【 】 森田実『まず…メディアの電通支配体制から脱却することな

【 】 森田実『まず…メディアの電通支配体制から脱却することなのだ。メディアの自立が、日本が自立する道なのだ』
 http://moritasouken.com/sC0198.HTML
・2011.9.4(その3)森田実の言わねばならぬ【727】
平和・自立・調和の日本をつくるために [727]
《新・森田実の政治日誌》マスコミを叱る〈26〉『月刊日本』2011年9月号の〈特集〉「新聞・テレビの大罪」を読んでください[その4]「電通のメディア支配から脱却せよ!」同誌9月号で私(森田実)が語ったこと(3)/アメリカによる日本支配のツールとしての電通
「むさぼりを絶ち、欲をすてよ」(聖徳太子
 以下、インタビューの続き(最終回)である。
《森田 唯一、アメリカによる日本操縦を可能にしている最後のツールが、マスコミであり、電通によるメディア支配体制だ。
 戦後体制の脱却、日本の対米従属からの脱却とは、まず、この最後の呪縛であるメディアの電通支配体制から脱却することなのだ。メディアの自立が、日本が自立する道なのだ。
 −− とはいえ、国民にはメディア・リテラシーも求められる。これを推し進めると「騙される国民のほうが悪い」という議論にならないか。
 森田 メディアと国民との関係は、二国間交渉である外交交渉とは異なる。外交では確かに「騙される方が悪い」ということもあるが、メディアには国民に正確な情報を伝えるという社会的責務が課せられている。そのためにこそ新聞の過当競争を抑えるため、その値段を維持する再販制度もあり、テレビは国民の財産である公共電波を独占して使用することができているのだ。売れさえすればいい、国民を騙しても構わないというのであれば、新聞・テレビが現在受けている恩恵を撤廃され、完全な自由競争に投げ込まれて淘汰される必要がある。だが、そうした状況が望ましいものだとは思わない。
 昔から「騙しに歯向かう刃なし」と言われてきたが、これは、こちらを騙してやろうと思い定めてきた相手には、結局負けてしまうということた。騙される側ではなく、騙す方がはるかに悪いのだ。
・・・ 
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/357.html    サン ヨリ
【 】 中国・朝鮮・ロシアによる『日本人大虐殺!!!』 by 真実追求! from 日本 2006/12/02 23:20:34   http://bbs.jpcanada.com/log/6/2950.html

ご存知ですか?!中朝露による、“日本人大虐殺”!!!
少し長くなりますが、左翼や反日日本人達によって、ずーっと隠され続けてきた、『日本人の悲劇の真実』を知って下さい。

★ 朝鮮・韓国人による日本人虐殺事件−『和夫一家殺害事件』
日帝時代、慶尚道地域の日本人地主であった『和夫一家』は、日本政府の朝鮮移住政策によって、望みもしない朝鮮生活を始める事になった。 普段から人情に厚かった和夫さんは、小作料を収穫全体の10分の1しかとらず、村人達を家族のように考え、朝鮮総督府の法令で規定された小作料の中から最低限しかとらなかった。
 貧しい朝鮮の小作人が食べ物が無いと哀訴すると、喜んで食べ物を分け与えてあげ、村で誰かが亡くなると、家族全員が駆けつけて食事の用意はもちろん、自ら慟哭までして悲しみを分け合った。
 和夫さんはとても人間への暖かい愛情を持った人であった。 また、和夫さんの家族は、周囲に孤児がいると連れて帰って面倒を見ていたが、一人、二人と増えていき、1945年にはいつの間にか施設孤児院の規模にまで増えてしまっていた。
 しかも、和夫夫婦はこの孤児達を家族のように愛し、自ら喜んでその子達の父母と名乗った。
和夫一家は日頃から朝鮮人を愛し、日本の軍国主義を批判していた。 だが、天皇の降伏宣言後、自ら育てた『朝鮮人孤児達によって、むごたらしく虐殺された』

和夫の孤児キム・ソンス君の報告
和夫さんが実の子のように育て、東京帝国大学まで留学させていた朝鮮人Aを中心に、和夫さんの家で教育を受け、成人するまで育ててもらった朝鮮人青年達が、カマとツルハシ、シャベルをもって、和夫さんのもとに押しかけた。当時、現場にいたキム・ソンス君は、この時の状況をこう語っている。

和夫:(優しい目で)何故こんなことを、お前たち。
朝鮮人A:チョッパリ!日本へ失せろ!失せろってんだ!!
和夫:(わざと怒り声で)「私が何かお前たちに間違った事をしたかい? お前たちは、みな私の子供達だし、私はこの家の家長でありお前たちの父親だ。 お前たちの祖国が独立する事は、私も日頃から強く望んできた事だ。踊りたくなるような嬉しい日に、なんだって凶器を持って私のところに摘めかけてきたんだい?私はお前たちをこんな風に教育した覚えはない。(涙を流して)本当に悲しいよ、朝鮮の子供達。私は愛情を注いで育ててきたが、結局、日本人と朝鮮人は交じり合う事は出来無いということなのかい?お前たちが望むんなら、帰ってやろう」

朝鮮人A:意味深長な目配せをBに送る。(財産を全部処分して帰ったら、俺達はどうやって食ってくんだ?)
朝鮮人B:死ね!チョッパリ!!(日本人への蔑称)この糞野郎!!!

次々にツルハシが和夫さんの後頭部に振り下ろされ、それと同時にたくさんのシャベルとカマが体をズタズタに引き裂き始めた。和夫さんの妻は耐えられずに飛び出してきた。それまでじっとしていた朝鮮人Cは、和夫さんの妻を見ると、彼女の髪をつかんで庭の片隅まで引きずっていった。

そして、なんとその和夫の孤児達13人は、一週間前まで「お母さん」と呼んでいた“彼女を強姦し始めた”。彼女はひどい集団強姦の途中で虐殺された。朝鮮人Dは、普段、お母さんと呼んでいた彼女の“全身をめった刺し”にし、それでも足りずに“内臓をかき出して”撒き散らした。  (引用注:なんだか、これを思い出すのですが、気のせいでしょうか?)

和夫さんには「ひみこ」という娘が一人いた、普段から模範的で良い子だった「ひみこ」は、学校が終わって家に戻り、両親に起きた“惨状を”見ると、気が触れてしまった。当時、「ひみこ」の慟哭が何日も続き、近所の住民は眠れなかったという。その後、孤児となった「ひみこ」は、食べ物乞いに村を回ったが、誰一人見向きもせず、知らないふりをした。結局、「ひみこ」は9日後、村の橋の下でやせ衰えた死体となって発見された。 「ひみこ」は小学六年生だった。和夫の財産は、和夫が精魂込めて大切に育てた朝鮮人孤児達(この恩知らずの鬼畜ども)の手に丸ごと渡り、この事件は、『村人達の沈黙の中で徐々に忘れ去られていった』  (引用注:日本人は、こんなのを二倍以上に増やしたのであった。ごめんなさい)

日本の敗戦後、南朝鮮地域では9月初めに第24軍団が進駐するまでの約1ヶ月、無政府状態の時期があった。その時、朝鮮に住むに日本人は米軍政府の命令に従って、日本に強制引き上げさせられた、その中には虐殺された日本人も多くいた。 

★ ロシア人(旧ソ連)による日本人大虐殺−『氷の原爆』
残酷なソ連軍(現ロシア)に占領された満州とモンゴル、そして国民党と共産
・・・  http://satehate.exblog.jp/16837896/  サン ヨリ

【 】 辞めるべきなのは鉢呂ではなくて、前原。大マスコミの皆さん、なぜ前原さんを追求しないのでしょうか?
 全然たいしたことない発言をマスゴミにやり玉に挙げられた鉢呂経産相が辞任して、暴力団との深い関係を物語る写真を写真週刊誌に暴露された上、しかも外相でも首相でもないのに勝手にPKO5原則や武器輸出三原則の見直しを他国でぶち上げた前原が非難されもせずにのさばっていられるのは何故でしょうか?
 しかも鉢呂経産相の「放射能つけた」発言はどうもマスコミの捏造、記者の誘導尋問っぽい。原発全廃、TPP慎重派の鉢呂氏では、何かと都合が悪いのだろう。

 明らかに前原の米国での暴走発言の方が国益を損なう可能性という視点からは罪が大きく、暴力団幹部との写真暴露は、暴力団フロント企業からの献金疑惑と合わせて考えれば、申し開きができない。
 除籍はもちろん、議員辞職を俎上に乗せるのが適当な話題である。 沈黙はジャーナリストとしてありえない。 ポチ以下だ。 無理に、強引に知らないふりにして無かったことにしようとしているとしか思えない。

“「鉢呂経済産業大臣辞任」の不可解”
http://www.twitlonger.com/show/d0uv5u
“裏社会のプリンス前原、実刑判決暴力団員&部落解放同盟幹部&右翼団体員との宴席写真をフライデーされる”
http://qualitysaitama-blog.at.webry.info/201109/article_12.html
“キング・オブ・ザ売国奴の前原を国外追放処分に”
http://qualitysaitama-blog.at.webry.info/201109/article_11.html
属国離脱への道 http://qualitysaitama-blog.at.webry.info/201109/article_14.html  サン ヨリ

【 】 在エジプト・イスラエル大使が暴動の日に夜逃げ
 エジプトで起きた反イスラエル暴動
◆9月11日
 ムバラク体制が崩壊したことで、エジプト人の本当の意思が現れやすくなり、それはパレスチナ人支援ということになるので、イスラエルとの関係は悪化すると、このブログで指摘したが、事態はますますその方向を強めている。

 リビアではNATOの後押しする勢力がリビアを簒奪した格好になったが、そのまま収まるとも思えないし、シリアに対する同様の欧米側の工作も、成功するかどうかわからない。
 9月11日同時多発テロで始まったアメリカのアラブ・イスラム勢力に対する侵略行為も、成功とは言えず、逆にアメリカや欧米の経済・金融問題の方が足元から彼らの体制を崩し始めている。

 彼らの侵略の成果が出る方が早いのか、彼らが自滅する方が早いのか、という状況に近づいている。 イスラエルはその欧米の背後に控えている勢力だから、欧米の側が衰退することで、イスラエルの運命も終わりに近づいてきている。

 「夜逃げ」をしなくてはならなくなるのは、イスラエル大使だけではなくなるだろう。
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●在エジプト・イスラエル大使が暴動の日に夜逃げ
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/africaandindianocean/egypt/8754193/Israeli-ambassador-to-Egypt-flees-in-night-of-rioting.html 
【9月11日 Telegraph.co.uk】
 イスラエルの国旗が焼かれ、大使館の書類が窓から投げられた暴動の事態にアメリカが懸念を表明した。
・・・   ROCKWAY EXPRESS http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/621/   サン ヨリ

【 】 【民主党が逆襲】鉢呂「放射能発言」報道の不自然な点を検証へ
☆ 「放射能発言」報道を検証=オフレコ漏れを問題視か―民主
時事通信) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110911-00000069-jij-pol
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/395.html

藤村長官は、鉢呂氏と記者団のやりとりに関し「今後の報道との付き合いにおいても、少し検証しないといけないと(党側から)聞いている」と説明。また、「報道されている件は非公式懇談で(出たもので)、報道と本人の言っていることが違うようだ」と指摘した上で、「ちょっとこの問題は重要なので、輿石東幹事長の方で少し動くかもしれない」と語った。 
《おまけ》
☆鉢呂経産相:8日夜の報道陣とのやりとり (毎日新聞
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110910ddm002010151000c.html
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak50/msg/462.html

8日夜の鉢呂経産相と報道陣の主なやりとりは次の通り。
Q (福島第1原発の)視察どうでした?
A やっぱり、ひどいと感じた。(記者に突然、服をなすりつけてきて)放射能をつけたぞ。いろいろ回ったけど、除染をしないと始まらないな。除染をしっかりしないといけないと思った。
Q 予算措置は?
A あす、予備費の2200億の関連で閣議決定する。それでも足りないよね。じゃ、おやすみ。

三宅雪子(フジテレビ記者から民主党代議士に転じた。改造人間)
https://twitter.com/#!/miyake_yukiko35/status/112656799227854848
不思議なことに気がついた。あの新聞社のネットニュースを見ていた。鉢呂さん辞任のニュースはじめどの記事にも最後に記者の名前が入っていた。ふと興味を持ち、当日のやりとりという記事をクリックした。そこには記者の名前はなかった。
三宅雪子(フジテレビ記者から民主党代議士に転じた。改造人間)
https://twitter.com/#!/miyake_yukiko35/status/112733465115496448
相次ぐ閣僚の失言で深まる政治不信だそうだ。政治とマスコミ、さてどちらの不信が高まったのだろうか。永田町の人間としては粛々と反省をするのみ。あの新聞のネットの記事5本の中で当日のやりとりと被災地の反応と識者のコメントの記事だけ記者名がないのが気になるが、意図的でないと思おう。
▼ 東京新聞は伝聞(又聞き)で「鉢呂発言」を報道した? ▼
〔写真〕東京新聞9月10日朝刊の一面  http://twitpic.com/6ih1t0
江川紹子(ジャーナリスト)
https://twitter.com/#!/amneris84/status/112295703023329280
東京、毎日は、中の政治面、社会面でも大きく扱っています。毎日は社会面トップ!
経産相放射能うつす」 防災服すりつけ発言
東京新聞。9月10日朝刊)
・・・   ・・・
低気温 ・・・  http://alcyone.seesaa.net/article/225495301.html  サン ヨリ

【 】 「自衛策として閣僚はICレコーダを常時携帯しろ」との提言
 307 名前:無党派さん[]
投稿日:2011/09/11(日) 20:37:03.33 id:luzmwubT [6/6]
閣僚には全員ICレコーダ持つのを義務にしろ。
低気温 ・・・ http://alcyone.seesaa.net/article/225498633.html   サン ヨリ

【 】 「国破れて日銀・財務省マフィアあり(山本幸三衆議院議員)」  日銀(中央銀行)と国債関連
1  東日本大震災から五カ月を経過したが、未だ被災地はガレキに覆われ被災者の生活再建の目途は立っていないままだ。第一次、第二次補正予算で応急措置だけは施したが、本格的な復興には丸で至っていない。政府として十分な財源を用意出来ないからだ。私の「20兆円規模の国債日銀引き受けで」という提案を採用すれば直ぐに財源は調達出来るのに、日銀・財務省マフィアの反対でこの決断が出来ないのだ。日銀は自分達の権限を侵されたくないし、財務省増税の好機だと思っているからだ。そうこうしているうちに日本は、全くおかしくなってきた。政治は菅総理の退陣騒動で混迷し、経済は長引くデフレと超円高原発事故に伴う電力不足が重なって将来が見通せなくなり株が暴落、恐れていた「平成恐慌」が現実のものとなってきた。このままでは、日本は滅びる。「国破れて日銀・財務省マフィアあり」ということになってもよいのか。今一度、政治家の覚醒を促したいと思う。
2  1ドル75円台の最高値を付けた円レートを見て「大変だ、大変だ!」と叫び、「介入も辞さない。緊急円高対策も講じる。」などと右往左往している野田財務大臣や白川日銀総裁、海江田経済産業相などを見ているとチャンチャラおかしくなる。なぜなら、政府・日銀はこれまで円高になるような政策だけをやってきたのだし、これからもやろうとしているからである。今の円高は、政府・日銀の政策によって起こるべくして起こっている現象に過ぎない。このことは、8月3日に行われた財務金融委員会経済産業委員会の連合審査会での私の質問で明らかにしたところなので詳しくは議事録を読んで頂きたいと思うが、そのエッセンスは下図を見て頂ければ一目瞭然である。

  2000年1月を100として2011年の今日までのマネタリーベース残高の推移を見ると、日本は僅か150程度までしか伸ばしていないのに対し、中国は620、米国は450、英国と韓国は250、ユーロ圏でも230辺りまでマネタリーベース残高を増やしているのである。マネタリーベースとは、その国の通貨の量(通貨ストック=マネーサプライ)の基となるもので中央銀行が金融政策として操作する対象をいう。日本の場合、「現金+日銀当座預金」のことである。このマネタリーベース残高を増やすということは中央銀行が金融緩和政策を採っていることを意味し、減らす場合には引締め政策を採っていることを意味する。白川日銀総裁は、口を開くと「極めて緩和的な金融政策を行っている。」というが、実際は何もやっていないことが数字を見れば明らかとなる。日本でかくも長きにわたってデフレが継続するハズである。また、通貨の価値は各国の通貨の量の相対価格であるから、米国でドル通貨を大量に発行しているのに日本が円の量をほとんど増やさないとすれば、ドル安・円高になるのは自明の理という訳だ。
  白川総裁は、デフレ大好き人間である。これまでも繰り返し「デフレスパイラルの恐れがない限り、デフレは許容する。」趣旨の発言をしてきた。実績から見ても、総裁に就任した2008年こそ原油価格の高騰もあってコアCPIは若干のプラスだったが、翌年以降はずっとマイナスである。日本の経済実態を最もよく反映する生鮮食品とエネルギー価格を除いたコアコアCPIで見ると、1998年以降今日までマイナス1.5%とゼロ%の間に見事にコントロールされており、白川総裁率いる日銀が「デフレ目標」を持って金融政策を運営していることが読み取れる。「白川デフレ」と私が名付けた由縁である。この白川日銀が自発的に大金融緩和すなわち通貨の大量発行に踏み切ることは到底考えられない。このままでは、今後とも超円高が進むことは必至である。
 
3  円高が進むもう一つの大きな要因は、復興のための財政支出の拡大である。いわゆるマンデル・フレミング効果である。この点については前 ・・・ 
http://sun.ap.teacup.com/souun/5464.html   サン ヨリ


 【 】 「私は対米従属派と断固戦う!」 衆議院議員国民新党代表
亀井静香 『月刊日本』 9月号
   日本国民は滅びの道を選択した
─── 7月11日の参議院選挙で与党は大敗を喫し、「ねじれ国会」となった。その中、民主党政権政権担当能力を疑問視され、七月末からの臨時国会でも防戦に追われる一方だった。また、「みんなの党」の躍進をはじめ、新自由主義路線を掲げる勢力も息を吹き返し、郵政改正法案の成立も危ぶまれている。
亀井 いよいよ、日本は滅びの道に入ったのだと思う。 日本人は日清・日露の勝利から愚かになった
─── なぜ日本人は愚かになってしまったのか。
亀井 これは一朝一夕の問題ではない。今から100年以上前、日清・日露戦争に勝ったあたりから、国家としても、国民としてもおかしくなり始めたのだ。
 
 新しい世界秩序の中で日米安保を考えよ
── 小泉改革の象徴「郵政改革」を改革することこそ、対米自立、日本再生の一丁目一番地と位置づけていた。
亀井 経済効率だけで政治を行ってはいけないのだ。もちろん、優秀で能力のある人問が自らの能力を発揮して金儲けをすることは否定しない。だが、政治はそのような発想に立ってはならない。郵
─── 普天間問題は、対米自立の一里塚となるどころか、鳩山政権が崩壊し、いよいよ対米従属路線に傾く結果をもたらした。菅内閣もこの事態を打開できずに迷走している。
亀井 鳩山前首相には文句を言った。対米対等、対米自立と言いながら、5月末の解決などというできもしない約束をしてしまった。要するに、事務レベルでの動きにズルズルとひきずられ、文字通りの意味で「政治主導」などできず、外務官僚、アメリカ側では国防総省の官僚たちとの既定路線を追認するだけだったのだ。
 真の政治主導であるのならば、対米交渉は国防総省ではなく、ホワイトハウスそのものと行わなければならない。アメリカは今後、アジア政策、極東の安全保障政策をどのように構築していくのか。そして、その中で日本の果たすべき役割とは何かを総論として議論し、提案し、交渉し、その結果として各論としての普天間問題などを考えるべきだった。
 官僚というのは保守的なもので、その発想は旧態依然たるものだ。それは秩序が安定している時代には大きく力を発揮するだろう。ところが、世界が大きく変化している中、旧来の発想しかできない官僚に主導権を与えては物事はうまく進まないのだ。日米安保が持つ意義も、9・11事件以後、大きく変化しつつある。新しい世界秩序の中で日本がどのような役割を果たすべきかを提示していくことこそが日本の政治家の使命だ。惰性で日米安保さえ維持しさえすれば日本の安全は大丈夫などという考え方はもはや通用しない。
 ところが鳩山政権はそうした大きな構想もないまま、普天間に移設しない、県外だ、国外だと最初から見通しもない約束を掲げて、結果として事務方にひきずられ、沖縄県民のみならず国民全体に不信と失望を与えた。
 私は何とか政権への打撃を最小限に食い止めるべく、「普天間から出て行くことになったはずのトリ(米軍)が戻ってきてしまった。ならばせめてトリカゴ (キャンプ・シュワプ)に閉じ込めておくべきだ」と説得した。そして、そもそも騒音・安全などは米軍が解決すべき問題なのだから、米側に騒音・安全対策をとるよう要求すべきだ。

 これからは対米従属派と自立派の職烈な戦いだ
・ ・・
・ ─── 今後、政権与党の一員としてどのように「ねじれ国会」を乗り切っていくのか。
亀井 国民新党は真の日本に戻ろうと国民に呼びかけたが、国民は耳を傾けず、議席を与えてくれなかった。国民に呼びかけても無駄ならば、政権の内部で革命を起こすしかない。今、与党に問われているのは、国家のために党派を乗り越えることができるか、党利党略に堕さずに、真の日本のあり方を考えることができるかだ。
 政権与党は今後、法案について柔軟に議論していくことも必要になる。だが、真に日本のためになるものについては、「伝家の宝刀」を抜く覚悟も必要だ。
 私は衆議院社民党を説得して政策合意を取り付けた。これによって、民主党社民党、そして国民新党をあわせれば再可決が可能な三分の二議席を確保できる。「伝家の宝刀」はすでに用意した。あとは、民主党が返り血を浴びる覚悟でこれを抜くことができるか、まさに政治家としての力量が問われることになる。
 昨年の衆議院選挙で、民主党は「国民の生活が第二と訴えた。それは、相互に思いやり、相互にいたわりあう日本人らしさの回復だ。小泉改革は「伝家の宝刀」でもって、国民を斬り殺した。だが「伝家の宝刀」は国家を裏切り、国民を侮蔑する逆賊を斬るためにこそある。それが政治家の覚悟というものだ。
── 秋の臨時国会では民主党国民新党との間に、郵政改革法案を成立させることが合意されている。
亀井 何度も言うように、郵政改革は対米自立の一丁目一番地だ。これに対して、アメリカは陰に陽に、ありとあらゆる手段で抵抗してくるだろう。だが、何としてもこの法案は実現する。そのときこそ、日本人が「アメリカよ、思い通りにはならないぞ。日本には同じ日本人を大事に思う連帯の精神があるんだ」と、百年の魂の眠りから目覚めるときなのだ。
 そのためには、まず、政治が手本を示す必要がある。日本の自立と自尊の姿を満天下に示す必要がある。これから始まるのは、対米従属一派と対米自立派との、凄絶な権力闘争なのだ。
・・・ http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/907.html   サン ヨリ

【 】 <福島第1原発>京都大原子炉実験所・小出裕章助教に聞く (毎日新聞) 
・・・ 3基の原子炉が同時にメルトダウン炉心溶融)するという未曽有の事態に陥った東京電力福島第1原発福島県大熊町双葉町)。世界最悪「レベル7」の事故は、半年を経ても放射性物質の放出が止まらず、現場では被ばくの危険と隣り合わせの作業が続く。
 原発に批判的な立場から福島第1原発事故を見続けてきた京都大原子炉実験所の小出裕章助教(62)に、今後予想される展開や課題を聞いた。
 ◇遮水壁、一刻も早く
−−福島第1原発事故から半年が経過するが、感想は?
小出 事故が起きた時、私は「勝負は1週間で決まるのではないか」と考えていた。つまり、放射性物質を封じ込めることができるか、日本が破局に陥るかは1週間で決まると思っていた。しかし1週間たっても1カ月たっても、半年たってもどちらに転ぶか分からない不安定な状況が続いている。こうした事故の進展になるとは、だれも予測できなかったのではないか。
−−今後予測されるリスクや懸念材料は?
小出 事故は現在進行中で、大量の放射性物質が外に出た。ただ、大量の放射性物質が、原子炉と使用済み核燃料プールの中にまだ残っている。今後もっと大量の放射性物質が環境に出る可能性があると考えている。
−−具体的には?
小出 東電は5月、1号機については水位計を調整した結果「すでに炉心の中には水はない」と言い出し、メルトダウン炉心溶融)を認めた。炉心に水がなければメルトダウンは避けられないし、圧力容器の底も抜け、溶けた燃料の溶融体が格納容器を損傷する可能性もある。その場合、溶融体が原子炉建屋の床を突き破って地面に潜り込んでいる事態もありうる。海洋や地下水に放射性物質が拡散しているかもしれない。溶融体が地下水に接触しないよう「地下ダム(遮水壁)」の建設を進めるべきだ。東電の試算によると1000億円レベルの費用がかかるため、株主総会前には建設を表明できないとして、発表を一時取りやめた経緯があった。本来は一刻も早く着手すべきだった。
 2、3号機については「炉心の半分まで水位がある」という情報もある。ただし水位計が壊れている可能性もある。もしそうなら2、3号機もメルトダウンし、燃料が地下に潜り込んでいる可能性もある。正確な情報がなく、実際のところは分からないため、いろんな可能性を考えなければいけない。
 もし炉心に水があって完全に溶融していない場合、冷却に失敗すれば2、3号機で水蒸気爆発が起きる可能性がある。もし水蒸気爆発が起きれば、圧力容器は破壊され、外側の薄っぺらい格納容器も破壊される。放射性物質の放出を防ぐ壁は完全に失われる可能性がある。
−−汚染水をリサイクルする「循環注水冷却」が何とか稼働したが、どうみているか?
小出 政府や東電は「循環注水冷却」の稼働を喧伝(けんでん)しているが、そんなことは「瑣末(さまつ)なもののさらに瑣末なもの」だ。1号機のように燃料が格納容器の底に沈み込んでいるなら、水を注入しても同じではないか。東電のデータが正しいなら、1号機に関する限り、水を入れることはあまり意味がない。むしろ遮水壁を作る方に力点を移すべきだ。2、3号機についてはまだ燃料が溶け落ちていないことも考えられるので、水を送り続けなければならない。それよりも、放射性汚染水が11万立方メートルもたまっている現状を重視すべきだ。
 4月に2号機の取水口付近のコンクリートの穴から汚染水が海に漏れているのが見つかった。あの場所だけから漏れていることはあり得ない。原発施設はコンクリートで覆われており、地震津波でいたる所が割れていると考えられる。壊れないコンクリートなどあり得ない。2号機取水口の漏れは、たまたま見える場所にあったから見つかっただけで、氷山の一角だ。地下などでは亀裂からどんどん地下水へ漏れている可能性がある。「あと何センチであふれる」という視点ではなく、「今の漏れを何とかしなければいけない」という議論をすべきだ。
 冷却方法を循環式にしたところで、放射性物質が消えてなくなるわけではない。鉱物「ゼオライト」は放射性セシウムを吸着するが、セシウムを吸い込んだゼオライトの塊が残る。
−−東電は工程表で、1月までの「冷温停止」を目指しているが。
小出 「冷温停止」という言葉は専門用語だが、「圧力容器の中の健全な核燃料を100度未満にする」という意味だ。でも、今は炉心が溶け、圧力容器の底が抜けていると東電自身が言っている。それなら「冷温停止」も何もないのではないか。工程表が発表された4月、東電は「炉心は(健全な状態に)ある」と言っていた。そんな前提が崩れてしまっている以上、「冷温停止を目指す」目標にどんな意味があるのか教えてほしい。
−−菅直人前首相は、事故にかかわる「中間貯蔵施設」を福島に造りたいと言った。
小出 今後、がれきや汚染水処理で生じる汚泥など、大量の放射性物質の保管が課題になる。世界中に飛んで行った放射性物質は、そもそも福島第1原発の原子炉の中にあったものであり、東電の所有物だ。それが東電の失敗で外部に出たのだから、東電に返還するのが筋だ。事故で出た廃棄物は(東京の)東電本店に持って行くべきだ。原発を地方に押しつけてきた東京の人たちはぜひ受け入れてほしいと思う。
 それでは土地が足りないので、福島第1原発敷地の中へ運ぶべきだ。本当に言いたくもないが、福島第1原発周辺で人が帰れない場所を「核の墓場」にせざるを得ないだろう。ただし、一般の原発から出た使用済み核燃料の「中間処理施設」にすべきではない。どさくさに紛れて保管を福島に押しつけることは絶対にあってはならない。
−−経済産業省原子力安全・保安院環境省の外局に設置される「原子力安全庁(仮称)」として再出発することをどう見ている?
小出 経産省であろうが環境省であろうが、「原子力の推進」が国策なら立場は同じ。原子力推進の国策の中で、原子力の安全を確保できるわけがない。なぜなら、原子力は危険なものだからだ。
 私は毎日毎日事故が起きると言っているわけではない。しかし原発は時として事故が起きてしまうものだということを理解しなければならない。原子力を推進しながら、安全を担保できるかのように言うことは間違いだ。つまり、原子力をやめる以外に安全の道はないというのが私の主張だ。あり得ないが、もし私に「原子力安全庁長官になってほしい」と要請してきてもお断りする(笑い)。どんなに願っても「安全な原発」はあり得ない。
−−菅直人前首相が、中部電力浜岡原発の停止を決めたことの評価は?
小出 停止自体は評価できるが、防潮堤などの地震対策が完成すれば運転再開してもいい、という含みを残したまま今に至っている。中電が本当に運転を再開したければ、再開できる余地が残っている。
−−緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)の結果公表が遅れるなど、事故に関する国や東電の情報公開について。
小出 少しでも危険だと受け取られる情報は隠すべし、というのが国の姿勢。国が恐れているのはパニックであり、住民の安全は二の次だということが今回の事故ではっきりした。国など組織の前で個人が無力になるのは、第二次世界大戦中もそうだった。今は本当に「戦争」のような事態だ。
−−原発内の情報も、東電を通じてしか出てこない。
小出 今も人々を被ばくさせ続けている当事者が、情報でも何でも一元管理しているのはあり得ない話だ。国も東電もふんぞり返って「データをやるぞ」という態度。とんでもない話だ。
−−政府は国際評価尺度(INES)のレベルを事故当初、過小評価した。
小出 日本原子力学会に所属する研究者は山ほどいるが、事故がとんでもない状況になっているにもかかわらず「レベル4」と言い張る研究者もいた。原子力を推進した自分の責任を逃れたいと思い、事故ができるだけ小さくあってほしいと思いながら発言した結果だ。日本原子力学会は「個人の責任を問うべきではない」との声明を出しているが、自分が間違ったと思うなら公表するぐらいの気構えが必要だ。また、福島第1原発を誰が認可したのか。当時の原子力委員会原子力安全委員会、そして経産省のたくさんのワーキンググループに入った専門家が責任をとることは当たり前だ。
−−政府の事故調査・検証委員会(事故調)にはどんな事実関係を明らかにしてほしいか。
小出 一つ一つのデータをきちんと公表する。さらに、そのデータを東電が自分たちに都合のいいようにシミュレーションしている可能性があるので、シミュレーションのやり直しをさせるべきだ。もしそれが実現できれば、おそらく福島第1原発津波ではなく、地震で壊れたことが明らかになるのではないかと思う。事故調は「個人の責任を追求しない」と表明しているが、事実関係を明らかにするだけでなく、責任を明確にすべきだ。
−−廃炉はどう進めるべきか?
小出 メルトダウンした燃料をどうやったら回収できるのか、私には想像すらできない。米スリーマイル島原発事故(79年)では、燃料が圧力容器にとどまっていたため何とか回収できた。これだけでもずいぶん大変だった。しかし、福島の場合は核燃料が地面にまで潜り込んでいる可能性があり、回収には10年、20年単位の時間が必要だろう。私たちは人類史上、遭遇したことがない事態を迎えている。
 こいで・ひろあき 東京都生まれ。74年、東北大大学院工学研究科修士課程修了。工学部原子核工学科在籍中の70年、東北電力女川原発の反対運動に参加したのを機に、反原発の研究者になることを決意。74年から現職。専門は放射線計測、原子力安全。
・・・ http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/351.html   サン ヨリ