「予防的な避難指示を」「専門家活用を」野党が次々提案

【】「予防的な避難指示を」「専門家活用を」野党が次々提案
⇒ 予防だからそく実施せよ! 自分のメンツなどと言っている余裕はないのだ!
混乱を恐れずに実行せよ! 結果、事態を悪化させるだけの、
菅は座敷牢獄へ放り込め!
・・・  17日午前、新党改革荒井広幸幹事長は福島第一原発から半径30キロ圏内の地元・福島県田村市から戻るや否や、首相官邸の芝博一首相補佐官に訴えた。「20〜30キロ圏内の自治体が冷静なうちに、予防的に思い切った避難指示をする政治判断をして欲しい。今のままではコミュニティーに亀裂が入り、復興にも影響が出てしまう」
 15日には共産党志位和夫委員長が官邸を訪ね、藤井裕久官房副長官に「東京電力経済産業省の一機関である原子力安全・保安院に対応を任せるのでなく、独立した原子力安全委員会の専門家を活用するべきだ」と申し入れた。
 菅政権は現在、同原発から半径20キロ圏内の住民に避難を、20〜30キロ圏内の住民に屋内退避を指示している。米国が半径80キロ圏内の自国民に避難勧告をした後の17日午前の段階でも「国民の健康に被害を与えることがない指示をしている」(枝野幸男官房長官)との見解を続けている。
 16日に始まった「各党・政府震災対策合同会議」では自民、みんな、共産、社民、新党改革の5党から避難範囲の拡大を求める声が相次いだ。
 さらに事態が悪化した場合に備え、子どもや高齢者、患者、障害者などの社会的弱者の大規模移動の手段を早急に確保するよう求めている党も多い。被曝(ひばく)の危険性から民間業者が敬遠し始めていることもあり、ガソリンの輸送なども含め、自衛隊の活用を求める意見がある。
 また、被曝による甲状腺がんを防ぐ効果があるヨウ素剤を原発周辺を中心にあらかじめ配布することも、共産、社民両党が強く求めている。
 野党各党が不安視するのは、未曽有の原発事故が起きているにもかかわらず「安全だ」「問題ない」と繰り返す菅政権の危機感の薄さだ。社民党幹部は「政府はすぐパニックになると言って対応を小出しにするが、いざ最悪の事態になったときには輸送手段もなくなり、手だてを打てなくなる」といらだちを隠さない。
 緊急性を要する案件にもかかわらず、政府・与党からの回答がなかなかこないことへの不満も強い。16日の会議では、公明党の出席者が「言い放しにならないように、きちんと反応して欲しい」とくぎを刺した。
http://www.asahi.com/politics/update/0317/TKY201103170441.html?ref=goo   サン ヨリ

【】 日本国民は決定的な判断ミスを犯した菅首相を罷免し
小沢元代表を新首相に起用せよ! ・・・
・・・  ▼ 原発事故直後、日本政府が米の支援申し入れ断る
・・・ 福島第一原発の事故については、クリントン国務長官が11日(米国時間)にホワイトハウスで開かれた会合で「日本の技術水準は高いが、
 冷却材が不足している。在日米空軍を使って冷却材を空輸した」と発言し、その後、国務省が否定した経緯がある。
(転載終わり)
 記事にも書いていますように、菅首相原発直後に米国から原子炉冷却材と専門家を受け入れていれば水素爆発や高濃度の放射性物質の周辺への遺漏も 発生せず、
 今頃は4原子炉の冷却と封じ込めに成功していたのです。
 菅首相によるこの原発事故直後の判断ミスは致命的です。
 彼には当事者能力が完全に欠けておりこれ以上国政の最高権力者を続けさせれば、一部の特権階層以外の一般国民は全員殺されかねないのです。
・・・
 ▼「緊急提案第1弾」:【政府は直ちに「国家非常事態宣言」を発し50兆円規模の「東日本大 震災・救援復興基金」を創設すべし!】

? 政府は直ちに「国家緊急事態宣言」を発し政府と行政機関と民間企業と国民が挙国一致体制 で未曾有の国難に立ち向かうこと
? 政府は「東日本大震災」の被災者の救援、生活再建、インフラ再建、産業再建を今後6か月間に限って国会の事前承認を必要としない
「超法規的処置」で迅速に決定し実行すること
? 政府は以下の処置を直ちに実行すること
  (1)買占め、投機行為、略奪、流言飛語を厳禁し違反者は厳罰に処すること
(2)あらゆる行政機関を総動員して被災者の救援・復興に従事させること
(3)民間企業には利益無しの原価で物とサービスを提供させること
(4)国民を民間ボランタリーとして全国規模で動員すること
(5)保険会社に対し地震被害への保険求償を例外的に認めさせること
? 政府は「東日本大震災・救援復興基金」として50兆円の無利子国債を発行し日銀に全額引 き受けさせ50兆円の財源を確保すること
  *岡田幹事長は補正予算に関し、「国債発行は行わず来年度予算の中から不要不急のものを
かき集めて補正予算を組む」とノー天気なことを言っていま す。
 かき集めてもせいぜい5000億ー1兆円規模で問題にならない。

? 「東日本大震災・救援復興基金」は以下の分野に集中的に投下すること
(1)被災者の救済(被災者手当):1.8兆円 (100万人x @¥5万円/月 x 3年間=1.8兆円)
(2)被災者の生活再建(住宅):15兆円: (15万軒 x @¥1000万円=15兆円)
(3)インフラの復興・再建(道路、橋、河川、電気、電話、水道、ガス、学校、行政機関、病院など):15兆円
(4)産業の復興・再建:18.2兆円
?bis「東日本大震災・救援復興基金」の財源(昨日追加した項目です)
?米国債売却20兆円(全体80兆円)
?大企業内部留保20兆円(全体210兆円
?特別会備蓄金10兆円(全体103兆円)
? 追加の基本政策
・・・
 http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/373e8f6acb3c346b5ed72df7965be506?fm=rss

菅は最低、最悪どころか、●人鬼だ!と ・・・
彼の暴走に任せてはおけない。
 
【】「 福島原発地震津波に弱いことは分かっていた。読者からの情報提供です。」
・・・ これは原子炉が停止されても炉心に蓄積された核分裂生成物質による崩壊熱を除去する必要があり、この機器冷却系が働かなければ、最悪の場合、冷却材喪失による苛酷事故に至る危険がある。そのため私たちは、その対策を講じるように求めてきたが、東電はこれを拒否してきた。 ・・・
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20110318/1300409408    サン ヨリ
⇒ これでは最初からアウトだ

【】 東北地方太平洋沖地震により被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
・・・ ここまで来てしまった私たち人間の傲慢さが
このようなカタチで起きてしまったのではないでしょうか。
亡くなられた方々のイシキは、いわばお知らせ役として
私たちに…これではいけないと見せてくれたのだと思っています。

私たち人間の思い一つで宇宙が変わるといわれます。 それは、良いことも悪いことも届くというのです。
いつまでも終わらない宗教戦争や民族戦争。 それを操る者もいれば、富を独占する者もいる。
王制を終わらせる国もあれば 今もなお天皇制を存続している日本という国もある。

僅かな賃金で暮らす人もいれば 天文学的数字を貯蓄している人もいる。
歴史をすり替え、それを真実と教えられてきた 人の思いは、もう限界なのかもしれません。
今が変わる時であり
・・・  http://blogs.yahoo.co.jp/sinsei36/folder/1216652.html?m=lc&p=2


【】 〔福島原発〕北沢防衛相が自衛隊放射線量を度外視の「特攻」を指示
 ☆防衛相、ヘリの放射線量を度外視「強い意志持て」 (スポーツニッポン
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/03/18/kiji/K20110318000447200.html
 http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/368.html
 陸上自衛隊のヘリが水の投下を終えた後に記者会見した北沢防衛相は、硬い表情を崩さず「きょうが限界だと判断し決心した」と、重い決断を下した心情を吐露した。前日は原発周辺の放射線量が規定値を大幅に超えたため、投下を断念。実行見送りの判断はヘリの操縦士に委ねていたと説明し「それを繰り返したのでは成果が挙がらない。菅直人首相と私の重い決断を受け、折木統幕長が判断した」と強く指示したことを示唆した。
 一方、北沢防衛相の指示をヘリ乗組員に伝えた制服組トップの折木良一統合幕僚長も、自衛隊としての覚悟を強調。興奮気味に「“1回目は必ずやるとの強い意志を持っていけ”と指示をした」と振り返った。

☆白襷隊
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E8%A5%B7%E9%9A%8A
・・・
低気温 http://alcyone.seesaa.net/article/191265787.html    サン ヨリ

老人から行くのが筋だ! これでは昔の特攻隊だ。

【 〔メモ〕ビール成分には「放射線防護効果」がある 】  ビール中のアルコール分(エタノール)に加え、ビールに溶けこんでいる成分にも放射線防護効果があることをつきとめ、放射線被ばくの前にビールを飲むと、放射線による障害から防護されることを示した。今後、同研究グループは、さらに放射線防護成分の探査を行うとともに放射線をあびた後の防護効果の確認、血液以外の臓器細胞に対する効果、作用のメカニズムの解明などに研究を発展させていく。

放射線防護剤にはさまざまな薬が開発されているが、副作用を伴うものもあり、新たな薬剤開発が待たれている。今回の成果は、新たな放射線防護薬剤開発に一石を投じるものとされる。   http://alcyone.seesaa.net/article/191262373.html

【 佐藤栄佐久・前福島県知事は「反原発派」だったから逮捕されたのか? 】
 ☆佐藤栄佐久福島県知事は「反原発派」だったから逮捕されたのか 福島原発の事故隠蔽で国と対立した直後に始まった捜査/伊藤博敏 (現代ビジネス)
 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110317-00000001-gendaibiz-pol
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/367.html
 佐藤氏が原子力行政に、物申していた時、収賄捜査は始まった。そのタイミングの良さに、「国による反原発派知事つぶし」という声があがるのも無理はなかった。
  (略)
 その思惑のなかで、「収賄意識ゼロ」の首長が逮捕されたが、原発行政に厳しい知事がいなくなったのは、経産省にとっても東電にとってもありがたかっただろう。
 「佐藤不在」が、未曾有の原発事故につながったというつもりはない。ただ、「緑の革命
のなかで原発がクリーンエネルギーとして称揚され、厳しい監視役の不在で気のゆるみが生じていたのだけは、間違いあるまい。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
《福島第1原発へのプルサーマル導入の障壁となっていた人物を逮捕した東京地検特捜部》
☆ 特捜部トップの怪しい捜査手腕 (日刊ゲンダイ。2010年1月14日掲載)
http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/748.html
 佐久間氏の実力が問われるのは、旧長銀事件だけではない。特捜部副部長時代に手がけた佐藤栄佐久福島県知事
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E6%A0%84%E4%BD%90%E4%B9%85
収賄事件でも、“ヘタ”を打っている。
 「佐久間氏ら特捜部は、贈賄側のゼネコンが、前知事の親族会社の所有地購入に支払った約8億7000万円と、時価相当額8億円との差額が賄賂に当たると主張。1審判決では特捜部の主張が支持されましたが、2審では退けられ、前知事は懲役3年・執行猶予5年から懲役2年・猶予4年に減刑されました。特捜部の主張の根幹が崩れたことで、2審判決は“実質無罪”と評価する声もあるほどです」(司法関係者)
・・・
http://alcyone.seesaa.net/article/191261145.html 

佐久間が今日の福島原発事故の遠因を作った、これもデりーと要?

【】 東電福島原発への大津波襲来:耐震設計者はマーフィーの法則をかみしめろ
1.原発の盲点:定検中の使用済み核燃料貯蔵にあり
 東電福島第一原発事故の国家的危機は依然、続いています。今、原発災害の真の恐怖がむき出しになりつつあります。その原因は各原発建屋内の原子炉脇に使用済み核燃料貯蔵プールが設置
されており、建屋の水素爆発で、恐怖が露出したことです。
 使用していない核燃料は、水中に貯蔵されている間は安全とのことですが、水がなくなったら発熱し始めるそうです。今回危機に瀕している1号機から4号機の事故現場の、最優先の解決課題は、
使用済み核燃料の封じ込めとなっています。
 原子炉内の核燃料は遮蔽容器に封じ込められていますが、使用済み核燃料は建屋が破壊された
今、最大の放射能発生源となっています。 
これらの危機はすべて、大津波冠水による冷却系電源の全面ダウンに起因しています。

 この大津波こそ、原発の盲点だとわかりました。自然現象による災害は、ストレートに盲点を突い
てくることがよくわかりました。

2.使用済み核燃料貯蔵プール:建設時構造物の盲点と似ている
 筆者はかつて原油タンカーやLNGタンカーやLNGタンクの設計マンでしたから、大型構造物の
設計をいくつも経験しています。その経験から、いくら頑丈な構造物であっても、工事中は極めて
危ういわけです、なぜなら、構造体が未完成ですから・・・。

 当時の筆者は、構造物組み立ての山場にはかならず立ち会っていましたが、地震が来ないことを
いつも祈っていました。建設中に骨組みが崩れるハプニングも何回か経験して、そのような夢を
見ることもありました。
いずれにしても、大型構造物の建設中に、突風が吹いたり、地震が来たらアウトです。

 一方、原発建屋内に設置される使用済み核燃料貯蔵プールは、定検中の原子炉の核燃料が一時的に貯蔵されているわけで、原子炉内の検査が終了すれば、再び、天井クレーンの遠隔操作で炉内に
 搬入されるはずです。 燃料出し入れの利便性のため、逆に、貯蔵プールは安全の観点からは、
極めて脆弱です。 これは極め付きの盲点です。

 さらに、燃料を原子炉上部から挿入するため、貯蔵プールが、原子炉上部と同位置にあり、まさに
空中プールです。 もし、プールの構造体に亀裂が入れば、冷却水は漏れてしまいます、非常に危う
 い構造です、これは。
 もし、地震が襲来すればプール内の核燃料が非常に危険な状態に陥ることは明白であり、今回
 の地震で、そのことが露わになりました。
この空中プールは工事中の危うい構造物と同じ状態にあります。

3.原発使用済み核燃料プール地震に弱い
 2007年、新潟中越沖地震時、東電柏崎原発原発建屋内の核燃料貯蔵プールが地震でスロッシ
ング(プール液面が踊る現象)を起こし、プールの汚染水が排水溝から外部流出しています(注1)。
このプールが地震に弱いことを、東電関係者はすでに経験しています。この経験が福島原発
全く活かされていないようです、
これは重大な人為的怠慢です、到底、許されません。
 原発メーカーは、おそらく、東電にフィードバックしているはずです。なぜなら、メーカーは安全管理
と品質管理の観点から、事故再発防止フィードバックを必ずやりますから。これをやらないと、
メーカーに責任がかかってきます。

4.地震時の水素爆発も想定できたはず
 世界に配信された原子炉建屋の水素爆発画像が、日本国民のみならず世界の人々を震撼とさせ
ました。この画像は、世界の人々の原発に対するイメージ(危険イメージ)を決定づけました。
 この爆発原因は不明と、当初、発表されていましたが、燃料貯蔵プールから発生した水素による
爆発だったのではないでしょうか。地震がなくても燃料貯蔵プールから水素が発生する危険を
関係者は熟知していたはずです。
このプールは大地震ではなくても、地震が起きただけで危険なことは誰にでもわかります。
ネットに投稿した原発作業経験者によれば、定検期間短縮(=コストダウン)のため、完全に冷却
仕切っていない燃料を貯蔵プールに入れていたそうです。地震がなければ、これでも問題ないかも
しれませんが、地震が起きたら大変です、そして、それは現実になったのです。

5.原発現場は定検コストダウンに血道を挙げていたのではないか
  日本全国の原発現場は、定検コストダウン運動に血道を挙げているのではないかという疑惑が
湧いてきます、その根拠は、2004年に起きた関電美浜原発事故にあります(注2、注3)。
  この事故で筆者がもっとも気になったのは、定検コストダウンのため、建設後20年経て、このプラ
 ントを建設したMHI(三菱重工)に検査を依頼してきたのを止めて、関電系列の無名の検査会社に
委託していたという事実です。
 これは非常に危険です、なぜなら、原発のような危険構造物の検査は、なぜそのような構造に
なっているのかわかった人(専門家)が診断しないと検査にならないからです。
  たとえば、われわれが重大な病気にかかったら、おカネがかかっても専門医に診てもらいたいと
いうのが人情です、誤診されたらアウトですから。
甚大な二次被害が起きうる原発現場において、耐震設計を知らない人に原発を検査させても、
潜在する問題点は発見できない可能性が高いのです。そして、問題が解決されないまま、地震
遭遇することになります。

 その意味で、原子力プラントのように、非常に複雑系システムで、高度の安全を要求されるシステムの検査は、コストがかかっても、製造元に依頼すべきです。JALANAは旅客機の整備を自社もし
くは航空機メーカーに委託しています。
蛇足ですが、筆者は運賃の安い航空機には乗りたくありません、安全はただではありません。
航空機運賃には安全コストが含まれています。

6.大津波襲来を予測した設計となっていない
 今回、東電福島第一原発に致命傷を与えたのは、地震そのものより、やはり大津波でしょう。ところ が、現場の航空写真(注4)を見る限り、波よけ堤防の高さは5mくらいでしょうか。これは台風時の
高波よけであって、大津波よけではありません。
東北地方の太平洋沿岸には、過去、大津波が襲来しています。明治三陸地震昭和三陸地震
などです(注5)。
もし、子供から、福島原発津波が来たらどうなるのと質問されたら、どう答えればよいので
しょうか。
 ところで、国の作成した原発の耐震設計マニュアル(注6)には、“施設の供用期間中に極めてまれ
ではあるが発生する可能性があると想定することが適切な津波によっても、施設の安全機能が
重大な影響を受けるおそれがないこと”と末尾に、注記して逃げが打ってあります。
これぞ官僚発想の極め付きです。

 津波はまれにしか来ないので、適当に対策しておいてくれればよいというように解釈できます。
 なぜ、こうなるかというと、出会い確率の極めてまれな10m級大津波襲来に真剣に対策すれば、
ベラボーなコストがかかって、原発の経済性が失われるからです。
しかしながら、筆者の考えは、原発災害二次被害の大きさが、火力発電や石油精製など他の
 危険物プラントとは決定的に異なるので、原発に限って、大津波襲来が“まれにある”臨海地域
には危険な原発を建ててはいけなかったのではないかと思います。

7.原発関係者はマーフィーの法則をもう一度かみしめろ
 ものづくりの技術者や設計者のバイブルに『マーフィーの法則』(注7)があります。このひとつに、
“起こる可能性のあることは、必ず起こる”という法則があります。

今回の東電福島原発危機にズバリ、この法則が当てはまります。
 日本人はリスクマネジメントに弱いといいますが、筆者の持論ではシナリオ発想力が弱いという
ことです。
人間は誰でもいつか必ず死にますが、最悪のシナリオを想像したくないので、それを忘れようと
します(快感原則)。 この心理の延長にて、福島原発の耐震設計者は、いつか大津波が来る
かもしれないが、それを想像すると怖くなって、設計できないので、大津波は来ないことにしよう、
耐震設計マニュアルでも重視していないし・・・とおのれを勝手に納得させるわけです。こうして、
 大津波は来ないはずという願望が、いつのまにか現実化され、耐震設計に大津波は想定しない
という結論になるわけです。
   しかしながら、原発の耐震設計者の心のかたすみに、大津波のことはいつも引っ掛かっている
わけです。
  そして、それは必ず、現実化します。筆者の個人的経験でも、自分の設計した構造物にトラブル
が起こると、たいてい、“やっぱり起きたか!”という感覚となります。
しかしながら、原発に限っては絶対に、それでは済まされません。
・・・ 新ベンチャー革命  http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/23422304.html   サン ヨリ

【】 日本の過去の地震被害による死者数は建物の倒壊よりも津波によるものが大きい
 今回の東日本大地震では震害よりも津波による被害が大きかったようです
過去300年間の震災と津波の被害で死者の数の大きなものを調べて見ました
  被害地震  http://www5d.biglobe.ne.jp/~kabataf/jisinhigai.htm  
 地震名   発生年 死者の数     M   津波の大きさ   
関東大震災 1923 142807人  7.9  4〜6M
明治三陸津波1896  22000人  8.5  30M    
3宝永地震  1707  20000人  8.4  30M
眉山崩壊  1792  15000人  6.4  10〜20M
八重山地震 1771  12000人  7.4  10〜20M

関東大震災の死者数がとびぬけて多くなっていますが、これはまだ木造家屋が大半だった時代の丁度昼飯時の地震だったことで、大規模火災となり死者数が増えたと言われています
☆その他の死者数の多い地震を見ると津波の大きさに比例していることが分かります
特に2番目の明治三陸津波は震害は無く津波のみの被害です。 ・・・
http://www5d.biglobe.ne.jp/~kabataf/jisinhigai.htm
⇒ “明治三陸津波は震害は無く津波のみの被害” 三陸津波の被害が圧倒的だ。
今回も同様か。 自宅は安全な高台へ、職場は海岸地帯で高層化(最低でも6階以上
で)10階建てくらいのビルを要所要所に建ててカバー
=10分以内に悠々と5階以上に階段避難可能に、10メータ、30メーターの堤防を
張り巡らすよりコスト小。  地震で圧死する人より火災、津波で亡くなられる方多数
ご冥福を祈る! 光に向ってどんどん進むこと か

【〔米NBC動画〕福島第一原発は第二チェルノブイリへのコースを? 低気温 】http://alcyone.seesaa.net/article/191185224.html   サン ヨリ

【】 原発 緊急情報(12) 逃げられない人のために

関西に実家等があってそこに逃げられる人は良いのですが、すぐに逃げるところと言っても心当たりがない人も多いと思います。
そこで、ここでは原発の影響があるところにお住まいで、しかも逃げるところは簡単にはないという人のためのご参考に少し書いてみました。
・・・・・・・・・
その前に昨日あたりからメディアで言われている事で間違っていることを指摘しておかなければなりません。正しい知識がないと判断が間違ってしまうからです。
まず第1に今朝の NHK のニュースを見ていましたら、原発の放水がうまくいかなければ、さらに大量の放射能物質が出ると言っていたことです。
その一方では、「現在の放射線のレベルでは心配ない」ということが同時に繰り返してマスメディアから流されています。
この二つを明らかに矛盾します。片方では「注水に失敗すると原発から大量の放射線が出る」と言いながら、片方では「現在の放射線レベルでは大丈夫だ」といっても全く解決にならないからです。
原子炉に水を供給することが失敗したら大量の放射線が出るというのなら、現在の放射線レベルを元に判断をしても危険だからです。
つまり、原子炉に水を供給することが失敗したら、どのくらいの危険性があるかということを具体的に示す必要があります。それで初めて家族の安全が確保されます。
メディアの無責任といえばそれまでですが、メディアを非難しても仕方がないので、わたくしはそれを具体的な数値で示しています。
先回の緊急情報(11)で、わたくしが「10」という数字を示しているのは、これまでの事故例等を見ると、注水に失敗したら現在の10倍ぐらい放射線のレベルが上がる可能性があると考えているからです。
原子炉に水を投入するのを失敗したら、放射線レベルが10倍になるということは正確にはわかりません。しかし、せめてそれを専門家が言わなければ、普通の人がただ「原子炉に水を投入するのが失敗したら大量の放射線が漏れる」等と伝えてもらっても、それは情報にならないからです。
東京の放射線レベルは現在、低いのですが、わたくしがやや高めの数字を示しているのは、このことを加味しているからです。
わたくしは今の東京の放射線レベルは心配することはないと言っておりますが、しかし人によっては不安に感じる人もいます。
本当に原発に水を入れるのが失敗し放射性レベルが大きく上がっても、新幹線等が混んでいて赤ちゃん等を抱えている人はすぐには移動できないでしょうから、だいたいどのくらいのことになるかということを、わたくしの知識の範囲でお伝えをしています。
・・・・・・・・・
もう一つ極めて危険な報道があります。
これは NHK ではなく、民放の女性のアナウンサーでしたが、
放射線レベルは低いので心配することはない。」
と大きな声で叫んでいました。
その番組で示された図は全く間違っている図で、アナウンサーが口にしている数字は「1時間あたりの放射線の強さ」であり、図に示しているのは「最終的にその人がどのくらいの被曝するか?」という値です。
女性アナウンサーは、
「10マイクロシーベルトだからこの図から言えばとても小さい。まったく問題ない」
と繰り返していました。このアナウンサーは放送を降りた方が良いと思います.人の命に関係することですから「私はアナウンサーだから知らない」ということではすまないのです。
1時間に10マイクロシーベルとということは、たった1時間しかそこにいない人ならその数字で良いのですが、生活をしていて1ヶ月あまり同じ場所にいたら、10ミリシーベルトになります。これは法律でも許されてないような大きな値なのです。
重要なことなので繰り返して説明します。
時間に10マイクロシーベルとというのは放射線の強さですから、1秒あたりで言っても、1ヶ月あたりで言っても良いわけです。
1秒あたりで言えばとても小さな値になりますし、1ヶ月あたりで言えば大きな値になります。
瞬間的にその場所を通り過ぎるのならば、1秒あたりでも1分あたりでもいいと思いますが、今多くの人が判断しようとしているのは、「ここに住んでいて良いのか」、「赤ちゃんは大丈夫か」ということです。
そうなると1ヶ月はそこにいますし、子供は感度が高いのです.
恐らくは東京にいるアナウンサーだから、原発の近くにいて不安に思っている人の気持ちがわからないのだと思います。
またその横にいた専門家は、それに気がついたようでしたが、間違いを指摘しませんでした。だれかに「危険を煽ってはいけない」と言われて、逆に危険なことを言っているということです。
・・・・・・・・・
昨日から今日、テレビを見て気が付いた大きな間違いはこの二つです。
楽観的に考えるのも悲観的に考えるのも問題で、事実を正確に掴み、責任を持って自分の行動を判断するには、このような間違いは絶対に自分の頭からのぞいておかなければなりません。
ところで、逃げることが難しい人がどのようにすればよいかということをお話しようとしたのですが少し長くなりましたので、次回にお話をしたいと思います。
平成23年3月18日 8時30分 執筆)
http://takedanet.com/2011/03/12_4a35.html    サン ヨリ
http://takedanet.com/2011/03/12_4a35.html

【】 原発 緊急情報(13) 逃げられない人のために  その2
緊急情報(12)で、逃げられない人たちのために少しでも役立てばと思って書くつもりでしたが、少し長くなったので「その2」で書きます。
・・・  まず第1には、福島の原発から出てくる放射線には何種類かあるということです。まず、原発の内部にある強い放射線が四方八方に飛んでいくというものから受ける被曝です。
飛んで来る放射線には2種類あって(学問的には3種類ですが、現在関係あるのは2種類です)、一つは光のようなもの。一つは電子です。
光は、「遠くの光が見える」ように遠くまで進みます。もう一つの電子はものすごく小さいのですが、それでも形を持っている「物質」ですからコンクリートのビルとかそういうものにぶつかるとそこで止まってしまいます。
空を飛んでいるヘリコプターはこの「光のような放射線と電子」の両方で被曝するのですが、原発の近くに住んでいる人は、原発との間に、小高い山とかビル等があれば、少なくとも電子の分だけは、被曝を受けないということになります。
原発から遠ざかれば安全だというのは、このことを言っています。
・・・
もう一つの放射線のもとがあります。
それは、原発の装置や敷地の中にある「放射能の高い元素」が空気中を飛んでくる場合です。
・・・  http://takedanet.com/2011/03/13_f800.html     サン ヨリ

【】 今回の震災にまつわる裏の一端が垣間見えるようで、下記の動画は面白い。
“"新しい現実"を前に――IISIA代表・原田武夫からのメッセージ(2011年3月16日)”
http://www.haradatakeo.com/

【】 日本人で良かったと思わせる現在
 これほどの地震被害に遭いながらも、なお日本人はパニックには陥らず、秩序を保ち、礼儀さえ保って、お互いを助け合っている。これは日本人から見れば当然とも言える状態である。だが米国では、まるで異様なことのように報じられ、礼賛されている。
CNNテレビののニュース番組では、「略奪のような行為は驚くほど皆無なのです。みんなが正直さや誠実さに駆られて機能しているという様子なのです」と伝えた。米国では同種の自然災害や人為的な騒動が生じた際に、必ずと言ってよいほど被災者側だとみられた人間集団による商店の略奪が起きるからだ。  ・・・
 日本の思いがけない美徳やパワーが稀有の天災を機に改めて再認識されるという、米国在住の日本人にとっては痛しかゆしの発見だった。

私も、日本で生まれ、日本人で良かったと常々思います。日本にいると、水と安全はタダ同然、というような錯覚に陥りますが、それはとんでもない話しです。それこそが、人間の生命を脅かすような重要なことです。今、私も停電だとかガソリンが手に入らず不便な思いをしていますが、それは自分だけではない、被災者はもっと辛い目にあっていると思うと、不思議なもんでそれなりの生活にも耐えられてしまいます。
・・・ :イザ!  http://fxdondon.iza.ne.jp/blog/entry/2200546/   サン ヨリ
日刊ゲンダイ菅直人首相の視察が福島原発の作業を遅らせた」 低気温】
 ☆地震を延命に利用するハレンチ首相の視察パフォーマンス
日刊ゲンダイ3月14日掲載)
http://netallica.yahoo.co.jp/news/175412
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak44/msg/912.html
 「福島第1原発の1号機は、すでに圧力上昇を抑えるために空気を放出しなければならない状態でした。しかし、菅首相が来たので現場は対応に追われ、空気の放出作業を遅らせたというのです。その結果、爆発したのだから最悪です」(霞が関関係者)
http://alcyone.seesaa.net/article/191169521.html

【】 専門家試算「原発を止めても他の発電で電力消費をまかなうことができる」
 「総発電量で約3割、ピーク電力で約2割の節電によって、原子力発電所を止めても他の発電所の発電設備で電力消費をまかなうことができる。これはバブル経済をやっていた1980年代後半の電力消費量にあたる」
原発を全部止めて、私たちは暮らしていけるのか (バンビの独り言)
 http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/be461d252b8b75f6d0d328cb693d44ce
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/343.html
原子力発電所を全部止めてやっていけるのか? 」   高野雅夫(名古屋大学
大学院環境学研究科准教授)
データはすべて電気事業連合会【でんきの情報広場】HPによる。
1. 年間総発電量について
2009年の10電力会社の合計の年間総発電量は957TWh。
(1TWh=1テラワット時=10億キロワット時)
そのうち原子力発電による発電量はその29%にあたる278TWh。
http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/japan/sw_index_02/index.html
2009年の原子力以外の発電による発電量は、年間総発電量から原子力発電による発電量を引いた、957-278TWh=679TWh。
これは1985年の総発電量584TWhよりも多い。
1985年当時の電力消費量になれば、原子力発電所を全部止めてもやっていける。
2.ピーク電力について
過去の最高値は、2001年7月24日15時の183GWだった。
http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/japan/sw_index_05/index.html
原子力発電所の発電設備容量は49GW。
http://www.fepc.or.jp/present/nuclear/setsubi/sw_index_01/index.html
したがって、原子力以外の発電所の設備容量は少なくとも183GW-49GW=134GWあると考えられる。
 直近のデータでは、2009年8月7日15時に171GWだった。
http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/japan/sw_index_05/index.html
2009年の状況では、原子力発電所をすべて止めると、ピーク時に171-134GW=37GW不足する。これは全体の37/171×100=22%である。つまり、ピーク時の電力消費の約2割を節電すれば原子力発電所がなくてもピーク電力をまかなえる。
 1985年のピーク電力は8月29日15時の110GWである。この状況になれば原子力発電所を全部止めてもやっていける。

3.まとめ
総発電量で約3割、ピーク電力で約2割の節電によって、原子力発電所を止めても他の発電所の発電設備で電力消費をまかなうことができる。これはバブル経済をやっていた1980年代後半の電力消費量にあたる。

《おまけ》
☆日本、原子力発電不足分補う石油火力発電の余剰ある=IEA (ロイターhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000494-reu-bus_all
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/213.html
東日本大震災に伴う原発事故を受けて、国際エネルギー機関(IEA)は15日、
日本は原子力発電の不足分を補うだけの十分な石油火力発電による余剰能力
を有している、との見解を示した。
IEAは月次報告書で「実際には、液化天然ガス(LNG)および石炭も使用する
ことで需要に対応できる可能性が高いが、LNG、石炭の両セクターにおいては
余剰発電能力がより限定的であるようだ」と指摘している。
IEAの推計によると、日本は2009年に石油火力発電能力の30%しか使用
しておらず、平均で日量36万バレルの原油・燃料油を使用し、100テラワット
時余りの電力を生産した。
・・・ 低気温  http://alcyone.seesaa.net/article/191174137.html   サン ヨリ
⇒ 東電の思惑と政治献金腹イッパいの政府の悪の共同作戦だ!
横須賀を始めとした火力発電所を稼動させるべし! 
事故起こした原発のほうがべらぼうに高くつく

【】 円が適正評価へ
 外国為替市場では、米国時間からオセアニア時間でリスク通貨が売られて円買い戻しが一気に加速し、円相場は1ドル=76円25銭まで円最高値を更新した。東京時間では円を買い戻すレパトリが強いものの、投機的な円売りドル買いで1ドル=80円近辺まで戻している。
今後、震災に関連し、日本のあらゆる企業が復旧資金などに必要な円の確保に動く必要がある。企業は操業停止、閉鎖に追い込まれようが、従業員の給料は支払わなければならないし、買掛債務の支払いもあり、お金の流れは止められない。金融機関も運が悪い事に、メガバンク・みずほがシステム障害でパンクした。生保、損保は莫大な保険金支払に備えなくてはならない。しかし、市場の声では、政府・日銀が円売りドル買いの市場介入に踏み切るのではと、相場の不正圧力を警戒している。
一方、東京株式市場は大震災や放射能問題で取引き開始直後から、空売り推奨相場の様相を示してほぼ全面安の展開となっている。それでも日経平均株価は9000円を割り込んだ程度であり、株価の過大評価はまだ解消されない。まだまだ空売り推奨相場は続くようだ。
そして、世界情勢。
注目のリビアでは、カダフィ政権が新たにリビアの東部と西部で攻撃を仕掛け、数千人の反体制派を殺害する計画が進んでいる。反政府派の支配下にあるベンガジから約160キロメートル先のアジュダビヤに進軍する中、最高指導者カダフィ大佐ベンガジに照準を合わせている。
そして、バーレーン。反政府デモを受けて湾岸協力会議(GCC)派遣軍の第二陣が政府支援のため同国に到着する中、期間3カ月の非常事態宣言を発令した。

そして、米国では、政府の歳出を4月8日まで賄う暫定予算法案を可決したが、依然として2011会計年度の歳出法案が可決されておらず、4月8日以降は予算の期限切れで、順次、政府機関が閉鎖されていく。
欧州債務問題、ドバイ・バブルと、昔騒がれたショックも解決されたわけではない。世界各国の政府・中央銀行が繰り広げているペ−パ−マネ−・バブルは、いずれどこかの国のソブリン・ショックを呼び起こすことを疑わない。
:イザ! http://fxdondon.iza.ne.jp/blog/entry/2199805/   サン ヨリ
⇒ 政府・中央銀行が繰り広げているペ−パ−マネ−・バブルは、いずれどこかの国のソブリン・ショックを呼び起こすことを疑わない。の
最優先国はどこ? 決まっているだろう。
【】 菅首相は、「福島原発」にどっぷり浸かり無為無策、業界を動かせる小沢元代表の実力も活用せず
  「将帥は事務の圏外に立ち、超然として、つねに大勢の推移を達観し、心を策按と大局の指導に集中し、適時適切なる決心をなさざるべからず。 これをなし得ると否とは、実に将帥その人の自覚と信念に関す。将帥の決心を準備し、これを実行に移すための事務は幕僚以下の職務にして、将帥は幕僚を信任して、その局に当らしむるを要す。将帥は、たえず軍隊志気の消長を注視し、その作興に努むること肝要なり」({統帥綱領)
 菅首相は、陸海空3自衛隊の最高指揮官である。 文字通り「将帥」の務めを果たす
使命と責任義務がある。細務の外に超然たるとともに、常に部下軍隊の志気に関し注意を
怠ってはならないのである。 将帥は氷の如き冷静さと、不動磐石の如き態度とをもって、
幕僚以下を統一しなければならない。居常沈静を欠き、憔悴にかられる者は、将帥には、
不適当である。
菅首相は、最大の間違いを犯している。最高指揮官であるにもかかわらず、まるで現場の部隊長の如く、東京電力本社に乗り込んで、「福島原発対策本部」の本部長になり、いかにも将帥の仕事をしているようなフリをしている。
マスメディアの脚光を浴びて、国民にアピールしたいだけのパフォーマンスである。その一方で、政府の緊急災害対策本部は、片手間ないし、そっちのけである。マスメディアの脚光を浴びない地味な仕事だからだ。読売も、さすがにひどいと感じたのか、3月17日付け朝刊「4面〜5面」ぶち抜きで、「物流網 目詰まり 政府無策の6日」−「緊急本部、具体案示せず 被災者支援の会議11回」と大見出しをつけて、菅首相を厳しく批判している。
 「事務の圏外に立ち、超然として、つねに大勢の推移を達観し、心を策按と大局の指導に集中し、適時適切なる決心をなさざるべからず」
 この最大使命を菅首相は、完全に放棄して、自ら「事務の圏内に立ち入っている」のだ。 これでは、「大勢の推移を達観し、心を策按と大局の指導に集中すること」はできない。「福島原発対策本部」の本部長の仕事は、海江田経済産業相に任せておけばよいのである。手に余れば、北沢防衛相の仕事だ。 その挙句の果てに「適時適切なる決心」もできず、「幕僚以下の統一」もできず、せいぜい「ホームルーム」の学級委員長くらいの所業に終始している。一言で言えば、日本は「総理大臣不在」なのである。司令塔がなくせいぜい「スポークスマン」である「枝野官房長官」の毎日の記者会見が目立つ程度である。
 しかし、枝野官房長官の毎日の記者会見は、丁寧に聞こえて、後でまとめてみると、福島第1原発のなかで、一体何が起きているのか、さっぱりわからない。一説によると、「原子炉のメルトダウンがおきている」とも言われている。
 米国原子力規制委員会のヤツコ委員長が、「福島原発の使用済み核燃料貯蔵プールに亀裂が生じて水漏れていれば、深刻な最悪事態だ。この情報が間違いであって欲しい」と証言したのを受けて、オバマ大統領が日本在住の米国人に対し、「福島原発から80キロの外に出るように」と指示したという。
 米国の方が、危険性に敏感になっているのに、枝野官房長官がのんびりと記者会見を続けているうちに、危機がますます深刻化している。
◆残念なのは、こんな緊急を要する危機のときに、最も実力を発揮できる政治家、すなわち、小沢元代表が、民主党から「党員資格停止処分」を受けて、蟄居謹慎中である。 緊急災害対策には、運輸流通業界から建設業界に至るありとあらゆる業界、あるいは連合など労組
組織を動かせる指導者が不可欠であるのに、その適任者である小沢元代表が、埒外に置
かれている。
本日の「板垣英憲情報局」
巨利を追う獰猛な人種である投資家は、「東日本大震災」を巨利を得る絶好のチャンスと判断して、日本株、日本国債の底値買い、円高ドル安でも大儲けする
◆投資家は、血も涙もなく、巨利を追う獰猛な人種である。「他人の不幸は、巨利を得るチャンス」とみて、投資行動する。
東日本大震災」という日本の不幸を「絶好の投資材料」と考えて、株式市場や為替市場での相場観に応用するのである。
 東京外国為替市場のドル円相場は17日早朝に円が急騰し、一時1ドル76円25銭まで上昇。1995年4月19日に付けた史上最高値79円75銭を更新した。
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/1bfe45bf923f2a0f131d7d73b35dd0ec?fm=rss     サン ヨリ

【】 国民新党亀井代表が 菅首相に 4項目の申し入れ (3月13日) 東日本大震災緊急対策
亀井代表か
菅首相に対して次の通り申し入れた。
(1) 災害対策本部には各党から参画させ、挙国体制をつくること
(2) 救援自衛隊の三軍を指揮するため、総合幕僚長を現地に常駐
   させること
(3) 避難民の衣食住の手配を進めること。特に住居対策は、今日
   のうちからでも用地等の手配を始めること
  (5千戸等という単位ではなく、大規模であるべき)
  (復旧作業が阪神・淡路のときよりも長期に及ぶことが予想される
   ことを勘案して、緊急対策が必要)
(4) 被災者の緊急雇用対策として、国・地方自治体が被災者を雇
   用し、経団連傘下の各企業もそれぞれ10名ずつ採用すること
  (米倉経団連会長と共同記者会見を実施すべき)
各党から災害対策本部に参画させ、避難民の衣食
住の手配をすぐに始めるなどを盛り込んだもので、
ヘリコプターによる食料医療品の投下や数万戸単位の仮設住宅
建設を強調した。
関連記事: 
・・・ ジャー http://voicevoice.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/3-89a1.html  サン ヨリ