【日本政府が過去に発行した国債の債権者は最終的に誰なのか?日本は

nk2nk22009-12-03

 さて、昨日、上記番組において、グラフ版の「日本国家のバランスシート」のチャートを使い、「政府が発行した国債の、最終的な債権者は国民です」という話をしました。自分で番組を見ていて、以下のようなグラフがあればより分かりやすいなと思い、早速作成してみました。
【日本政府が過去に発行した国債の債権者は最終的に誰なのか?
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_25.html#saikensya

 桜の番組でもチラリと言いましたが、来週は立て続けに政治家さん(誰かは秘密)に会うので、この手の親切なチャートが必要かな、と考えたわけです。
 ところで、普天間問題やら財源問題(扶養控除廃止等)が「予想通り」大変なことになっている鳩山内閣ですが、
普天間移設「新しい場所を」首相が指示 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091204-00000058-yom-pol
『住民税の扶養控除も廃止へ=たばこ、小幅増税で一致 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091203-00000222-jij-pol
 故人献金問題もまだまだ熱いです。
『偽装献金 首相の母、聴取へ 東京地検 「贈与」認識問う http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091203-00000048-san-soci 』 
 この母親から鳩山への「贈与」11億円(六年余りで)ですが、鳩山側はこれを「貸付だった」と無茶な主張をしているわけです。現在の状況を見る限り、贈与認定&脱税は確定的ですが、ちょっとこのお金のやり取りについて、バランスシートで考えてみたいと思います。

◇ 母親からのお金が本当に貸付だった場合、両者のバランスシートは
 ◆母親  資産:(鳩山への貸付金)6億円 負債:0 純資産:6億円
 ◆鳩山  資産:現金預金 6億円 負債:(母親からの借入金)6億円 純資産:0
※すでにこの6億円は使ってしまっているはずなので、本取引に限れば鳩山は債務超過(=純負債)状態に
あると思いますが。

 さて、地検特捜部は、鳩山が「借り入れだ〜っ!」と言っているにも関わらず、借用書がなく、返済実績がなく、金利の支払もなかったことから贈与認定しようとしてます。 
 要は、「利払い不要、返済不要。 そりゃ、贈与だろ」という話です。
 もし贈与認定が確定した場合、両者のバランスシートは以下の通り変化します。

◇ 母親からのお金が本当に贈与だった場合、両者のバランスシートは
 ◆母親  資産:0円 負債:0 純資産:0
 ◆鳩山  資産:現金預金 6億円 負債0 純資産:6億円

 要は、「返済義務がなく、利払い負担もない」お金の移動は、単に資産の移動(要は贈与)に過ぎないので、
債権者(この場合は母親)の資産、及び債務者(この場合は鳩山)の負債から、
その金額分がジュッと消え失せてしまうわけです。
 

 それでは次に、別の経済主体の「貸付」「贈与」の関係について見てみましょう。

 ◆日本銀行  資産:(日本国債)56兆円 負債:0 純資産:56兆円 
 ◆日本政府  資産:現金預金 56兆円 負債:(日銀への国債発行)56兆円 純資産:0
※すでにこの56兆円は使ってしまっているはずなので、政府は債務超過(=純負債)状態にありますが。

 さて、昨日の桜の番組で強調したように、日本政府は日銀に金利を支払う必要はありません。
何しろ、日銀は政府の子会社なので、金利を支払っても連結時に全額戻ってきてしまいます。また、
日銀が日本政府のロールオーバー(繰り延べ)要請に応じないことはあり得ないので、事実上、
償還義務のない「永久国債」と見なせます。

 というわけで、ここで地検特捜部に「利払い不要、返済不要。そりゃ、贈与だろ」と言ってもらえれば、両者のバランスシートは以下の通りとなります。

 ◆日本銀行  資産:0円 負債:0 純資産:0
 ◆日本政府  資産:現金預金 56兆円 負債:0 純資産:56兆円

 あらあら。 日本政府の負債(財務省式に言うと、『国の借金』)が、一瞬で50兆円以上も消滅して
しまいました。
 断っておきますが、わたくしは別に↑こういうことをやれ!と言っているわけではありません(本当にやっても構いませんが)。 バランスシートに計上されている資産や負債は、その「質」「種類」によって問題の性質が変わる 以上、絶対額をまとめて「大変だ〜っ!!!」などとやっているのは、知的劣化以外の何物でもない、と言いたいだけです。
 企業の財務分析の際は、バランスシートに計上されている負債を、まず「短期」と「長期」の二種類に分けます。さらに、それぞれをブレイクダウンし(「買掛金」「支払手形」「借入金」「社債」「未払金」などなど)、きちんと整理した上で分析します。当たり前です。
 
 上記の「バランスシート思考」を理解してくると、国家財政を「家計簿」にたとえて説明するマスメディアの連中が、異次元級に頭が悪いように思えてきませんか? 
すなわち、人類を超越した頭の悪さということです、冗談でも何でもなく。

バランスシート思考 http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10403130486.html さん より

************************************************

日本は中国に「疫病神」を渡すべき   2009/12/04 12:57

 平野官房長官は、日本政府が財源のねん出に向けて、保有している米国債の一部を売却するとの噂について、
「まったく現時点でそういう話はない」と否定した。 「誰が発信したかは分からないが、こういう時期になって
くると、よく知恵として出てくる。 政府として考えているということはない」と重ねて否定した。
 今、日本政府が国内プログラムの資金を調達するため、米国債1000億ドルの売却計画を米政府に通達するとの
「憶測」があるという。 まさに自分の書き記していることが、独り立ちしたかのような。

財務省が発表した10月末の外貨準備高は1兆567億6900万ドル(約93兆2600億円)相当である。このうち、
ドル建てが7割を占めているので7000億ドル程度は、米国に「募金」あるいは「上納金」として放置されている。
 この7000億ドルのドル建て外貨準備のうち、たった1000億ドル=9兆円弱を取り崩すだけで、2010年度の50兆円とも言われる赤字国債増発を少しでも減らせるのだ。

 民主党政権事業仕分けに躍起となっているのに、なぜ外貨準備のムダな仕分けを行わないのか?
これこそムダの温床ではないか。 輸出企業が必死の思いで稼いできたお金を日本国内には向けず、それでいて
新たなお金を輪転機で刷って日本は新たな債務を膨らませようとする。
 その意味で、前自民党政権の「売国奴政策」とやっていることが同じだろう。
なぁ、これ以上失望させないでくれ民主党よ。

ps
日本が米国債を手離せば、為替相場円高ドル安になると思っているのだろうか? もちろん、一時的にはその
動きになるが、不思議なことにドルを買い支える動きが出て、ある程度は元に戻す。 それは中国がドルとペッグ
することを止めないから、レ−トを維持するためにドルを買い支えてくれるからだ。 だから日本は、中国がドルとペッグするのを止める前に、疫病神であるドルの損を中国へ振り替えてしまうことは日本の国益につながる。
 ドルがまだ信用されているうちに、少しでも多く疫病神は処分すべきである。
日本は中国に「疫病神」を渡すべき
2009/12/04 12:57

平野官房長官は、日本政府が財源のねん出に向けて、保有している米国債の一部を売却するとの噂について、「まったく現時点でそういう話はない」と否定した。「誰が発信したかは分からないが、こういう時期になってくると、よく知恵として出てくる。政府として考えているということはない」と重ねて否定した。
今、日本政府が国内プログラムの資金を調達するため、米国債1000億ドルの売却計画を米政府に通達するとの「憶測」があるという。まさに自分の書き記していることが、独り立ちしたかのような。
財務省が発表した10月末の外貨準備高は1兆567億6900万ドル(約93兆2600億円)相当である。このうち、ドル建てが7割を占めているので7000億ドル程度は、米国に「募金」あるいは「上納金」として放置されている。この7000億ドルのドル建て外貨準備のうち、たった1000億ドル=9兆円弱を取り崩すだけで、2010年度の50兆円とも言われる赤字国債増発を少しでも減らせるのだ。
民主党政権事業仕分けに躍起となっているのに、なぜ外貨準備のムダな仕分けを行わないのか?これこそムダの温床ではないか。輸出企業が必死の思いで稼いできたお金を日本国内には向けず、それでいて新たなお金を輪転機で刷って日本は新たな債務を膨らませようとする。その意味で、前自民党政権の「売国奴政策」とやっていることが同じだろう。なぁ、これ以上失望させないでくれ民主党よ。
ps
日本が米国債を手離せば、為替相場円高ドル安になると思っているのだろうか?もちろん、一時的にはその動きになるが、不思議なことにドルを買い支える動きが出て、ある程度は元に戻す。それは中国がドルとペッグすることを止めないから、レ−トを維持するためにドルを買い支えてくれるからだ。だから日本は、中国がドルとペッグするのを止める前に、疫病神であるドルの損を中国へ振り替えてしまうことは日本の国益につながる。ドルがまだ信用されているうちに、少しでも多く疫病神は処分すべきである。日本の国益とはいったい何か?今一度よく考えてほしいのです、民主党さん。今一度よく考えてほしいのです、民主党さん。





 さて、昨日、上記番組において、グラフ版の「日本国家のバランスシート」のチャートを使い、「政府が発行した国債の、最終的な債権者は国民です」という話をしました。自分で番組を見ていて、以下のようなグラフがあればより分かりやすいなと思い、早速作成してみました。
【日本政府が過去に発行した国債の債権者は最終的に誰なのか?
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_25.html#saikensya

 桜の番組でもチラリと言いましたが、来週は立て続けに政治家さん(誰かは秘密)に会うので、この手の親切なチャートが必要かな、と考えたわけです。
 ところで、普天間問題やら財源問題(扶養控除廃止等)が「予想通り」大変なことになっている鳩山内閣ですが、
普天間移設「新しい場所を」首相が指示 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091204-00000058-yom-pol
『住民税の扶養控除も廃止へ=たばこ、小幅増税で一致 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091203-00000222-jij-pol
 故人献金問題もまだまだ熱いです。
『偽装献金 首相の母、聴取へ 東京地検 「贈与」認識問う http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091203-00000048-san-soci 』 
 この母親から鳩山への「贈与」11億円(六年余りで)ですが、鳩山側はこれを「貸付だった」と無茶な主張をしているわけです。現在の状況を見る限り、贈与認定&脱税は確定的ですが、ちょっとこのお金のやり取りについて、バランスシートで考えてみたいと思います。

◇ 母親からのお金が本当に貸付だった場合、両者のバランスシートは
 ◆母親  資産:(鳩山への貸付金)6億円 負債:0 純資産:6億円
 ◆鳩山  資産:現金預金 6億円 負債:(母親からの借入金)6億円 純資産:0
※すでにこの6億円は使ってしまっているはずなので、本取引に限れば鳩山は債務超過(=純負債)状態に
あると思いますが。

 さて、地検特捜部は、鳩山が「借り入れだ〜っ!」と言っているにも関わらず、借用書がなく、返済実績がなく、金利の支払もなかったことから贈与認定しようとしてます。 
 要は、「利払い不要、返済不要。 そりゃ、贈与だろ」という話です。
 もし贈与認定が確定した場合、両者のバランスシートは以下の通り変化します。

◇ 母親からのお金が本当に贈与だった場合、両者のバランスシートは
 ◆母親  資産:0円 負債:0 純資産:0
 ◆鳩山  資産:現金預金 6億円 負債0 純資産:6億円

 要は、「返済義務がなく、利払い負担もない」お金の移動は、単に資産の移動(要は贈与)に過ぎないので、
債権者(この場合は母親)の資産、及び債務者(この場合は鳩山)の負債から、
その金額分がジュッと消え失せてしまうわけです。
 

 それでは次に、別の経済主体の「貸付」「贈与」の関係について見てみましょう。

 ◆日本銀行  資産:(日本国債)56兆円 負債:0 純資産:56兆円 
 ◆日本政府  資産:現金預金 56兆円 負債:(日銀への国債発行)56兆円 純資産:0
※すでにこの56兆円は使ってしまっているはずなので、政府は債務超過(=純負債)状態にありますが。

 さて、昨日の桜の番組で強調したように、日本政府は日銀に金利を支払う必要はありません。
何しろ、日銀は政府の子会社なので、金利を支払っても連結時に全額戻ってきてしまいます。また、
日銀が日本政府のロールオーバー(繰り延べ)要請に応じないことはあり得ないので、事実上、
償還義務のない「永久国債」と見なせます。

 というわけで、ここで地検特捜部に「利払い不要、返済不要。そりゃ、贈与だろ」と言ってもらえれば、両者のバランスシートは以下の通りとなります。

 ◆日本銀行  資産:0円 負債:0 純資産:0
 ◆日本政府  資産:現金預金 56兆円 負債:0 純資産:56兆円

 あらあら。 日本政府の負債(財務省式に言うと、『国の借金』)が、一瞬で50兆円以上も消滅して
しまいました。
 断っておきますが、わたくしは別に↑こういうことをやれ!と言っているわけではありません(本当にやっても構いませんが)。 バランスシートに計上されている資産や負債は、その「質」「種類」によって問題の性質が変わる 以上、絶対額をまとめて「大変だ〜っ!!!」などとやっているのは、知的劣化以外の何物でもない、と言いたいだけです。
 企業の財務分析の際は、バランスシートに計上されている負債を、まず「短期」と「長期」の二種類に分けます。さらに、それぞれをブレイクダウンし(「買掛金」「支払手形」「借入金」「社債」「未払金」などなど)、きちんと整理した上で分析します。当たり前です。
 
 上記の「バランスシート思考」を理解してくると、国家財政を「家計簿」にたとえて説明するマスメディアの連中が、異次元級に頭が悪いように思えてきませんか? 
すなわち、人類を超越した頭の悪さということです、冗談でも何でもなく。

バランスシート思考 http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10403130486.html さん より

************************************************

日本は中国に「疫病神」を渡すべき   2009/12/04 12:57

 平野官房長官は、日本政府が財源のねん出に向けて、保有している米国債の一部を売却するとの噂について、
「まったく現時点でそういう話はない」と否定した。 「誰が発信したかは分からないが、こういう時期になって
くると、よく知恵として出てくる。 政府として考えているということはない」と重ねて否定した。
 今、日本政府が国内プログラムの資金を調達するため、米国債1000億ドルの売却計画を米政府に通達するとの
「憶測」があるという。 まさに自分の書き記していることが、独り立ちしたかのような。

財務省が発表した10月末の外貨準備高は1兆567億6900万ドル(約93兆2600億円)相当である。このうち、
ドル建てが7割を占めているので7000億ドル程度は、米国に「募金」あるいは「上納金」として放置されている。
 この7000億ドルのドル建て外貨準備のうち、たった1000億ドル=9兆円弱を取り崩すだけで、2010年度の50兆円とも言われる赤字国債増発を少しでも減らせるのだ。

 民主党政権事業仕分けに躍起となっているのに、なぜ外貨準備のムダな仕分けを行わないのか?
これこそムダの温床ではないか。 輸出企業が必死の思いで稼いできたお金を日本国内には向けず、それでいて
新たなお金を輪転機で刷って日本は新たな債務を膨らませようとする。
 その意味で、前自民党政権の「売国奴政策」とやっていることが同じだろう。
なぁ、これ以上失望させないでくれ民主党よ。

ps
日本が米国債を手離せば、為替相場円高ドル安になると思っているのだろうか? もちろん、一時的にはその
動きになるが、不思議なことにドルを買い支える動きが出て、ある程度は元に戻す。 それは中国がドルとペッグ
することを止めないから、レ−トを維持するためにドルを買い支えてくれるからだ。 だから日本は、中国がドルとペッグするのを止める前に、疫病神であるドルの損を中国へ振り替えてしまうことは日本の国益につながる。
 ドルがまだ信用されているうちに、少しでも多く疫病神は処分すべきである。
日本は中国に「疫病神」を渡すべき
2009/12/04 12:57

平野官房長官は、日本政府が財源のねん出に向けて、保有している米国債の一部を売却するとの噂について、「まったく現時点でそういう話はない」と否定した。「誰が発信したかは分からないが、こういう時期になってくると、よく知恵として出てくる。政府として考えているということはない」と重ねて否定した。
今、日本政府が国内プログラムの資金を調達するため、米国債1000億ドルの売却計画を米政府に通達するとの「憶測」があるという。まさに自分の書き記していることが、独り立ちしたかのような。
財務省が発表した10月末の外貨準備高は1兆567億6900万ドル(約93兆2600億円)相当である。このうち、ドル建てが7割を占めているので7000億ドル程度は、米国に「募金」あるいは「上納金」として放置されている。この7000億ドルのドル建て外貨準備のうち、たった1000億ドル=9兆円弱を取り崩すだけで、2010年度の50兆円とも言われる赤字国債増発を少しでも減らせるのだ。
民主党政権事業仕分けに躍起となっているのに、なぜ外貨準備のムダな仕分けを行わないのか?これこそムダの温床ではないか。輸出企業が必死の思いで稼いできたお金を日本国内には向けず、それでいて新たなお金を輪転機で刷って日本は新たな債務を膨らませようとする。その意味で、前自民党政権の「売国奴政策」とやっていることが同じだろう。なぁ、これ以上失望させないでくれ民主党よ。
ps
日本が米国債を手離せば、為替相場円高ドル安になると思っているのだろうか?もちろん、一時的にはその動きになるが、不思議なことにドルを買い支える動きが出て、ある程度は元に戻す。それは中国がドルとペッグすることを止めないから、レ−トを維持するためにドルを買い支えてくれるからだ。だから日本は、中国がドルとペッグするのを止める前に、疫病神であるドルの損を中国へ振り替えてしまうことは日本の国益につながる。ドルがまだ信用されているうちに、少しでも多く疫病神は処分すべきである。日本の国益とはいったい何か?今一度よく考えてほしいのです、民主党さん。今一度よく考えてほしいのです、民主党さん。


日本は中国に「疫病神」を渡すべき:イザ! http://fxdondon.iza.ne.jp/blog/entry/1351805/
   さん より