日米同盟と日中協商、やがて現実的な東アジア多国間安保に向けての道

【】松田光世氏のツイッターのつぶやきによると、
鳩山政権の真の腹案は「自衛隊基地開放」であるという驚愕すべき情報が出てきた。私は松田氏はフリー・ジャーナリストで最高の情報を持っていると思っている。そうなると、普天間の移設先はシュワブ陸上でもなく、県外ということになる。非常に面白いことになってきそうだ。

以下、松田氏の本日(11日)の「つぶやき」から引用する。
(引用開始)
 「ゼロベースでの協議」という鳩山提案に米側が乗った以上、日米双方で努力をして
出口を探すのは、当然のこと。「おわび行脚」をしたことで、交渉当事者としてキャンベルは首の皮一枚つながったが、米側の意思決定の中枢は、ハンドラーズの本拠地である国務省ペンタゴンからホワイトハウスに移った。
 日米協議開始を後押しした日米関係重視の外交評議会の重鎮たちは、共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン女史らが「オバマ政権は歴史上最も日米関係を悪化させた」と批判していることを踏まえ、ジャパンハンドラーズの偏った情報に頼らず、大統領自ら情報収集して問題解決に乗り出すよう進言した。
 日本ではあまり伝えられていない重要な情報が、グアム・テニアン訪問を終えて帰国した民主党川内博史議員らの記者会見で飛び出した。テニアンを含む北マリアナ州のフェテル知事が「ホワイトハウスから呼ばれて」5月16日にワシントンを訪問すると川内氏らに語ったと。オバマ大統領が動き出した。

オバマ大統領は、月刊文春チームの脆弱な取材とは全く逆の動きをとりはじめた。鳩山政権と真剣に向き合い、米国内への基地移転費用を可能な限り日本側に負担させ、必要な緊急派遣部隊は日本に残すことで、問題を解決するリーダーシップを示すことが、中間選挙にも有利に働くという計算が働いている。
 週刊ポストが、ようやく鳩山政権の「訪沖土下座芝居」の裏側にある本当の腹案を伝えた。内容は、小生が昨年暮れと今年3月に週刊朝日で報じてきた九州の自衛隊基地を再編・日米共同使用化して緊急派遣部隊を「県外移転」するというもの。これは日米実務者協議前に作成されたポジションペーパーだ。
 総理試案」はポジションペーパーで、米側の要望も入れて、最終的に出来上がった成案を「これが腹案でした」と政府案として決定するというのが、「5月末決着シナリオ」。昨日の関係閣僚会議でも大筋その方針が確認され、閣僚の発言が揃ってきた。マスコミはこれから「外交」の本当の姿を見ることに。

日本のすべての自衛隊基地・訓練場を候補地として開放するから、好きなところを選べ、という大胆な方針を12日からの日米実務者協議ワシントンラウンドで提起することが
決まったと報じながら、政府の最終案は辺野古と書いている朝日は、それがどれだけ支離滅裂なのか、わかっているのだろうか?
日米で5月末までに決着を目指しているのは、米側が最低限残したい緊急派遣部隊(米国人救出部隊)の移転先の合意。それができれば、日本側がグアム移転費用の今年度以降の負担を実行すると表明する。残るのは「訓練兵2000人」をどこへ持っていくか。

http://twitter.com/matsudadoraemon
(引用終わり)

 

 この動きが事実だとすると、私が数回前のブログで述べさせていただいた説、「鳩山はわざと反米運動を煽って、沖縄県内の移設先を潰す実績作りをしていた」という読みがどんぴしゃりと当たったことになる。ただ、鳩山外交はそれよりもさらに一枚上手であったようだ。
・・・
ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 5月11日追記
http://amesei.exblog.jp/11093025/   さん より
→ “鳩山首相はこの腹案をもって5月23日に再び沖縄を訪問する。TBSの世論調査では、県外・国外が実に59%を占める。民意に答える外交を鳩山首相自民党時代とまったく異なる形で始めたわけである。
→ いい按配になってきた、小生も鳩山クンはなにかやるな水面下でやっているなと思っていた。 ただ、つっ立ち会見は減らすべきだし、極力ワンフレーズでチョンを流儀と
すべきだね、でも今回は怪我の功名でかえって良かったのだと後刻、評判?になった
とか?
【】世を凌ぐための政治評論をするなかれ! ましてやワイロを貰うなんて 恥ずかしや

 つまり政治評論家とは、ここでは政治評論家という存在に限定するが、「政治」や「政治家」を擁護したり批判したりするだけで、自己自身を問題にすることが出来ない存在である。言い換えれば、政治評論家とは未だに自立していない存在であり、「ヒモ付きの存在」、「主人持ちの存在」、つまり政治評論家という存在は、パトロンなしでは存在不可能な存在だということであろう。これは、文藝評論家が、文藝評論家という存在の「存在性」を問う存在だということと、決定的に異なる。江藤淳は『小林秀雄』論の冒頭で、こう書いている。

→ だから彼らの全部とは言わないが、評論を黙って聞いても、裏を探ろう絶えず、いかなる場合でも。 
だって今回も、骨のアル評論家はマスゴミから遠ざけられているようだし。マスゴミ
マスコミとしてその悪の部分が機能しているだけ。マスコミは必要だが増すごみは ・・・
 マスコミ(政治評論家)は、何故、「官房機密費疑惑」を無視するのか - 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20100513/1273703644


【】『ギリシャ・ショックの次は中国バブル崩壊』
・・・ 。「市場」という名を騙っては国債相場をいたずらに激動させて儲ける者たちやその手先の評者たちの言はどうでもよい。
 今、日本として最も急がれるのは、中国バブル崩壊に備えた危機管理である。なぜか。  
第1に、ギリシャ危機はグローバル金融危機の一環である以上、いつどの国に飛び火するかもしれない。 ちなみに、5月7日時点で株価の下落幅が最も大きかったのは独仏など欧州ユーロ圏だが、上海株価は東欧新興国並みに急落した。 ブラジル、ロシア、インドを含めた4大新興国中最悪である。
 第2に、中国のバブルは異常なまでに膨張しており、崩壊の可能性が極めて高いのと、それが及ぼす世界への影響はギリシャの比ではないと予想できる点である。 上海株式動向はニューヨーク株式を先導する傾向が昨年から強くなっており、上海発世界金融危機が起りうる。
 第3に、独仏などユーロ圏が中心となって支援体制を組み、国際的な危機管理が可能なギリシャと違い、中国は共産党指導部が国内事情を優先して適切なバブルのコントロールができない。危機に際しても国際的な協調の枠組みに背を向ける可能性が高い。
 中国のバブルは、言わば人民元バブルである。 ・・・
・・・
http://tamurah.iza.ne.jp/blog/entry/1597592/    さん より
→ “ 中国に対して、日本は強い意志でバブル抑制策の実行を迫るべきである。抑制策は、人民元バブルの元凶である人民元の対ドル固定制を改めて、変動制に改革することで、日本は米国と足並みをそろえて北京に迫るべきだ。”
日本のバブル崩壊を教訓としてそれに対して対策を十分練っていて乗り切れると考えて
いるらしい? でもイロイロと不測の事態が発生することでしょう! 日本こそ日銀などのデフレ政策(日銀はそう思っていないらしいが可笑しなことに)をやめて、バブル化政策をトライして景気を高度成長化させて増収でもって財務省の赤字が自然と減少するようにすればヨシ、亀井財務大臣の出現が待たれる? 

【】 反小沢大臣を更迭する必要
反小沢大臣を更迭する必要 (ゲンダイネット)[ 2010年5月11日10時00分 ](日刊ゲンダイ2010年5月8日掲載)リンクより、以下引用
・・・ だが、小沢事件は、政権の運命を変えるほど悪質だったのか。ジャーナリストの魚住昭氏がこう指摘した。
小沢幹事長の4億円問題は、陸山会の運転資金が足りなくなり、小沢氏が一時立て替えをしたという話。政治資金規正法では、立て替え払いまで記載しろとはなっていません。そういう本質の議論を飛ばして、検察はいきなり石川知裕衆院議員を逮捕し、メディアは小沢=悪のバッシング報道一色になった。まったく異常です」

 そういうことだ。
●何倍にも膨らまされた小沢疑惑
・・・
 今から考えれば、仕掛けられたのは歴然だ。それは素人でも気づくことである。最初から小沢幹事長は狙われていたのである。政治評論家の山口朝雄氏が言う。
 「政権交代の立役者であり、新政権の重しである小沢一郎さえいなくなれば、民主党はシロウト集団にすぎず、どうにでもコントロールできる。それで小沢潰しが起きたのです。小沢は中国に接近し、日米従属関係を見直そうとしていた。政治主導を進め、宮内庁長官まで批判した。そういうことを目の当たりにして、自民党政権下で甘い汁を吸い続けてきた日米安保関係者や霞が関の官僚は怯え、このままでは排除されてしまうと組織防衛に動いた。その意を受けて、マスコミと結託した検察が小沢排除を仕掛けた。それが真相でしょう」
・・・
 あのまま高支持率をキープして予算審議やマニフェスト実現がスムーズに進み、参院選でも民主党に圧勝されたら、旧勢力の出番は二度と来なくなる。逆転は不可能だ。それで、予算審議が始まる1月に“小沢事件”を仕掛けたわけだ。これはもう、歴史に残る政治陰謀と言うしかないだろう。
●旧勢力が仕掛けたワナにはまるアホ大臣たち
・・・ 慌てふためいた民主党は内輪モメでシッチャカメッチャカだ。前原国交相は外遊中に「参院選は歴史的敗北になる」と得意げに言い切り、だからその前に「小沢幹事長がどういう判断を下すか」と辞任をほのめかした。仙谷国家戦略相も「参院選候補者の生の声が(小沢氏にも)届いているのではないか」、枝野行政刷新相も「(進退は)政治家としての責任に基づいて判断することだ」などと、マスコミの前で言いたい放題である。
 ・・・
●だれのおかげで大臣になれたんだ
・・・ しかしメディアにおだてられ、陰でペラペラしゃべっているのだから卑劣極まりない連中だ。こんなチンピラ大臣を放置していては、規律もモラルも崩壊する。サッサと叩き出してやればいいのだ。
 小沢の剛腕なしに政権交代は絶対に実現しなかった。新政権の継続も参院選もおぼつかない。民主党はその原点を忘れてはダメだ。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_democratic_party__20100511_13/story/11gendainet000112414/    さん より
→ 彼らはいわゆるCIA・戦争屋のエージェントまたはシンパである。 今は泳がしているだけと見れば。でも調子に乗りすぎている面もある。 普天間の方向がハッキリするので、与党支配率も上がり参議院選挙もコウショウ以上であろう。 次の内閣改造で半分以上が閣外または野党
にいってもらう形になるのでは?