【 この一週間で、小沢さんは「新党きづな」と統一会派を「社民党」

【 この一週間で、小沢さんは「新党きづな」と統一会派を「社民党」と「増税反対、原発再稼働反対」で協力関係を「新党大地」とも暗黙の協力体制を作り上げた。
これらを纏めれば「内閣不信任案」が提出できるだろう。】
【 ということで、民主が離党した議員の選挙区に対立候補を立てた場合、民主・自民の候補が共倒れする可能性が高い。】
【】 元気が無くなった民主・自民・公明の執行部・・・「出ていけ」と言っていたのは、貴方達ではなかったの?  http://haru55.blogspot.jp/2012/07/blog-post_06.html
2012年7月6日 政経徒然草
新聞、テレビ、週刊誌は、小沢新党の話題で一色だ!
民主党自民党の影が薄い。
小沢さんたちが離党するまでは「小沢を切れ」「小沢グループは党を出ていけばいい」と
喚いていた議員たちの声が聞こえなくなった。
わずかの間に政治情勢が変わった。
やはり小沢さんは凄い。 それも、今回は全て表で動いている。 特別、強引に採決や離党を迫っているようにも感じられない。
個々の議員の判断に任せているようだ。 寧ろ周りの議員の方が熱くなっている。

この一週間で、小沢さんは「新党きづな」と統一会派を「社民党」と「増税反対、原発再稼働反対」で協力関係を「新党大地」とも暗黙の協力体制を作り上げた。
これらを纏めれば「内閣不信任案」が提出できるだろう。(共同提出)

民主党内では鳩山グループが注目を集め始めている。 小沢鋭仁氏らの鼻息が荒いらしい。 つまり、民主党内における不満分子とも言える鳩山グループが野田政権の命運を握るポジションに位置することになったからだ。
小沢さんたちが内閣不信任案を出した場合、民主党内から20人弱の賛成者がでたら内閣不信任案が可決する可能性が出てきたからだ。
そうなれば野田政権は総辞職か解散しか選択肢はない。
これに、困っているのは民主党執行部だけではない。 自民党公明党の執行部も困っている。 自民党公明党は内心では「内閣不信任案」が否決されることを望んでいる。
彼らの本心は「予算関連法案」への賛成と引き換えの「話し合い解散」である。
その為には、民主党内から「内閣不信任案」が可決されるだけの造反者がでることは望ましくないのである。
というのも「内閣不信任案」が提出されれば、自民・公明も賛成しないと辻褄が合わなくなるからだ。
もし消費税増税法案の参議院採決前に衆議院に 「内閣不信任案」が提出され可決されれば、それは民主、自民、公明にとって最悪のパターンとなる。
これらのことを念頭に考えれば「小沢を切れ」「小沢は出ていけ」と叫んでいた議員達が
おとなしくなった理由がわかるだろう。
 実際に「内閣不信任案」が衆議院に提出された場合、現状のままでも30人近くの議員が造反して賛成する可能性がある。(あくまで可能性だが・・・)
あるいは20人程度の集団離党があることも考えられる。
つまり、民主党自民党公明党も身動きが取れなくなりつつある。
よく「数合わせ」という言葉が政治の世界では使われるが、政界で「数合わせ」に一番長けているのが小沢さんである。
ということで面白い展開になりつつある。

それから選挙についてだが、愛知県では民主党を離党した議員の選挙区に対立候補を立てるつもりで考えているようだが、冷静に分析してみたら対立候補を立てることは離党した
議員を有利にさせるだけだということに気が付き困り果てているようだ。
政策に違いがない自民と民主の候補で票を食い合う可能性が高いため、両方が自滅し
離党した議員が有利になる可能性が高いということに、やっと気がついたようだ。
ということで、民主が離党した議員の選挙区に対立候補を立てた場合、民主・自民の候補が共倒れする可能性が高い。 このことは公明党が候補を立てる選挙区においても同様だ。
ましてや小沢さんが新党の選挙対策委員長に兼任で就任することが決まったことで、民主、自民、公明の議員たちは気が気ではないだろう。
今後、愛知県のみならず他の都道府県でも冷静な選挙情勢の分析が始めれば、民主、
自民、公明の執行部は青くなるだろう。
選挙の神様「小沢一郎」が離党した同士に「必ず選挙で勝てる」と言い続けている根拠は
このあたりにあるのではないだろうか。
ということで、小沢さんが離党し祝杯を挙げていた議員が青くなるという小噺でした。
http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/580.html   さん より

【 小沢一郎元代表が、次期総選挙に向けて、本格的な戦闘態勢(選挙態勢)づくりに懸命に取り組んでいる。 その眼目は、同志が一糸身乱れず、全員当選を目指して組織的選挙戦を展開する方法である。 それはさながら、忠臣蔵47人の赤穂義士による吉良邸に討ち入りを彷彿とさせている。】
【】 野田佳彦首相は、国民の声を聞かず、番記者の「ぶら下がり取材」も拒否し、総選挙で民主党を大惨敗させる
◆私は7月6日夕方、国会周辺に集まった大勢のデモ隊のなかにいた。首相官邸を目指すデモ隊は、歩道を埋め尽くしていて、その周りには、これもまた多数の警官隊が、交通整理やデモ隊の規制を行っていた。
 「再稼動反対」「原発いらない」「野田は辞めろ」などと連呼の声が次第に大きくなる。
デモ隊から首相に向けて、送られる声は、果たして野田の耳に届いているのだろうかと
思いながらも、デモ隊の連呼は、太鼓の音に促されてますます強まっていく。
◆野田は、就任早々から「庶民宰相」であることを放棄していた。 首相番記者による「ぶら下がり取材」を拒否し続けてきたその姿勢が、何よりの証拠である。 だから、デモ隊に最も近いところにいて、その空気を伝える番記者の質問すら聞こえていない。 3月から300人規模で始まり、毎週金曜日夕に行われてきたデモ隊が、6月22日には、4万5000人、同月29日には20万人規模に膨れ上がって、その都度大きくなってきいていたのに、
この事実すら目に入らず、ましてや声さえ耳に聞こえていなかったのだ。
 朝日は7月6日付け朝刊「3面」で「抗議の矛先は首相に」「再稼動反対『訴え続ける』」という見出しをつけて、この日夕方からのデモの様子を大々的に報じている。
 「関電大飯原発(福井県おおい町)の再稼働に抗議する大規模な行動が、6日夜も首相官邸前で行われた。 主催者発表で15万人(警視庁調べで約2万1千人)の参加者の怒りの矛売は、民意に正面から向き合わずに『決断』ばかり強調する野田の政治姿勢に向かう」
 「抗議活動が続く午後7時13分、野田は官邸を後にして隣の首相公邸に向かう。 記者団が『官邸前の抗議の声と向き合っているか』と声をかけると首相はうなずき、珍しく応じた。
『多くの声、様々な声が届いております』1週間前に警護官に『大きな音だね』と漏らしたことが伝わり、反発を買ったことを意識したようだ。 官邸周辺でこれほど大規模な抗議行動が起きるのは1960年に岸信介首相を退陣に追い込んだ『日米安保闘争』以来とも言われる。
混乱を避けるため、首相は抗議行動がある金曜日の夜の外出を控えている」
◆しかし、野田くらい身勝手な首相は、いまだかつていない。 菅も番記者の「ぶら下がり取材」を拒否し続けて、不評を買ったが、それに輪をかけて、市民のデモの声すら聞こうとしていないからだ。
 民主党内では、小沢一郎元代表の「国民との約束を守るべきだ」「マニフェストに書かれていない消費税増税は反対だ」などと真剣に主張する声を拒絶、法案採決に反対の投票をしたとして、除籍処分するなど、我がまま三昧である。 米英仏など先進国では、一般法案の採決に党議拘束をかけ、違反すれば除名処分するなど「野蛮なルール」は持っていない。
賛成反対の投票行動は、国民から選ばれた個々の国会議員の判断に任せているという。これらに比べれば、野田民主党は、党名に反する野蛮な政党などだ。
マスメディアもこのことに気づいていない。
 そんな野蛮な首相である野田は、国民有権者に向けて消費税増税法案や大飯原発再稼動などについて、国民に向けて理解を求める説得演説を行ったとしても、国民有権者の多くに、おそらくは聞く耳を持ってもらえないだろう。 次期総選挙ムードが高まり、2013年7月には、参院議員選挙が行われるというのに、国民にそっぽを向かれたので大惨敗は目に見えている。 民心が完全に離れてきている野田の自業自得というものである。だが、野田相は、「民主党がつぶれても構わない。残った者だけで自民党に合流する」とうそぶいているというから驚きである。 松下政経塾派閥をつくるつもりのようだ。
本日の「板垣英憲情報局」
小沢一郎元代表が、大石内蔵助に習い、総選挙に向けて、衆院当選1、2回生を7人ずつ4班に編成、情報を共有化、結束力を強め、秘書軍団を各人に張りつけて全員当選を図る
◆〔特別情報?〕
 小沢一郎元代表が、次期総選挙に向けて、本格的な戦闘態勢(選挙態勢)づくりに懸命に取り組んでいる。 その眼目は、同志が一糸身乱れず、全員当選を目指して組織的選挙戦を展開する方法である。 それはさながら、忠臣蔵47人の赤穂義士による吉良邸に討ち入りを彷彿とさせている。
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/377789e184e3eedf62d4bcc3783494c1?fm=rss 
   さん より

【政治は国民の生活が第一の観点からすべてを決すべし! 何を言っているのだ。 サゴジョの悪イシキ者め、早く高知へ帰るべし、いや7東京拘置所?】
【】 「国民生活第一」では解決しない=小沢氏を批判―仙谷=反撃か〜然し、、、
http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/598.html
反論すればするだけ蟻地獄に嵌って行く、、、
 よそ様の党の事など心配しなくていいんだよ、野田民主党としての国政をどうするかを語ってくれたまえ。
 「国民生活第一」では解決しない=小沢氏を批判―仙谷
 時事 6日(金)20時16分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120706-00000156-jij-pol
 「きょうの国民の生活を守った瞬間にあすの国民の生活が倒れかねない状況で、『国民の生活が第一』と100回唱えようと、何の政治的解決にもならない」。
 民主党の仙谷は6日、都内で講演し、消費増税関連法案に反対し新党結成を目指す小沢一郎氏を強く批判した。
 仙谷は「今の単年度税収より借金が多く、累積債務額が1000兆円を超える財政の中で、国民の生活がどこまで続けられるのか」と指摘。 
増税反対、原発再稼働反対を旗印に訴え掛けるやり方とは何なのか。 それがある程度通用するのが、日本の政治の危機だ」と語った。 
http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/598.html   さん より

【 民意を否定する野田は、この一点において失格だ。
 それなのに、こんな無定見で危険な男が9月の代表選では無投票再選されそうだ。
恐怖政治で党内をギュウギュウに締め上げているからだ。 もちろん、再選後は今以上に、やりたい放題を始める。 いよいよ独裁者の本性ムキ出しである。 この男の暴挙を許したら、
この国と国民生活はメチャクチャにされる。だから、絶対に潰さなければダメなのだ。】
【】 小沢排除民主党の極度の危険 野田政権は独裁ファッショである
 「日々担々」資料ブログリンクより転載します。
小沢排除民主党の極度の危険 野田政権は独裁ファッショである
(日刊ゲンダイ2012/7/6)  http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6281.html 
 政権交代を果たした民主党は周到な陰謀によって松下政経塾出身の邪悪な成り上がり国家主義者の巣窟と化した
 野田首相はミニチュアのヒトラーだ――。 こう書くと、多くの国民はポカンとするかもしれない。
「あのドジョウ顔のどこが?」と。
 しかし、野田は国論を二分することを次々勝手にやろうとしている。 それは確かだ。
消費増税原発再稼働、TPP……。
いずれも国民の半数かそれ以上が反対し、あちこちで大規模デモが起こっているテーマ
である。
 それでも野田は国民に問おうとしない。 自分でコトを進めようとしている。
「二分している問題に責任を持って結論を出す」。 それこそ、「決められる政治だ」などと
、うそぶいている。 ムチャクチャな理屈だ。
「消費増税がいい例です。 民・自・公の密室談合で何から何まで決めてしまった。
3党合意なんて言っていますが、要するに自民党案の丸のみです。
こんなことがまかり通るなら、最初から国会は必要なくなってしまう。
選挙の意思も無視です。 これはもう、民主主義の否定ですよ。 しかも、そのために
野田は政党ひとつを壊してしまった。 
政権交代に期待した国民に深い失望を与えたのです。
本当に罪深い首相です」(政治評論家・山口朝雄氏)

消費増税を強行すれば、小沢グループが抜けて民主党が分裂することは初めから分かっていたことだ。 だから、輿石幹事長や小沢元代表は、野田に「翻意しろ」と説得した。 「せっかく政権交代したのに、党を分裂させてもいいのか」「そんなことをして増税を強行すれば、次の選挙で民主党は必ず消滅するぞ」と諭したのだが、野田は聞く耳持たず、増税法案の強行採決に突っ走った。
トチ狂っていると言うしかない。
◆恐怖政治で無投票での再選が濃厚
 野田の暴挙、デタラメはそれだけではない。 逆らった者には有無を言わさず「除籍」の制裁を加えて、排除する。 従った者への見せしめにする。 このファッショ、独裁が恐ろしいのだ。
おまけに、再来年2014年4月の増税を「今しかない、待ったなしだ」と言って、2年前に決めようとする狂気。 その裏に見えるのは、自分が決めなきゃ誰がやるんだ、俺が歴史に名を残してやる、という傲慢だ。 民意を無視して政党政治も完全否定し、「俺が、俺が」の発想しかないのだ。 だから、この男は危ないのである。
筑波大名誉教授の小林弥六氏が言う。
 「あのヒトラーも最初は庶民からノシ上がり、合法的に首相になったが、有権者や世論を気にしなければいけない政党政治が邪魔になった。 すると、全権委任法で権力を掌握し、ムチャクチャを始めたのです。 その過程で粛清もやっています。 野田の増税をめぐる談合も政党政治の破壊にほかならないし、小沢氏らの除名にしても独裁者の手口と同じ。 彼らに共通しているのは、権力への異常な執着心と、国民の意思や生命、民主主義の手続きを大事にしない政治です。 だから、増税原発再稼働を自分勝手に断行しても何のためらいもないのです。
野田を見ていると、公約破りの政治犯罪を恥じるそぶりもない。
こういう政治家は何をやるか分からないから怖いのです」

民主主義とは面倒で厄介なものだ。 しかし、その過程が大事なのだ。 歴代の政治家は
権力に対して、謙虚であるべきだと肝に銘じてきた。 自分の権力は国民から負託されたものだからだ。 民意を否定する野田は、この一点において失格だ。
 それなのに、こんな無定見で危険な男が9月の代表選では無投票再選されそうだ。
恐怖政治で党内をギュウギュウに締め上げているからだ。 もちろん、再選後は今以上に、やりたい放題を始める。 いよいよ独裁者の本性ムキ出しである。 この男の暴挙を許したら、
この国と国民生活はメチャクチャにされる。だから、絶対に潰さなければダメなのだ。

◆翼賛体制と対米従属が「決められる政治」の正体
野田は国論を二分どころか、7割の人が「急ぐな」と反対していた原発再稼働もゴリ押しした。4割の国民が参加すべきかどうか「分からない」と答え、ロクに理解していないTPPも、これからやる気だ。
 ひるむどころか、目の上のタンコブだった小沢一派を追い出すことができて、やりやすくなったとニンマリしている。 おそらく、そうなるように周到に仕向けたのだろう。
だとすれば、ますます背筋が寒くなってくる。
「ウソと陰謀の限りを尽くし、とうとう小沢氏らを離党に追いやった野田官邸は、卑劣漢の巣のようなものです。
これからは堂々と自民、公明と組んで、やりたい放題の大連立になるのではないか。 つまり、翼賛政治の恒常化です。 首相の言う『決められる政治』というのは、そういう意味でしょう。 国会はあってなきがごときで、野党はなくなり、国民の声や少数意見はかき消される。多数決で憲法を変えることも可能だから、この先、徴兵制の導入を言い出しても不思議ではありませんよ」(小林弥六氏=前出)
もちろん、その裏には官僚や米国の思惑もにじむ。 そこがさらに恐ろしい。

政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。
「野田政権は官僚の言いなりですが、その官僚はアメリカの言いなりです。 なぜ敗戦でボロボロになった日本で、官僚機構だけが無傷のまま生き残れたのか。 戦前は天皇を神にして横暴の限りを尽くしたくせに、戦後はワシントンに“宗旨変え”したからです。 それ以来、霞が関はアメリカが言うことは何でもやってきた。 消費増税原発再稼働もTPPも、すべてアメリカが求めていることです。 野田政権はこれを全部やるつもりなのです」
 何が「決められる政治」だ。 とんでもない売国奴というしかないが、民主党のメンメンは、そんな政治を批判するどころか、歓迎している。 反対しているのは小沢・鳩山グループのひと握りで、彼らはみな、除籍や党員資格停止で外された。
◆政治を踏み台にする権力亡者たち
 今の民主党内を見回すと、もうマトモな議員なんていやしないのだ。 前原政調会長、玄葉外相、樽床幹事長代行といった松下政経塾出身のロクでもない政治家がゾロゾロ。
 その頭目が1期生の野田だ。
〜中略〜
 国家の権威が大事な彼らは防衛費にも莫大なカネをかけ、沖縄の基地を固定化し、日本の「東アジアにおけるプレゼンス」を上げようとするのだろう。 こういう連中にかかると、近隣国との
緊張だって大歓迎になる。 日本は一体、どこへ漂流するのか。
今回の小沢離党は限りなく深刻だ。
それによって、この国が再び破滅の道を歩む懸念がある。 それなのに、それをどこも報じない。 絶望的な状況だ。
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6281.html   さん より

【 ○はじめに (高橋博彦=神州の泉)
(対論1)冤罪との闘いは続いている  (副島隆彦×植草一秀
植草一秀「収監」の日 ●毎日「袋貼り」をしていた ●「この世の地獄」を見た ●再審請求という闘い ●謀略部隊は生きている
(公判記録1)「目撃者」は何を見たのか (高橋博彦) 】
【】 『国家は「えんざい」をこうして創る』も国民必読書
 森ゆう子議員の新著『検察の罠』が刊行され、大きな話題となっている。
警察・検察は根源的な基本的人権である身体の自由にまで踏み込んで強制力を行使し得る巨大権力である。
 そして、警察・検察権力の適正な運用を監視する立場にある裁判所・司法の機能。
 この警察・検察・裁判所が暴走し、基本的人権を守るのではなく、基本的人権を侵害する機関に変質するなら、その国は暗黒国家に陥ることになる。
 戦前の特高警察の悪夢が繰り返されることになる。

 西松事件陸山会事件の深い闇が明るみに晒され、その全貌は必ず解明されなければならないことである。
 この問題に関連して、もうひとつ、必読の書が公刊された。
 高橋博彦氏、副島隆彦氏、そして私も参画させていただき、新著が出版された
 『国家は「有罪(えんざい)」をこうして創(つく)る』 である。
・・・
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-d3ce.html   さん より

【 川内議員は、今は民主党に残っているが、時期を見て、鳩山由紀夫議員等と共に、「小沢新党」に合流することを明言していたので、期待したい。 】
【】 増刷されました。拙著『それでも私は小沢一郎を断固支持する』が、発売後、二週間ほどで、増刷となりました。アマゾンなどでは、「在庫不足」が続き、配送が遅れていたようですが、これで在庫状況は改善されると思います。予約したにもかかわらず、本がなかなか手元に届かない状況が続いていたようで、申し訳ありませんでした。

一昨日は、「憲政記念館」で開かれた「森ゆうこ議員『検察の罠』出版パーティ」には、原稿締め切りの時間に重なってしまい、残念ながら出席できなかったが、小沢一郎も出席し、マスコミも殺到というわけで大盛会だったらしい。 その後に「全国市町村会館」のレストランで行われた「川内博史議員を囲む会」には、どうにか、ぎりぎりで間に合った。
実は、最後の挨拶を承諾していたので、欠席するわけにはいかなかったのだ。
川内博史議員、三宅雪子議員、天木直人(元外交官、外交評論家)、「一市民T」「気弱な地上げ屋さん」・・・の各氏も出席するにぎやかなパーティだった。 
「小沢無罪判決」の直前、文京区シビックセンターで開かれた「小沢一郎支援国民集会」や、それ以前に、昨年、豊島公会堂で行われた「小沢一郎民集会」で知り合った人たちもいた。 もちろん、全国から、ネットやブログを通じて集まってきた人たちも多く、全員が小沢一郎と小沢新党を支持、支援する人たちであった。 驚くべきことだが、遠く「出雲」から駆け付けたという御婦人をはじめ、出席者の大半を女性が占めており、「小沢一郎は女性に人気がない」
「小沢夫人の離縁状で婦人票はほとんど逃げた」などという「マスコミ情報」がまったくの出鱈目であることを、あらためて痛感した一夜だった。
何人かの女性と話して分かったことは、ほとんどの女性が、「小沢夫人の離縁状」をまったく問題にしていないし、もし、あれが本物だとしたら、「夫人の人格を疑う」という意見が多かったことだ。 たとえ、離婚することになったとしても、日本人女性ならば、「放射能から逃げた」とか「選挙区を見捨てた」などと暴露する女性がいるだろうか、ましてや「愛人」や「隠し子」の存在を他人に文書で告白するだろうか、と「小沢夫人の人格」を疑問視する人が多かったことだ。 私も、そうだろうと思っていたので、この夜の女性たちの発言に納得した。
あの手紙が本物かニセモノ化に関係なく、
政治的思惑を持つ、組織的な「陰謀謀略グループ」が、暗躍していることは明らかだ。
そうでなければ、消費税増税法案の採決、あるいは小沢グループの離党、新党立ち上げにタイミングを合わせて、「夫人の離縁状」コピーが、永田町の議員たちの元へ、あるいは
全国の小沢一郎支援者宅にばら撒かれるはずがない。
 さて、鳩山グループと言うことで、消費税増税法案には反対したが、離党はしなかった
川内博史議員は、鹿児島一区選出の議員で、私はかなり以前からよく知っていたが、あまり期待はしていなかった。 しかし、政権交代選挙前後に開始さられた「小沢事件」から「小沢裁判」へ続く激しい権力闘争の過程で、小沢一郎支持者、小沢一郎支援者の衆議院議員として、テレビなどで発言する機会が多くなり、それを見てから、私は、これなら、将来、期待できるということで注目するようになった。 実は、この夜の会は、「川内総理を期待する会」とかなんとかいう名称だったが、正確には「小沢一郎政権を実現し、川内官房長官を期待する会」とかいうものだったようだ。
 川内議員は、今は民主党に残っているが、時期を見て、鳩山由紀夫議員等と共に、「小沢新党」に合流することを明言していたので、期待したい。
 鳩山グループは、民主党を離党し、小沢新党に合流する。
 次の選挙では、石原新党でも維新の会でもなく、
小沢新党が「台風の目」になることは確実だろう。 ところで、全国の国民に、白昼、公然と、「裏切者」の正体を曝け出した辻某やシナ某は、もう二度と、小沢一郎の前に出てくることはあるまい。 「裏切り者」を許さないのが日本人である。(続く)
川内博史公式ホームページ http://kawauchi-hiroshi.net/
■「ツィッター友達」の「三宅雪子議員」とのツーショット。
■昨日(7/6)の「毎日新聞」一面に掲載された「たちまち増刷」「小沢が解らなければ政治は判らない」「地元岩手県で反響続出」・・・の広告。
■新著『それでも私は小沢一郎を断固支持する』(総和社)のお知らせ。■
・・・
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20120707/1341616075   さん より

【】
【】 「我こそは人権を擁護するという信念のある方こそ、検事になってガンガン釈放と不起訴をやるべきでしょう」  検察・司法・検察審査会
市川寛弁護士のツイートより。
おれが喚いても逆効果だろうが、全国の検事がみんな悪党だと安直に非難してもな〜んにも変わらないよ。
 仮にそうなら検察官制度廃止を主張しないとおかしい。
 そこまで言わずに底の浅い検察批判をしている人は、ひょっとしたらいつも敵がいないと自我が保てないんぢゃねぇのかと疑いたくなる。
 おれも今は弁護士の端くれだから、これはブーメランの危険があるが、身内に甘い処分は検察庁だけがやってるのかね。
 「外から来た輩」としては、弁護士の懲戒処分にびっくりすることもありますよ。
 弁護士=人権を守る正義の使徒、検事=人権を蹂躙する悪の手先なんて、ガキが見るテレビ漫画みたいな思考の人は、まさか法律家の中にはいらっしゃいませんよね?
おれみたいな極悪検事もいるば、やったことは別にしても刑務所に行った弁護士もいますからね。
 おれは検事に任官するとき、先輩弁護士だか同期だかから「検事になるなんて、人権感覚を疑う」と言われましたよ。

要するに、初めから人権蹂躙する思考の奴らが検事になり、人権感覚のある立派な人は弁護士になると断定してる。
 検事になる奴を差別してるんですよ。
 人権蹂躙派が検事になり、人権擁護派が弁護士になる。
 仮にそうなら、弁護士が外からいくら検事を叩いてもムダぢゃん。
 もともと人権蹂躙するばかが検事になってるんだから。
 我こそは人権を擁護するという信念のある方こそ、検事になってガンガン釈放と不起訴をやるべきでしょう。
 検事全員とまでは言わないが、少しは自分のやってることに疑問を抱き、弁護士の指摘を虚心坦懐に受け止める姿勢のある奴はいますよ。
 そんな検事に手を差し伸べて「立場は違うが、お前の気持ちもわかる」と一言でも声をかける弁護士がいれば、検察は内側からも変わりますよ。
 法曹三者中、最も「こんなはずぢゃなかった」感が大きいのは検事だと思う。
 最高検が率先して若い検事や検事志望の人たちの思いを踏み潰し続けてるんだから、処置なし。

> 青いこと言ってる修習生は採用されないんじゃないですかねw 
 たしかに、今はエライさんの言うがままに何でもやる人が求められているかもしれませんね(嘆息)
 取調全面可視化は、証拠全面開示と直結している。
 検察がいくら抵抗しても、遠からずどちらも実現すると信じたい。

検察の抵抗の理由は、有罪すなわち「勝利」と考えるちんけな根性だと思う。
 検事がなぜ法律家なのかを真面目に考えてもらいたい。

> アメリカの法律家がなんかの本で,「優れた検察官は優れた弁護士の100倍,冤罪を防ぐことができる」と書いてて,なるほどそうだなと思ったことがある。 なので,我こそは冤罪を防ぎたい,適切な刑事手続きを実践したい,と思う人が検事を目指すのはむしろ本道とすら思う。
 検事は嫌疑不十分という無罪の判断ができるはずですからね。
おれ、川崎支部時代は恐喝未遂は殆ど嫌疑不十分にしちゃった(爆)
http://sun.ap.teacup.com/souun/7966.html   さん より

【】 野田政権は官僚の言いなりですが、その官僚はアメリカの言いなりです。戦前は天皇
を神にして横暴の限りを尽くしたくせに、戦後はワシントンに“宗旨変え”したからです。
    2012年7月7日 土曜日
◆小沢排除民主党の極度の危険 野田政権は独裁ファッショである 日刊ゲンダイ 2012/7/6
 政権交代を果たした民主党は周到な陰謀によって松下政経塾出身の邪悪な成り上がり国家主義者の巣窟と化した
 野田首相はミニチュアのヒトラーだ――。こう書くと、多くの国民はポカンとするかもしれない。「あのドジョウ顔のどこが?」と。
・・・
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/660d49fd91f581677a97fa5c3f97c5b5?fm=rss  さん より

【】
【】 

   さん より



【『戦後史の正体』は孫崎氏が「はじめに」に書いた様に本書は「これまでほとんど語られることのなかった「米国からの圧力」を軸に、日本の戦後史を読み解いたもの」。】
【】 「『戦後史の正体』「米国からの圧力」を軸に、日本の戦後史を読み解いたもの」:孫崎 享氏」  憲法・軍備・安全保障
https://twitter.com/#!/magosaki_ukeru 
 米欧の違い:7月4日PEW。
「困窮者のない社会」と「国家の干渉無しに個人の目的を追求できる社会」欧州は前者を選択。 米国は後者。
米(35%対58%)、 独(62%対36%)、 仏(64%対36%)、
英(55%対58%)」、 生活困窮者がいても自分がどこまでも富めばいいのが米国社会
 『戦後史の正体』・宣伝:今、Amazon ランキング: 本 - 1位。
本は未だ出てない。 注文者も実物見てないのだから、100%本に確信があるわけでない。
この動きの一番驚いているのが出版社自体だろう。
当初8千部を刷っての様子見。 方針変更したみたい。
ネット社会の特異な現象を示してる。 天木直人氏に続いて植草一秀が推奨。
「新著『戦後史の正体』のパイロット版を出版社からご恵送賜った。
著者の前書『不愉快な現実』では、いま日本で喧しい尖閣諸島の問題に、もっとも正確で精密な現状分析。
『戦後史の正体』は孫崎氏が「はじめに」に書いた様に本書は「これまでほとんど語られることのなかった「米国からの圧力」を軸に、日本の戦後史を読み解いたもの」。

「米国の意向」を論じることは日本の言論界ではタブー」である。
ここに正面から切り込んだ著書であり、すべての国民必読の書。
編集担当の矢部氏が記述のように、文字通り「まさに数十年に一度、書かれるか書かれないかという本」と私も思う。
全ての国民が本書を精読し、この国の形を正確に捉えることが必要不可欠だ。
本書の主題は日本の外交政策の変遷である。
その変遷とは、「対米追随」と「自主独立」との間でのせめぎ合いを指す。
自主独立の道を模索した数少ない日本の代表者に対し、米国はことごとく厳しい圧力をかけ、その存在を排斥。
孫崎氏はこの現実を鮮明に、そして精緻に浮かび上がらせている。
私は2010年に『日本の独立』を上梓した。 『日本の独立』のタイトルに込めた判断と思いは、孫崎氏と共通するものであると考える。 私は戦後日本政治の支配者を「米・官・業・政・電」の五者であると捉えた。 そしてこの構造の頂点にあるもの、すなわち日本を実効支配し続けてきたものを米国であると判断。
天木直人氏は「小沢一郎氏に最強の味方が現れた!」と論評、小沢問題を正しく理解するには、戦後日米関係を冷徹に洞察する視点が不可欠。
西郷南洲翁遺訓にある「始末に困る者」にある。 「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困るものなり、この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり」 自己の利得だけを追求する者が跋扈するのが、残念ながら日本の現実である。 このなかで、日本の世直しを実現できるのは「始末に困る者」だけである。」

残念ながら私は未だ植草氏に会ったことがない。 多分どこかで一緒になるだろう。
共通の物を持っているのだから。
http://sun.ap.teacup.com/souun/7963.html   さん より

【 小沢一郎元代表が、新党結党前から、新党組織の構築に向けて全力疾走している。 
民主党の全組織が急速に解体・溶解しているのに反して、小沢一郎元代表は、新組織を全国的に確立しつつある。】
【】 毎日の与良正男が「鳩山さんの話って、もう止めましょうよ」とコメンテイターの責任を放棄!  ・・・
◆鳩山派は、鳩山由紀夫元首相はじめ総勢20人(衆院議員19人、参院議員1人)で、これらがこぞって離党し、小沢一郎元代表が設立する新党に合流すると、衆院議員は小沢派37人と併せて56人となり、民主党過半数割れして完全に少数与党となる。もちろん、野田佳彦内閣に対する不信任決議案も提出できるので、マスメディアは、鳩山由紀夫元首相の言動、一挙手一投足を注視している。テレビの政治担当コメンテイターとしては、当然これを解説する義務がある。「輿石さんは、逆だと思う。鳩山さんの話って、もう止めましょうよ」と言うのであれば、与良正男論説副委員長こそ、さっさとコメンテイターを辞めるべきである。
・・・
小沢一郎元代表が、新党結党前から都道府県連の体制づくりに全力!
◆〔特別情報?〕
 小沢一郎元代表が、新党結党前から、新党組織の構築に向けて全力疾走している。 
民主党の全組織が急速に解体・溶解しているのに反して、小沢一郎元代表は、新組織を全国的に確立しつつある。
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/6f474676fdcd0f444366cd6c86dc51d2?fm=rss 
   さん より

【今まで応援してくれた人には、「裏切り者〜」と罵倒され、組織も資金も剥ぎ取られる。
これが、49人の志士たちの現実である。 野田はそもそも爬虫類のイシキ保有
彼には無理、早く半島に半分でも帰れ! 大正時代に帰化した口が結構多い。 太作も
そう菅、民主党議員に結構いるぞ。 半島人は日本の政治に首をつっこむな。】
【】 「国民の皆様の声を無視し、全く違う方向へと進もうとしている政党に対し、私はその片棒を担ぐことは出来ない」      税制・年金
鈴木克昌衆議院議員の『離党届提出にあたって』「国民の皆様の声を無視し・・・出来ない」(「日本人」の研究!)
・・・ もはや、野田総理の下での民主党は、政権交代を成し遂げた民主党ではありません。このまま民主、自民、公明という三大政党が官僚主導の消費税増税の先行を三党合意で押し通すことは、国民からの政策を選ぶ権利を奪うことです。三党合意とは政策の違いを国民に示し国民に政党を選んでもらうという二大政党政治、いわんや我々が目指してきた民主主義を根底から否定するものです。  ・・・
http://sun.ap.teacup.com/souun/7972.html    さん より

【】 再稼働反対集会 「歴史変えたくて」官邸方向に前進、規制線また決壊
2012年7月7日 00:36
デモ隊の前進を食い止めるのに懸命な警察。 =6日夜、永田町。 写真:諏訪撮影=
 警察の規制は厳しかった。 首相官邸の200mも手前の歩道上に警察官が立ち官邸方向に行こうとする人をチェックした。 筆者がプレスカードを提示し、官邸の記者会見に登録されていることを説明すると、警察官は無線で所轄に照合した。
警察官によるチェックポイントを3回通ってやっと官邸前の集会場所にたどり着いた。
プレスカードがなかったら、どうなったことやら。 フォトジャーナリストの豊田直己氏も同様だった、という。
金曜恒例となった官邸前の原発再稼働反対集会(主催:首都圏反原発連合)。
6日はこれまでよりピリピリした雰囲気の中で始まった。
 前回(6月29日)のように参加者を車道に出すまいと、警察は巧妙かつ徹底的に人の流れを規制した。 「東京メトロ国会議事堂前」駅で降りる参加者を、官邸前に近い出口から出さず、霞が関寄りの出口から出した。
さらに警察は歩道に上がって来た参加者を、20〜30mごとにポールとバーで仕切った枠から出さないようにした。
方々から駆け付けた参加者で枠の中は一杯になった。 宮崎県から飛行機で訪れた男女2人組は「前回(6月29日)の集会をネットで見て、居ても立ってもいられなくなって来た。
歴史を変えるために来た」と頬を上気させた。

 参加者の輪が全国各地に広がるにつれ、国会議員の参加も増えている。 この日は福島瑞穂社民党党首や三宅雪子議員(民主党離党)ら常連に加えて亀井静香・前国民新党代表の姿もあった。 自民党時代、大臣を歴任し自派閥を率いていた大立者だ。
政治も歴史の変換点を迎えているのだろう。

 「(原発事故によって)我々は文明のしっぺ返しを食っている。このままだと、とんでもないことになる…」。 亀井氏は独特のダミ声で訴えた。
 ・・・ http://tanakaryusaku.jp/2012/07/0004649   さん より

【 折角の「国会事故調報告書」も所詮は”儀式”でしかなく、結局のところは、”原発利権ムラ”の連中は何の反省もせず、何の責任をとることもなく、これまで通りの暮らしを続け、これまで通り原発から得られる利権に群がり続けるのである。】
【】 「原発事故は明らかに人災」 国会事故調が報告書を公表 〜マスゴミによる菅叩きはスケープゴート
「政府や東電などがもう少し努力してくれれば、もう少し安全を考えてくれれば、事故は起きなかった」
 「何から始めたらいいか? 原発と私たちの町を見てもらいたい」
「事故直後、枝野官房(当時)が「ただちに健康に影響はない」と繰り返す一方で、国や県はSPEEDIの情報をなぜ避難者に教えてくれなかったのか」
 自らも被災者である事故調の蜂須賀礼子委員の上記の主張・指摘は至極もっともな話である。
 1点目の指摘については、東電や原発の監督者である官僚組織が津波の影響を小さく見積もり、防波堤・予備電源を確保するためのカネと思考を怠ったがために事故が拡大し、福1が収束不能な状態になっていることは誰の目にも明らかであろう。
 そして2点目の指摘については、大飯原発の再起動(再稼動)を高らかに宣言した野田佳彦自身が今年1月初旬以降、一度もフクシマ原発の現場に赴いていないということからわかるように、「現場で実際に何が起きているか」など肌感覚として何もわかっていないのである。

世の中どんなに不景気で国民が苦しんでいるかについては、普段、永田町・霞ヶ関〜丸の内・銀座といった外堀通り沿いの「ノホホンとした平和な世界」しかみていない人間には絶対にわからない話であろう。
 小生も東京勤務時代の6年間ほど同付近を生活圏とし、あまりの平和な空気感に世間の景気動向など忘却しそうな錯覚に陥った経験があるのでわかるのであるが、”虚構”的とも言えるあの空間にいると、国民生活第一の視点に立ったまともな政策などできようがない話であり、これは政治家だけではなく霞ヶ関官僚にも共通の話である。
 更に3点目の指摘であるが、ここで非難されているのは当時官房長官で「ただちに健康被害はない」と無責任発言を繰り返した”嘘つき男”枝野であり、SPEEDI情報を隠蔽した官僚と福島県知事の佐藤雄平であるはずが、何故か、新聞・TV報道は「悪いのは全部、菅直人」という論調に終始しているという有様である。
 「議事録未作成問題」「米軍のみへのSPEEDIデータの公表」「昨夏のデタラメな電力試算結果」について、菅1人がこれをすべて隠蔽・画策したなどということはあるはずはなく、菅内閣の閣僚名簿に名を連ね、現政権でも何食わぬ顔をしている閣僚級の人物も同罪であることは言わずもがなであろう。
 即ち、菅内閣時の財務大臣 野田、官房長官 枝野、原発担当相 細野、国家戦略担当大臣 玄葉、東日本大震災復興対策相 平野達男内閣官房副長官 仙谷、外務大臣(※後に辞任) 前原、幹事長 岡田といった面々である。
 菅ひとりに責任を負わせる一方で、”裏総理”仙谷や「松下政経塾」出身のロクでもない連中の吹き溜まりと化した現野田政権の閣僚連中は一切非難しない大手マスゴミ報道をみれば、政府と大手マスゴミが結託していることは一目瞭然である。
 当時の首相であった菅は当然に叩かれて然るべきであるが、その脇を固めていた”悪人ども”を野放しにしたまま、何一つ咎(とが)めない大手マスゴミは「腐りきっている」と断じてよいであろう。

 で、今回の事故調による報告書であるが、これを諸手を挙げて称賛するのはいかがなものであろうか?
というのも、今更、東電の事故対応の不備をいくら追及したところで、”主犯者”である東電は先の株主総会にて「実質国有化」が確定しているため、東電にすれば何を言われようがもう痛くも痒くもないからである。
 即ち、例え「東電が悪い」となったとしても、その賠償金はそのスポンサーたる政府が負担、即ち我々の血税が充てがわれるだけということである。
 然るに、事故調の報告書がこのタイミングでの公表となったのも、単なる偶然ではなく、経産省官僚や原発ムラの連中からすれば最初から”計算ずく”の話ということである。

 皮肉なことであるが、東電の賠償金を国が肩代わりするということは、国民の納めた税金が使われるということであり、もはや国家権力はすべて国民に負担を転嫁するだけで、自らの腹は痛まないのである。
 即ち、菅叩きは勿論、東電叩きでさえ、菅が一線を退き、東電が国有化された今や、「民主党の残党・官僚らの責任追求」から国民の意識を逸らさんための”スケープゴート”でしかないということである。
 やや個人的想像(妄想)も入った見解ではあるが、600ページ以上にもおよぶ折角の「国会事故調報告書」も所詮は”儀式”でしかなく、結局のところは、”原発利権ムラ”の連中は何の反省もせず、何の責任をとることもなく、これまで通りの暮らしを続け、これまで通り原発から得られる利権に群がり続けるのである。
 実に愚かしい話である。
・・・
◆菅「私の理解と異なる」…国会事故調報告書
 ・・・
(転載終了)
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/a472a3ccbfa2eeee1ddf03da4ff8a92d