は、むかしからの同志や支持者、支援者に、次のようなお礼と感謝の手紙を送っている。
  ※画像をクリックすると拡大してご覧になれます

 拝啓 新緑の候、ますますご清祥のことと、お喜び申し上げます。また、日頃より何かとご指導・ご支援を賜わり、深く感謝申し上げます。
 さて、このたびは、私の無罪判決を受けまして、早速心温まる御丁寧な御手紙をお送りいただき、誠にありがとうございました。謹んで厚く御礼申し上げます。
 今回の裁判においては、検察審査会や強制起訴制度のあり方が改めて問われたほか、特捜部による違法かつ強引な捜査手法等、私自身驚いてしまうような事実が次々に明らかとなりました。この間、大変苦しい思いも致しましたが、今は、今回の件が、健全な民主主義国家に欠くことができない公平・公正な司法を実現するための好機となればと思っております。
また、指定弁護士による控訴につきましては誠に驚きましたが、引き続き無実を確定すべく全力で取り組んで参る所存です。私にとりましては、まさにこれからが正念場であります。
国民の生活が第一。」の政治を目指して、引き続き全力を尽くして参ります。 どうか
ご指導・ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
 時節柄、くれぐれもご自愛下さいませ。
                                        敬具
平成二十四年五月吉日
                                衆議院議員 小沢一郎

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
◆〔特別情報?〕
 民主党が事実上、分裂状態となり小沢一郎元代表が、新党結党に向けて着々と準備を進めているなか、最大の支持団体である日本労働組合総連合会(略称・連合、古賀伸明会長)も、これに連動して内部分裂現象を示しつつあり、小沢新党が結党されれば、
「親小沢」の労組が、こぞって支持する動きを見せている。
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/abbb511abf2ec31a27a99549fbc19e76?fm=rss
  さん より
  
【 元特捜部長の佐久間達哉検事(55)と、元特捜部主任検事の木村匡良検事(50)を戒告の懲戒処分とした。 ⇒ 佐久間は小沢事件で勝手につかった30〜&億を返済させるべい!!! 】
【】 捏造検事が不起訴、日本はもはや何でもありの無法地帯
 明らかに意図的な謀略に加担した捏造検事・田代が、なんと不起訴になった。
改めて確認しておくが、田代検事は犯罪者である。
 こんな捏造野郎を不起訴にして、推認オンリーで有罪にされてしまうのが、いまの日本の司法。旧権力に都合の悪い人たちは、テキトーに犯罪をでっち上げて、いっちょあがり、っていうわけ。
 こんな状況が、いつまで続くのか。
 ダウンロード刑罰化法案が、この状況に追い打ちをかけ、別件逮捕の嵐とか。
田代検事は不起訴・減給、元特捜部長ら戒告
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120627-OYT1T00899.htm 
陸山会事件の捜査報告書に虚偽記載があった問題で、最高検は27日、虚偽有印公文書作成などの容疑で告発された、元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)ら7人を不起訴とした。
 田代検事は嫌疑不十分、ほかは嫌疑なしの判断だった。これを受け、法務省は報告書の記載が不正確だったとして、田代検事を減給6か月(100分の20)の懲戒処分とした。田代検事は辞職した。
また、監督責任で元特捜部長の佐久間達哉検事(55)と、元特捜部主任検事の木村匡良検事(50)を戒告の懲戒処分とした。 地検検事正だった岩村修二・名古屋高検検事長(62)は厳重注意、斎藤隆博・特捜部副部長(49)を訓告とした。
報告書は、小沢一郎民主党元代表(70)に対する検察審査会の起訴相当議決を受け、田代検事が元秘書の石川知裕衆院議員(39)を再聴取した際の様子を記したものだが、実際にはないやり取りが記載されていた。同省は田代検事を停職とする方向で調整していたが、滝法相の判断で減給となった。  (6月27日17時11分 読売)
http://blog.zokkokuridatsu.com/201206/article_22.html    さん より
  
【 我々の闘いはこれからが本番だ。
 消費増税反対!原発再稼動反対!談合政治反対!をみんなで訴えよう!】
【 先進国のどんな政権も、ここまで党を分裂してまで政策を押し進めない。
いかに野田が狂っているか、がわかる。】
【】 「政治を生業とする二種類の人たち、政治家と政治稼を瞼に焼付けた採決だった:河上満栄氏」  税制・年金
https://twitter.com/#!/kawakamimitsue 
【消費増税法案反対投票民主党57人】
 小沢一郎(岩手4) 東祥三(東京15) 山岡賢次(栃木4) 牧義夫(愛知4) 鈴木克昌(愛知14) 樋高剛(神奈川18) 小宮山泰子(埼玉7) 青木愛(東京12) 太田和美(福島2) 岡島一正(千葉3) 辻恵(大阪17) 階猛(岩手1) 松崎哲久(埼玉10) 古賀敬章(福岡4) 横山北斗(青森1) 相原史乃南関東比例) 石井章(北関東比例) 石原洋三郎(福島1) 大谷啓(大阪15) 大山昌宏(東海比例) 岡本英子(神奈川3) 笠原多見子(東海比例) 金子健一(千葉11) 川島智太郎(東京比例) 菊池長右エ門(東北比例) 木村剛司(東京14) 京野公子(秋田3) 熊谷貞俊(近畿比例) 黒田雄(千葉2) 菅川洋(広島1) 瑞慶覧長敏(族�4) 高松和夫(東北比例) 玉城デニー(族�3) 中野渡詔子(青森2) 畑浩治(岩手2) 萩原仁(大阪2) 福嶋健一郎(熊本2) 水野智彦南関東比例) 三宅雪子(群馬4) 村上史好(大阪6) 山田正彦(長崎3) 加藤学(長野5) 中川治(大阪18) 橘秀徳(神奈川13) 橋本勉(岐阜2) 鳩山由紀夫(北海道9) 松野頼久(熊本1) 初鹿明博(東京16) 川内博史(鹿児島1) 小泉俊明(茨城3) 平智之(京都1) 中津川博郷(東京比例) 福田衣里子(長崎) 福島伸享(茨城1) 小林興起(東京比例) 石山敬貴(宮城4) 熊田篤嗣(大阪1)

>小池晃 あれだけ消費税増税をあおっといて、『朝日』社長は自分たちには「軽減税率を」って。 なにこれ。 だったら増税に反対しなさいよ。    新聞・出版物に「軽減税率」適用を http://t.co/mm4KqDFu 
政治を生業とする二種類の人たち、政治家と政治稼を瞼に焼付けた採決だった。
 白票を投じた昔の同志が幕府に降参の白旗を上げたように見えた。
良識の府が国民の命とくらしを守る最後の砦だと信じたい。
 我々の闘いはこれからが本番だ。
 消費増税反対!原発再稼動反対!談合政治反対!をみんなで訴えよう!

【民主棄権13人】小沢鋭仁(山梨1) 原口一博(佐賀1) 黄川田徹(岩手3) 篠原孝(長野1) 村井宗明(富山1) 橋本清仁(宮城3) 福田昭夫(栃木2) 石森久嗣(栃木1) 空本誠喜(広島4) 玉置公良(近畿比) 宮崎岳志(群馬1) 柳田和己(北関東比) 山岡達丸(北海道比)

【民主欠席3人】 羽田孜(長野3区) 石関貴史(群馬2) 梶原康弘(兵庫5)
>兵頭正俊 今日の採決の結果は、民主党で反対が57名。
欠席・棄権が16名。合計して73名。 これは民主党の4分の1にも及ぶ。 ここに、この
政策を強行してきた野田の異常な精神状態が露出している。
先進国のどんな政権も、ここまで党を分裂してまで政策を押し進めない。
いかに野田が狂っているか、がわかる。
http://sun.ap.teacup.com/souun/7878.html    さん より

【 森本防衛相は言えない。 ポチポチポチ 】
【】 「脱米国隷属:動きは、沖縄から始まる予感がする。:孫崎 享氏」   https://twitter.com/#!/magosaki_ukeru 
領土問題: 25日北海道新聞
 「メドベージェフ首相択捉島を訪問予定」。 賢い政策か。
 決してそうでない。 徒に危機。
 昔から領土問題をもて遊び政治的利益得ようとする政治家がいる。
 中ソ紛争の林彪。 今露でメ。
 日本では石原都知事。 何の解決にもならない。 しかし煽られる国民がいる。
 煽る政治家がいる。
オスプレー: 26日毎日
 「米政府が今月29日にオスプレイ普天間基地に配備を行う意向を日本政府に正式に通告すると伝えた」。
 普天間基地の日米間合意の基礎は負担軽減。
 「オスプレイ配備はこの出発点と異なるからとても受け入れられない」と野田は言えない。
 森本防衛相は言えない。 ポチポチポチ

脱米国隷属: 動きは、沖縄から始まる予感がする。
 沖縄でも頑張れるのだ。
 じゃー本土も。
26日毎日
  「”配備計画撤回を”沖縄県議会が全会一致で可決。
ロッコフロリダ州で墜落事故とオスプレイの危険性を強調。住民からは騒音などに対する不安や怒り、墜落への恐怖の声が上がっている」

オスプレー: 日本の安全確保に関係ない海兵隊の機を日本上空に我が者顔で飛ばされる新たな合意必要性さらさらない。
26日紀伊民報
  「オ訓練計画で和歌山県上空を含むことに和歌山県知事は県議会で”県上空を飛ぶ必然性の説明がなく、現在の案には反対”と述べた」
 説明あっても必然性全くありません。

TPP: 26日読売「日本のTPP交渉参加支持せず…ロムニー氏陣営」.有難い発言だ。
 TPP,これで大統領選挙までは動けない。
脱原発: 25日東京新聞筆洗
 「大飯原発、夏場限定稼働の拒否も、脱原発で電力会社が債務超過に陥るのを避けたい、という本音が見える。野田首相の選挙区船橋で再稼働反対デモ、二千人以上全国各地から。原発をなし崩しに動かしかねない危うさをこの政権に感じ取っているから」

エジプト: モルシ新大統領で情勢変化は不可避。
 特にイスラエルとの関係。 モルシはイスラエルとの関係で
 「5百万の人口〈イスラエル)が95百万の人口(エジプト)を脅し続けるのは無理だ」。
 対立候補シャフィク元首相は「私は過去のエ・イ間合意を守る」(米WP紙の比較)
26日読売社説批判・エジプト:
 「エジプト大統領 イスラムと軍は共存できるか」民衆抑圧の柱軍との共存が一番重要だと論陣はる社説、今時、世界の何処にあるか。
 更に「イスラム主義と民主主義に親和性がないだけではない」。
 現在の大統領が民主主義の要、選挙で選ばれてる。 どこから親和性ないの表現

米国凋落: 25日WP・サミュエルソン論評
 「米国経済は消費が牽引する経済モデル。  株・住宅価格上昇で消費拡大。
 消費者はこれら資産の拡大で、豊かになったと判断して消費拡大した。
 企業はこれにあわせ投資を拡大した。  こうして米国経済全体が拡大。
 しかしこれは今や昔話。
 FR B発表では米国中流資産は07年から2010年間に39%ダウンで$77,300。
 90年代初期レベルに相当。
 国民は貧しくなったと感じて消費減。 景気停滞で失業拡大。
 これから脱出するには3つのシナリオ。
輸出、投資、財政の拡大。  財政赤字公共投資困難。
 経済好転の見通しがたたない。」
http://sun.ap.teacup.com/souun/7884.html   さん より

【】
【】 大飯原発で警報が相次いでいることについて 小出裕章
Published on Jun 27, 2012 by tacc77
京大原子炉実験所の小出裕章さんには、大飯原発の再稼働準備で、警報が相次いでいることなどについて伺います。

ノーカット(wma)
http://goo.gl/31261

Category: Science & Technology
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 「大飯原発(福井県)」カテゴリの最新記事
・・・ http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6351356.html   さん より
  
【】 【何と引き換え?】整備新幹線区間着工認可へ【原発再稼動と新幹線敷設の密約!?】
整備新幹線区間着工認可へ 6月27日 18時6分
整備新幹線で未着工となっている北海道、北陸、九州の3つの区間について、国土交通省は今週中にも着工を認可する方針を固めました。
 新たに認可されるのは、整備新幹線で未着工となっていた、北海道の札幌−新函館間、北陸の金沢ー敦賀間、九州の長崎−諫早間の3つの区間です。
これらの区間について国交省は、事業に採算性があることや、地元自治体から同意が得られたことなど、着工に必要な条件をすべて満たしたことを確認しました。 このため国交省は、27日午後、民主党の国土交通部門会議に報告するとともに、政務三役に諮ったうえで、
今週中にも着工を認可する方針を固めました。
国交省は、今年度中にも工事に必要な測量などを開始する予定で、北海道は平成47年度、北陸は平成37年度、九州は平成34年度の開業を目指すことにしています。
3つの区間の総事業費は、3兆400億円で、このうち2兆円余りを国や自治体が負担することになります。
整備新幹線の着工認可は今回4年ぶりで、民主党政権になって初めてですが、国民に負担を求める消費税率引き上げ法案が26日衆議院で可決されたばかりのため、今後、国の財政支出の在り方が論議を呼びそうです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120627/k10013155351000.html
泊・玄海・大飯  原発再稼動と新幹線敷設の密約
詳しくはこちらを参考に
⇒ 道路を、体育館を、公民館を建てる…ありとあらゆる事業に電力会社から寄附金が出る。大飯再稼動で福井県が目論んでいるのは新幹線!?
止められないぜ。原発( ̄ー+ ̄)
http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/56736101.html   さん より

【 海外からの日本国債買い(=ユーロから日本へのマネー避難)が、日本の国債金利(10年物の長期債で0.8%水準)の急低下、つまり、円国債高騰と、円高の主因になっています。】
【】 消費税増税後の日本経済の懸念
ビジネス知識源:経営の成功原理と実践原則 http://archive.mag2.com/0000048497/index.html より転載します。
〜前略〜
【一般会計の赤字】
2012年度の一般会計の支出は、90兆3339億円です。 収入は所得税13.5兆円、法人税8.8兆円、消費税10.4兆円の税金であり、総計で42.3兆円(支出の47%)です。
 足りない分が長短の国債44.2兆円の発行です。
おな東日本大震災原発問題の復興で必要なものは、一般会計に加わる補正予算です。 http://www.nta.go.jp/nagoya/shiraberu/gakushu/kyozai02/pdf/05.pdf
【2012年度の国債発行予定】
2012年度(13年3月まで)の国債発行予定は、新規に44.2兆円(前年も44.2兆円で同額)です。
加えて、復興費が2.6兆円、特別会計の財投債が15兆円、合計で61.8兆円です。
これに、満期が来た分の借り換え債(=返済の引き延ばし)が112兆円が必要です。総
計で、174.2兆円です。
 財務省の引き受け予定見込みでは、金融機関による市中消化が154.5兆円、個人向けが2.5兆円、そして、市場が引き受けきれないための日銀買い受けが16.7兆円もあります。
http://www.mof.go.jp/public_relations/finance/201202f.pdf 
【日銀引き受けが16.7兆円】
問題は、民間が引き受けきれず、日銀引き受けになる16.7兆円です。

日銀引き受けを減らすため、(闇雲に)消費税の5%増税(増加税収10〜12兆円)が企図されたと見ていいでしょう。 闇雲とは、「先の経済は知らない。当面を凌(しの)ぐのが先決。」ということです。
 08年9月のリーマン・ショックの、2倍の金額の、金融機関の不良債権になることが想定できるユーロ危機から、世界不況が想定できる2013年、2014年に向かい、経済(購買と投資)を縮小させる効果をもつ増税を決定するのは、当方、「いかにもまずい」と見ています。
 現在と、数年間の経済を見れば、橋本内閣が、3%の消費税を上げた後(3%→5%:1997年〜)より、ひどくなります。
【今後20年、1年に3兆円は増え続ける高齢化予算】
一般会計と特別会計の二重計算を引いた純計での、高齢化予算(医療費33.6兆円、介護費・福祉20.5兆円、年金53.6兆円)の合計は107.8兆円です(2011年度)。
 この合計は、1年に3兆円(消費税では1.5%に該当)増えます。 
消費税を5%上げても、3年分の増加を賄えるだけのものです。
 65歳以下の労働人口の減少と、65歳以上の完全退職者の増加で、GDPが減る傾向がはっきりする3年後、5年後のことは、「誰も考えていません」。 その意味で、政府の政策は、闇雲です。 3年はすぐ来ます。 もう21世紀になって12年も経ちました。
財務省の危機意識はどこにあるか?】
財務省の危機意識は、日本国債の購入において、ユーロ危機の2011年から急増した、海外ヘッジファンド(特に英国経由)です。
●国を超えた国際マネー・フロー(通貨と債券の売買によるお金の流れ)を見ると、2012年の第一4半期(1〜3月)では、英国の金融機関とヘッジファンドから、$8365億(67兆円)もの、日本への資金流入があります。 主なものは、満期3ヶ月内の、円短期国債の買いです。
これが円高の原因です。
 PIIGS債務危機が大きくなった2011年から顕著になった海外からの日本国債買い(=ユーロから日本へのマネー避難)が、日本の国債金利(10年物の長期債で0.8%水準)の急低下、つまり、円国債高騰と、円高の主因になっています。
 短期債は、3か月以内で満期償還があります。 3か月で67兆円の買いを[海外ファンドの持ち分の純増]と見ることはできません。
純増分では、3カ月で10〜15兆円規模でしょう。
●1年に174.2兆円の円国債の引き受けに問題が起こるのは、2011年から通貨ユーロと、PIIGS債を売って、円国債を買い越してきた英国の金融機関とヘッジファンドが、日本国債の売りに転じたときです。

▼買われてバブル価格化した日本国債の、下落リスク
 実際にこれが起こると、現在0.8%付近の円の長期金利は1%は上昇し、10年もの国債は8.5%も価格が下がります。 1兆円の長期債の市場価格が9150億円に下がって、1兆円の長期債をもつ金融機関には850億円の含み損失が生じる.ことです。
 いったん、超がつくくらい低い国債金利が上昇を示すと、国債保有者の金融機関には、含み損が増えるという不安から、先に売って逃げようとする動きが出ます(必ずこれが起こります)。
 こうなると、ほぼ3か月内で、金利は2%、3%と上がり、金利の上昇は、国債価格の下落であるため、手持ちの国債売りに拍車がかかります。 過去の経験的な事例では、下落不安からの国債金利の高騰は、ほぼ6ヶ月内に起こっています。
 こうした金利の上昇と価格下落が、「国債リスク」です。10年債でも0.8%付近という超低金利のため、「あとは、金利が上がるしかない」とみなされつつあると思えます。
実際に、自分が長期国債を1億円持っていれば、この心理が了解できるはずです。
日本国債の価格は、2010年までは買わなかった海外から買われ、バブル化しています。2011年、12年の50兆円規模の新規債の大量発行にもかかわらず、国債金利が1.3%付近から低下している主因は、
このヘッジファンドからの買い増しです。
▼金融機関の想定損
長短を合わせると、政府部門の債務は、1050兆円を超えています。
 海外ヘッジファンの買い越した円国債が売り超に転じ、市場の長期金利が1%(ポイント)上がると、約8%の長期債の市場価格の下落になり、50〜80兆円の含み損が金融機関に生じます。
 そうなると、海外と日本の債券市場で売られる国債を、一手に日銀のみが買い支えるという、追い込まれた「マネタイゼーション」、 つまり、円通貨の増発に向かいます。
 以上が、1年に174.2兆円の国債を発行できなければ、政府の支払いに遅滞が起こる財務省の危機意識です。
財務省による、野田教育】
野田は、財務省の勝次官から、以上を縷々(るる)聞かされ、「ユーロ化を防ぐには、何が何でも、消費税の増税」となったはずです。
 国債の売り手(財務省)は、2011年からの安定した持ち手ではない
海外ヘッジファンドからの買い増しに、不安を感じています。
【円安も、日本国債のリスクになった】
現在のところ、円短期債を買った海外ヘッジファンドは、金利ではなく「円高」で利益を得ています。 しかし、もし$=85円の円安に向かうと、80円平均の円高の時期(2011〜2012年)に買った円国債には、ドルベースでは1年0.8%の受け取り金利をはるかに超える、6%の為替差損が出ます。
【円安という逃げ道が消えた日本経済の懸念】
海外が国債を買い越しているという事情のため、2012年からは「円安」で輸出振興という
選択肢はなくなっているのです。
 財務省がドル債を買い、円安に向かうと見られれば、ヘッジファンドが買い越してきた円国債を、損を恐れ、売りに出すからです。    以上です。
  さん より

【 人物破壊勢力は、あえてそうした常識的な判断から目を背け、確認取材もしないまま「和子の手紙」を事実として垂れ流すのである。  】
【】 人間小沢一郎の苦悩(夫婦円満でなければ、政治家失格?)
 誰しも少なからず、さまざまな悩みを抱えている。
小沢一郎も人間であり、私生活での悩みを抱えていた。
 小沢は人知れず苦しんできたと思われる。ある時は、こんな言葉を吐いた。
「すべては俺の不徳だ。 妻を守れない。家族を守れない。
そんな人間が、何の政治家であるものか。天下国家を語れるものか」
 聞く者には苦悶に満ちた自問自答の苛烈な心象風景を思い浮かべさせる。 小沢を近くで見てきた者には驚くべき変調と映った。 家族、コミュニティ、国家を守ることを同心円の問題と語ってきた小沢にとって、一見、筋の通った話にも聞こえるが、しかしこれまで、どんなに自分や家族がマスコミの集中砲火を浴びても、事実でない誹謗中傷を浴びせられても、天下国家のためには耐え忍ぶしかないとしてきた小沢の態度とは明らかな段差を感じさせた。
 そして小沢は、求められるまま和子に離婚のフリーハンドを与えた。

政治家とて人間である。
人に知られたくないプライバシーもある。
それが政治家としての資質や政治活動の理非曲直に関わるのであれば、国民にはそれを知る権利がある。 報道が社会の木鐸として政治家の私生活を取材することは悪ではない。
 ただし、政治家のプライバシーが公共の問題たりうるという名分をいいことに、政治謀略や個人攻撃の材料にすることは許されない。そう思う。
 すでに『週刊文春』が報じ、その直後に何者かが文面のコピーをネットに広く流出させたものだ。そこには小沢への激しい非難と離婚の事実が綴られていた。
 手紙が和子の手によるものか真贋はわからない。
書かれた内容には、明らかに事実ではないことも多い。

人物破壊に加担する多くのマスコミは、手紙の内容を確認しないまま事実であるかのように報じているが、それを信じる国民の間で最も批判の強い「大震災の際に放射能を恐れて逃げようとした」というくだりは明らかに常軌を逸している。
なぜなら、震災の少し前から和子の変調は激しくなっており、現在まで1年以上も小沢と会話も交わせない状態が続いているからである。
放射能から逃げる、逃げないで小沢と揉めたという記述には疑問がある。
 そもそも手紙では、放射能から逃げたい小沢が地元には近づこうとせずに「長野の別荘地」に避難場所を購入したというのだが、仮に「別荘地」が軽井沢だとすれば福島第一原発からは約250km、ちょうど岩手県都・盛岡までと同じ距離である。 さらに震災後に千葉で釣りに興じたという記述もあるが、これも東京より原発に近く放射線量も多い地域なのだから、事実とすれば小沢の行動はあまりにも支離滅裂である。
 付言すれば、現実には震災直後の小沢は地元対応に寝る間もなかったようだ。
これもマスコミは知り尽くしているはずだが、地元・岩手は、達増拓也・知事はじめ県政中枢部に小沢派が多い。
彼らが震災対応で小沢に刻一刻と報告を入れ、政府への橋渡しや支援を要請していたことは誰でも想像できるはずで、実際、県政関係者はそう本誌に明かしている。
しかし、人物破壊勢力は、あえてそうした常識的な判断から目を背け、確認取材もしないまま「和子の手紙」を事実として垂れ流すのである。
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/05c3796395b59f25cd12c012fb2ada6e

 小沢家の悲劇「妻・和子の手紙」の真相 
週刊ポスト2012/7/6号(2012年6月25日月曜日発売)
 政治家とて人間である。人に知られたくないプライバシーもある。それが政治家としての資質や政治活動の理非曲直に関わるのであれば、国民にはそれを知る権利がある。報道が社会の木鐸として政治家の私生活を取材することは悪ではない。
 ただし、政治家のプライバシーが公共の問題たりうるという名分をいいことに、政治謀略や個人攻撃の材料にすることは許されない。そう思う。日本の権力構造に詳しい政治学者のカレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、政界、マスコミ界、さらには司法界まで一体となった小沢一郎氏への個人攻撃を「人物破壊」と指摘し、世界の政治史に残る重大な汚点だと厳しく論難した。
 消費増税原発再稼働、さらに政界再編の胎動が重なったこのタイミングで小沢氏に降りかかった夫婦の重大問題は、それだけ見れば報道に値するテーマであるとしても、なぜそれが「今」なのか、「小沢」なのかを考えると、背景に見え隠れする日本のグロテスクな権力の暴走を看過するわけにはいかない。
 政治の節々に結節する小沢問題。小沢に何が起きたのか、政治謀略に終止符を打つ真実をここにレポートする。(文中敬称略)

小沢を苦しめた和子の変調
 今から数週間前、小沢和子から1通の書簡が小沢に届けられた。文面を一読した小沢は、
「来るべきものが来た」
 と覚悟を決めたに違いない。政治家として、あるいは一個人としても、小沢は親しい者によくこう語る。
「俺は人として、男として、妻と家族を守る事を第一に考える。家族を守り、そして地域社会を守り、その延長線上で国家を守ることが政治の根幹でもある」
 その信条からして、書簡は小沢に忸怩たる思いを抱かせるものだった。関係者らの話によれば、和子からの慰謝料の協議を求める内容と思われる。
 それはつまり、法的に離婚手続きが取られた事を意味している。
 実は小沢は数年ほど前から離婚の問題を妻・和子に委ねていたという。本当に離婚の意思があったかは余人の知るところではない。そうすることで、一時は和子も心の平穏を取り戻したかに見えた時期があり、夫婦の関係は小康を保っていたらしい。
 小沢は人知れず苦しんできたと思われる。ある時は、こんな言葉を吐いた。
「すべては俺の不徳だ。妻を守れない。家族を守れない。そんな人間が、何の政治家であるものか。天下国家を語れるものか」
 聞く者には苦悶に満ちた自問自答の苛烈な心象風景を思い浮かべさせる。小沢を近くで見てきた者には驚くべき変調と映った。家族、コミュニティ、国家を守ることを同心円の問題と語ってきた小沢にとって、一見、筋の通った話にも聞こえるが、しかしこれまで、どんなに自分や家族がマスコミの集中砲火を浴びても、事実でない誹謗中傷を浴びせられても、天下国家のためには耐え忍ぶしかないとしてきた小沢の態度とは明らかな段差を感じさせた。
 小沢の変調は、和子の変調と軌を一にしていた。
 家族愛に燃え、政治家・小沢を支える一点に人生を懸けてきた和子との二人三脚は大きく歪み、音を立てて崩れ、その度を深くしていたのである。
 何があったのか。その始まりは和子の「もうひとつの家族愛」と無関係ではなかっただろう。小沢との間に生まれた3人の息子と同じように、親同然に愛してきた実弟(福田実・福田組社長)が、03年、癌で突然この世を去ったことと符節を合わせている。54歳の若さだった。続くように実父・正も09年逝去。和子は激しく動揺した。
 最愛の肉親を2人失った寂寥感、心の空洞を小沢にぶつけたとしても、それは責められるべきことではないだろう。多くの女性にとって、親を失う時期は、心身の変調に苦しむ人生の壁と重なる。そこに愛する弟の死が重なり、心のありようや家族の形にも変化が生まれることは、どの家庭にも起こり得る。
 小沢と和子の間で、どのような衝突、格闘があったかは、すぐれてプライベートな問題だ。そこに踏み込むことは報道としても意味をなさないが、結果として、数年の時間を掛けて2人の関係は修復できないものになってしまった。
「別居」と政権奪取の狭間
 和子の変調は小沢の地元や支持者の間では早くから知られていた。
 それまでの和子は、永田町での活動に集中する小沢の代わりに、文字通り「金帰火来(きんきからい)」で毎週のように選挙区に帰って、いわゆる「票田の草刈り」に没頭した。後援会を切り盛りし、有権者の声を聴き、それを小沢に伝えた。小沢も和子を政治的にもかけがえのないパートナーと頼り、和子が岩手から戻ってくる日には、いつも利用していた夜10時着の新幹線を東京駅で迎えることが習いとなった。
 一方で、これも多くの家族が抱える問題として、小沢の母・みちと和子の微妙な関係も存在した。みちは夫・佐重喜、そして息子・一郎を支えた鉄壁の後援会を築き上げた原動力だった。その自負と小沢への愛が、あるいは和子を嫁として迎える心のハードルになっていたのかもしれない。
 やがて、みちが病に倒れてからは、後援会を支える重責は和子の双肩にかかり、和子はその役目を見事に果たしたが、病床のみちは和子を完全に受け入れはしなかった。その献身的な看護を拒否することもあったという。時には医療スタッフの世話さえ善しとしない頑迷さを見せたとされる。
 当時、若き自民党幹事長として飛ぶ鳥落とす勢いだった小沢は、妻と母の確執の間で、母の介護という難題も抱えることになった。時には、小沢自ら母の口に食事を運ぶこともあった。
 みちは95年に他界した。
 それからの和子は、小沢王国の大黒柱として駆け回ったが、その頃から政界、マスコミ界の絨毯爆撃のような小沢への人物破壊が激しさを増し、和子の使命感や誇りにも影響を与え、心身の屈折を生じさせたようだ。
 和子の言動に変化が生じてきたことは、家族だけでなく、後援会でも心配の種になった。日に日に変わっていく姿に周囲の心痛は大きかったに違いない。小沢にも悔恨が沈殿していった。時にはありもしないことを口走り、根も葉もない中傷と知る噂で小沢を激しくなじることもあったという。
 自分の内面、ましてや家庭の“阿鼻叫喚(あびきょうかん)”の様を語ることなどありえない。内なる葛藤を抱えながら小沢は政権奪取にひた走った。それを止めることは誰にもできない。それこそ小沢における政治家の摂理なのだ。夫婦の関係は難しくなるばかりだった。
 やがて和子は世田谷区にある小沢邸の敷地内に別棟を建て、そこで生活するようになった。それが「別居」と報じられたこともある。
 和子は、あんなに心血を注いできた後援会活動にも、実弟が亡くなった10年ほど前から、ぷっつりと姿を見せなくなって家に閉じこもるようになった。これは後援会関係者なら誰もが知る事実だ。「小沢家の問題」を取材するマスコミも、きちんと地元に行けば簡単に確認できるはずである。
 その頃でも小沢は、毎夜9時過ぎには自宅に帰ることを決め事にしていた。和子との会話はほとんどできなくなっていたが、それでも、指呼の間(しこのかん)にいる和子が昔日のように「パパ!」と声を掛けてくるかもしれない。そんな期待も秘めていたのだろう。
 しかし現実の和子は、ますます猜疑心や妄想にとらわれるようになり、最も信頼している次男以外の言葉は受け入れないほどに憔悴を見せるようになった。いきなり秘書に小沢のスケジュールを詳細に報告させ、その立ち寄り先に片端から連絡して、「小沢は本当にそこに行ったのか」と詰め寄る異常な行動が周囲を驚かせる“事件”も起きた。
 次男と小沢の関係にも暗雲が立ち込めた。和子の心を救いたいと、実家である福田家の関係者が話し相手になって支えた時期もあったが、そうした努力は誰の目にも不毛で、和子を訪れる人は少なくなっていった。
 父と母、父と弟の間に立って辛苦を引き受けてきた長男も、ついに家を出る決心をした。
 そして小沢は、求められるまま和子に離婚のフリーハンドを与えた。家族の絆を取り戻すことはますます難しくなった。
「手紙」に書かれた数々の矛盾
 半年ほど前、小沢後援会の婦人部の何人かに、「小澤和子」から手紙が届いた。
 すでに『週刊文春』が報じ、その直後に何者かが文面のコピーをネットに広く流出させたものだ。そこには小沢への激しい非難と離婚の事実が綴られていた。
 手紙が和子の手によるものか真贋はわからない。書かれた内容には、明らかに事実ではないことも多い。
 数年間、「別居」していた和子が「小沢邸での政治密談」を暴露してみせたり、小沢家の所有する不動産に関する記述が間違っていたりと、少なくとも正常な判断ができる状態なら書かない内容が多く見られる。かつて一部の新聞、通信社が「スクープ」と報じ、事実は違った「総選挙で小沢が京都から出馬する」という捏造情報をそのまま書いていることも不自然だ。
 人物破壊に加担する多くのマスコミは、手紙の内容を確認しないまま事実であるかのように報じているが、それを信じる国民の間で最も批判の強い「大震災の際に放射能を恐れて逃げようとした」というくだりは明らかに常軌を逸している。なぜなら、震災の少し前から和子の変調は激しくなっており、現在まで1年以上も小沢と会話も交わせない状態が続いているからである。放射能から逃げる、逃げないで小沢と揉めたという記述には疑問がある。
 そもそも手紙では、放射能から逃げたい小沢が地元には近づこうとせずに「長野の別荘地」に避難場所を購入したというのだが、仮に「別荘地」が軽井沢だとすれば福島第一原発からは約250km、ちょうど岩手県都・盛岡までと同じ距離である。さらに震災後に千葉で釣りに興じたという記述もあるが、これも東京より原発に近く放射線量も多い地域なのだから、事実とすれば小沢の行動はあまりにも支離滅裂である。
 付言すれば、現実には震災直後の小沢は地元対応に寝る間もなかったようだ。これもマスコミは知り尽くしているはずだが、地元・岩手は、達増拓也・知事はじめ県政中枢部に小沢派が多い。彼らが震災対応で小沢に刻一刻と報告を入れ、政府への橋渡しや支援を要請していたことは誰でも想像できるはずで、実際、県政関係者はそう本誌に明かしている。しかし、人物破壊勢力は、あえてそうした常識的な判断から目を背け、確認取材もしないまま「和子の手紙」を事実として垂れ流すのである。
 また、「離婚した」としながら、旧姓の「福田和子」ではなく「小澤和子」と署名していることも奇異な印象を与えていた。
究極の狙いは「骨肉戦争」?
 ある後援会の関係者は、書かれた内容そのものより、和子の心がそこまで深刻な状態になってしまったのかと衝撃を受けた。また、達筆で知られた和子の直筆にしては、あまりに筆が乱れていること、さらに内容がこれまで小沢への攻撃材料にされた”疑惑”をなぞるように書かれていたことから、「何者かが捏造したものではないか」と疑う関係者も少なくなかった。
 ただし、事実として明らかなのは、冒頭に書いたように和子が小沢との離婚を決意し、慰謝料の協議を申し入れたことだ。その点で、手紙には重要な部分で真実が書かれている。
 人物破壊を進める勢力にとっては百万の味方を得たようで、欣喜雀躍とする様子を隠そうともしない。
 手紙が報じられる2週間ほど前、人物破壊の工作に深く関与してきた政界関係者が、「いよいよ小沢を潰す時がきた。息の根を止めるものすごい情報が近く報道される」と、一部政界関係者に触れ回っていた事を本誌は確認している。そして前述のように、報道の直後から、タイミングを計ったように文面のコピーがネットに流出した。政界でよく見る怪文書による「紙爆弾」の手法である。
 手紙の内容にも、この紙爆弾の性格を窺い知るヒントがある。
 なぜ、数年来、没交渉だった後援会に宛てられたのか。また、「慰謝料を取れば、それを岩手に寄付したい」と書かれたのか。
 ある後援会関係者は、「これは小沢家の悲劇の始まりになるかもしれない」と苦痛の表情を見せた。
「書かれた内容は後援会の人間ならデタラメがほとんどだとわかるものだが、和子さんと、それを支える次男が小沢先生に反旗を翻している事実は変わらない。誰かに唆されて書いたものか、あるいは捏造されたものかにかかわらず、私たちが心配するのは、このアクションが後援会と地元に向けられた点だ。家族の問題で小沢先生の政治生命に打撃を与えようという意図がはっきり出ている。それを望む人たちは、例えば次男や和子さん自身を小沢先生の対抗馬として擁立して泥沼の骨肉戦争をさせるなどして、小沢先生を決定的に痛めつけようとするかもしれない。
 そうなっても、たぶん小沢先生は家族と争うことはしたがらないだろう。引退とは言わないかもしれないが、ある意味では検察の捏造した政治資金問題以上に苦しい問題になる」
 その懸念が現実になるかはわからないが、離婚が事実である以上、そして政治資金問題がマスコミや権力者による捏造だったと判明した今、家族の問題が人物破壊の主要テーマになっていくことは間違いなさそうである。すでに、新聞、テレビニュース、ワイドショー、果ては国会での野党質問にまで「和子の手紙」は利用され尽くしている。
 妻や息子から恨まれる小沢は、本人が言う通り不徳のそしりは免れないかもしれないが、その家族の問題さえ、執拗で容赦のない人物破壊の結果だったという面が否めないことは、まさに悲劇である。
 この国の政治と権力のどす黒い醜態は、ウォルフレンが言うまでもなく、世界の日本不信の根本原因になっている。それに振り回される有権者、国民もまた悲劇の当事者である。


◆大震災被害対策「小沢一郎さんの計らい・小沢力」が有効に働いている/仙台空港=小沢側近・弟子が奔走 2011-04-25 | 地震/原発/政治 
東日本大震災津波・岩手からの報告
日本一新の会 達増拓也岩手県知事)
 「日本一新メルマガ」への投稿は、大震災津波後、初めてになります。岩手県や県内被災地に対し、全国から、世界から、多くの支援、お見舞い、激励をいただいています。この場を借りて、感謝申し上げます。
 また、大震災で犠牲になられた方々、その関係者の方々に、心からの哀悼の意を捧げます。
 発災翌日の3月12日、岩手県選出参議院議員である平野達男内閣府副大臣が、23人の事務方と共に岩手入りし、岩手県庁内に政府の現地連絡対策室を立ち上げました。事務方は、内閣府の防災担当参事官の下に各省庁の若手で構成。県庁内には、11日のうちに自衛隊の連絡窓口もでき、その後、北東北3県を管轄する第9師団の司令部が青森市から岩手県庁に移されました。
 これにより、発災当初から、被災地が直面する課題について国と地方自治体の職員が共同で解決する体制ができました。同じころ、県は、停電と通信途絶の中で、12の沿岸市町村全てに本庁職員を派遣して、状況を把握し、初動を支援しました。市町村と、県と、国の各省庁がつながって、人命救助、避難、応急復旧、被災者支援を展開しました。避難所のケアは、自衛隊に負うところ大です。
 工場で研修をしていた中国人が多数被災したので、外務省の中国語ができる職員にすぐ来てもらいました。被災市町村の行政機能が大きく損なわれており、県や他市町村からの大規模な支援が必要だということで、市町村行政に詳しい総務省職員に来てもらい、支援体制作りを手伝ってもらいました。その他にも、いろいろと、現場の要請で各省庁に動いてもらいました。後に政府が決めた被災地支援策のかなりの部分は、市町村、県、各省庁の事務方の「現場力」で作り上げたといえます。
 ガソリンなどの燃料不足が長く続いた件は「現場力」では対応しきれず政府による全国的な調整力と指導力の不足がたたりました。なお、宮城県の政府現地連絡対策室担当の東祥三内閣府副大臣が岩手の被災地入りした時に、仮設ガソリンスタンドの設置を現地で決めてくれ、すぐ実行されたのは助かりました。
 「政治主導」を感じたのは、がれきの処理です。樋高剛環境政務官が政府のがれき処理プロジェクトチームの座長となり、関係省庁の事務方を糾合し、平時であれば1年かかるような省庁間調整を2、3日で終わらせました。阪神淡路大震災時を上回る財政措置も決まりました。がれき問題は被災市町村長が抱える最大の悩みの一つであり、大いに助かりました。樋高政務官は、中選挙区時代に小沢一郎秘書として陸前高田市などの今回の被災地を担当しており、かつて一軒一軒歩いた家ががれきとなってしまった、そのがれきの問題は何としても解決しなければならない、と言っていました。
 発災直後、私が被災地の市町村長さん達にお願いしたのは、住宅地図で一軒一軒確認するように被害状況を把握すること、名簿をしっかり作って住民の安否状況を把握すること、でした。住宅地図と名簿は、小沢一郎さんに習った選挙手法でもあり、災害対策本部長の仕事は選挙対策本部長の仕事と共通点がある、と思いました。
 また、私は津波の被害を受けなかった内陸の市町村長さん達に集まってもらって沿岸支援への協力をお願いし、さらに、県内の諸団体に被災地支援をお願いする文書を作って協力を依頼しました。目的を達成するために、より多くの団体、企業、個人の支援を取り付けていく、というのも選挙の手法に似ています。選挙において有権者の力を結集して為すべきことを実現する手法は、災害においてあらゆる力を結集して被災者を救う手法と共通するのです。
 ちなみに、団体対策に強い自民党本部は今回の災害でも動きがよく、経団連と被災県を直接結ぶホットラインは、経団連の機関紙で喧伝されていますが、自民党災害対策本部が仲介してくれたものです。
 がれき処理財務省が前例のない財政措置を認めたのには、小沢一郎さんのはからいがあったと思います。小沢一郎さんが岩手入りした時、私との会談では「県は補正予算でいくら確保したか」とか「国の本予算には○兆円の予備費があるから、まずそれを使えばよい」とか、財政的な話が中心になりました。財務省筋から、かなり情報を得ており、また財務省に対してかなり影響を及ぼしているな、という印象を受けました。がれき処理以外でも、財務省が前例のない財政措置を認めた分野がいくつかあります。
 私は、平安時代中央政府による東北平定の歴史を踏まえ「東祥三さんは宮城駐在の征夷大将軍平野達男さんは岩手駐在の鎮守府将軍。今回は地方勢力と力を合わせて東北の平安のために働いていますが、小沢先生こそ2人の将軍の上にいる大将軍だと思っていますからね」と言いました。小沢一郎さんは、「はっはっは」と笑うだけでしたが、本人も大将軍的な立場を自覚していろいろ手を打っているのだな、と私は感じました。
 それから、仙台空港を在沖縄米軍が片付けたのは、新進党から自由党のころに小沢側近と呼ばれていた元衆議院議員の米津等史さんの働きかけによるものだったようです。米津さんは普天間問題の関係で在沖縄米軍と一緒に仕事をしており、大震災津波後、仙台空港が放置されているのをテレビで見て、在沖縄米軍に片付けられないかと持ちかけたところ、じゃあやろう、ということになった由。ここでも小沢一郎の弟子が奔走していました。
 大震災津波そのものによる被害への対策については、「小沢力」がかなり有効に働いていると思います。しかし、今のままでは、「小沢力」が全く生かされないのが、原発対策です。本人も、そこが一番もどかしいと感じているのではないでしょうか。
http://oujyujyu.blog114.fc2.com/blog-entry-2129.html   さん より

【 「社会保障のためには、各個人の正確な所得の把握が必要ですね。」という口実を使って各個人の全ての情報を一元化して
完全監視国家に移行することを真の目的とするものなのである。
 法案は100ページ以上もあるが、この法案を多くの国民が「抜粋」ではなく、「全文」を読むようになれば、この最悪の法案のねらいがわかるようになる。】
【】 57名が反対、棄権・欠席が19名
実質78名が反対勢力として戦った。他の全勢力を合計すると反対票が96名だった。
 個人的な利益など考えていては、反対票など
入れられなかっただろう。
 われわれ、「国民の生活が第一」ということを実行してくれた国会議員の人たち
であり、われわれは、この「私的利益をかえりみずに、このとんでもない悪法に
勇気をもって反対票をいれてくれた」国会議員が次期総選挙で勝利してくれるように応援しなければならない。
 福田衣里子さんが反対票を投じてくれたのは感動した人が多くいた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E7%94%B0%E8%A1%A3%E9%87%8C%E5%AD%90
 福田衣里子 2009年8月6日 講演
http://www.youtube.com/watch?v=ONRSmvCatAY&feature=related
そして、この悪法は、もしかしたら、参議院で否決されて衆議院に戻ってくる可能性がある。そのためにも衆院200名以上が反対するようにしないといけない。

 今回、賛成議員の中には、こういう主張をしていた人が多い。
野田の演説を聞いていてもわかるが
社会保障のためには、財源が足りない。だからこの法律を通すんだ」
「たしかにいいにくいことだが、あえて責任をとってこの法律を通すことが
将来の世代を守ることになるんだ」 と
豚の野田は主張している。 おおむね、賛成した議員も、そんな主張をしている。
新聞でもそう主張していることがある。
われわれは、これが間違っていることを世の中に知らせる必要がある。
これは日本の大学教育が社会に出ると何の役にも立たないといわれることと
表裏一体である。
 野田は景気音痴で、経済音痴で何もわかっていない。 そして多くの国会議員は
法案を読んでもいない。
 きうち実氏の最近の著書にも書いてあるが、
多くの国会議員は法案を読みもしないで、賛成、反対をしているという。
 私は、この消費税法案とそれに関連する法案を読んだが、
その恐ろしさにあぜんとした。
 特に国民監視ナンバー法案が恐ろしい。
おそらく、法案全文を読むと、わかると思うが、この法案が目指しているものは、
社会保障との一体改革ではない。
社会保障のためには、各個人の正確な所得の把握が必要ですね。」という口実を使って各個人の全ての情報を一元化して
完全監視国家に移行することを真の目的とするものなのである。

法案は100ページ以上もあるが、この法案を多くの国民が「抜粋」ではなく、「全文」を読むようになれば、この最悪の法案のねらいがわかるようになる。
社会保障を口実にした、戦争を視野にいれた国民監視体制導入が隠れた目的>
見え隠れするのは、「社会保障を充実」という口実で「消費税」をあげるとともに
あらゆる税目をあげる手続きに入る。それには所得税や酒税やら広範囲な税目が入るのである。そして、国民を徹底的に監視する制度を導入して
言論の自由をなくし、全てを監視する。

そして戦争ができる体制に移行する。

この原案となっている、民主党提出の消費税法案および関連法案を
全文読んでみてほしい。
 ヤフーの政治で法案全文が読める。 もしくはその法案を提出する省庁(内閣府を含む)がその法案をホームページ上で読めるようにしている。
 しかし、あらゆる背後にいる戦争産業はさっそく アノニマスをなのってネットの言論を弾圧する法案を 制定させるように挑発して動いている。

「国民を守るために悪法に反対してくれた人たち」
 小沢一郎(岩手4) 鳩山由紀夫 (北海道9)  東 祥三(東京15) 川内博史(鹿児島1) 
小林興起(比例東京) 山岡賢次(栃木4) 山田正彦(長崎3) 牧 義夫(愛知4) 
松野頼久(熊本1) 小泉俊明(茨城3)  小宮山泰子(埼玉7) 鈴木克昌
 中津川博郷(比例東京) 樋高 剛(神奈川18)  青木 愛(東京12) 太田和美(福島2)
 岡島一正(千葉3) 古賀敬章(福岡4)  階  猛(岩手1) 辻  恵(大阪17) 
中川 治(大阪18) 松崎哲久(埼玉10)  横山北斗(青森1) 相原史乃(比例南関東
 石井 章(比例北関東) 石原洋三郎(福島1) 石山敬貴(宮城4) 大谷 啓(大阪15)
 大山昌宏(比例東海) 岡本英子(神奈川3) 笠原多見子(比例東海) 加藤 学(長野5) 
金子健一(比例南関東) 川島智太郎(比例東京)  菊池長右ェ門(比例東北) 木村剛司(東京14)  京野公子(秋田3) 熊谷貞俊(比例近畿) 熊田篤嗣(大阪1) 黒田 雄(千葉2)  菅川 洋(比例中国) 瑞慶覧長敏(沖縄4) 平 智之(京都1) 高松和夫(比例東北)
 橘 秀徳(神奈川13) 玉城デニー(沖縄3)  中野渡詔子(比例東北) 萩原 仁(大阪2)
 橋本 勉(比例東海) 畑 浩治(岩手2) 初鹿明博(東京16) 福嶋健一郎(熊本2) 
福島伸享(茨城1) 福田衣里子(長崎2) 水野智彦(比例南関東) 三宅雪子(比例北関東)
 村上史好(大阪6) ▼棄権 小沢鋭仁(山梨1) 原口一博(佐賀1) 黄川田徹(岩手3) 
篠原 孝(長野1) 村井宗明(富山1)  橋本清仁(宮城3) 福田昭夫(栃木2) 
石森久嗣(栃木1) 空本誠喜(広島4) 玉置公良(比例近畿) 宮崎岳志(群馬1)
 柳田和己(比例北関東) 山岡達丸(比例北海道) 欠席 羽田 孜(長野3) 石関貴史(群馬2)  梶原康弘(兵庫5)
http://archive.mag2.com/0000154606/20120627082620000.html   さん より